虹色の光!
夕方になって西に傾いた太陽の光が部屋に差し込んでくると、ガラス器具に反射した光が「虹色」に分散される・・・。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 下の画像にある通り、斜めにカットされてガラスに太陽光が入射・反射されての現象である! ![]() ![]() プリズム現象! どうやら学校で教わった「プリズム現象」だと思われる・・・。 とは、光を分散・屈折・全反射・複屈折させるための光学素子であり、ガラス・水晶などの透明な媒質でできた多面体で、その面のうち少なくとも一組が平行でないものである。三角柱の形状をしたものが一般的である。 もとは「角柱」という意味の言葉であり、日本語では三稜鏡(さんりょうきょう)とも呼ばれた。 概要 プリズムによる光の分散 材質の屈折率は、光の波長によって異なるため、プリズムを出る光の方向は波長によって変わる。この現象を分散という。光を分散させることによって、スペクトルを得ることができる。 プリズムは、内部での全反射を利用して、光の進む方向を変える用途にも用いられる。この場合、プリズムにおける光の入射 / 出射面は光の進む方向に垂直であり、屈折による光の分散は起こらない。例としては、双眼鏡内で像を反転させて正立像にするものや(ポロプリズム・ダハプリズム)、一眼レフカメラのファインダー内で、光軸を3回曲げて、ファインダーに導くもの(ペンタダハプリズム)などを挙げることができる。 大型のリング状プリズムなどは、灯台のフレネルレンズを補う物として、フレネルレンズの周囲に配置される物もある。 プリズムの中には、偏光によって光の進む方向を分離する、あるいは一方向の偏光だけを透過するものもある。
改めて、プリズム化された太陽光を追ってみると、 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() このカットされたガラスは、案外インテリア用として商品になるかも知れない! (つづく) スポンサーサイト
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霜の結晶
今年(2022年)の1月2日の朝、玄関前に止めていた車に、霜の結晶がついているのに気付いた! こんな結晶も珍しい、と思って撮ってみた・・・。 先日、雑草についた霜の結晶の画像をこのブログでご紹介した。 ![]() しかし、今回は車のボッディの金属板の上に霧が結晶しているので、条件が極めて異なる・・。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]()
今後、また色々なものに付着した霜の結晶を撮影してみたい。 (つづく) |
カマキリのミイラ?
2021年の11月下旬、我が家の庭先で「カマキリ」を見つけた・・。 ![]() ![]() ![]() ところが数日経ってみると、どうやらこのカマキリが、ドウダンツツジに移動して動かなくなっている! ![]() ![]() ![]() こりゃあ、ひょっとすると「ミイラ」になるのかも? ミイラの定義は、
![]() ![]() ![]() 今後、そ~としておいて、観察を続けてみたい! (つづく) |
キジバト
鳩には、日本のどこへ行っても出会うことが出来る! 「駅のホームには、必ず居る」と言っても過言ではないほど親しみ易い鳥でもあるし、「平和の象徴」として欠かす事の出来ない貴重な鳥でもある! 今朝(2021年9月13日の朝5時59分頃)、我が家のTVアンテナに停まっている「キジバト(多分?)」を撮ることが出来た! 地面にいる鳥を撮影する場合、足元から覗く画像を撮るのは難しいが、下から見上げるアンテナに停まっている鳥の場合は、その足元を容易に撮ることが出来た! 朝日が出始めた頃だったので、鳩自身も多少赤く染まっている! ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]()
![]() 「鳴き声ノート」 キジバト https://youtu.be/O60BWqfOFWw 出典:https://www.youtube.com/watch?v=O60BWqfOFWw (つづく) |
アマガエルの腹側
蛙の腹側をよ~く観察出来るチャンスは、そんなに多くはない・・。 2021年8月10日夜、そのチャンスがあった・・。 腹には、常識通り「へそ」はなかった! 前足に4本、後足に5本の指が確認出来た・・・。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]()
(つづく) |
ススキの穂
ススキは、誰もが知っている! しかし、その本質をよ~く知っている人は少ないに違いない・・・。 例えば、「ススキの花は?」と聞かれて、すんなりと答えられる人はほとんどいないに違いない! このことは後日別の記事で・・・。 先ずは、ススキの画像から・・・。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 以下に、「wipedia」の記事を掲載するが、「花」のことは良く解らないので、もっと調査して報告することとしたい。 だって「ススキの花」の画像って見たことないでしょう!
(つづく) |
満月前後の月
「月は、やっぱ‘満月’がよかっ!」 これは、一般的な感想だろう、と思われる・・・。 しかし、ご存じの通り、 「月は、隈無きをのみ見るものかは云々」と「徒然草137段」にもある!
どうやら、この上記の解釈だとすると 「満月以外の少し欠けた月」 とは言っていないようにも思われる! 「‘兼好法師’さん、どうなのよ?」 「・・・・・・・」 「‘兼好法師’さんは、あれから約500年経った今でも、講演会等々で構引っ張りだこでお忙しそうで、お答えは返って来そうにないようだから、自分で確かめたい!」 <2020年08月1日> ![]() <2020年08月2日> ![]() <2020年08月3日> ![]() <2020年08月4日・満月> ![]() <2020年08月5日> ![]() <2020年08月10日> ![]() <2020年08月11日> ![]() ![]() 「兼好法師さん、どうですか?」 「いや~、鎌倉時代には、こんな風には月は見えていなかったから、技術が進歩すれば、どの月もそれぞれ、それなりに美しく感じられますでネ!」 「今後、どうされますか?」 「徒然草も現代風に書き換えて、‘新・徒然草’を出させて貰いましょうか?」 (つづく) |
これ、朝顔?
我が家の玄関先の鉢植の花が咲いた! ![]() ![]() 「左が側の花、これ、朝顔?」 「そうに決まってるじゃん!」 「でも、見ていると昼も夜も、ず~と咲きっぱなしだヨ!」 「えっ?!」 どうやら「ペチュニア」らしい!(神の声、いやいや、カミさんの声!) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]()
![]() この「めしべとおしべ」の芯の部分がこんなになっているとは、ちらっと目には判らない! この「めしべ」がまるで「エメラルド」みたい、というのも面白い! 「エメラルド」は、
![]() 出典:https://www.kyocera-jewelry.com /products/list19.html?pageno=3#anchorlink ペチュニアもエメラルドも南米が原産地の一つでもあるというから、何だか不思議な縁があるのかも知れない! (つづく) |
蚊について
蚊は、身近な昆虫であるが、蚊についての知識は、ほとんどの人が、ほとんど知らない! 知っていることは、大体以下の事ぐらいである・・ ・。 ① 刺されて血を吸われる ② 刺されると痒くなる ③ 刺して血を吸うのは「メス」である ④ 卵は「ボウフラ」になって、成虫になる ⑤ 蚊は、秋になって気温が下がるといなくなる ⑥ 伝染病の仲介者になる蚊がいる まあ、ざっとこんなところだろうか? 今の時代、調べようと思えば、パソコン機能の電子機器で簡単に調査出来るのに、そんな知識は、まあ普通の生活には必要ないのだろう! さて、蚊について知りたいこととは? a) 蚊の種類(数)は? b) 蚊の寿命は? c) 人間の血液型によって刺され易さはあるのか? d) 蚊の天敵は? e) 生態系における蚊の役割は? f ) 忌避剤について etc. である! ![]() ![]() ![]() a) 蚊の種類(数)は? 我々が知っている種類は、「ヤブカ」、「ハマダラカ」、「アカイエカ」、「シマカ」くらいだろうか?
2,500種類とは、驚きである! ![]() ![]() b) 蚊の寿命は?
1.場所別の蚊の寿命
![]() ![]() ![]() (つづく) |
カエルの色
昨夜【209年8月30日】、我が家の今の網戸の内側に、な、な、何と「カエル」が止まっているではないか! ![]() ![]() ![]() 「茶色」のこのカエルが、昼間は本当に「緑色」なのだろうか?
![]()
自然は奥深い! (つづく) |
カマキリの色
知識の無いのは情けない! 「知識は人生を楽しくする」とうことは誰でも知っている! 今の世の中では、「知識を吸収するための‘小道具’に溢れている」 例えば、江戸時代と比較してみると、そのスピードは、1万倍どころではない! ヨーロッパへ出かけて行って医学の知識を得るのに5年も掛かった程度のことは、今や4~5時間で得ることが可能であるに違いない! ということは、 24時間 ÷( 4~5)☓365日☓5 = 43,800 ÷ (4~5)=10,950 ~8,760 だから、およそ1万倍と考えて良い という屁理屈になる! ということは、 知識という観点からだけで考えれば、例えば江戸時代以前の1年間に確保出来る知識は、今や江戸時代の1万年分にも相当する ことになる! さて、そういうことを認識して今の世の中を見てみると、全く知識を欲しがらない人と知識を増やそうとして頑張る人とでは、その差は・・・。 「それがどうした?」 「知識が人生を豊かにするってこと!」 「ほんとお?」 「本当!」 「じゃあ、じゃあ、今の人の方が江戸時代の人に比べて1万倍人生が豊だってこと?」 「そうでもなさそうですな!」 「ということは、知識が本当に人生を豊かにするかどうか分らない、ってこと?」 「人生を豊かにしない知識もあるから、ねえ???」 という馬鹿々々しい問答??? さて、昨日、我が家の玄関前で 「褐色のカマキリ」 を見つけたのでsる! ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() さて、カマキリの色について、私は知識がなかったので、この褐色(茶色)は、 「緑のカマキリが段々生きながらえて終焉を迎えて来て変色した!」 と直感的にそう思ったのであるが・・・。 ああ、情けない!調べてみると、 「緑は緑、褐色は褐色」 と初めから決まっているらしい!ただし、多少の例外はあるのかも???
もっともっと詳しくは、以下の文献を見て下さい!
(つづく) |
蜘蛛の糸の不思議(その2)
蜘蛛の糸の不思議は、一人で知識の無いまま考えても解明出来ない。 こんな時には、いわゆる「文献」というこれまでに色々な人達が観察と考察した結果の実績を見ると良い。 しかし、しかし、直ぐに、その「文献」を探して知識を得るという方法を取ると、それはそれである程度の解決にはなるのだが、もっと良い方法は、取り敢えずその「文献」を読む前に、「自分自身で観察をして、考察をする」という姿勢が大切であると思われる。 研究者になろうとする人や物事をよく理解しようとする人達は、必ずこの方法を取る! 直ぐに「文献」に頼る人達には、決して新しいことの発見は中々難しいと思われる! さて、前置きはこの位にして、先日このブログで取り上げた蜘蛛の糸について <2109年8月13日> ![]() ![]()
この記事を書いていたのに、7月初めの観察のことは忘れてしまっていた! その時の画像は以下の通り! <2019年7月2日> ![]() ![]() ![]() この画像から見れば・・・ a) 水滴は、縦糸にも横糸にも付く b)「こしき」の部分には、縦糸にも横糸にも水滴は付かない ということになる。 この際注意が必要なことは、「蜘蛛の種類」であるが、どうやら種類は同じだと思っている! さて、真実は??? (つづく) |
蜘蛛の糸の不思議
蜘蛛の糸の不思議さについては、色々大昔から聞き及んではいたが、真剣に深く追求しようとはしたことはなかった・・・。 昔聞き及んだ話では、我々の会社の大先輩に 「蜘蛛の糸を長さ方向にカミソリで半分に切る」ことが出来る名人 がいるという噂もあった。 勿論、半分に切るのには、その目的があるのは当然である!!電子機器の表示板の十字線に使うという・・・。
さて、我が家の駐車場の付近で「雨に濡れた蜘蛛の巣」を見つけて観察してみると、奇妙なことに気づいた! プロの方には、何でもない事なのだろうが、見識も何もない私にとっては「大発見!」なのである・・・。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 蜘蛛の巣(網)については、Wikipedia に次の記述がある!
さて、これだけの知識を基にしての自らの「大発見!」とは、何か?というと・・・ ① 水滴は、必ず縦糸にしか付かない! ② ただし、「こしき」の部分の縦糸には水滴は付かない! さて、さて、これは常識なのだろうか? ド素人の私には、何故こうなるのかの理由は、さっぱり解らない! 横糸の‘粘り気’が横糸に水滴が付かない理由だとは少しは理解出来るのだが、「こしき」の縦糸に水滴が付かない理由は?? (つづく) |
半夏生(半化粧)の一生!
不思議な植物である! 一体何のために、葉っぱが白くなるのkだろうか? そして、或る時期を過ぎると、葉っぱの白い部分が緑に変化するという! 何で?? <2019年8月13日>の時点での葉っぱは? ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() この5日後の葉っぱは・・・ <2019年8月18日> ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 上の画像で見る通り、ここのところの暑さも手伝ってか、半化粧が、少し汗で化粧が落ちて来た感じがする。 今後の変化を見守っていきたい・・。 この現象はどんなことなのだろうか?
こんな芸当をこの植物のどの器官が受け持っているのだろうか?不思議である!
(つづく) |
「カミキリムシ」の名前が解かった!
昆虫の名前って、中々解からない! 先日このブログでご紹介した「名前を知らなかったカミキリムシ」の名前を「Sさん」からお教え頂いたのである! ![]() 『ミヤマカミキリですね。 胸の部分のしわとか判別しやすいかと。』 という簡単明瞭なご指摘である。 この「Sさん」からは、以前にもご指導戴いた経験がある!
という訳で、「ミヤマカマキリ」を検索してみると・・・
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文献にもある通り、また「Sさん」のご指摘にもある通り、「胸の部分のしわ」 ![]() それに、「頭部には丈夫な大あご」! ![]() 正に、このカミキリムシは、「ミヤマカミキリムシ」に違いない! 「Sさん」、有難うございました! ![]() ![]() (つづく) |
蜘蛛の足
蜘蛛は不思議な生き物である! 昆虫の定義を知らない人にとっては、「蜘蛛は昆虫でしょ?」と言うに違いない。
これだけの情報を仕入れてもまだ蜘蛛は不思議な生き物である。 何故か? 足の数が場合場合で違っているからである。 足が6本の蜘蛛がいたりすると、「ほ~ら、昆虫じゃあねえか!」などと居直る御仁も居たりする。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 御覧の通り、左右の足の数が違っていたりする・・。 ![]() そしてまた、蜘蛛は、全てではないかも知れないが、巣を張って獲物を待つ、という奇妙な習性がある。 自ら進んで獲物を採りに行かないのである! 人間にもそんな習性がある人がいて情報を自ら採りに行かない人がいる。 これじゃあ、営業活動は出来ない! (つづく) |
カマキリの正体?
「ところで、‘カマキリ’って知ってる?」 「それぐらいは、小学生でも・・・」 「じゃあサ、カマキリの種類は、どの位あるの?」 「さ~?」 「いい加減で良いから、言ってみて・・」 「100位? ちょっと多いかな?じゃあ、50~100位?」 「おっと、やはり、かなりいい加減!」 「どの位?」 「アッと驚く‘2,400種類’もだそうだ!」 「え、えっ!そんなに?」 「ただし、日本には‘15種類’位!」 「へ~!」 <この数値は、直ぐ下の文献から> 「世界中には、美しいカマキリちゃんも居るとか!」 「見せて!見せて!」 ‘美しいカマキリの画像’は、以下の文献から転載しました! カマキリの種類世界一覧!生態や体の特徴を写真と共に紹介! 出展:https://keitai-tiebukuro.com/2017/12/17/mantis-type-world/ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 「世界中には、こんな美しい‘カマちゃん’も居るのに、日本では見かけないらしい!」 「でも、でも、ちょっと気味が悪いねえ!」 秋の季節になるとカマキリさんも、冬支度もあって、のこのこ日差しの中にお出ましになることがある! <2018年10月18日場所:千葉県茂原市の我が家の玄関先> ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 「どうも、この‘目’が気になるねえ!」 「一寸、不気味っ!」 「カマキリのことで知っておかなばならないのは、‘偽瞳孔’のことと‘共喰い’のこと?」 「そ、じゃあ‘偽瞳孔’のことから・・・」 先ずは、「カマキリの頭部の「SEM(走査型電子顕微鏡)像」から・・・。 ![]() 出展:http://karapaia.com/archives/51971057.html 明らかに「偽瞳孔」が窺える! 「偽瞳孔」とは? ひょうごのかまきり 出展:http://www.konchukan.net/pdf/kamakiri/hyogo_no_kamakiri_intro.pdf ![]() ![]() ![]() この「偽瞳孔」のことが良~く解る、見事な 「YOU TUBE」 がある! 出展:https://www.youtube.com/watch?v=_awCp8W5i1Y (つづく) |
今年(2018年)の明後日(1月31日)に日本で皆既月食があるという!
出典:https://www.nao.ac.jp/astro/feature/lunar-eclipse20180131/ ![]() 出典:https://www.nao.ac.jp/astro/feature/lunar-eclipse20180131/ 今日(1月29日)は、その2日前である・・・。 その主役である月と太陽を撮影してみた。 ひょっとして、1月31日が曇りだったり雨だったりしたら、と思ったからである! <2018年1月29日16:49> ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() <2018年1月29日20:39> ![]() ![]() 一方、西の空の太陽は・・・ <2018年1月29日17:01~17:05> ![]() ![]() ![]() PCで少々変化させてみると、光の強度分布が解る! ![]() ![]() 2018年1月31日が快晴であることを祈りたい! (つづく) |
植物の葉っぱには、降って来た雨などの水分をどう処理するかの方法に‘3種類’ある、と勝手に推測した!
こんなことは、植物を研究の対象としておられる人達にしてみれば、昔から明らかなことで、今更何を詰まらんことを偉そうに言っている!と言う事になりかねないし、そんな文類は間違っている!と怒られるかも知れない! もともと、‘学問’というのは、簡単に言えば「体系分類学」と言っても良いのではないか・・・。 自然現象や人間が開発した工学や文学にしても、時系列的に或いは項目別に‘分類’して、全体の仕組みを解明し易いようにし纏めたものが学問というもののように思われる。 また、前置きが長くなって申し訳ないが、学問について、」自分自身で「こうかもしれない」と自分の意見を持った後、本当の‘定義’を調べてみると、「おや、本当はそうだったのか!」と理解が深まる!
というのが、‘学問’の概要であるが、‘学問の発展’は、‘観察と実験’である! 観察をしていて、「おやっ?」と思うところが‘出発点’である。 我が家の周りにある植物の葉っぱが、どんな風に‘雨’を捕えているかに気付いたのは、‘葉っぱの上の水の玉っころ’がいかにも美しいと思ったことが出発点だった。 それが高じて、下手な分類に至ったという訳・・・。 ① (超)撥水性 ② 親水性 ③ その中間 本日は、その3回目。 ③ 超撥水性と親水性の中間(‘超’がつかない撥水性を含む) ![]() 他の葉っぱは、以下の写真のように、玉っころを抱いていたり、濡れてしまったりしているのに、この葉っぱは、そのどちらにも分類されないように思われた! ① 超撥水性 ![]() ② 親水性 ![]() もう少し細かく見ていくと、以下の通り、全く濡れていないし、水の玉っころも無い! 葉っぱが小さいので、水の玉っころを‘乗せきれない’こともあり得る・・・。 ![]() ![]() このすぐ下の葉っぱには、少し‘水’の痕跡が見える! ![]() と言う訳で、水を垂らしてみて、その直後を‘観察’してみようと言う訳である! ![]() ![]() ![]() ![]() 御覧の通り、‘超’までは行かないが、‘撥水性’が認められる。 そして、この葉っぱを、ちょんちょんとゆすってみると、以下の通り、水は完全に落ちてしまう! 超撥水性と親水性の中間と言っていいのだろう! ![]() ![]() ![]() やっぱり、簡単にはこの3つの分類で良いのかも知れない! 問題は、分類もよろしいが、植物によって、どうしてこんなに表面が変わるのだろうか?をそれぞれ考えることなのだろう!そうすれば、その植物をより理解出来ることになるに違いない! 植物の名前を知っているからと言って、その植物の全部を知っていると思い込まないことなのだろう! 「‘超’撥水性」と「撥水性」の定義とその違いについては、後日このブログで解説を! (つづく) |
前回は、どうやら植物の‘葉っぱ’には、3種類ありそうだ、と書かせてもらった。
① (超)撥水性 ② 親水性 ③ その中間 の葉っぱがある! 前回は、その内の「① (超)撥水性」について書かせて貰ったので、このブログの前々回をご参照あれ! 本日は、② 親水性について 簡単に言えば、‘濡れてしまう’葉っぱのことである! 雨が降っても、その水分を丸で吸収しているような感じに見えるのである! この葉っぱは、‘柏葉アジサイ(紫陽花)’の葉っぱである。 ![]() ![]() ![]() 「どうですか!しっとり濡れているでしょう!」 「これが‘親水性’ってこと?」 「でもこの‘柏葉アジサイの葉っぱ’は、何故表面を‘親水性’にしているのでしょうか?」 「さ~、そりゃあ、‘柏葉アジサイ’に聞いてみては?」 「下の写真の‘蜘蛛の巣’の超撥水性とは比べ物にならないでしょう!」 「そうですナ!」 ![]() ![]() 「‘親水性’について、もう少し‘解説’を!」 ‘親水性’を理解しようとすると、次のような基礎知識がいるらしい!
「やはり、‘表面の微細構造と濡れ性’を知ることが根本的な基礎知識のようですナ!」 「やっぱり、そう簡単ではなさそう!」 (つづく) |
今年(2017年)も、もう後2カ月で終わりである!
暑かったり、寒かったりした夏・秋もそろそろ終焉を迎えることになる・・・。 以前から気になっていたのは、「蚊の寿命」である。 人間に生まれて来た以上、人間は出来るだけ長く生きていたいと思う。 しかし、しかし、‘蚊さん達’は、自分達の寿命の短いことは知っていると見えて、死んでしまう前に‘子孫’を残すことに懸命である! そして、そして、多分‘子孫’を残す準備が出来たら、子や孫を見ずに死んでしまう! そんなことも考えていたが、先日(2017年10月27日)一匹の生き残りの‘蚊’に出会った! もう‘フラフラ状態’だった! その日の温度が低かった(最高気温15℃以下)こともあって、私の手の中で死に絶えた! ![]() ![]() ![]() そ~と、ティッシュペーパーに移してやった! ご臨終式である・・・。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() この蚊は、子孫を残すという使命を全うせずに死に絶えたのだろうか? それとも、もう何度か産卵を済ませた後なのだろうか?
今の科学では、‘水爆’は作れても、こんな‘蚊’一匹作れない! まあ、人間の知恵も、蚊の知恵もそう変わりはないのかも知れない! (つづく) |
こう雨が降り続くとやっぱり空が見たくて外に出て見たくなる・・。
‘洪水警報’が出ているのに、近くの川の様子を見たくなる心境に似た、というより‘その前兆’と言った方がいいかもしれない! そんな訳で、玄関先へ出て見た・・・。 植物の葉っぱを眺めてみて、或ることに気づいた! 葉っぱは、全て撥水性のものとばかり思い込んでいたが・・・ ① (超)撥水性 ② 親水性 ③ その中間 の葉っぱがある! ① 超撥水性 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() この現象は、‘ロータス効果’として以下の文献にある通り解明・説明されている。 実は、この事は、当ブログでも何度も紹介してきた。 実際に私自身が、これに関する研究に取り組んで実用化した経験があるからである・・・。 (このことは機会があったら後日ご紹介したい!) は、材料工学において、ハス科の植物に見られる自浄性を指す用語。ハス効果とも。 蓮(ハス、英: lotus)は泥の多い池や沼を好むが、その葉や花はきれいな状態を保つ。ヒンドゥー教では蓮華は純粋さや善性の象徴とされ、中国や日本では「蓮は泥より出でて泥に染まらず」と言い習わして、やはり蓮を愛してきた[1]。 ハスの葉を研究した植物学者により、そこに天然の自浄機構が備わっていることが発見された。 なお、「Lotus-Effect」と「ロータスエフェクト」は登録商標である[2][3]。 仕組みと応用[編集] ハスの葉はその微細構造と表面の化学的特性により、決して濡れることがない。葉の表面についた水は表面張力によって水銀のように丸まって水滴となり、泥や、小さい昆虫や、その他の異物を絡め取りながら転がり落ちる。この現象がロータス効果として知られる。 またサトイモ(里芋)の葉などでも微細構造と表面の化学的特性から同様の効果が見られる。 ナノテクノロジーの分野では、塗料、屋根材、布などの表面でロータス効果を再現し、それらを乾燥したきれいな状態に保つ方法の開発が行われている。これは通常、フッ素化合物やシリコーンで表面を処理することで達成される。ポリエチレングリコールにグルコースやスクロースを組み合わせることでも同様の効果が得られる。今ではこの方法により自己洗浄を行う塗料や、温室の屋根に使うようなガラス板にロータス効果を持たせたものも市販されている。 身近な例としては、森永乳業のヨーグルト製品に採用されているアルミニウム製の蓋がある。従来の蓋では裏側にヨーグルトが付着しやすかったが、ハスの葉にヒントを得て東洋アルミニウムと共同で開発したトーヤルロータス(TOYAL LOTUS)という撥水性包装材を用いることでヨーグルトが付着しないようになっている。[4][5] 超撥水性を得るため、ある方法では、洗浄したアルミニウムのブロックの表面を水酸化ナトリウム水溶液に2時間浸し、水洗・乾燥後にスピンコーティング法で厚さ約2ナノメートルのパーフルオロノナン (C9F20) の膜を張った。これにより水滴との接触角が 67°から 168°に増大し、この効果はカッシーの式 (en:Cassie's law) によって説明された。電子顕微鏡で見ると、そのアルミニウムの表面にハスの葉の表面に似た多孔性の微細構造が観察できた[6]。 この文献の説明では、「葉の表面についた水は表面張力によって」と言う事だけの説明になっている! この説明で足りないのは、 (a) 葉っぱの表面の状態を説明しないで、‘葉の表面についた水は表面張力によって’と言う事を言えば、どの葉っぱでも‘超撥水性’を示すと誤解されてしまう! (b) 超撥水性を示す葉っぱの表面には、実は‘うぶ毛’が生えているから、そのために‘表面張力’が働く、という表現をすべき (c) もう一つ、では何の目的でその葉っぱは、‘うぶ毛’を生やしてまで、水を‘玉っころ’にしようとしているのか? にまで言及して欲しい! このことは、上記文献にもある通り、或る程度説明がついている。 「丸まって水滴となり、泥や、小さい昆虫や、その他の異物を絡め取りながら転がり落ちる。」ことのためである。 勿論、‘異物’があれば、その葉っぱが、太陽光を吸収して葉っぱの裏側から取り入れた‘炭酸ガス(CO₂)’の‘カーボン(C)’と根から吸い上た‘水(H₂O)’の水素(H)から、‘葉緑素’を触媒として、炭酸同化作用と呼ばれる反応により、有機物、つまり植物本体を形成している物質を作り出すことの効率が落ちることを防ぐためである! さてさて、それでは、二番目の‘親水性’とは? (つづく) |
雲には色々名前がある。
名前というのは、区別したい際にそれぞれの特徴を表すように、という意味があると思われる。 例の‘Wikipedia’によれば、‘名前’の一般論が載っている。
さて、名前の議論はこのくらいにして、秋の季節になって空を見上げれば、‘うろこ雲’と‘いわし雲’、そして‘ひつじ雲’が天気の良い日には必ず見られる! <1>‘うろこ雲’と蜘蛛 ![]() ![]() ![]() <2>‘いわし雲’ ![]() ![]() <3>‘ひつじ雲’ ![]() ![]() こんな記事がある・・。
何故、こんな雲が出来るのだろうか? (つづく) |
‘トンボ’という日本語は誰でも知っているが、何故‘トンボ’というのかの語源については、ほとんどの人が知らない!
昔、そう70年も以上前に、「飛ぶ棒」から「トンボ」になったのだという事を聞いた記憶がある。 しかし、当時は調べる手段もなかったし、トンボの語源探しよりも、‘食料探し’、例えば「‘イナゴ’を今日俺は25匹も捕ったぞ!」の方が情報としては‘貴重’だったのである! そんな訳で、先日、2017年9月18日に玄関の前の花鉢に、トンボが止まっているのを見て、「こりゃあ語源をこの際調べてみるか!」という気になった! ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 聞くところによると、世界中では、数千種類、日本でも100種類以上のトンボがいるというが、本当だろうか? 例によって、‘Wikipedia’さんにお世話になって・・・
トンボの複眼のSEM(走査型電子顕微鏡)画像をネットで探したが、キャッチ出来なかった! しかし、『「飛ぶ棒」>トンボウ>トンボ 』というのが名前の語源・由来になっていたということが判明して、ホッとした! (つづく) |
2017年9月15日の夕方、散歩の途中で、美しい曼珠沙華に出会った!
![]() ‘曼珠沙華’の読み方について 我々‘ふつ~’の人間は、「まんじゅしゃげ」としか教わっていないから、「まんじゅしゃか」という歌を聞いた時、何だか変な気になった! 作詞者は誰かと調べてみたら、ナ、ナ、何と、あの‘阿木燿子’さん! 出典:https://www.youtube.com/watch?time_continue=14&v=F49_hpwZdsk (注:この歌は、山口百恵さんのバージョンもあるという。) https://www.youtube.com/watch?v=nr-yZN7u7Sw 人間誰だって、最初に聞いた、最初に自分の脳裏に記憶された情報を‘正しい’と思い込んでしまう習性がある。 そんな訳で、散歩の途中に‘まんじゅしゃげ’を見ると、いつもこの事を想い出す。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 曼珠沙華をこんなに観察したことはなかった・・・。
(つづく) |
2017年8月19日の昼下がり、何とも不思議な光景を見た!
場所は、千葉県・茂原市の我が家の駐車場である。 ‘パワースポットかしら?’と思わせる光景である! ![]() この鎖状のものは、プラスチック製の鎖で、雨樋から地面へ水を導く‘道具(部品)’である! それが、それが、何と、‘地面に向くべき先端が空に向かっている’! 私も発見して驚いた! 同じ場所で、少し別の方角から撮影したのが次の画像である。 ![]() どうですか? やっぱり、パワースポット? ところが、よ~く観察すると、この疑問は直ぐに解消した! ヒントは、上の写真の上部のちょっと左寄りの‘ゴミ’みたいな物資の仕業で・・・。 もう少し、明らかなヒントが、次の画像に・・・。赤い‘⇒’に注目! ![]() この蜘蛛が、蜘蛛の巣を張る時に基盤として使っている??? その証拠は、 ![]() ![]() でも、この蜘蛛は、‘どうやって’このプラスチックの鎖を釣り上げたのか? この過程の解明は、結果からだけでは想像出来ない! ![]() ![]() ![]() ![]() この蜘蛛の名前も知らないが、やっぱり、 「‘くも’は天才である!」 は、本当の様である! (おい、おい、一寸意味が違うぞっ!) もう誰でも知っていることなのだが、蜘蛛の糸の‘驚異的な強さ’は、以下の通り。
勿論、蜘蛛の種類によってそれぞれの値に‘差’はあるのだろうが・・・。 まさに、「蜘蛛は天才である!」のであ~る! (つづく) |