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初夏のシリウス?オリオン座と一緒に??
「シリウス」と言えば、「冬の大三角」をオリオン座のベテルギウスとこいぬ座のプロキオンとで構成する巨大恒星であることは、星座に疎い私でも知っている。

https://ja.wikipedia.o
rg/wiki/%E3%82%B7%E3%83
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シリウス[21][22](Sirius[23][24])は、おおいぬ座で最も明るい恒星で全天21の1等星の1つで、太陽を除けば地球上から見える最も明るい恒星である。視等級は-1.46等[2]で、シリウスに次いで明るいカノープスのほぼ2倍の明るさである。バイエル符号における名称は「おおいぬ座α星」である。オリオン座のベテルギウス、こいぬ座のプロキオンともに、冬の大三角を形成している。冬のダイヤモンドを形成する恒星の1つでもある。肉眼では1つの恒星に見えるが、実際には、シリウスAと呼ばれるA型主系列星と、シリウスBと呼ばれる白色矮星から成る連星である。シリウスBのシリウスAからの距離は8.2天文単位 (au)から31.5 auの間で変化する[25]。

シリウスは近距離にあるうえ、自身の光度も大きいため、肉眼でも明るく見える。ヒッパルコス衛星の観測によって得られた年周視差の値に基づくと、地球との距離は約8.6光年(約2.6パーセク)となる[26][27][28]。その距離から、地球に近い恒星の一つである。シリウスは、太陽系に接近しているので、今後6万年の間に、わずかに明るさが増す。それ以降は、太陽系から離れていき、明るさは暗くなっていくが、少なくとも今後21万年間は、全天で最も明るい恒星でありつづけるとされている[29]。

主星のシリウスAは、太陽の約2倍の質量を持ち、絶対等級は1.42等である。光度は太陽の約25倍にもなるが、カノープスやリゲルなどと比べると小さい。年齢は2億年から3億年ほどと推定されている。かつてシリウスは明るい2つの恒星から成る連星系だったが、より質量が大きいシリウスBが先に寿命を迎え、1億2000万年前には赤色巨星になった。シリウスBはその後、外層を失い、現在の白色矮星になったとされている[5]。

シリウスはまた、おおいぬ座にあることから、Dog Starとも呼ばれている[6]。なお、古代エジプトでは、ナイル川の氾濫時期を知らせてくれる星として、非常に重要な働きをしていた(エジプト神話・ナイル川およびソプデトも参照)[30]。また、南半球のポリネシア人は太平洋上の航海において、冬の到来を示す重要な役目を果たした。



ところが、ところがである!

昨夜(2019年6月5日)22時過ぎに、そのシリウスが、ナ、ナ、何と初夏というのに「オリオン座」を従えて、南々東の方向に見えるではないか!

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「ねっ、ねっ!そう見えるでしょ!?」
「う~ん、????」

「じゃ、一寸場所を変えて・・」

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「どうです?」
「スマホの画面では、よく判らん!」

https://oshiete.goo.ne.jp/qa/4054776.html
夏にオリオン座を見るなら

質問者:gakumare質問日時:2008/05/27 17:24回答数:2件
東京、大分、沖縄の3カ所でオリオン座を見るならどの方向を向けばよいでしょうか。3カ所とも南東で良いのでしょうか。3カ所での違いは星座の高度なんでしょうか。観測場所によって見え方が違うんだよと友達に言われたんですが。彼も詳しくは知らないみたいだったので。冬の星座でオリオン座は有名ですが、夏はどうなんってんだ?と思い始めたら知りたくてどうしようもならなくなり質問を掲示させて頂きました。お答え頂ければ幸いです。

No.1

回答者: pasocom 回答日時:2008/05/27 17:30
北半球の夏は太陽がちょうどオリオン座と同じ方向にありますので、地球上のどこであろうとオリオン座を見ることはかなり困難です。
あえて言えば、8月ならまだ夜が明けきらない明け方の朝早くなら、東の地平線からオリオン座が登ってくるのを見ることができるでしょう。
これは日本のどこで見てもほぼ同じことです。緯度が違えば、星座の上る高さが若干異なりますが。



https://www.bepal.net/play/birdwatching/18660
昇るオリオン座に夏を想う。~清涼のオリオン~【武井伸吾の星空写真館】
暦の上では処暑を過ぎたが、まだまだ真夏のような暑い日が続いている。しかし、夜の時間がどんどん長くなっていることを日々体感していると、着実に季節が移り変わっていることに気付くのだ。

ところで、「夏といえばオリオン座」などと言うと、ちょっと奇異に聞こえるだろうか? でも、この感覚を理解してくれる星好きは少なくないと思う。
世間一般には、オリオン座は“冬の星座”として知られているし、俳句の世界では、オリオンは“冬の季語”だ。けれども、大の星好きからすると、その旬の幅の認識は少しばかり異なる。

たとえば真夏の8月、夜明かし(あるいは早起き)をすると、いち早くオリオン座に出会える。
オリオン座といえば、北風の吹く寒空の下で見上げるというのが風物詩だが、夏場に見るこの星座もなかなか趣があるものだ。
真夏の夜は、天の川の流れを愛でながら、夏の星座を見送り、秋の星座を堪能し、冬の星座を迎える。そうして一晩の星空散歩を楽しんだ夜明け前、いよいよこの星座と対面する時間は格別だ。

僕は毎年、明け方の東空に昇ってきたオリオン座を見つけると夏を感じる。そして、ひと時の清涼を味わうのだ。それはきっと、オリオン座が冬を代表する星座であり、寒空を想起させるからだと思うのだがどうだろう? もちろん、ここが標高の高い場所で、そもそも気温が低いということを抜きにしてだ。
僕にとって、夏場にオリオン座を見るということは、一種の避暑なのかもしれない。

冬場の主役であったオリオン座は、春の訪れとともに西空に移動し、見ることのできる時間がどんどん減ってゆく。初夏になるとしばしのお別れとなるが、立秋頃にもなれば、明け方の東空に再びその姿を現している。
毎夏、オリオン座に再会すると、思わず「お久しぶり!」と声を掛けたくなる。

昇ってきたオリオン座は、やがて白み始めた空へと紛れ、星たちの輝きは明日の夜へと消えてゆく。


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https://kids.yahoo.co.jp/zukan/astro/winter/0015.html
「冬の大三角」
冬の南の空にかがやく「オリオン座」の赤い1等星ベテルギウス、その左下の星空の中でいちばん明るい「おおいぬ座」のシリウス、そして、ベテルギウスの左にある「こいぬ座」の1等星プロキオン、この3つの星が作る三角形のこと。


astro01.jpg

ところで、私がスマホで撮った写真

DSC_0244-4.jpg

「明るいのは、シリウスでしょうか?」
「さあ、ねえ?プロキオンは葉っぱで隠れている様ですしねえ?」

「オリオン座は、オリオン座でしょうかねえ?」
「さあ、ねえ?」

「やっぱり違うんでしょうか、ねえ?」
「違うんでしょうねえ・・・」

(つづく)
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[2019/06/06 23:04] | 星座 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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