毎年、どの季節よりも春を待ち焦がれる。それには大きな理由がある。
‘つくし’の卵とじ を食したいからである。
人によっては‘つくし’って食べれるの?と少々軽蔑的に仰せられる御仁もおられる。食わず嫌いというかお上品さが売り物との意識があるのかなと此方も一歩引いてしまう。
‘つくしの卵とじ’は、私の嗜好品の内の‘ベスト5’に確実に入る逸品である!

2013年03月15日 18:35
これが、我が家特性の「‘つくし’の卵とじ」である。 ビールが最も適している! 今年3回目のつくしである。残念ながら、‘レシピ’は、門外不出!

16:14
‘つくし’も‘つくし’であればなんでも良いという訳ではない。次の写真のようにつくしの‘頭’が青くて開いていない物が特上である。

14:42
今日は、この春最も‘特上品’が多かった。

16:14
長さを測ってみると、20cmを越す物もある。大体平均して、12~3cmのものが多い。これ位が食べるのには丁度良い。
さて、つくし料理と収穫量を先に紹介したが、以下が‘つくし採り’と散歩の風景、特に‘河津桜’が丁度見頃になっている土手の風景等々である。
先ずは、我が家を出発するところから・・・・。‘電子紙芝居’のはじまり、はじまりィ~!

13:51
玄関を出ると、真正面にお向かいのKさん宅の梅が目に飛び込んでくるのだが・・・。残念なことに今年はこれで‘花’は終わりである。梅の実が上手く行けば6月初旬頃収穫があるかも知れない。

13:51
梅の後はさくらである。これは我が家のさくら、といっても‘サクランボ’の木なのだが、ほとんど8分咲きとなっている。

13:51
サクランボの木のさくらの花は、梅と似ている。

03月06日 13:59
此方が梅の花である。花だけを比べるとど素人には‘一見しただけでは’区別がつかないが、枝の表面の‘模様’を見れば、どちらが桜か梅かの区別がつく。

13:52
これは‘雪柳’であるが、まだ綺麗に蕾や花が出揃っていないので雪柳のようには見えない。

13:52
接写して見ると出揃っていないことが良く判る。今年の春の季節の特徴は、温度の乱高下という不順なのであるがそれを花までが‘物語っている’様にも思える。

13:57
さて、5分で‘赤目橋’へ着いた。ここが‘有名な?’富士山の観測スポットである。此方の画面は東側である。富士山は180度向うの西側であるが、そ日は見えなかった・・・。
その日の‘つくし採り&散歩コース’は、以下の‘Google'地図の赤線の通りである。

房総半島・千葉県と我が家
●A

これがその日のコース(Googleマップ)

我が家と赤目橋付近の拡大マップ写真(Googleマップ)
赤目川を川沿いに暫らく歩いて行くと‘南白亀川’(なばきがわ)へ赤目川が合流する地点へ出る。

Google マップ
川の‘Y’の字の地点が合流点で、赤目川はここまでで、南白亀川(なばきがわ)に呑み込まれてしまう。

14:21
南白亀川の土手に出ると直ぐに‘白鷺’が目にとまった。

14:22
いつもの通り、この土手を散歩している人もいない。かすかな人影は‘カミサン’である。そしてその左手に見える橋が、‘南日当橋’(みなみひなたばし)である。

14:25
段々近づいてみると・・・・

14:25
向う岸に、‘河津桜’が見える。

14:25
もう八分咲きくらいかも・・・。

14:25
ここは白子町。従って町あげて‘河津桜’の植樹に精を出している。この頃は、‘河津桜’と言わずに‘白子さくら’と言っているようだが・・・。

14:29
これが、南日当橋(みなみひなたばし)。凍結防止剤の塩化カルシウムがまだ置きっ放しになっている。

14:30
向うに白鷺がいる。さっきのとは違う。

14:30
望遠で拡大。

14:31
更に拡大。

14:33
橋を渡って、桜の木の下へ・・・。

14:33
これで6分咲き、というところだろうか。

14:33
近づいてみると、勿論吉野桜とは違った美しさの違いが判る。

14:34
青空を背景にすると花の色が鮮やかに・・・。

14:35
この枝も美しい。

14:35
満開になれば、もっと鮮やかになるに違いない。

14:44
桜も堪能した。これから‘卵とじ’の素材を探さねば・・・。土手を下りて来た。この菜の花は少し遅咲きなのだろううが、色鮮やかである。

14:46
まだ田植えには時間があると見えて、田圃はゆっくり休んでいる。しかしもういつでも水を入れれば、水田に早変わりの準備は出来ている。

14:47
寒くも暑くもない!車も人もいない。

14:48
カラスがきちんと等間隔(?)に止まっている。

14:49
TPP問題の相談でも??

14:49
ここも田植えの準備は出来ている。

15:17
また土手に戻った。農作業をして一休みのおばさんに土手の上から尋ねてみた。「何を作っておられます?」

15:17
「玉ねぎで~す!」という答えが返って来た。昨年の10月に種まきをして5月が収穫だそうだ。お歳は、89歳だそうである!大きなお家で、敷地面積は‘一町歩’だそうだから、約3,000坪!!! こんな地元のお金持ちとは、是非お友達になっておく必要がある!
6月に自宅の梅の木の「‘梅の実’落としをやるから、是非いらっしゃい!」というところまで漕ぎ着けた。
それにしても、3,000坪! 凄~い!

15:33
3,000坪なんて、どんな広さ? 100m × 100m だろうから・・・・。

15:33
土手を大分西へ歩いてきたが、これもあの元気な89歳の‘お婆ちゃん’ち、の桜なのだろうか?

15:34
ここの河津桜も美しい。

15:34

15:35
さて、ここが、出がけに‘つくし’の生息地?として目をつけていた場所である。画面中央の‘ありんこ’みたいな人影が‘カミサン’で、一足先につくしを採り始めた。

15:35
望遠で拡大すると・・・。

15:36
つくし採りは、大体南向きの‘斜面’が‘生息地’(?)である。だから、足腰が強くなるという‘メリット’があると勝手に思っている。

15:56
15分も二人で採ったら、16:14の写真の通り、二人では食べ切れない程の量になった。自宅付近へ戻ってきたら不動産屋さんが植えて行った‘水仙’が見事な姿を見せていた。

15:57
我が家のモクレンもようやく咲き始めた。

15:58
さあ、これからが大変である。つくしの‘はかま取り’。約一時間半掛けてやっと取り終わった。これが無ければつくしを食べる人はもっと多いに違いない。はかま取りが面倒なのである。
ところが、である。実は、この‘はかま取り’こそ、指を十分に長時間(1.5時間も)動かすから、無意識のうちに‘ボケ防止’になっていると考えたら、これまた嬉しいではないか!
そんな想いで出来上ったのが、最初の写真。
さあ、乾杯だ!