‘ビキタン’の来訪!私が育った九州・福岡県の筑豊地方では、
‘小さなカエル’のことを‘‘ビキタン’という!もしも、‘ビキタン’のことを‘カエル’と言ったりすると
「このばっか~、気取っちょんしゃ~と?」
という‘非難言葉’が返ってくる時代だった!(きっと、今でも?)
でも久し振りにこの言葉を思い出したのは、昨夜(2015年07月07日)我が家に一つしかない畳の間で、‘小さなカエル’を見つけた時である!




2015年07月07日21:59、畳に部屋の電気を点けた時に、襖(ふすま)に掴まっているのを見た!
「お~、‘ビキタン’君!」私は思わず叫んでしまった!
この言葉を使ったのは、何十年振りだろうか?
身長は、約3~4cm!
思わず、この小さな来訪者にカメラを向けていた!
でも、フラッシュはたかなかった・・。この小さな来訪者が驚き過ぎてはいけないと思ったからである!
だから、ピントが少々甘いのだが・・。
なんでもないことだが、この‘ビキタン’も含めて、彼らはこの襖にどうやってしがみつく事が出来るのだろうか?





カエルの手(前足)と足(後足)の指の数っていくつ?
多分、前足が4本で、後足が5本?
なのに上に掲載の私が撮った写真では、どちらも‘3本’にしか見えないのだが・・・。
やっと、下から二番目の写真の左前足のみが、‘4本’に見える!
よく襖にくっついておれるなぁ~、と思っていたら、次の瞬間、‘落下’!



又這い上がろうとしている!

ご覧の通り、畳の縁の幅は丁度‘3cm’だから、やはり‘ビキタン’の身長は、‘3cm強!’
実は、かみさんに内緒で、‘ビキタン’はこのままにしておいたのだが、今朝(2015年07月08日)洗濯をするのに浴室に近づいた時に、そのドアに‘ビキタン’を発見したのである!
「 きゃっ!」
ドアを開けた瞬間に‘彼( or 彼女)’は、浴室に飛び込んだのである!


可哀想に、昨夜からきっと何にも食べていないに違いない!
そんな訳で、下の‘小道具’を使って、捕まえろ、という指示が出た!

カレンダーの紙とアイスクリームの空きパックで確保して、小川に帰すことになったのであ~る!


帰した途端にどこかへ行ってしまった!わずか3cmの身体は、後期高齢者の目からは、一瞬のうちに消え去ったのである!
代わりに、‘親戚筋の’ウシガエルがこちらを睨んでいる!いつもは、川の水を見つめているのだが・・・。



「よう御返し下さった!39、39!」 と言っている様にも見える!
頑張れ、‘ビキタン君’!
(つづく)