マテバシイ2015年の6月と8月に、千葉県・茂原市での散歩の途中で‘マテバシイ’の樹を見つけた!






出典/
http://www.wood.co.jp/wood/m711.htm
出典/
http://www.wood.co.jp/wood/m711.htm先ずは、名前の由来から・・・。
何となく、‘マテバシイ’と聞かされると、‘アスナロ(翌檜)’=‘明日ヒノキ(檜)になろう’のことが連想されて‘待てば椎の樹になれる’のことかとず~と思っていた!
名前の由来については、次の引用文献書かれている。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83
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マテバシイ(馬刀葉椎、全手葉椎)は、ブナ科の常緑高木である。学名 Lithocarpus edulis(シノニム Pasania edulis)。
<分類>
界 : 植物界 Plantae
門 : 被子植物門 Magnoliophyta
綱 : 双子葉植物綱 Magnoliopsida
目 : ブナ目 Fagales
科 : ブナ科 Fagaceae
属 : マテバシイ属 Lithocarpus
種 : マテバシイ L. edulis
別名 マテバガシ、マテガシ、マタジイ、サツマジイ、アオジイ、トウジイ。
分布 日本固有種で本州の房総半島の南端、紀伊半島、九州から南西諸島の温暖な沿岸地に自生。
樹高 15m
幹 暗褐青灰色、滑らか、若枝は無毛。
葉 互生、楕円形で全縁。厚く平滑で、光沢がある。
花 5~6月頃、黄褐色の雌雄花穂を結ぶ。
果実 堅果(どんぐり)で長楕円形。
用途
樹木 街路樹、防風樹、防火樹
材 建築材・器具材。
果実 実はタンニンをあまり含まないため、アク抜きを必要とせず、そのまま炒って食用になる。粉状に粉砕してクッキーの生地に混ぜて「縄文時代のクッキー」として味わうこともできる。
学名の種小名の edulis は英語の edible に相当するラテン語の形容詞で「食べられる」という意味である。
和名は葉がマテガイに似たシイノキであるという意味だが、
植物分類上はマテバシイはマテバシイ属に属し、シイノキが属するシイ属とは同じブナ科でも別属に分類されるため、葉や幹などの外見は似ているものの系統上はシイノキの近縁の別属である。日本に自生するマテバシイ属の植物は、本種とシリブカガシの2種のみである。
マテバシイは、シイ属ではない!やっぱり、分類の‘科’や‘属’等と名前とが違っているなど分類学は素人には判り難い!
上記引用資料で気になる表現は、
「日本固有種で本州の
房総半島の南端、紀伊半島、九州から南西諸島の温暖な沿岸地に自生。」
この赤い文字の部分である。
私が観察しカメラに収めた‘マテバシイ’は、房総半島千葉県・茂原市だから、房総半島の南端ではなく、中部である!

出典/‘Google’マップ
●Aの近くで、マテバシイを見つけたのである!


上記引用資料によれば、
「学名の種小名の
edulis は英語の edible に相当するラテン語の形容詞で
「食べられる」という意味である。また、実はタンニンをあまり含まないため、アク抜きを必要とせず、そのまま炒って食用になる。粉状に粉砕してクッキーの生地に混ぜて「縄文時代のクッキー」として味わうこともできる。」と言うことだから、今年の秋は‘どんぐの食べ放題!’ってことかも?
(つづく)