晩秋に活発な昆虫(その1):アブの活動<1>と蜂との区別
晩秋は、つわぶき(石蕗)の花が真っ盛りである! この黄色い花を目指して、「アブ」が寄って来る! 「アブと蜂って区別がつく?」 「はっきりは、解らないが、黄色黒の縞模様が蜂?」 「まあ、半分正解かナ!」 「どういうこと?」 「蜂にはその縞模様がほとんどあるらしいが、アブの仲間にもその縞模様があるのがいるので、一概には言えない」 「昆虫の分類方法は、とにかく難しいらしいってこと?」 「そ、そういうこと」 「で、今日の話題は?」 つわぶき(石蕗)に群がる「アブ?」の様子がこちら・・・。 <2018年11月> ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 「蜂とアブの見分け方」は色々あるらしいが、研究者や学者さんの判別方法はさて置くとして、簡便な見分け方法は・・・。
「ところで、上の写真の‘アブ’は何という名前のアブなの?」 「只今検討中!どうやら、‘ナミハナアブ’という名前の昆虫だが、アブでも蜂でもない昆虫らしい?<http://shizensanpo.seesaa.net/article/376707757.html」 「えっ?そんな~」 「???」 (つづく) スポンサーサイト
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弊ブログで、2018年06月19日に掲載の「夜の自動販売機」の記事の中で、「ひょっとしたら‘新種の蛾’かも?」とど素人判断をした「蛾」の撮影に成功した!
知識がないというのは情けないもので、自分が見たこともないものは、「全て‘新種’かも?」と言ったりする!バカさ加減も相当なもので・・・。 その記事の一部がこれ・・ ![]() ![]() さて、さて、インターネットで「蛾」を検索していると、偶然にも見覚えのある画像が目に留まった! ![]() 出展:https://living-creature.com/actias-aliena/ 上の画像は、「オナガミズアオ」と「オオミズアオ」の違いを比較説明したパネルである! このことから判断すると、私が撮影した「新種かも?」と思った‘蛾’は、それなりの人達には相当知られていてその違いが議論されるほどの「人気蛾」である事が分かる! これではっきりと「私が撮影した蛾」は、「オナガミズアオ」であると判明した!
ここに掲載されている画像がこれ!素晴らしい! ![]() ![]() ![]() 私が撮影した写真との色の違いは何なのだろうか?「成長の過程の長さ?」それとも「光の具合?」 (つづく) |
![]() ![]() ![]() 昆虫の名前は難しい! 「学問」とは、「ある種の関連部門」の中でそれらの関連をはっきりさせて「分類する」ということでもあると思っている! 改めて「学問とは?」
少々ややこしいが、「その分野での事実の体系化」と思って良いのだろう! 昆虫の分野で言えば、「約80万種類」もあるというから、分類の仕方も色々あるのだろう!
昆虫自身にとっても「オスかメス」の区別は「形」の区別でも分かることがことがお互いに必要に違いない!勿論「匂いの区別」で雌雄が分かることだってあるに違いないが・・・。 さてさて、いつも通り前置きが長くなってしまったが、この夏に、我が家の駐車場や近所の自動販売機等々で見つけた発見、それがこの弊ブログの今日のテーマである・・・。 昆虫通の方々にとっては不思議でも何でもないことなのだろうが、普段昆虫にあまり興味のない私にとっては、‘大発見’があった! ![]() ![]() ![]() お分かりだろうか? ![]() 上の画像の「⇩」の部分に気づいたのである! この部分名称も定かではないが「触手」にあたる部分が、今までの拙い知識では「不思議」に思えたのである! 次の画像のように「こんなに大きな複雑なものではない!」そんな印象だったのである! ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() カナブンではなく「その親戚?」のコガネムシの場合は以下の通り、触覚(=触手?)が大きいのがオス(♂)だそうだ! ![]() 出展:https://animalbattles.wealthyblogs.com/?p=22746 「動画」:https://youtu.be/l8Af5ubXz9g メスの触角は小さいですが、オスは触覚の片状部が大きく発達していて、日中は樹上で広葉樹の葉を食べ、夜間は灯火によく飛来します。 とあるから、親戚の「コガネムシ」がそうなら「カナブンだって・・」という正にいい加減な判断をした次第! 「カナブンの雌雄の区別」については、
という専門家のご意見もあって、中々ど素人には判りにくい! 下の画像のカナブンは、きっと「♂」に違いない!(と思う!) ![]() ![]()
おやおや、大変なところまでど素人が踏み込んでしまったようで・・・。 (つづく) |
‘カミキリムシ’の新種かも??
もう大分前になるのだが、今年(2016年)の4月18日に、車のフロントグラス及び網戸に止まっているところを撮影したのが以下の写真である! ![]() 2016年4月18日11:56撮影 ![]() 2016年4月18日17:11撮影 多分、同じカミキリムシだろうと思っているのだが・・・。 カミキリムシだろうというのは、その形状からそう思ったのだが、カミキリムシを検索してみると、その種類の多さに驚かされた!
‘カミキリムシ図鑑’等々でその写真から探してみたのだが、ピッタリの写真は見つからない! ‘似てる!’と思ったのは、次の二つである・・・。いずれも、‘オオシマヤハズカミキリ’だそうである! ① <http://tenpura.naturum.ne.jp/c20116348.html> ![]() ![]() ② <http://d.hatena.ne.jp/ita/20160409> ![]() ![]() ①、② いずれにも似てはいるのだが、触角の最先端の部分の形及び背中の羽の形・模様に違いがあるように思われるのだが! 単純な頭の構造と皆無の知識から、恥かしげも無く、‘新種’かも?と思うところが情けない! 以下が、私が撮影した‘カミキリムシ’である! ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() この写真の右側の虫も別のカミキリムシ??? さて、夕方になったら、網戸に・・・。 ![]() ![]() ![]() ![]() 午前中に、車のフロントグラスにいたその同じカミキリムシが、夕方になって網戸に移動したものと思われる! 一体このカミキリムシの名前は、何と言うのだろうか! ‘新種’では無いとは思われるが・・・。 (つづく) |
オオキンケイギクにとまるコアオハナムグリ
分類学は難しい! 特に、‘昆虫’においてその頂点のように思われる・・・。 そして、その次が‘花’であると思われるのだが、プロに言わせるとそれも違うと言われるかもしれない! したがって、‘或る花’に、‘或る昆虫’が止まった写真を掲載して、「‘OOO’の花に止まった‘△△△’という昆虫」というタイトルを出さそうものなら、プロの先生達から、「この花は、‘OOO’に良く似ているが、違うよ!これは、‘●●●’だ!」更に「この昆虫は‘△△△’ではなくて‘▼▼▼’だぜ!」と言うコメントが多数舞い込んで来る! でも、でも、こんなに嬉しい事はない! プロの先生方が、注目して頂いただけでも嬉しいではないか! さて、今日のタイトルは、 「オオキンケイギクに止まるコアオハナムグリ」 であるが、さて、どんなコメントが来るやら・・・・。 ![]() ![]() 今年も、もう5月の中旬になって、関東地方では、‘オオキンケイギク’の盛りとなっている! 我が家の回りも、この花で囲まれたと言っていいほどの繁殖力である! しかし、しかし、このブログでも何度も取り上げさせて頂いたのだが、どうやら栽培さしてはいけない外来植物だという!
さて、この‘オオキンケイギク’は、問題なさそうであるが、この昆虫、果たして、‘コアオハナムグリ’なのかどうか? ネットで調べてみると、下の写真のタイトルが、‘コアオハナムグリ 学名:Gametis jucunda’ とあるから、私が撮った昆虫もきと‘コアオハナムグリ’に違いない! コアオハナムグリ 学名:Gametis jucunda ![]() ヒメジョオンの花に来た本種(2014.9.21) 出典/http://mushinavi.com/navi-insect/data-kogane_koaohana.htm ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 栽培はいけないのだろうが、自然に生えて花が咲いたの‘オオキンケイギク’を伐採しなければならないとは言われていないのだろうから、あと一月間くらいは、楽しみたい! そして、‘コアオハナムグリ’にとっても‘命を繋ぐ’いい食材に違いない! (つづく) |
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