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ランタナという花
ランタナという花

どんな進化をして来たのかは知らないが、複雑な変化をする・・。和名が「七変化」(後述・引用文献)というから尤もなのだろう!

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そして、水分が切れると、直ぐにうなだれてしまうが、水を補給してやると、これが又直ぐに‘シャキン’とする

先ずは、由来等から・・・。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9
%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%8
3%8A

ランタナ(Lantana、学名:Lantana camara)はクマツヅラ科の常緑小低木。中南米が原産。観賞用に栽培される。和名はシチヘンゲ(七変化)鮮やかな色の花をつけ、その色が次第に変化することに由来する。学問上はランタナと言った場合、ランタナ属(シチヘンゲ属)全体を指す。(日本の)園芸上は単にランタナと言った場合、コバノランタナを除くランタナ属の園芸種全体を指すことが多い。また本来はランタナ・カマラの和名であるシチヘンゲもランタナ属の園芸種全体の呼称として用いられることもある。

目次
1 分布
2 特徴

分布
南アメリカ原産[1]。

世界中に帰化植物として定着している。日本では小笠原諸島、沖縄諸島に移入分布している[1]。

特徴
多数の小花からなる散形花序をつける。開花後、時間がたつと次第に花色が変わるため、同一花序でも外側と内側では花色が異なる(内側が新しい)。開花時期がアジサイと重なり葉の形も似ているが、アジサイとは全く別種で全体的に小さく花の色は派手である。

果実は黒い液果で種子に有毒物質であるランタニンを含むが、鳥が食べ種子を散布する(種子を噛み砕く可能性の強い哺乳類には有毒だが鳥類には無毒という液果をもつ植物は多い)。茎は断面が四角で細かいとげが密生する。葉は対生し表面がざらついている。暖地では戸外でもよく育ち高さ1.5mほどになる。

世界の侵略的外来種ワースト100に選定されている。特に熱帯~亜熱帯気候の土地では、よほどきちんと管理してないとそこかしこにこぼれ種で増えてしまい、そうした気候の土地では「植えては、いけない花」とさえ言われることもある。

ランタナ属は中南米や南欧原産の約150種の低木または多年草を含む。熱帯・亜熱帯では広く野生化し、オーストラリアや東南アジアではやっかいな雑草として問題になっている。ややツル状に横に這って茂みを作り、茎には細かい逆棘があるため扱いにくい。他方、花には多くのチョウが集まり、花自体の美しさも相まって見応えがある。日本のような寒い季節がある温帯気候の土地だと、秋季の切り戻しなどの人為的な越冬対策をしないと枯れてしまうこともあり熱帯地方ほど深刻な侵略種では無いためか普通に園芸植物として庭に植えられている。また一部にランタナ・ヴェリエガータ(別名ランタナ・アロハ 下の画像の3枚目の葉に班が入ってる黄花の物)のような種子を作らない品種もあり、園芸種として流通している。

ランタナ属でよく栽培されるものとしては、ランタナの他に、小型で地面を這い赤、紫などの花をつけるコバノランタナ(Lantana montevidensis)、あるいはこれらの雑種がある。


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②DSC_1780 (1)-3
③DSC_1779-2
④DSC_1779-3

水分が切れると上の画像のように、花が重たくなって、直ぐにしなだれてしまうのだが、上述の通り「水分補給」で、直ぐに元通りになる!水分補給後、約3分間で、ほとんど元通りに元気になる!

⑤DSC_1789-2
⑥DSC_1789-3

うなだれている画像をもう一度・・

⑦DSC_1779-4

(つづく)
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[2020/07/25 16:15] | 珍しい花 | トラックバック(0) | コメント(1) | page top
黒ほおずき
黒ほおずき

「黒ほおずき」なんて聞いたことがなかったが、花が咲いた後の実?を見てみると、昔から慣れ親しんでいた「ほおずき」と形が同じだし、色が赤でなく黒だから、ネットで「黒ほおずき」で検索してみた!

何と何と、驚きではないか!「ぴったし、カンカン!」とはこんなことを言うのだろう!

https://www.kagiken.co.jp/new/kojimachi/hana-kurohohzuki_large.html
クロホオズキ(黒鬼灯・黒酸漿) は、 オオセンナリ(大千成、学名:Nicandra physaloides)  の園芸品種で、ナス科オオセンナ属の一年草です。 ホオズキとつきますが、ホオズキ属ではなく、オオセンナリ属の花です。 オオセンナリと似ていますが、違いは、葉に黒い棘があるか、花の基部の色が何色かなどが、同定の決め手になります。
一般名:クロホオズキ(黒鬼灯・黒酸漿)
学名:Nicandra physalodes Violacea
別名:ニカンドラ・ピラロデス・ビオラケア
分類名:ナス科オオセンナリ(ニカンドラ)属
原産地:園芸品種
草丈:50~100cm 花径:2.5cm 花形:鐘状 花色:薄青 開花期:7~9月 葉長:5~15cm  果実茎:ホオズキ状-5枚の萼片に囲まれた球形 実色:緑地で上部に黒紫斑


我が家の玄関先の鉢の黒ほおずきは、

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葉っぱの斑点は、一体何なのだろうか?

(つづく)
[2019/08/02 23:10] | 珍しい花 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
 名前が判明しました!「39!」
2018年8月24日の、この弊ブログでご紹介した

『 これがまた「何という植物」か分からない!  「誰か教えて下さい!」 』

という情けない問いかけに、或る聡明な御仁から「お助けメール」が今朝寄せられた!
有難いことである・・・。分からないことは他人様にお頼みすることも良いことであることは解っているが、自分も努力してみて出来ない時には、という条件付きなのだろう!

今回は、余り自分での努力はせずに、だったことは反省している!

ところで、この経緯は?

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我が家の駐車場脇に咲いている「世にも珍しい?」この測物の名前、誰かお教えて下さい!

という事だったのである!

今朝メールを戴いた方から、これは、

「トウダイグサ科 ショウジョウソウ(猩々草)」

と言うのでござるよ!

という有難い情報・・・。

早速調べてみた!

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%82%A
6%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%82%A6%E3%82%BD%E3%82%A6

ショウジョウソウ(猩猩草[7]、学名:Euphorbia cyathophora)は、トウダイグサ科トウダイグサ属の一年草[8]。花期に頂部の苞葉が赤く色付き、園芸用に栽培されるが、世界中の熱帯を中心に帰化植物としても分布を広げている。

目次
1 特徴
2 分布
3 名称
4 近縁種
5 脚注
6 参考文献
7 関連項目

特徴

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赤く色付いた苞葉

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蒴果


草丈は50cm[9]~1m前後[10]。原産地をはじめとした熱帯地域では多年草であるが、日本では一般に春播きの一年草として扱われる[8]。茎は直立する。下部の茎葉は互生し、卵形で長さ3~10cm、幅1~5cm[4]。茎の先端に杯状花序を集散状につけ、花序に近い苞葉は対生し、独特のバイオリン状の形をしており、基部が赤く色付く[11]。花は小さく目立たないが、この赤い葉を楽しむために花壇用に栽培されたり、切り花に用いたりする[6][10]。

総苞腺体はふつう1~2個で、横長楕円形[11]。花の後に蒴果を結び、裂開して卵型の種子を飛散させて繁殖する[11]。花期・果期は5月~11月頃[4]。

分布
アメリカ合衆国中部~アルゼンチン原産[11]であるが、古くから世界の熱帯~亜熱帯各地に広がり野生化している[10]。日本には19世紀後半の明治年間に渡来し[9]、園芸用に栽培されたが、逸出の結果、現在では奄美群島・大東諸島・琉球諸島では畑地や原野に広く自生し[10][12]、小笠原諸島にも帰化している[10]。

名称
和名のショウジョウは、赤い苞を中国由来の想像上の動物である猩猩の赤い顔に喩えたものである[7]茎は草質で基部のみ木質化するが、その度合いは近縁種のポインセチアほどではなく[10]、この違いがショウジョウソウとショウジョウボク(ポインセチアの和名)の名称の由来である。英名ではファイア・オン・ザ・マウンテンの呼称があり[4]、同じトウダイグサ属のハツユキソウがスノー・オン・ザ・マウンテンと呼ばれるのと対をなしている。

近縁種
ショウジョウボク(Euphorbia pulcherrima[13])- 英名のポインセチアの名称で観葉植物として栽培され、特に日本ではクリスマスに合わせて販売される。苞葉の基部のみが赤くなるショウジョウソウに対して、ショウジョウボクは苞葉全体が赤く色付き、また茎が強く木化する違いがある[10]。
ショウジョウソウモドキ(Euphorbia heterophylla[14])- 日本では太平洋戦争後に沖縄県に帰化[15]。ショウジョウソウとよく混同されるが[12]、こちらは苞葉が長卵形~長楕円形で、総苞腺体が円形、頂部の色付きが白~赤紫色である等の違いがある[11][15]。また、Euphorbia heterophylla の学名は誤ってショウジョウソウに対して用いられる場合があり、注意が必要[5]。
コバノショウジョウソウ(Euphorbia dentata[16])- 葉は卵型で長さ2~7cm、幅5~20mmとショウジョウソウより小さく、葉の縁は全縁が浅裂~波状歯裂をなす[17]。

脚注
[ヘルプ]
ウィキメディア・コモンズには、ショウジョウソウに関連するカテゴリがあります。
ウィキスピーシーズにショウジョウソウに関する情報があります。
^ “米倉浩司・梶田忠 (2003-)「BG Plants 和名-学名インデックス」”. YList (2012年5月12日). 2018年1月24日閲覧。
^ “米倉浩司・梶田忠 (2003-)「BG Plants 和名-学名インデックス」”. YList (2012年5月12日). 2018年1月24日閲覧。
^ “米倉浩司・梶田忠 (2003-)「BG Plants 和名-学名インデックス」”. YList (2012年4月21日). 2018年1月24日閲覧。
^ a b c d 侵略的外来植物図鑑、104-105頁。
^ a b 清水、132頁。
^ a b 日本帰化植物写真図鑑、167頁。
^ a b 木村、226頁。
^ a b 山溪カラー名鑑、195頁。
^ a b 牧野、76頁。
^ a b c d e f g 日本の野生植物、229頁。
^ a b c d e 改訂新版日本の野生植物、157頁。
^ a b Flora of Japan、30頁。
^ “米倉浩司・梶田忠 (2003-)「BG Plants 和名-学名インデックス」”. YList (2012年5月12日). 2018年1月24日閲覧。
^ “米倉浩司・梶田忠 (2003-)「BG Plants 和名-学名インデックス」”. YList (2012年5月12日). 2018年1月24日閲覧。
^ a b 日本帰化植物写真図鑑、169頁。
^ “米倉浩司・梶田忠 (2003-)「BG Plants 和名-学名インデックス」”. YList (2012年5月12日). 2018年1月24日閲覧。
^ 侵略的外来植物図鑑、106-107頁。

参考文献
『改訂新版 日本の野生植物 3』 平凡社、2016年。ISBN 978-4-582-53533-4。
『日本の野生植物 草本Ⅱ 離弁花類』 平凡社、1982年。
『Flora of Japan Ⅱc』 講談社、1999年。ISBN 4-06-154606-6。
『山溪カラー名鑑 園芸植物』 山と溪谷社、1998年。ISBN 4-635-09028-0。
清水建美 『日本の帰化植物』 平凡社、2003年。ISBN 4-582-53508-9。
清水矩宏、森田弘彦、廣田伸七 『日本帰化植物写真図鑑 ―Plant invader 600種―』 全国農村教育協会、2001年。ISBN 978-4-88137-085-8。
牧野富太郎 『原色牧野植物大図鑑 離弁花・単子葉植物編』 北隆館、1997年。ISBN 4-8326-0401-5。
万方浩、劉全儒、謝明(著)、林蘇娟(監修・翻訳)、林元寧(翻訳) 『侵略的外来植物図鑑 ―中国における代表的142種―』 科学出版社東京、2016年。ISBN 978-4-907051-41-9。
木村陽二郎 『図説 花と樹の大事典』 柏書房、1996年。ISBN 4-7601-1231-6。
米倉浩司・梶田忠 (2003-)「BG Plants 和名-学名インデックス」(YList)


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「植物の名前の探し方、教えて下さい!よろしくお願い致します。」

(つづく)
[2018/08/26 11:08] | 珍しい花 | トラックバック(0) | コメント(1) | page top
花生姜(花縮紗)
花生姜(花縮紗)

今日(2016年9月27日)は、久し振りに二日連続関東地方では晴天が続いた!
という訳で、自宅から少し遠くの場所で散歩をすることと相成った次第・・・。
ところが、ところが、湿度はめっぽう高く、温度も平年並みに戻ったらしく、散歩には不向きだったが、‘珍しい花’に出逢う事が出来たのである!

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http://jenny.wiki.fc2.com/wiki/%E3%82%B8%E3%83%
B3%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC

漢字・別名・流通名:ジンジャー、花縮紗(ハナシュクシャ)、花生姜(ハナショウガ)、ジンジャーリリー学名: Hedychium coronarium
英名 :Ginger lily
科属名 ショウガ科 シュクシャ属
性状: 常緑多年草
原産:インド、マレーシア
花言葉: 豊かな心、慕われる愛、無駄なこと 「ジンジャー」とは「生姜(ショウガ)」のこと。
しかし、香味野菜とする生姜とは属が違い、こちらは観賞用の大型植物です。

花期は8~11月頃で、白い花を咲かせます。
高さは1~1.5m程で、花弁のように見えるのは仮雄蘂です。
品種改良され花色がピンク、赤、オレンジのもあります。

夕方から夜にかけて特に香りが強まります。
一説には、夜に香りが強まるのは夜行性の昆虫などに花粉を運んでもらうためと言われています。


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この花には、初めて出逢ったが、何とも‘上品’で、‘清々しい’!
こんな発見もあって、湿度が高くて気温も高くて、‘不快指数’は高かったが、後味の良い散歩であった!
約7,000歩以上!

(つづく)
[2016/09/27 23:56] | 珍しい花 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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