珍客、‘ツマグロヒョウモン’!
珍客、‘ツマグロヒョウモン’!

2016年10月15日の午後、我が家に‘珍客’が到来した!
昆虫に疎い私には、この蝶が何と言う名前か、など全く判らなかった!

ネットで調べてみると‘ツマグロヒョウモン’だということが判ったのである。

後述する通り、我が家への‘珍客’は、 ‘ツマグロヒョウモン’の‘メス’である!

DSC_8869-2.jpg
DSC_8869-3.jpg
DSC_8869-4.jpg
DSC_8869-5.jpg
DSC_8869-6.jpg

なぜ‘珍客’かというと、多分‘温暖化’の影響で、動物も昆虫も植物も、その‘居住する北限’が、北に押し上げられているために、少々前にはお目に掛かれなかった動物・昆虫・植物などに会うことが出来るようになったという次第!

我が家に突然現れた‘珍客’の‘ツマグロヒョウモン’も、十数年前には、関東地方・房総半島・千葉県・茂原市にはいなかった蝶だという!

http://www.pteron-world.com/topics/classfication/
nymphalidae/heliconiinae/argynnini/hyperbius.html


分布が広がってきているツマグロヒョウモン

日本でのこの蝶が分布は1990年ごろまでは中部以南でしたが、最近は関東まで北上してきており、よく「地球温暖化」の題材として取り上げられます。この蝶の北上については、単純に温暖化の影響と断定できませんが、最近蝶の食草となるパンジーやビオラが増えたことも分布拡大の一因だと思われます。移動性が強く、昔から迷蝶として北海道を含む日本各地で採集された記録があります。

hyperbius-map.gif
▲ツマグロヒョウモンの分布北上(白水 2007より改図)
青の線が1990年頃までの分布北限。
赤の線が2006年頃の分布北限。


hyperbius-male.jpg
出典/http://www.pteron-world.com/topics/classfication/
nymphalidae/heliconiinae/argynnini/hyperbius.html

▲ツマグロヒョウモンのオス(千葉県船橋市)

ツマグロヒョウモン(Argyreus hyperbius)はアジア地域に広く分布する、南方系のヒョウモンチョウの仲間です。普通ヒョウモンチョウの仲間は山地や北の涼しい場所を中心に分布していますので、熱帯を中心とするツマグロヒョウモンの分布はヒョウモンチョウの中では変わっているといえます。

hyperbius.jpg
出典/http://www.pteron-world.com/topics/classfication/
nymphalidae/heliconiinae/argynnini/hyperbius.html

▲ツマグロヒョウモンのメス(千葉県船橋市)

昆虫の分布北限が段々‘北上’している現象は、上記文献中にも記述されている通り、単純に‘温暖化が原因’だとは言い切れないらしいが、分布が変わるのも動植物が持つ‘適合性’という生物に与えられた‘特権’のお陰でもあるから、何百年、何万年もの時間の経過では、当然分布も変化するに違いない!

そんなことでの一つの現われが、この‘ツマグロヒョウモン’という蝶であると思われるから、我が家にとっては、やはり‘珍客’だったのである!

これからも、‘珍客、大歓迎!’

(つづく)
スポンサーサイト
[2016/10/19 14:28] | | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
| ホーム |
designated by FC2