2012年10月30日は、満月 である。人間、お月さまには申し訳ないが、‘満月’となると何となく‘写真に撮っておきたいという衝動’に駆られる。不思議なもんである。
昨日は、中秋の名月後2度目の満月であったが、ここ千葉県茂原市では、丁度中天に月が来るころの雲行きが余り良くなく、綺麗な写真が撮れなかった。 ![]() 2012年10月30日23:31 この時間帯では、月は、丁度中天に来るのだが、上述の通り雲の流れが激しく此方も慌てていた。‘ぶれ防止’もセットしていたのだが、‘望遠’で撮ったこともあって(?)少しピンぼけである。 そこで、今年の中秋の名月の時の写真で、本日の命題である‘(満)月の撮影の仕方’について、一言。 実は、これまで普通のカメラで月を撮影するという事は経験が無かった。 そんなもの‘プロの写真家’に任せておけばよいのであって・・、と思っていたからである。 でも他人様では、ここぞ、と思う写真をいつでも撮って呉れる訳ではない。 それに、まだ余りお目に掛かった事のない‘満月の水平線からの頭出し写真’をここ千葉県の九十九里海岸で撮影したいと思い始めたことなど、そんなこんなで、自分のカメラで‘月’を撮影したいという気がして来ていたのである。 先ずは、普通に望遠で撮ってみる。そうすると下の写真のような映像が得られる。 ![]() 2012年09月01日23:50 これはこれで、‘満月だよネー’と言ってくれる写真であるが、TV画面に出て来る‘クレーター’までハッキリ見える画像とは大違いである! せめて、クレーターとまでは行かずとも‘うさぎの餅つき’ぐらいは何とかならないかと考えて‘フラッシュ’を焚いてみたのが、下の画像である。 ![]() 2012年09月01日23:52 カメラによって違うとは思われるが、フラッシュを焚けば、何故こんな風に‘うさぎ’が撮れるのか?そのメカニズムについては今のところ知らない。 しかし、この方法は、写真撮影に疎い私の‘大発見!’である。 ここで、他人様がお撮りになった画像を・・・。 ![]() http://plaza.rakuten.co.jp/oniyama/diary/201109120000/ こんな風に撮るにはどうすれば良いのだろうか? 望遠でないと月が大きく撮れない! 望遠であれば、手前のススキがこんな風に撮れるはずがないのでは? じゃあ、合成写真? ![]() http://mo.atz.jp/meisyo/plato/index.htm これはもう普通のカメラではなく望遠鏡の画像。でもこんな風に見えたら、毎日月を眺めていたい気分になるに違いない! 刻々動く姿はどんな・・・・。 ![]() http://mo.atz.jp/meisyo/plato/index.htm 一つ手前の写真の → の部分だそうだが、こんなに鮮明に・・。 次の画像は、‘月面の観光案内’だそうである。こうなったら、もう‘鑑賞用’ではない。 ![]() http://www.lunarembassy.jp/meigetu/see02.html
また、中秋の名月について、上記引用資料作成の専門家はこんなご意見も・・・。
月も、引用資料にもある通り、もう所番地も決まっていて、多分ほとんどの場所に買い手がついている、という事の様であるが・・・。 (つづく) ![]() ![]() ![]() スポンサーサイト
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桂文珍という‘天才落語家’は、稀に見る逸物である。
![]() http://www.sakai-bunka.jp/heartopia/saiji/2011-4-3/hatsuwarai/hatsuwarai.html もう一人の天才落語家、桂枝雀は、既に自ら命を断ってしまったが、この人のファンは日本国中に大勢居て、いわばどの落語家にも真似の出来ない一種の‘狂気’があった。 ![]() http://mars-craft.cocolog-nifty.com/blog/2009/06/post-1c63.html この上方落語会の名門・桂一門は一本に纏まっている訳ではないらしい。 文珍は、桂文枝(五代目)の弟子であり、枝雀は、ご存じの通り人間国宝・桂米朝の弟子である。 ![]() http://plaza.rakuten.co.jp/ishigoh/diary/201201030004/ ![]() http://ceron.jp/w/%E6%A1%82%E7%B1%B3%E6%9C%9D?mode=photochange どうした訳か、名前が‘おもろい’ことに、この天才落語家二人が‘文枝’の‘文’と‘枝’を別け持っている。 そして、もう一人の経営者感覚の名落語家・元三枝師匠が、六代目・桂分枝を引き継いだ。 ![]() http://www.c-o-all.co.jp/mt/creative_of_all/angle/archives/2012/0729_232126.html なぜ、元・三枝に‘名’といって、‘天才’と言わないかというと、六代目・分枝師匠は、‘落語一筋’ではなく、上述の通り、経営者感覚がある。つまり‘才能’が邪魔をして‘狂気’になれないのである。 そういう意味での‘天才的’という観点からすれば、第一位が枝雀で、第二位が文珍であり、第三位が元・三枝かもしれない。 ただし、これは上方だけの範疇であって、関東は含まない。 ‘文珍’は、随分前にTVのキャスターまがいのことをやったことがあるが、これに関しては、‘見るに堪えれなかった’と感じたのは私だけではあるまい。 TV局側も無責任である。彼に落語以外のことに時間を割かせるなどという‘暴挙’は決して許されるものではないことに気付かなかったのだから・・・。 ‘国の宝は、人づくり’だと作詞家・いではく氏も言っている(演歌・比叡の風)通り、人材を育ててこそ国の繁栄がある。 文珍もまだ若かったから、当時はその判断が出来なかったのだろうが、今は気づいているに違いない。その証拠に近頃の彼の落語には‘狂気’とまでは言わないが‘殺気’が出始めた! そんな桂文珍の名作落語・「心中恋電脳(しんじゅうこいのバーチャル)」を見て、これまでとは違った‘一皮剥けた天才ぶり’を見せつけられた。 彼の落語の魅力の一つは、‘枕’がいい。 ① この頃の人間、小さい時には、直ぐに電話に出たがる。先日もあるお宅に電話をしたところ、3,4歳の女の子が出たので、「おかあさん、いる?」と言ったところ「要りません!ガチャ」(大笑い) ② この頃髪の毛が薄くなって‘バーコード’になってしまった。先日コンビニのレジの前を通ったら‘ピッ!’と鳴って、‘380円、有難うございました!’(大笑い!) ③ ・・・・・・・ こんな‘枕’とも‘本題’ともつかぬ話が盛りだくさん! これは大いに笑えたし、‘活用’も出来る。 早速、カミサンに試してみたら、これまた‘大笑い!’ みなさんも是非‘YOUTUBE’で「落語 桂文珍 心中恋電脳」 をご覧あれ! ![]() https://www.youtube.com/watch?v=LPiWRiA6aV4 ![]() ![]() ![]() |
日本において‘政党政治’を評価するには、
① 政党の‘数’と‘体制’について、これまでの経験を踏まえた上での‘理論的’解明が必要である。 ② その解明の条件パラメーターに‘国民性’を考慮せねばならない。 と思っている。 ![]() http://www.shugiin.go.jp/itdb_annai.nsf/html/statics/kensei/kensei-tokubetsuH22.htm 政党政治が成功していると言われるのは、イギリスとアメリカである。この論理を‘国民性’の極めて異なる日本にそのまま適用してよいのだろうか? 政党政治を実現する際に、日本で一番問題になるのは、‘小泉チルドレン’が代表するように、‘実力の無い議員’が独裁者に操られる事による無責任状態の出現である。こうなれば、国民の民意が正確には反映されないという恐ろしさがある。 皆がそうは思っていても、正式には‘攻撃の対象’にはなり得ないという如何にもモドカシイ現象が生じてしまい、その後の手が打てないという地獄に嵌り込む。 ①については、以下に示す通り、世界中の‘政治学者’が、政党政治のあり方について研究し、ある一定の方向が示される格好となったという。 これを日本で議論する場合には、やはり②の要素を入れて行かねば、日本人を本当に幸せにする‘政党政治’は産まれて来ないに違いない。そして、更に‘政党政治’は、日本において、本当に優れた政治体制なのであろうか? ‘ Wikipedia ’によって、‘政党政治’を簡単に把握すれば、次のような政党政治の‘類型’で議論があるという。 デュヴェルジェの政党制類型 サルトーリの政党制類型 レイプハルトの民主主義類型 例によって、引用文献が長いので、退屈な方は、端折って貰ってもよいが、赤文字のところくらいは、なぞって欲しい。たったそれだけで、‘にわか政治学者’になれるのだから・・・。国会議員でこんなことも知らない人が多分沢山いるに違いないから、以下の引用資料を読むだけで、あなたの政治学のレベルが国会議員のレベルを越すかもしれない?!
反論すれば、反論し返す方法論は、もう古臭い権力主義者の論争パターンで、‘喧嘩両成敗’と言ったところだろうか?どちらのレベルも一緒なのだろう。 日本の55年体制は、民主主義ではあるが、‘非効率’と指摘されている。今の日本の政治体制は、民主党のお陰で、それ以下になり下がった。 その理由は明らかで、‘非難しか出来なかった’ペテン師達には、実際問題の解決に力を発揮出来る国会議員は、たった一人もいなかったという事である。 何をしてよいのか判らないから、大臣になっても失敗ばかりで、現状は誰も大臣になりたがらない。今度の法務大臣の言動がそのことを象徴している。 野田さん自身も、今頃総理大臣なんかやらなきゃあ良かったと思っているに違いない。失敗を恐れてばかりいる大臣。失敗しない方法は唯一つ。何もしないことだ! 野田内閣総理大臣が、今この‘戦略’を取っている。 ![]() http://japaaaan.blog65.fc2.com/blog-entry-358.html もう、日本は世界に先駆けて‘政党政治’を廃止すると宣言した方が良いのではないか? (つづく) 次回は、日本における‘政党政治’の‘メリットとディメリット’と‘現状分析’について・・・。 ![]() ![]() ![]() |
‘20歳’と書いてある文字を読む場合、‘にじゅっさい’と読んでしまうと‘教養が無い’というより‘馬鹿!’とさえ言われかねない。
![]() http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_koho_houdou_2009_1.html これは、日本人の中学生以上なら誰でも知っているが、外国人には特に難しいらしい。 私も、もう数十年以上前に英国人の英会話教師から聞かれた記憶がある。 その時どんな風に答えたかはハッキリとは覚えていないが、多分いい加減なことを言ってごまかしたに違いない。 それは、今の今まで‘はたち’と発音する‘正確な理由’を知らなかったからである! ただし、調査の結果もこれぞという‘定説’は無いらしく、しっくりとは納得出来ていない。という事は、強引に自己主張する人を除けば、日本人がきちんとした理由を理解していないのではないかとさえ言える。 ‘語源由来辞典'によれば、次のように解説されている。 ![]() http://gogen-allguide.com/ha/hatachi.html ![]() 上の引用文に出て来る‘助数詞’とは?
どうやら‘スッキリした’由来が私には理解出来ない。でも、こんなに皆が知っている言葉にも不可解なことがあるなんて・・・。 ![]() http://www.jrc.or.jp/blood/news/l4/Vcms4_00001961.html 最近は、もう‘20歳’とは表記しなくなったのだろうか? ![]() ![]() ![]() |
前回の内容は、http://kissyarita.blog.fc2.com/blog-entry-301.html で・・・。
ロングイヤービエンは、‘白夜’とそして‘極夜’の町、考えようによっては‘世界一住みよい町’と言えるそうだ。 ![]() NHK・TV放映像をカメラで撮影 それは、‘なぜ、何故? (つづく) 以下がそのつづき。(なお、以下の画像で注釈なしのものは、全てNHKTVの画像をカメラ撮影したもの) ![]() この画像に示す通り、ここ‘ロングイヤービエン’(註:日本語では‘長年鼻炎’?)は、正に北極に近い!こんな極寒の地に何故町が存在するのか? 寒さだけでなく‘極夜’で約2ヶ月間も‘真っ暗’な場所なのに・・・。 ![]() こんなに深い雪の絶壁に囲まれている。ところで、‘絶壁’と‘断崖’の違いを御存知だろうか? そう、切り立った場所を‘断崖’は、上から見た場合で、‘絶壁’は、下から見た場合の表現。 ![]() この地では、勿論‘氷河’は沢山あるらしい。その氷河の洞窟である。これまで氷河の映像は沢山見たことはあるが、氷河の洞窟は初めてである。 ![]() これも氷河の洞窟の別の場所。その場所の環境条件次第で、‘氷の芸術’が鑑賞出来る!これもこの地を観光地にした財産の一つだという。 ![]() この地でのオーロラだが、TV画面をカメラで撮る際のシャッターチャンスが悪くて申し訳ない!以下に、NHKTV画面とは別の映像を3枚。いずれも‘ノルウエ―’でのオーロラ。 ![]() http://b.hatena.ne.jp/aurora_lummox/20101219#bookmark-27458307 ![]() http://b.hatena.ne.jp/aurora_lummox/20101219#bookmark-27458307 ![]() http://b.hatena.ne.jp/aurora_lummox/20101219#bookmark-27458307 ![]() 日本のスーパーに当たるお店があり、必要な食材には不自由が無いらしい。 ![]() これも美味しそう! ![]() この方が、レポーター、俳優の大高洋夫さん。
![]() このお店のオーナーさんから、大高さんにお声が掛かった。 ![]() 沢山の方が招待されたが、招待客はそれぞれ自分の出身国の自慢料理を持参する‘仕組み’になっているという。これもこのお店のオーナーさんが考えたパーティー形式なのだろう。実に上手い‘仕組み’である。食材は自分の店で買ってくれるし・・・。 ![]() それぞれの自慢話や苦労話、身につまされる話も多いとか・・・。そりゃあそうだろう、ここまで来たのには色々な事情があってのこと。皆がそうだから、一挙にみんな仲良しになれる!このパーティーにはそんなメリットもあるという訳・・・。 ![]() そして、皆が感じていることをこの人が代表して表現してくれた。オアシスとはぴったりの表現である。苦しいことを経験してきたからこそ‘オアシス’の有難さが見に沁みる! ![]() そこで、レポーターの大高さんが、集まった人達の出身国をそれぞれの人から聞いて地球儀に‘赤丸紙’を貼りつけ始めた。出席出来なかった人達の分も貼りつけると、44カ国にもなったという。 ![]() 画面にある通り、何故こんなに多くの国から、ここへやって来るの? ![]() 答えが揮っている。でも、何故? ![]() 別の日に、大高さんは、フィリピン料理を持参した家族のもとへお伺いをした。 ![]() 旦那は、ノルウエ―人らしい。二人は、旦那がフィリピンに仕事に来ている時に知り合ったという。 ![]() 国籍の違う二人がここで幸せになったという話を聞いて、ゲストの人達に質問が出た。人が集まって来る為には‘産業’があるはず。では一体ここの主産業は? 彼が答える「炭坑での石炭掘り!」、「ピンポーン!正解で~す」流石に元キャスター。 ![]() 黒いダイヤ!石炭です。 ![]() これが坑内の写真。昔のもののようだが・・・。 ![]() 1920年当時、アメリカ、ロシア、ヨーロッパ(各国)が、この利権に目を付け獲得に乗り出したという。今だったら、中国が乗り出すに違いない! ![]() 当時の写真。 ![]() 遂に国際条約の締結という事で1件落着!日本もこの条約の加盟国だという。
![]() いわゆる経済特区・無税のフリーゾーンという訳。 ![]() 大高さんは、その炭鉱へ・・・。 ![]() 規模の大きい炭鉱らしい。 ![]() 良質の石炭という事の様である。 ![]() そこで大高さんが出会ったのが、‘クロアチア’出身のこの方、ミランさん。炭坑の人気者だそうだ。彼がそう言う理由は、そう戦争! ![]() クロアチアへ攻め入るロシア軍の戦車。 ![]() 彼等は命からがら国を逃げ出したのだ! ![]() ここへやって来てやっと家族の平和が・・。 ![]() ミランさん一家の出身国、クロアチアは、ここ。 ![]() ミランさんの長男は、こう漏らしている。 ![]() 子供の将来は? ![]() ここでは条約の決まりで、ノルウエ―の国籍は取れない。 ![]() 国籍は取れなくても・・。 ![]() 町全体の約2~3,000人が一家族だという。 ![]() 18歳になった長男にミランさんは氷上バイクをプレゼントした。大人になったプレゼントは、これに決まっているという。 ![]() 白夜の町。 ![]() ゲストもみんな感心しきり・・・。 ![]() ![]() 「さすらいの食いしんぼうさんの旅行ブログ」の御好意により、北欧の写真がご覧戴けます! http://4travel.jp/traveler/burari/album/10587976/blogparts/ オーロラを見たい方は、是非このロングイヤービエンで! ![]() ![]() ![]() |
本日(2012年10月26日)、読売新聞は、一面左トップに以下の記事を掲載した。
![]() 例の、iPS細胞に関する‘誤報事件’に関する読売新聞社内での‘処分’記事である。 社会は、個人の参加で成り立っている。 ‘社会’の定義(?)を辞書で調べてみると次のように解説してある。
上記引用文にあるように、‘society’を‘社会’という日本語にした‘福地源一郎’は、明治時代、福沢諭吉と並び称され‘天下の双幅’と言われたという。 また、「福澤の死の際に両者の人物が比較され、福地は才において優る。しかし意思の強固さでは福澤が数等上であると評された。」( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A6%8F%E5%9C%B0%E6 %BA%90%E4%B8%80%E9%83%8E )というから相当な人物であった。 更に、
正に、明治初期の‘ジャーナリスト’の第一人者である。 今回の‘誤報事件’は、日本最大の新聞社の一つである‘読売新聞’が、‘功を焦って’の大失敗劇で、‘ジャーナリストの面汚し’であり、‘ジャーナリストの官僚化’を臭わせる。 勿論、読売新聞社も‘法人’であり、‘会社’であるから、経済活動を最大目標の一つにせねばならないことは誰の目にも明白であるが、大袈裟に言えば、‘日本社会の思想’を左右しかねない‘大新聞社’である。 その大新聞社においてさえ、‘他社を出し抜くことにのみ’にエネルギーを注いで、‘国民・社会の為の道しるべ’となる思想形成の役割を放棄していることが最大の問題である。 「・・・、裏付け取材の甘さに弁明の余地はありません。・・・」とあるが、問題は、‘裏付け取材の甘さ’だけではない! 昨年もノーベル賞候補に挙がり、今回の受賞という時期に起こった‘事件’である。 もう少し、この方面に詳しい‘スタッフ’を読売新聞が抱えていたら、‘森口詐欺師’の言動が‘おかしい or 怪しい’という判断が出来た筈である。 こういうスタッフを置いていないことにこそ‘最大の問題がある’のに、一面左トップ記事にはそんなことは一つも書かれていない! 実は、これこそ‘ジャーナリストとしての大失敗’であることに読売新聞はまだ気づいていないという、この記事こそが‘茶番劇’なのである! 言論界・思想界の第一人者たる自覚が不足しているとしか言いようがない。 現時点での‘政界における不様さ’を糾弾する‘資格の放棄’であり、‘自殺行為’であったとしか思われない。 早急に‘信頼出来る記事、安心して読める新聞’として‘蘇生される’ことを望みたい。 ‘読売(讀賣)’新聞なんだから、‘読まれてなんぼ’でしょう。 讀賣新聞といえば、何時も‘ロゴ’が気になっていた。 下の画像を、よ~く見て欲しい! 何処か間違っていませんか? ![]() そう、讀賣の‘賣’の字が‘明らかに’間違っているのである。 ‘ロゴ’だからいいではないか!では済まされない。今からでも‘ロゴ’を新しくするくらいの‘勇気’が必要である。そうでなければ‘恥っさらし’である! どなた様が‘揮毫’されたかは知らないが、その瞬間に‘訂正すべき’であった。 それも出来なかった人達が果たして、物事を正確に捕え、‘言論の自由’を叫ぶことが出来るのであろうか? 因みに、‘web’で検索して見たところ、まだ誰もこの‘間違い字’に気付いていないようである。 当の‘讀賣新聞社のHP’にも、そんな記事は当然無い! <追記> 上記の通り書いた後、気になって‘再調査’をしたところ、ありました!HPに!
でも何となく‘逃げ口上’のように聞こえて仕方がない! ‘隷書体’にそう言う省略があるのではなく、‘書道の作品’の場合に‘字体変更’があるのであって‘省略’があるのではない! 讀賣の場合、隣に同じ文字(賣)があるので、‘字体’を変化させるのが「書道作品の‘暗黙の’決まり」である。 そのことは、当然作者の印南渓龍先生は、知っておられるからこそ、‘字体’を変えておられる(四と貝の大きさを変化)のだが、多分‘うっかりされて’一を外されたのだろう。 そして、ご本人も、新聞社側も誰も気づかないという‘不祥事’になったのではないか? これこそ、無責任体制である。今ではもうこの字体は使わないから、それ程の問題にはならないかもしれないが。小学生が新聞を見て‘この字’を覚えていて、‘試験に不合格’となった場合、どう言い訳するのだろうか? 書道作品なら、‘芸術’だから、‘省略’しようと‘書き足し’しようと、それは自由である。 ことは、新聞のロゴである。 社会的重要さを見逃していた、と追及されても致し方あるまい! ‘弘法にも筆の誤り’の場合、弘法大師は‘筆を投げつけて’足りなかった‘点’を正したという。流石である! ![]() ![]() ![]() |
肩が‘凝る’という‘現象’は、普通の大人は皆経験済みであるが、その原因については‘漠然と’は判っていても、その‘メカニズム’については、他人様に正確に説明出来る程の知識は無いのが普通である。
![]() http://www.suji-suji.com/blog3/ 昔、中学生の頃、体育の先生から教わったことだが、「背中を丸めていたら、リンパ管が圧迫されてリンパ液が流れにくくなる。その結果‘肩コリ’が発生する。解消マッサージは、したがって、リンパ液の流れをスムーズにさせればよい。肩のあたりのリンパ液は、下方から上方へ流れているので、親指を使ってリンパ液を下方から上方へ‘押し出すように’動かせば、たちどころに‘肩コリ’は解消する」と言うものだった。 これを約60年間信じて来た。果たして‘リンパ液と肩コリの因果関係’は本当だろうか? そして、そもそも‘リンパ液’って何?
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上記の資料引用で‘リンパの働き’が大凡理解出来た! それでは、長年の懸案事項である‘肩コリとリンパ’との関係も含めて‘リンパ活用術’とは?
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この説明で、よ~く理解出来た! つまり、 「肩コリ等の‘凝り’は、同じ姿勢や圧迫があると‘血液の循環’が上手く行かないから、‘酸素や栄養素’がその場所に運び込まれなくなる。一方‘乳酸等の老廃物’は溜まる一方で、その老廃物は神経を通して脳を刺激し‘痛い’という警告を発する。これを‘凝り’として人間が感じる。リンパは‘老廃物’をリンパ節でろ過する機能を持っており、リンパ液の流れをスムーズに出来れば、‘老廃物が排出出来る’から肩コリは解消出来る」という訳だ。 勿論、静脈も同じような機能を当然発揮するのだが、静脈では取りきれない老廃物を‘血管から外に出て’回収するという‘特別任務’を持っているのが‘リンパ’である。 何だか「‘リンパ’とは、‘相棒’に出て来る‘特命係’の役目である!」 と言えそうだ。 ![]() http://kazina.seesaa.net/article/95541197.html 警視庁と言う組織(血管)から少しはみ出して(血管から滲み出て)捜査一課が出来ない仕事(静脈が取り損ねた老廃物を取りこむこと)をやってのけて、何事もなかったような顔をして、社会(身体)を正常に保つ、と言ったところだろうか? 中学校で教わった‘肩凝りリンパ説’は間違いではなかったようだ! マッサージの図を見る限り、肩の付近に溜まった‘老廃物’をリンパ節へ向かって押し出してやるためには、下方から上方へ、が正解である。逆に情報から下方へのマッサージは、絶対に避けるべきである!と言う事も理解出来た! これでスッキリした! 更に、次のような解説があるが、ここでは‘リンパ’については述べられていない。特に、老廃物は‘血行のみによって’運ばれるという印象を受けるが、リンパ管は、‘静脈と並列に’存在するので、血行を良くすれば、リンパ管の内部のリンパ液も流れが良くなるので、結果としては同じと言えば同じである。しかし、リンパの役目は‘特命係’であることをお忘れなく・・・!
なお、肩コリに関する‘蘊蓄’が、Wikipedia に出ている。 ![]() http://ameblo.jp/akaics/image-11197141074-11860707156.html
肩こりの解消で豊かな老後を! 相棒(リンパ)さん、これからも応援しておりますので、ど~ぞ、よろしく! ![]() ![]() ![]() |
‘花粉症’の苦しみは、罹った人でないと理解出来ない!
![]() http://www6.ocn.ne.jp/~tera888/11kafunnsyou.html 春には、‘杉の花粉症’が有名だから、自分の症状も‘杉の花粉症’だと思っている。 ところが、この2,3年前から‘秋の花粉症’症状が目立って来て、昨日など普通のティッシュペーパーの箱二つ分を消費してもまだ治まらない位。 ![]() 集中力にも欠けるし、何か仕事をしようという気にもならない。これでは困ったもんである。 数年前に、‘抗ヒスタミン剤’を大量に処方してくれるお医者さんに出会って、‘気持ちが悪くなる位’気持ちよく薬が効くので、‘気持ちが悪くなって’薬を飲まなくなった。 余りに効き過ぎると‘薬害’や‘副作用’がやはり心配になる! 人間の心理状態とは、こんなものなのだろうか? 秋の花粉症で、色々な噂から気になっていたのは、次の4種類の植物である。 ① アメリカアリタソウ ② セイタカアワダチソウ ③ ブタクサ ④ アキノキリンソウ 情報が混乱していて、人によって認識が違う! Aさん:「花粉症の元凶は、‘アメリカアリタソウ’で、これは‘ブタクサ’と同じもの」 Bさん:「元凶は、‘ブタクサ’で、これは別名‘セイタカアワダチソウ’とも言う」 Cさん:「いやいや、‘アキノキリンソウ’が最も怖い。これは、‘セイタカアワダチソウ’とも言う」 Dさん:「みんな、違う種類で、一番の元凶は‘ブタクサ’だよ!」 さあ、こうなっては、誰が言うのが正しいのか?それとも皆間違っていて、‘正解は、CMの後’と言うのだろうか? それでは、‘CM’を! 私にとっては、上述の通りの‘気持ちが悪くなる位’‘気持ちよくなる’薬は、‘セレスタミン’だった。 セレスタミンとは?
また、この‘セレスタミン’については、別の資料には次のような注意書きがある。
私の経験では、何度もいうようだが、上述した通り、この‘セレスタミン’は、実によ~く効く! でもやはり上記2つの引用文献にある通り、‘副作用’があるから、出来るだけ避けた方がいいに決まっている。 これで、‘CMタイム’終了。 そこで、昔から気になっていた‘4つの疑わしき植物’について、この際徹底的(?)に調査をして、今後誤解の無きよう明確にしておきたい。 ① アメリカアリタソウ ![]() http://www.asahi-net.or.jp/~uu2n-mnt/yaso/tanken/aki/yas_amerikaaritaso.htm
② セイタカアワダチソウ ![]()
③ ブタクサ ![]() http://satowa-jibika.jp/20120806/203831/%E 3%83%96%E3%82%BF%E3%82%AF%E3%82%B5%EF%BC%8 8%E3%82%AD%E3%82%AF%E7%A7%91%EF%BC%89-2
④ アキノキリンソウ ![]() http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%8 2%AD%E3%83%8E%E3%82%AD%E3%83%AA%E3%83%B3% E3%82%BD%E3%82%A6%E5%B1%9E
また、別の文献では、次のように解説されている。
<結論> 以上の文献検索から、‘秋の花粉症’を惹き起こす植物は、上記4種類のの中では、 ‘ブタクサ’のみ という結論に達した。 従って、上記Aさん、Bさん、Cさんの意見は、間違っていて、正解は、Dさんでした! ![]() ![]() ![]() |
ひこばえ(蘖/孫生え)については、弊ブログ(2012年9月20日・http://kissyarita.blog.fc2.com/blog-entry-276.html )でも紹介した。
そのブログでは、「この‘ひこばえ(蘖/孫生え)’現象を、もっと上手く活用すれば、‘同じ稲の株’から、2回の収穫が出来はしないか?」と提案していた。そして、その後の‘成長’に期待していたのだった。 9月19日に撮った写真が、以下に示す写真である。 ![]() 2012年09月19日の田圃。8月の終わりに稲刈りを終えて、その後に急成長した‘ひこばえ’ ![]() もう‘実’が詰まっている。 およそ一ヶ月経過したので、これらに対応する写真を今日(2012年10月23日)撮影してきた。残念ながら、この田んぼの所有者には、‘「ひこばえで収穫をする」という意識が無い’と見えて、無残にも‘耕されて’いた。 ![]() 残念がら、その気がないと見えて、耕運機で耕されており期待していた‘ひこばえ’の収穫は出来なくなった。 ![]() それでも、‘生き残った’株の部分を見てみたのが、この写真である。 ![]() 望遠で撮ってみると・・・、 ![]() 更に拡大して見ると、こんな風に‘稲穂’は重みを増したと見えて垂れ下がっており、十分に‘実’が詰まっているように思われる。 勿論、‘ひこばえ’になる前の第一次収穫と同じ程度とは言えまいが、9月初旬から10月下旬の約2ヶ月間で、もう一度6~7割の収穫があるように思えるのに、なぜもっと積極的に‘ひこばえ’を活用しないのであろうか? 今までやったことが無いから、が理由ならつまらない。 何も、主食の‘ご飯’用に使わなくても、せんべい用でも家畜の餌用でもいいように思うのだが・・・。 そんな訳で、残念ながら‘ひこばえ’の収穫は無理と言う結論と相成ってしまった。 さて、急に季節が‘秋’に向けてまっしぐらの様子となり、朝夕の冷え込みがきつくなって来た。もう、毛布が必要である。 散歩道には、今や盛りと‘セイタカアワダチソウ’が辺りを席巻している! ![]() 玄関を出て直ぐの通りのまだ建築されていない住宅地の空き地にセイタカアワダチソウが鮮やかな彩で・・・。 ![]() 土手にも・・。 ![]() この川の名前は、赤目川。昔は‘赤目’がいたのだろうか? ![]() http://www1.odn.ne.jp/~mnakamor/shimanto_river.html この写真の赤目も‘四万十川’で捕れたものらしい。私も高知市で見たことがある。それも1mを越す堂々としたものであった。何でも、この赤目は警戒心が強くそして獰猛な魚。人間が近付くと‘身体の色’が変わる。ご参考までに・・・。 ![]() この散歩道の土手も、今やセイタカアワダチソウが真っ盛りで秋が深まりつつあることが判る。 ![]() セイタカアワダチソウは、ススキとのコラボレーションで一層美しさが増す。 ![]() 通りに面したこの辺もセイタカアワダチソウで一杯! ![]() この画像の中央・上部に見える田圃地帯が、冒頭に紹介した‘ひこばえ’が良く育っていた場所である。 ![]() 2012年10月23日は、日本国中が‘嵐’に巻き込まれて風雨は強いし、ここ千葉県・茂原市&白子町でも先程まで雷様はゴロゴロと唸って停電にはなるしで大変だった。その雨上がりの束の間を利用して散歩をされている方達がおられる。 ![]() 白サギも夕食の時間だと思われる。 ![]() ここはまた、綺麗に耕されていて、春先の田植えの時期と見紛うばかりである。今からこの田圃で何が始まるのだろうか? ![]() 此方の‘ひこばえ’ももう無理である。 ![]() この土手もセイタカアワダチソウで一杯! ![]() このセイタカアワダチソウは、‘いらっしゃ~い!’と言っているようで‘お辞儀か手招き’のようにも見える。 ![]() 此方は、上へ上へと背伸びしている。名前通りに背が高くなりたいようで・・・。 ![]() そんなこんなで、いつもの散歩コースを一回りしてきた。家へ帰って来て玄関先の花を見てみると、何だか花も赤みが増した感じ。 ![]() このベゴニアも普段より赤く見える。 ![]() これは元々赤いが・・。 10月もあと一週間を残すのみとなった。と言う事は今年もあと70日を切ったという事になる。 野田内閣の不手際で、日本国中が揺れている! 何も判らない‘政治屋’が、政権を取ってみて‘どうしていいのか判らなく’ただ‘ウロウロ’するばかり。 解散も仕方も判らない!厚顔無恥の典型である。 上述の通り、今年ももう本当に70日を切っている。地震・津波被災地も沖縄も泣いている!そして、交付税の支給を待つ地方もみんな泣いている! さあ、‘月給ドロボー’と言われる前に、早く何とか手を打って!! ![]() ![]() ![]() |
普段この言葉‘風呂’も普通の家庭であれば、ほとんど毎日聞かれる言葉であるが、何で‘風(かぜ)’と‘呂’なのだろうか?
これは、小学校の時、漢字を習った際に一寸だけ‘疑問’に思っていたが、その後何の‘ためらい’もなく使っていてそんなに疑問視もしていなかったが、考えてみるとどうにも判らない! ![]() http://oishiya.co.jp/bath/ 最も憧れる風呂の風景:大きな湯船と沢山の洗い場、そして外の景色
色々調べて行くうちに、民俗学者の‘柳田國男’氏が、この‘風呂’について考察していることをほとんどの人達が指摘していて、孫引き状態である。 皆自分の責任で‘風呂’の考察をせずに、誰かがこう言っている、で済ませている。勿論このブログでもそうだが・・・。その背景は、① 風呂の意味が判ったって何の意義がある? ② 学問的にはもっと面白いテーマがある。 といった理由なのだろうか?お金にもならないし・・・。 したがって、100年近くも前の‘柳田國男’氏の説(大正4年・1915年)を以って風呂語源談義は終了と言う事の様である。
それにしても‘風呂’は、ストレスを忘れさせてくれる最大の癒し空間、現代人には必須の場所・設備であることに間違いない! お風呂に,乾ぱ~い! ![]() http://dom.jtb.co.jp/yado/PhotoList.aspx?st=1558002 ![]() http://dom.jtb.co.jp/yado/PhotoList.aspx?st=1558002 そして、関連用語の‘風呂敷’。今ではその名前さえ知らない‘新々人類’が多いと聞く。何故‘風呂敷’? ![]() http://matome.naver.jp/odai/2134681735156948301/2134682411057808703
風呂敷の寿命も‘風前の灯’なのだろうか? (つづく) ![]() ![]() ![]() |
普段何気なく使っている言葉、よ~く考えてみると現在のものに相応しくないというかその言葉からは想像しにくい物が沢山ある。
例えば、電車に乗った時に「この電車は、00駅を出る時に少々揺れますので、‘つり革’や手摺にお掴まり下さい」と言うアナンウスを聞いたことがあると思う。 この‘つり革’って何?と元来の‘つり革’を知らない平成生まれの‘新々人類’は思うに違いない。何処にも‘革’なんて使ってないからだ。 同じく‘電車’関連で言うなら‘網棚’だって、何処にも‘網’はない! ‘銭湯’だってそうだ。 こんな風に言葉は、社会の文化や風習の変化や技術の進歩で‘様変わり’をする。 さて、今日の話題は‘屋根’である。 ![]() ‘屋’は誰でも理解出来るが、‘根’が、どうにも理解出来ない。 ‘ね(根)’を辞書(大辞林)で引いてみると、
とある。多分、‘屋根’の‘根’は、上記引用文の8にあたり、‘屋が地に根ざして立っている’と言う事になる。 えっ! どう言う事?! 以下の解説で‘謎’が解ける!!
そうか、‘屋根’の始まりは、‘家’という建築物の始まりの‘竪穴住居’を考えればいいという訳である! ![]() http://kouko.bird-mus.abiko.chiba.jp/main/terms/index.html#ta そして、‘つり革’が革でなくなっても‘つり革’と言うが如し、式で・・・。納得!! (つづく) ![]() ![]() ![]() |
日本語を普通に使っていて、そんなに気がつかないが、‘すき焼き’という言葉は、よ~く考えてみると何故‘すき’がつくのだろうか?
![]() http://www.kobebeef.co.jp/shop/suki.html 鉄の鍋が何処にでもあった訳ではない時代に‘鋤’の上でお肉を炒めて食することが流行ったから、それで‘鋤焼き’と言うようになった、とたしか教わったことがある。小学校の時だったから、もう60年も以上前のことである。 ![]() http://www.rentall-oyama.com/item/2010/12/post-388.html 鋤、鍬、鎌 本当だろうか? 改めて、web で調べてみたい。Wikipedia では以下のように解説してある。 先ずは、‘すき焼き’の‘定義(?)’から・・・。
上記の通り、‘鋤’と言う文字が使われている。60年以上も前の情報もそんなに的外れの情報ではなかったらしい。さらに、下記引用文にきちんと説明がしてある。
![]() まだ味わったことが無いが、‘松茸すき焼き’、堪えられんでしょうね! (つづく) ![]() ![]() ![]() |
日本人は、‘刺身’が大好きである。
![]() http://hitosara.com/0005030024/photo/0005030024F2.html かつて、坂本九が歌って全米でも大ヒットした‘上を向いて歩こう’が‘すき焼き’という名前に変えられた時に思ったものである。 そう変えた人は、日本人は‘すき焼き’が一番の好物と誤解をしている! 肉が嫌いな日本人は沢山いるが、‘刺身’を喰えない日本人はそういるものではない。 彼等にしてみれば、刺身を喰えない人が周りには多いので、刺身とは思わなかったのだろう。 どうせ‘曲名を変えよう’とするなら‘お刺身’とすべきであった、と思ったことがあった。 ![]() http://dt125kazuo.blog22.fc2.com/blog-entry-496.html さて、ところで‘刺身’は何故‘刺身’というのだろうか? 早速、web で調べてみた。Wipedia には、次のように解説してある。
イカそうめんは、刺身の範疇から外れているらしい。 でも何といっても刺身の王様は、‘アワビ’である。 ![]() (つづく) 次回の‘語源’探しは、? ![]() ![]() ![]() |
月の砂漠記念館が、‘水曜日休館’とは知らずに出かけた此方の不注意もあったが、少なくとも‘観光地’たるもの、そこだけが目的で観光客が来る訳ではないことぐらいわかっているのに、どうして‘休館日’を作って平気なのだろうか?
本気で観光資源にしたいと誰も思っていないのだろうか? 少々腹立たしかったが、これが‘田舎’の良さでもあると思い直して、次の目的地‘大喜多城’ へ向かった。 観光地だと思って行ってみると、‘だ~れもいない’状態は寂しくて何だか惨めになるものだが、考えようによっては、我々の一人占めだから、本当はそれが良いに決まっている。 こんな9ヶ条があるという。 ![]() http://www.facebook.com/Orifushi/posts/402882699776563?comment_id=63943387&offset=0&total_comments=5 「高野山真言宗 築港高野山 釈迦院の言葉です。」とあるが、高野山真言宗 築港高野山 釈迦院のHPに当たる資料を調べても出て来ない!一体何故?‘釈迦院が言う’訳は無いから、誰かが言ったのだろうが、それが判らない! 何故10カ条では無くて9カ条なのかも判らない!最近の情報は、孫引きの連続だから、その根源にはなかなか行きつかない。本件もいい例である。 兎に角、人が集まる9ヶ条だそうだ。 「人は‘見てはいけない’と言われたものを見たいと思って集まる」 というのを入れて‘10ヶ条’にして貰いたい! ‘月の沙漠記念館’もこの9ヶ条を‘深~く’受け止めて、‘集客’とは何か?について大いに検討して貰いたい。 さて、月の沙漠から約40km、車で1時間強のところに‘大多喜城’が見えて来た。‘カーナビ’は極めて便利である。道をわざと間違えても、ちゃんと修正してくれる。 日本国中、本当に小幅の2~3mの道だって正確に案内してくれる。素人的には、こんなに素晴らしいソフトは珍しいし、最高である。ただし、何度同じところに行っても道を覚えることが無い。それだけ、利用する人間はうっかりしていると‘馬鹿’になって行く。 さて、‘大多喜城’は、全国的には‘今は’余り有名ではないが、歴史的には‘やや感動する’城である。 何と言っても徳川家康の知恵袋でもあった四天王の一人、本多忠勝の居城である。 最近ここ1~2年、大多喜城へは行っていなかったが、こんな‘幟(のぼり)’が立っていた。 ![]() おやおや、本多忠勝を担ぎ出そうという作戦である! この企画は素晴しい! ‘NHK大河ドラマ「本多忠勝・忠朝」誘致実行委員会’とある。 主催者は、問合せ先:「大多喜町役場産業振興課内」と、あるから大多喜町である。 これは本物かもしれない!? ![]() http://www.town.otaki.chiba.jp/kankou/cat119/post-22.html 「家康に過ぎたるものは二つあり、唐のかしらに本多平八」との狂歌が書かれている。 ‘唐のかしら’:家康が趣味で集めていたヤクの尾毛を飾りに使った兜を指す。ヤク:ウシ目(偶蹄目)ウシ科ウシ属に分類される偶蹄類。 ‘本多平八’:本多忠勝の通称が平八郎だったことによる。 ![]() http://www.town.otaki.chiba.jp/kankou/cat119/post-22.html ![]() http://www.town.otaki.chiba.jp/kankou/cat119/post-22.html これは、これは本物である!これだけの数の行政が、NHKに‘圧力’を掛ければ、NHKも動かざるを得まいが、もうひと押し‘有力な人物’が必要かもしれない。ただし、その動きが余りにも卑劣であると却って受け入れられないことになり兼ねない。それに、‘作家’の先生は誰なのだろうか?案外そんなところからNHKは動いたりするものであるらしいから・・・。 ![]() これが駐車場から、大多喜城・城址への登城一本道である。 ![]() この沿道にも‘誘致幟’が多数あった。 ![]() これが、再建された本丸と入口である。
![]() 残念ながら城内の展示は‘撮影禁止’だそうだからその様子は伝えることが出来ないが、この大多喜城・城址は、また、‘千葉県立中央博物館・大多喜分館でもあるため、‘江戸風俗図屏風’が展示されていた。 ![]() 「門外不出とされたアメリカ・フリーア美術館所蔵の菱川師宣筆『江戸風俗図屏風』(17世紀)を京都文化協会とキャノン(株)の「綴プロジェクト」(正式名称:文化財未来継承プロジェクト)により、高精細複製品がさくせいされ、千葉県立中央博物館に寄贈(大多喜城分館保管)されました。大多喜城分館では、より多くの皆様にご覧いただくために年4回公開します。」とある。 ![]() 菱川師宣は、千葉県・鋸南町の出身である。 ![]() そのトイメンに‘体験コーナー’があって、本多忠勝が使っていた兜と陣羽織のレプリカ、重さが同じらしいが、これを試着してよろしいとのことであったため、恥ずかしいことを忘れてしまった私は早速試着したという訳であ~る。画面の右には、引用資料で忠勝がかぶっている兜が見える。 ![]() 外に出てみると、大多喜城の絵図がある。 ![]() お客さん達が来た。 ![]() 観光バスが着いたらしい。 ![]() 城址の裏手へ廻ると、千葉県立大多喜高校(お笑いタレント・渡辺正行の母校)があり、そこの敷地内に大多喜城ゆかりの忠勝が掘らせた底なし井戸がある。 ![]() 大井戸の場所を示す絵図。 ![]() 大井戸への道しるべ ![]() この急な坂を下りて行くと ![]() 噂の大井戸が見えて来る。 ![]() 大きい! 今でも満々と水が・・・。 ![]() http://www.geocities.jp/qbpbd900/otakijo.html 看板には、日本でも最大級とある。実はこの大井戸には、地元の或る人の話だと‘大多喜城に纏わる金銀財宝’が隠されていたという噂が広まり、本格的調査が一度は行なわれたが、まだ発見にまでは至らなかったという。 ひょっとすると・・・・。 ![]() 駐車場へ向かう下りの道路から見ると深い谷になっている。 ![]() 誰も上がってはこない。全くの静けさである。 ![]() 崖っぷちに看板が・・。 ![]() これが‘空堀’である。 ![]()
![]() 大写しでハッキリと「立ち葵」であることが判る。 ![]() ここに二の丸があった。 ![]() 大多喜城の絵図が入口のところにあったのだが、帰りになってやっと気がついた。 ![]() 淋しいかな、観光バスはたったの一台のみしか見当たらない。 ![]() 観光バスの他には、我々の車ともう一台の乗用車、そしてオートバイが一台のみ・・・。 ![]() 御城から下って来て、踏切に差し掛かった。珍しい‘赤信号’である。一両‘編成’(?)の列車が横切って行った。 ![]() 先程の踏切を渡って、大多喜駅に近づいてきた。 ![]() 駅前には、何だか‘武家屋敷’を思い起こさせるような立派なお店がある。 ![]() ここが大多喜駅前である。 本日の‘月の沙漠’と‘大多喜城’の観光地めぐりはこれで終了した。 兎に角、観光地は‘客を呼ぶ’事に必死にならなくてはいけない! そんな観点からすると、この大多喜城を巡っての‘本多忠勝・忠朝’大河ドラマ実現が成功することを祈りたい! ![]() ![]() ![]() |
2012年10月17日(水)10:00、お客様をお連れして‘外房’では少ない観光地の一つ‘月の沙漠’へ向かった。
我々も外房へ引っ越してきて、案外観光地の少ないのに驚いた。観光地の数としては沢山あるのだが、その‘規模’という観点からすると‘観光地’としての条件が整っていない。 例えば、駐車場の規模である。台数がそんなに多くは無い。これも‘痛し痒し’で、余り観光客が多くないから、そんなに大規模の駐車場は必要ないとして‘小規模’にしておくと、‘駐車場が狭いから’あそこは避けようという事になって、観光客が減るから、益々駐車場が狭くてもいいという事になって‘悪循環’が始まるという訳である。 その影響は、周辺の‘ホテル’や‘食事処’や‘土産物店’にも及んでしまう。 観光客を呼ぼうとすると、先ず‘その地の将来の規模’のことを‘先ず第一に考慮’して、‘観光事業計画’を作ることが必要だと思われる。決して行き当たりばったりで、「先ずは様子を見よう、本格的計画はそれからだ!」という無責任計画は多分後々まで禍根を残すこととなるに違いない。 外房のスポットは、どうやらこの悪循環にみんな陥っているような気がしてならない。そして、このことに担当者が気付いていないのである! そして、また行政の責任者(知事・市長・町長・村長)が自分の範疇のことしか考えない!連係プレーでしか観光客は呼べないのに、誰かが‘リーダー’となって観光の名所に仕立てようとする気概のある人材がいないのだろう。東京という日本最大の‘消費者’の奥座敷というのに・・・。 タレントの千葉県知事にも弊ブログでお願いをしたことがある。あなたがリーダーなんですよ!と。 このままでは、‘じり貧’状態が続くだけで、観光客なんて全くいなくなるような気がする。 さて、11:25、お目当ての‘月の沙漠記念館’前に到着した。 ![]()
でも何だか様子がおかしい! 車が何処にも止められないのだ。海岸線の道路には、多分‘違反駐車(?)’と思われる車が、そう3~40台。どうやらサーファーの人達らしい。 この海岸通りをぐるりと一回りして、周りを見渡したが駐車場がない!そりゃあそうなんだろう。これだけこの辺の事情に詳しい筈のサーファー達が、路上での違反駐車をしているという事なんだから・・・。 我々は何とかして駐車場を見つけて‘月の沙漠記念館’を見たかった。東京からのお客様をわざわざお連れしたのだから・・・。 海岸線をそう、約1km位は走って左折して月の沙漠記念館の入り口付近に戻ってきた。上の写真の向かって左側の付近にである。 この記念館に「お宅の駐車場は、どこ?」と聞く積りで私が車から降りた。 入口へ来て見たが、どうやら閉まっている様子。表玄関へ来て見て驚いた! なな、何と、本日は‘休館日!’ 張り紙案内には‘水曜日は休館’と書かれている! これには少々驚いた。この調子では、上述した通り、‘自ら観光客を拒否している’格好になってしまっている。 観光地は‘一日たりとも休んではいけない!’ こんな原則さえ守られていないのだ! 勿論、この‘月の沙漠記念館’の経営は、御宿町である。 担当区分:産業観光課(商工観光班) tel0470-68-2513 だそうであるから、いわゆる‘お役所仕事’なのだろう。いわゆる‘お役人’という人達は、お客が来ようが来まいが、自分の給与が貰えればそれでいいのである。何か企画を立てて予算を取って実行して失敗でもしたら‘首が飛ぶ’ことを恐れて誰も‘新企画’を言い出さないのだ! さらに、新人が‘新企画’を提案したとしても‘その上司’が「やめとけ!」という。 上司が‘やめとけ’というには2つの理由がある。その第一は、それを認めてやらせて失敗した場合の責任を左遷ということで自分が取りたくないからである。第二は、後輩が自分より優れていることを周囲に見せたくないからである。つまり‘出た杭’を打つのである。 そんな理由から、‘お役所’では‘失敗しない人’が偉くなっていく。‘絶対に失敗しない方法’、それは‘何もしない事’である! そんな訳で、お役所は何もしないのである。 復興庁は、人事を間違えているので‘本来のお役所’になり下がってしまっているから、一年七カ月以上も経っても何も出来ないのである。お役人は、予算の割り振りさえ出来ない。何故なら、割り振りは‘責任のある仕事’だからである。責任の無い仕事、つまり誰かから言われたら‘その通りに’やる。自分の責任ではないと言い張るためである。 ここで改めて言っておきたい。上司から言われたからいやいやながらに給与を稼ぐために行なう‘動作’は‘作業’という。例え上司から言われたことでも‘自分なりに考え、新工夫を加えて自分の責任で行なう’‘動作’を‘仕事’という。 そういう定義からすると、お役所は‘仕事’をしていなくて、‘作業’をしているという事になる。それなら‘ロボット’と同じである。 一刻も早く‘月の沙漠記念館’の経営は民間人に任せた方がいい! お役人は‘それさえ’言い出せないのである!‘何故か?’自分達の仕事がなくなって給与が貰えなくなるからである! そんな訳で、観光バスもやって来てはいたが、誰も記念館には入れない! ![]() 観光バスから降り立った人達は、多分バスの中でガイドさんから‘今日は記念館は休館’という事を聞いていたのであろう、愚痴をこぼしているようには見えなかったが、虚しく‘鯉’を見るだけ! ![]() この鯉はでっかく、大きい物は約7~80cm位はありそうだ。 ![]() 餌は誰がやるのか、それとも鯉任せなのだろうか? 休館日に申し訳ないから‘鯉でも見て下さい’という‘お役人’の企画だろうか?これなら‘失敗しても’誰も責任は取らなくて済みそうだ! われわれも、彼らと一緒に、すまなさそうな顔をしている王子様と御姫様をみて早々に立ち去ることとした。 ![]() ![]() ![]() (つづく) 次回は、‘大多喜城’へ・・・。 ![]() ![]() ![]() |
江戸時代という長期平和時代 を構築した元祖は、言わずと知れた‘徳川家康’である。
勿論、家康一人の完全なる‘独創’ではないことも確かである。 織田信長や豊臣秀吉の影響 が当然ある。しかし、家康の人生哲学の根本は、やはり家康の素質にある。以前、このブログでもこの英雄3人の‘評価’について書かせて貰ったことがある。( 第Ⅲ象限からの脱出! http://kissyarita.blog.fc2.com/blog-entry-181.html ) 人物の評価は、沢山のファクターから成立っている。そのパラメーターを2つに絞って単純化して見た。そのパラメーターは、下図に示す通り、(独創力)と(人格)としてみるとかなり特徴が出て来る。 ![]() http://kissyarita.blog.fc2.com/blog-entry-181.html ![]() http://history4u.net/archives/463 信長は、独創力はあるが‘人格’には少し劣る(鳴かぬなら殺してしまえ・・・)から、第Ⅳ象限という訳である。 ![]() http://www.shouzou.com/mag/p11.html 秀吉は、独創力ありでかつ‘人格’もあり(鳴かぬなら鳴かせて見せよう・・・)だから、第Ⅰ象限。 ![]() http://amesei.exblog.jp/14390712/ 家康は、独創力は信長、秀吉に劣るが、人格は素晴しい(鳴かぬなら鳴くまで待とう・・・)という訳で、第Ⅱ象限に‘貼り付けられる’という訳である。 第Ⅲ象限は、独創力も人格も劣る‘人物’、すなわち‘歴史には登場しない人物’、一般庶民という訳。 あくまで、この評価は‘相対的な’もので、家康が絶対的に‘独創力’に劣るという事ではない!信長・秀吉に比べて‘相対的に’独創力が低い程度だというだけのことである。 しかし、その後の‘実績・評価’からすれば、「いやいや、信長や秀吉よりも‘独創力’においても‘優れていた’のだ」という評価だってあり得る。 江戸時代という日本の‘長期平和時代’の礎を築いたのだから・・。でもでも、それは信長と秀吉はいたからだ!との反論もあろう。 この果てしない評価議論は、ひとまず置くとして、実際には、江戸時代という平和時代が訪れた。この平和時代の‘文化’が、実は現在にも幅広く大きな影響力を持っていると思われる。 ここに興味深い一冊の本がある。 ![]() 稲垣史生氏の著作である。 今日においても江戸時代の文化が色褪せないのは、その文化の程度が高度に洗練されていたからに違いない。 ‘時代劇’が未だに人気を博している最大の理由は、日本人の体質に合致した‘勧善懲悪’という文化が、江戸時代という平和な庶民生活に裏打ちされているからに他ならない。 体制を保つための‘士農工商’という身分制度も、それぞれが世襲制度を保持したためにいわゆる‘競争’という意識を生活の中に取り入れなかったことが、人間性を却って尊重する風習を産んで、みんなが平和を謳歌したことに繋がったに違いない。 先般も指摘させて貰ったが、江戸幕府が開かれた後直ぐに起こった‘島原の乱’が、江戸幕府をして‘仁政’を行なわせる起爆剤となって、その犠牲の上に約260年の平和が保たれた。そして‘鎖国’もがその平和に貢献していたのである。 その江戸時代の文化・風習・習慣を解き明かしてくれるのが、このご本である。 プロローグとしては、このご本の‘ものしり475の考証’の一つを紹介してお開きとしたい。 ![]() それにしても、‘火事と喧嘩は江戸の華’と言われる‘火事’を、町人・江戸っ子が‘待ち望んでいた’というのも面白い。誰かが損をしないと他の人が儲からない。これを経済が回るという。現在のように老後のためとか将来の生活が不安だからと言ってお金を使わないと経済は回らない。 (つづく) ![]() ![]() ![]() |
‘論語’といえば、「論語読みの論語知らず」 ということぐらいしか出て来ない。
勿論、‘論語’の作者は‘孔子’ではない。‘孫弟子達’が孔子の‘言行録’を纏めたものであることは誰もが知っているのであるが・・・。 孔子の‘子’は‘先生’という意味の尊称。したがって、‘孔’先生である。 儒教の始祖。 面白いことに、当時の宗教の始祖の共通点は、「始祖自身が‘経典’に当たる‘書き物’を自らの手で書かなかった」 という点にある。 世界における現在の‘宗教人口’を見てみよう。
そして、主な宗教の‘聖典’を以下に示す。
上記引用の通り、‘巷間’世界4大宗教と言われる(勿論、4大宗教は定義次第で別のものを挙げることもある)上記の聖典・経典の類は、悉く‘始祖の手で書かれなかった!’のである。 さて、‘論語’に話を戻すと、‘今何故、論語’なの?から始める必要がある。 ここに一冊の本がある。 ![]() 著者は、あの「日本人とユダヤ人」で一躍脚光を浴びた‘山本七平’氏である。(1991年没) 彼が、戦後日本の教育の乱れを危惧して、有難いことに、東洋のバイブル(聖書)たる「論語」を我々一般人にも判るように解説してくれている。 そして、あの遠藤周作氏が、この本のカバーの内側に次のような推薦メッセージを寄せておられる。 ![]() 遠藤周作氏も言葉を慎重に選んでおられるが、要するに‘戦後の教育’を日教組が駄目にしたという事である。そのことを「デモクラシー(民主主義)は政治制度であって、人間個人の規範とは‘次元’を異にしたもの」という表現をされているのである。 これは、この「論語の読み方」を読んでいく上で、読者が決して忘れてはいけない概念である。 戦後生まれというより、戦前に産まれていても‘戦後の教育制度’の中で教育された日本人は、「論語読みの論語知らず」どころか、 「論語読まずの論語知らず」 であって、最悪である。 このことは、今の中国人にも当てはまる。 毛沢東の「文化大革命」では、‘孔子と封建思想’という名目で‘排除’する闘争がなされたが、1976年毛沢東の死去により、‘儒教思想’は復活する。現首相の温家宝は、2004年 「平和共存五原則」 周年記念演説,世界文明の多様性を肯定し、その先見性孔子の世界観指摘、評価。( http://kerukamo.blog115.fc2.com/blog-entry-130.html ) 前出の宗教人口に見られる‘儒教人口’600万人強が全部中国人だとしても、中国全人口の0.5%にも満たないから、中国は‘儒教の国’とは言えないのだろう。 儒教の教義は、 「儒教は、五常(仁、義、礼、智、信)という徳性を拡充することにより五倫(父子、君臣、夫婦、長幼、朋友)関係を維持することを教える」( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%84%92%E6%95%99 )であるから、今般の中国の動きに儒教思想が現れているとは到底思えない。 ‘国の宝は人づくり’ だという基本的な教えさえ守る気配がない。一人っ子政策は果たして大丈夫か? そんなこんなで、今こそ‘論語’が見直される時だと感じている次第。 今後、この本「論語の読み方」を熟読しながら、日本人だけに止まらず‘人間の生き方と教育問題’について勉強をしてみたい。 (つづく) ![]() ![]() ![]() |
‘白夜’は、一日中太陽が沈まない自然現象である。このことは小学校でも教わるから、日本人なら誰でも知っている。
![]() http://www.toxsoft.com/sswpro/kaisetsu/index.html
しかし、‘白夜’があるのなら、その反対に‘一日中太陽が昇らない日’があることには誰もが気付いているはずなのに、このことは小学校では、不思議なことに、たしか‘教わらなかった’はずである。 どうしてなのだろうか? 北半球で、‘白夜’が進行中の場合、同時に南半球では‘一日中太陽が拝めない日’が続いている場所がある。その反対に‘南半球で‘白夜’が進行中の場合、北半球のある場所では、‘太陽が拝めない日’がある。 ここで、問題で~す! Q:‘白夜’の反対語(対語・対義語)は、何でしょうか? これ、小学校では教えてくれなかった!(質問すればよかった!) A:‘極夜’といいます。 ![]() http://www.maptour.co.jp/atb/dept_ngo.php/area/ngo_mapstyle_iceland02_03/
極夜
因みに、‘極夜’は、英語では、上述引用にある如く、‘polar night’であるが、‘白夜’は、英語では、①‘white night’②‘arctic night’③‘short night’と翻訳されている(by google 翻訳機能)。 また、‘広辞苑’を載せているカシオの‘EX-word’には‘極夜’の単語は掲載されていない! 更に、‘白夜’については、
とある。しかし、この表記は昔の小学校でどう教えていたかを知らない人の記述に違いない!我々は、昭和20年代に小学生だったが、その時の読みは「びゃくや」だった。恐らく‘森繁さん’も小学校でそう教わったに違いない。昭和45年頃から、というのは少々眉唾?? ノルウェ―に‘ロングイヤービエン’という都市がある。 私は‘長い年月鼻炎’に悩まされ続けている。この日本語「長年鼻炎」に、を直訳すると「long year bien」とはならないか? そんな訳で、この都市の名前を聞かされて、直ぐに‘親しみ’を感じた! ![]() http://tabisite.com/photo/14sj1.shtml
‘白夜’とそして‘極夜’の町、考えようによっては‘世界一住みよい町’と言えるそうだ。 ![]() NHK・TV放映像をカメラで撮影 それは、‘なぜ、何故? (つづく) ![]() ![]() ![]() |
・・・・、という訳で香取神宮と鹿島神宮の‘気’を感じる旅が始まった。
女性5名、男性2名。平均年齢は疾うに‘50歳’を越している。いやいや‘60歳’をも・・・。 茂原市から2台の車で出発した。 21012年10月9日午前9:00ジャスト。 メンバーの中には、‘気功歴’何十年のベテランから、数か月の駆け出しまで、果たして‘気’を捕えることが出来るのだろうか? ![]() 11:08 ‘歓迎’のアーチに迎えられて、早速、‘気’を探す行脚が始まった。 ![]() 何故か、女性軍は‘等間隔’で横一列に並んでいる!まるで‘清原監督’率いる日本体育大学の‘集団行動’の始まり、とも取れる光景である。‘なに、これ?珍百景’に投稿する程ではないが・・・。この香取神宮の‘気’がもう作用し始めたのだろうか?! ![]() http://commonpost.boo.jp/?p=19689
![]() 朱塗の大鳥居:参道正面にある第二の鳥居で、鳥居の朱色と周囲の老杉の緑とが良く調和して、神域の入口にふさわしい美観を呈している。 ![]() 朱色の大鳥居を潜って、振り返ったところ。 ![]() ‘本日はお日柄もよく’といった感じでまるで‘春’を想わせる光景。 ![]() この‘カエデ’の葉っぱは、正に‘春’を想わせる。やはりこの境内には‘気’が多いのだろうか? ![]() ‘新緑’のように美しい! ![]() 秋深まってもう一度来てみたい‘気’になって来た!案外‘紅葉’せずに、このまんまの‘緑’だったりして・・・。 ![]() 総門が見えて来た。平成26年に、12年に一度午年の時に行われる‘式年神幸祭’の予告看板が見える。 ![]() 大鳥居の朱にもまして美しい総門である。総門は神宮の‘玄関’である。 ![]() 手水舎。楼門・拝殿に行く前に、手を洗い、口を漱いで、身を清める。 ![]() 楼門。楼門は、‘2階建て’である。下層に屋根がなくて上層に高欄付きの縁をめぐらしたもの。下層に屋根のあるものは,二重門とよぶ。 ![]() 総門にもまして鮮やかな‘朱色’である。 ![]() 香取神宮の文字がハッキリと見える。 ![]() 狛犬の‘阿吽’の‘阿像’の方。「阿」は口を開いて最初に出す音、「吽」は口を閉じて出す最後の音。この二つは宇宙の始まりと終りを表す。 ![]() 狛犬の‘阿吽’の‘吽像’の方。
![]() この香取神宮に何故‘鹿’がいるのか? <私の推測>:鹿島神宮の祭神は、武甕槌神(たけみかづちのかみ)。春日大社が祀る「武甕槌命(タケミカヅチノカミ)」が白鹿に乗ってやってきたことから、春日大社では鹿が神使とされている。従って、鹿島神宮も同じく‘鹿’を神の使いとする。鹿島神宮の名称にも‘鹿’を。これまた従って、香取神宮の祭神・経津主大神(ふつぬしのおおかみ)については、「経津主、武甕槌の二神は出雲国の稲佐の小汀(いなさのおはま)に着いて十握剣(とつかのつるぎ)を抜いて逆さに突き立て、武威を示されると 大国主神は大御神の御命令に全く異議はありませんということで、平国の広矛(くにむけのひろほこ)を受け取り、二神は日本の国を平定して、大御神の元へ復命されたのです。」(http://www.katori-jingu.or.jp/goyuisyo.htm)と香取神宮・御由緒書にあるとおり、二人の祭神が日本国を治めた間柄。故に、香取神宮も鹿島神宮と同じく神の使いは‘鹿’という訳。では何故、「武甕槌命(タケミカヅチノカミ)」が白鹿に乗ってやってきたか?これは、現時点では、残念ながら‘不明’。 ![]() 皆さんの足が止まった! ‘気’を感じる! ‘手のひら’を地球に向けると‘ビンビンと’反応がある!そして次第に‘熱く’なってくる! ![]() このそんなには大きくもない‘木’の周りに‘気’が一杯!‘木=気’が成立するのだろうか? ![]() このカエデも新緑そのもの・・・。 ![]() お隣のこの木には何かの‘巣’らしきものが・・・。 ![]() この境内の‘大木’の特徴は、‘根っこ’の部分が地上に現れい出ていること。 ![]() この木の別角度からの画像。‘根っこ’の節くれだった、しっかりとした部分がハッキリと判る。こんな育ち方は、やはり‘気’のせい? ![]() この経路も‘雰囲気’が違う!‘気’に満ち満ちて入る。 ![]() この杉の木の肌は何故こんな風に?見方によっては、人間か、動物のようにも見えないことは無い? ![]() 御本殿の裏へまわって鹿舎を見て、‘気’の強い場所を巡って御本殿に帰って来たところ。 ![]() 御本殿は、拝殿の奥にある。この拝殿・御本殿は現在現在改装中。 ![]() 屋根には、古くなった‘檜の木の皮’に植物の種が発芽して、葉っぱを付けている。 ![]() これが有名な‘三本杉’。 ![]() 由来が書いてある。 ![]() この木は凄~い!楼門と拝殿の間にある杉の木である。 ![]() 直径も背丈もこの境内では‘随一’!大いに‘気’を感じている人もいる。 文字色 ![]() 総門を後に‘要石’へ・・。 ![]() いよいよ、ここ香取神宮最大の‘気’の場所、‘パワースポット’と呼ばれる‘要石’へ。 ![]() これが、‘要石’。でも‘気’に関しては、先程の鹿舎のすぐそばの‘カエデの木’近傍の場所の方が‘気’が強かった。 ![]() ‘要石’の由来。ここ香取神宮の要石が凹凸の‘凸’の方。 ![]() 素晴しい‘苔’。ここも‘気’が感じられる。 ![]() 何気ない路傍の石’。‘ワンちゃん’の顔に似ている。 ![]() 13:07 境内巡ることおよそ2時間。やっと‘そば’にありついた次第。‘亀甲’とは、この一帯の山の名称。 ![]() 香取神宮に別れを告げて、千葉県から茨城県へ。利根川を渡っているところ。この辺一体は、行政の‘仕切り線’の乱れが続いたこともあって、‘ちばらき’県と言われているところ。千葉県と茨城県の‘あいのこ’という意味だろう。 ![]() 鹿島神宮について、駐車場に、いきなり巨大古木がお出迎え。 ![]() 何のとなく通り過ぎているが、この巨木にも多分因縁のある古いお話があるのだろう。今日のところは、このままで・・・。 ![]() この辺一帯の歴史が・・。 ![]() 鹿島神宮の見取り図がある。きっとここにも‘気’の強い場所があるに違いない! ![]() 鹿島神宮の道は、‘森林浴の道’に指定してあるという看板。この森林浴が出来ることこそが‘気’のある証拠。 ![]() 2階建ての門、‘楼門’が見えて来た。ここの巨木にも驚かされる。 ![]() しっかり伸び過ぎて、己を支え切れなくなってしまった巨木。それくらい‘気’が多いのだろう。 ![]() 平成26年に‘式年大祭’を行なう看板が見える。この式年大祭は、香取神宮と同じ‘午年’。此方は9月。香取神宮は、6月。 ![]() ここの手水場も立派である。 ![]() 総門の朱が眼に沁みる。 ![]() この楼門が‘重要文化財’であるという表示。香取神宮にはこの表示はなかった? ![]() 黄門様の父君・頼房公(家康の七男)の奉納という。そこのところが多分香取神宮との違いなのだろう。今となっては香取神宮も手の打ちようがないに違いない。 ![]() 奥宮は、家康の奉納だったとある。 ![]() 杉の巨木にも‘苔’が生えている。湿度が高いことを物語っている。‘気’はそれ程強くは無かったが・・・。 ![]() ‘根っこ’の頑丈さが表れている。これじゃあ、一寸やそっとでは倒れることは無いのだろう! ![]() ここ巨木の周りは‘気’が強い。それだけに‘森林浴’の効果が出ているに違いない! ![]() この木の‘瘤’は一体何だろうか?出来た原因は? ![]() ここが奥宮。●奥宮:慶長10(1605)年、徳川家康公が奉納した本殿を元和の造営の際に引き遷したもので、需要文化財に指定されています。奥宮の前にある芭蕉の句碑の上部の穴は、耳を近けると「海の音」が聞こえるといわれています。(http://www.sopia.or.jp/kashima-kanko/jingu.html) ![]() 奥宮の由来が・・・。 ![]() ‘要石’へ通じる道の‘道票’。要石の意味が一目で判る‘絵文字’である。 ![]() この森林浴道は、歩きながら‘気’に気付くことが出来る。車がバンバン走る‘国道’とは雲泥の差である。この‘気’には誰でも気付く。 ![]() これこそ、鹿島神宮の‘要石’。凸凹の‘凹’であることはハッキリわかる。この要石と香取神宮の要石とが地中で繋がっているという。どうして科学的な証拠固めをしないのだろうか?それともやってみたところ、そうではなかった、とでも言うのであろうか? ‘パワースポット’と言われながら、‘気’の強さはそれ程でもない。 ![]() 要石の説明。黄門様が本当に掘らせてみたのだろうか? ![]() 要石の見せ方は、香取神宮よりも立派。 ![]() 一茶の句である。‘松の花’の意味が今一つ解らない? ![]() 鹿島神宮で最大の‘気’の場所。‘手のひら’にずんずん来る。 ![]() 要石から奥宮へ引き返す途中。ここにも‘気’が・・・。 ![]() この道は‘気’が凄い!これが‘数百m’続いている。 ![]() この‘気’の強い場所で‘自分の影’写真を撮ってみた・・・。何だか‘オーラ’らしきものが・・・・?? ![]() 拡大してもると、‘頭部の周り’に、何だか、本当??‘オーラ’? ![]() ここは奥宮の囲いの外の巨木。ここも‘気’が強い! ![]() 御手洗の由来。 ![]() 鯉が泳いでいる。不思議なのは、その水位だという。そんなに不思議なのだろうか?湯壺の原理と考えれば・・・? ![]() このお休み処の風情はなかななかのもの。京都の大きな庭園を想わせる。 ![]() こんなところに‘巨大きのこ’が、多分‘毒きのこ’。 ![]() この‘土盛り’は、‘鳥居’が先般の「3・11」の大地震で倒れた後らしい。一寸待て!‘要石’の威力はどうなっているのだろうか? ![]() 坂道を登っている。‘両手’を‘後組’にし始めたら、‘老化’の進行が速くなっているというが、果たして? ![]() 帰りの拝殿。‘行き’の時におみくじを引いた。‘兇’が出た!これまで何百回と引いたご‘兇’が出たのは初めて。何だか、悲しいより‘嬉しい感じがした。 ![]() 14:57 そろそろ日が傾き始めた。最後にまた、影を撮ってみた。 ![]() 拡大しても‘オーラ’らしきものは全く見えない。 という事は先程の‘気’の多いと思われた場所での‘影’の‘オーラ’らしきものは‘本物’? 何とも不思議な経験だった。 この香取神宮と鹿島神宮とでの‘気’探しでの結論は以下の通り。 ① どちらの神宮にも‘気’の強い場所があった! ② 平均して‘鹿島神宮’の‘気’の方が強いと思われた。 ③ ‘パワースポット’と言われている‘要石’付近の‘気’は、どちらの神宮とも‘巨木の付近’よりも弱く感じられた。 ④ 本当かどうかは定かではないが、‘気’が強いと思われた場所での‘影の写真’にオーラ?が写った!? (つづく) 次回は、‘気功’や‘レイキ’の科学的根拠について。 ![]() ![]() ![]() |
香取神宮と鹿島神宮の概要
‘神宮’は、‘神社’より`位’が高い?
(1)香取神宮の概要 ![]()
(2)鹿島神宮の概要 ![]()
これで、‘事前調査’は終了! これだけの予備知識さえあれば、両神宮の重要ポイントは見逃すこともあり得まい。 両神宮の‘パワースポット’は、凸凹の‘要石’が中心かも知れない! その場所での‘気’を本当に感じる執ることが出来るのだろうか? (つづく) ![]() ![]() ![]() |
昨日に引き続き、香取神宮と鹿島神宮(その1):事前調査ー2である。
事前調査なしで、その場に踏み込むという‘暴挙’は、時間の無駄である。意味も判らず‘要石’を見たって多分何の感動もないに違いない! 香取神宮で‘要石’を見せられて‘何これ?’で初めて知って、その後に鹿島神宮へ行って、また‘要石’があることに気付いて、‘ここにもあった~!’では、小学生以下である。 ‘宇宙エネルギー’の活用の仕方で‘気功とレイキ’には、その手法に大きな違いがあることは昨日の弊ブログに述べた通りである。 さて、それではお約束通り‘レイキ’とは何か?について・・・。
上記引用文には、‘信頼できる研究の成果によれば、レイキが何らかの病気に有効だとする科学的根拠はない[3]。’と書かれているが、もっと正確には‘科学的根拠はまだ見つかってはいない。’と書かれるべきであろう。 多分、‘レイキ’でも‘気功’でも、何らかの病気に‘直接作用して’その病気を完治させるといった種類のものでなないことは確かである。 ‘心身の健康’こそ‘予防医学’であって、‘気功やレイキ’を‘対症療法’の分野で取り上げて‘価値が直接見出せない’という‘論法’は、的を得ていない! ここに出て来る‘臼井甕男’という人は、以下に示す通り、数々の困難な経験をこなしてきた‘強烈な’人だった。 メジャーにはなっていないが、西洋に伝わって‘逆輸入’されるほどの‘技術’を一人で開発したというから、その修業は命懸けだったに違いない。
伝えられるところが‘実話’かどうかは、今となっては調査のしようがないが、何の効果もないということであれば、人々は付いてこない。 まだまだ‘西洋医学’も当時はそれほど高度な技術ではなかったろうし、お薬だって今のように効き目のあるものはなくどんな病気にでも‘葛根湯’の時代であったろうから、‘心の安定’で相対的には‘効き目’のある治療法だったのだろう。 それが、今現在、‘宇宙のエネルギー’という観点から‘見直され始めている’という何と皮肉な現象であろうか! ‘薬を飲まなくなったら病気が癒えた’ともいわれる時代である。対症療法も緊急時には欠かせないが、‘根本療法’が脚光を浴び始めて、‘心の安定’が必要視される時代となった今、‘気功とレイキ’の果たす役目もかなりの重さを持ってきたと言えるのではないか・・・。 食わず嫌い程‘勿体ない’事は無い! ものの本によると、臼井 甕男が断食をした‘鞍馬山’は、勿論‘源義経’の訓練・修行の場であったことは夙に有名であるが、‘霊気’の気が立ち込める今で言う‘パワースポット’としても有名な場所らしい。
さて、‘パワースポット’についての一般認識は次の通りである。博物学者の‘荒俣宏’氏も真剣に検討されているようである。 ![]() http://japan.digitaldj-network.com/archives/51538705.html
これ位の基礎知識があれば、香取神宮&鹿島神宮に赴いて、その場所での‘天からのパワー’と‘地からのパワー’を同時に感じることが出来るに違いない。 (つづく) 次回は、香取神宮と鹿島神宮の‘由来’について ![]() ![]() ![]() |
気功は、‘宇宙のエネルギー’を心身健康のために存分に‘活用する技’である。
![]() http://www.amazon.co.jp/gp/product/images/43444069 66/ref=dp_image_text_0?ie=UTF8&n=465392&s=books 従って、当然訓練が必要である。 しかし、訓練の前にその‘宇宙のエネルギー’とは何かについて、きちんとした知識の学習が必要であると同時にそのエネルギーとはどんなものかを‘実体験’することもこれまた大変に重要な課題の一つである。 そんな‘宇宙のエネルギー’なんてものはあるはずがない、と思うのは浅学というものである。 昔から‘パワースポット’と呼ばれる場所がある。こういう‘表現’をすると‘もう付いていけない’という御仁も‘森林浴’といえば、‘そんものがある訳がない!’とは言わない。 森や海岸を散歩したりすれば、‘確実に’気分が違って来る事を‘宇宙のエネルギー’とは意識せずに‘自分自身で体験している’からである。 我々普通のサラリーマンで、30年も40年近くも頑張ってきた人間には、‘宇宙のエネルギー’について考えたり深く研究したりする時間的余裕などなかったのである。 さて、極めて遠い昔、古代ギリシャにおいて盛んだった‘哲学’や古代中国における‘陰陽’というものの考え方、つまり合理的なものの把握の仕方、すなわち‘学問’においては、その手掛かりは‘宇宙のエネルギー’だったことは明白な事実である。 そもそも‘学問’とは、物事、すなわち‘宇宙の成り立ち’や‘宇宙の法則’や‘宇宙&地球上の諸現象’を実際に現れていて確認出来る事実や‘計画された実験’によって知り得た事実をつじつまの合うように論理的に‘整理統一’することであると私は理解している。 ‘陰陽’という学問は、「あらゆるものが‘陰’と‘陽’の‘対’からな成り立っている」という‘手法’を採用した。 また、‘哲学’という学問の基本の一つの手法は、「あらゆるものが‘五行’すなわち‘木、火、土、金、水’から成り立っている」という事であったように思われる。古代ギリシャにおいては、既に上記5つの星は発見されていたのである。しかも、これらの5つの星は、普通の恒星とは違う動きをしており、如何にも‘惑っているかのごとき’動きに感じられたから、‘惑星’として‘恒星’とは区別されていた。
太陽と月も‘恒星’とは違う動きをするので、やはり当時の学問的分類方法で考えれば‘惑星’という範疇に入れざるを得なかった。 従って、上記5つの惑星+巨大惑星の‘太陽と月’を組み合わせて、暦の‘七曜’が出来上ったのである。 そう言えば、‘地球様’も惑星なのに、何故暦の詳細を決定する際に‘地球’を入れて‘八曜’にしなかったのであろうか? 答えは簡単! ‘天動説’だったからである! 古代ギリシャの‘哲学者’といえども‘自分のこと=地球のこと’は、まさか‘惑星’とは思わなかったという訳である。 現代のこれほど物が判っている時代においても‘己自身のこと’に気がつかない‘偉い人’が多いのは皮肉である!(また、一寸余計なことを!) さて、またしても‘前置き’が長くなってしまったが、これも‘落語’で言う所の‘まくら’であるのでご勘弁を! そんな‘和気清麻呂’で、気功を習い始めた連中で、‘宇宙のエネルギー’= ‘気 or 霊気’を体験してみようということに相成ったという次第。 いわゆる‘パワースポット’といわれる場所で、千葉県・茂原市に近い場所は一体どこだろうか? 何度も行って‘宇宙のエネルギー’パワーの存在に気付いておられる我ら気功の先生が‘香取神宮&鹿島神宮’と指定された。誰も不満に思う御仁はいない。 私自身も、そんな意味付けで‘香取神宮と鹿島神宮’を意識したことは無かったので、賛成である。 ![]() http://hirohi.cocolog-nifty.com/hirohi1/2008/03/post_2b99.html 香取神宮 ![]() http://hirohi.cocolog-nifty.com/hirohi1/2008/05/post_087a.html 鹿島神宮 海外旅行の達人と言われる人達も‘事前調査’を疎かにする人が多い。‘名所・旧跡’と言われる観光地は、それなりの深い深い歴史を持つ場所であって、その歴史的意義は、現地でガイドさんがほんの数分で説明する内容で理解出来るものではない。ましてやガイドさんなしでも行けるという‘自称海外旅行の達人’を気取る人達は、‘歴史的感動’よりも‘羨ましがられる’ことを快感に思う‘病気’に罹ってしまった人が多い。 そんな‘揶揄’に負けてないけない!そんなことから‘下調べ’と相成った、という訳である。 ‘天のパワー’と‘地のパワー’を陰陽では、前者を‘陽’、後者を‘陰’とする。
西洋の思想にも‘陰陽’の影は残っている。ドイツ語やロシア語では、名詞を‘男女’に分けている。 気功とレイキの違いは何か?
霊気とは何か? 日本語WordNet(類語)によれば、以下のように説明されている。
(つづく) 次回は‘レイキ’についての調査結果を報告する予定。 ![]() ![]() ![]() |
東京駅が2012年10月1日に‘復原’リニューアルオープンした。
ごく一般的にいえば、「‘復元’された東京駅」というべきなのに、何故か‘復原’という文字を使う。 ‘建築分野の領域’においては、こんな区別をすることになっているそうだ。
東京駅の場合、上記引用文にある通り、「どのように‘ふくげん’するか」の検討がなされたようである。 マスコミは、随分前から‘大ニュース’として報じるし、主催者側としても‘一大イベント’としての位置づけで大宣伝をするものだから、まあ日本国中で大変な騒ぎである。 復原と言われても、我々70歳ちょい過ぎの人間でも‘元の状態’を知らないから、拝みに行った所で‘感動や感激’は多分余りないのだろう。しかし、そんなに皆が行きたがったり見たがったりしているのなら、‘そんな人達’を見に行ってやろう! 本当は、自分も見てみたいのだが‘田舎者の照れ隠し’でそんな屁理屈を付けて見に行ってみた。 10月9日は、国民の休日・体育の日である。関東地方では、ここのところすっきりしないお天気が続いていたのだが、今日ばかりは暑くもなく寒くもない絶好の行楽日和となった。 予測通り、正に 黒山の人だかりである! と言っても、先ずは東京駅の丸の内側が、真正面から見える‘新丸ビル’の7階へ。この新丸ビルは2007年4月にオープンしたからもう5年も経っているのだが、‘伝統とモダン’が売り物であるだけに東京の表玄関のビルとしては申し分の無い立派さである。 ![]() 正面の建物が‘新丸ビル’である。その7階は、レストラン街になっており、ガラス扉を開ければテラスになっていてそこからリニューアルオープンした‘復原東京駅’が拝めるという寸法である。 ![]() 超満員という訳ではなく、最前線に一列で並べる程度の混み具合のようである。 ![]() 早速昇ってみることにした。かなりの人出である。決してパラパラという感じではなかった。 ![]() 皆が、カメラや携帯電話で復原東京駅をメモリーに収めている。 ![]() この坊やも、お母さんの要求を満足してあげているようだが・・・。 ![]() 堂々の‘ドーム’の外。、これが今回の主役の一つ、丸の内北口のドームである。 ![]() どっしりとしていて風格がある。このドームの内側天井が素晴しいそうだ。 ![]() ここが中心部。 ![]() 中心部を望遠で撮ってみると、人の多さが判る。まるで大きなチョコレート・ケーキに群がる蟻のように見えなくもない。 ![]() 人達が出入りしている‘穴’は改札口に直結している中央出入り口である。それだけにタクシーも勢揃いしている。 ![]() 此方が南口のドーム。 ![]() 望遠を使って大きくして見ると、画面の右最上部に‘黄色い’はとバスが見える。今日は恐らく全国からお客様がどんどんやって来るのだろうから、きっと東京都内観光は超満員に違いない。 ![]() このガラス張りの大きなビルは、東京中央郵便局。のっぽビルだが、ここもJR東京駅から、いわゆる‘空中権’を買ったのだろうか?
![]() この新丸ビルの裏手に回ってみると、こちら側には皇居と国会議事堂が見える。 ![]() 画面の上部には‘二重橋’が見える。皆東京駅ばかりに気を取られて、皇居前広場には人がまばらである。 ![]() 此方は国会議事堂であるが、新改造内閣が発足しても‘臨時国会’を開きもしない政府。開けば解散が濃厚になるために開かない民主党。‘潔さ’なんてこれっぽっちも持ち合わせていない。こんな党を誰が選んだのか?それとも国民を騙したのか?解散すれば確実に自民党の連立政権となるだろうという事は国民の95%の人がそう思っている。民主党には、‘結束を固める’という意味合いで自由な発言さえ許されないという見方もあるという。 その点、‘発言に自由がある’のだろうと思われているのが自民党。そう、そう言えば、‘民主党’に‘自由’を付けたのが自民党、すなわち、‘自由民主党’という訳である。さて、此方も今後も行方は? ![]() 新丸ビルの7階、‘展望テラス’の内側である。レストランの順番待ちかそれとも草臥れたための休憩か?空席は無い。 ![]() 同じく新丸ビルの3階、高級ブティック。店内の奥に復原東京駅が見えるが、この時刻に店内にはお客はいなかった。 ![]() ここは、ブティックのお隣にある休憩所。ここからも奥に東京駅が見える。豪華なソファもあって素晴しい。 ![]() ここも同じく新丸ビルの3階の男子トイレ、総大理石。高級ホテルのそれと見紛うばかりで、しかもこんなに7階辺りはごった返しているというのに3階は静かそのもの。東京駅付近で‘用を足したくなったら’ここへ来るといい。新しい発見! ![]() 新丸ビルの外へ出た。370台の駐車が可能という新丸ビルの駐車場はご覧の通り満杯。 ![]() ここが新丸ビルの大手町側と東京駅側の‘角っこ’。 ![]() その‘角っこ’から見た東京駅・北口のドーム外観。 ![]() 大通りを横切って、東京駅の方へ。‘東京中央郵便局’が左に、‘丸ビル’が右手に見える。 ![]() 此方は大手町方面。 ![]() 此方は、東京駅・北口から見れば右斜めトイメンに当たる場所。 ![]() 大勢の人が交差している。12時近くのこんな時間帯に普段はこんなに人はいない。 ![]() さあ、北口に近づいてきた! ![]() いよいよ北口入口である。 ![]() この丸の内北口の中は、予想通り、‘黒山’という表現がぴったりの‘人だかり’。 ![]() みんなドームの天井を見に来たのだからそうなのだが、ほとんどの人が天井を見上げて撮影中である。 ![]() とうとう天井が見えた! ![]() 皆見上げている。 ![]() この方も一所懸命!この方が撮影されている画面を此方で撮影して見た。 ![]() 噂通り、天井は素晴しい!八角コーナーには、八羽の鷲(両翼約2.1m)が取り付けられている。 ![]() 望遠で大写しにしてみると、鷲の様子がよ~く判る。 ![]() 素晴しい! ネットが張られているのが判るが、これは‘ハトの糞害’を防ぐためなのだろう。平和の象徴としてもてはやされるが、一方では‘糞害’を撒き散らして嫌がられる。みんな‘糞害’には‘憤慨’しているという訳。世の中表裏一体! ![]() ドームの中を八方に取り囲んで関連映像が目まぐるしくCMと一緒に流されている。音が無いだけ助かる。 ![]() ここは立ち入り禁止の場所。東京駅の‘礎’。 ![]() 立ち入り禁止のお達しも破って、必死の撮影。 ![]() 東京ステーションホテルは、もう相当先まで宿泊予約は満杯だそうで・・・。 ![]() オリンピック招聘のポスターも・・・。 ![]() 駅構内は、思いの外普通通りで、というよりは体育の日で休日のためか却って閑散としている。いつも利用する京葉線へ続く構内。約500m先に京葉線のホームが・・。 ![]() 丸の内とは反対側の八重洲口方面。やはり普段より人の数が少ない。皆改札口を出てドームか外観を見にに行っているのだから当然といえば当然であるが・・・。 ![]() 12時半ごろだから、八重洲口地下街はこれこの通り、ラーメン店街には行列が・・・。 ![]() おやおや、何でこんなところに‘江戸城の模型’が置いてあるのだろうか? ![]() http://npo-edojo.org/?page_id=8 認定NPO法人 ‘江戸城再建を目指す会’というのがあり、もう10年も前からその活動があった由。 ![]() 署名を集めておられるというから、署名をさせて貰った。お二人の方にお話を聞いた。もう数万名の方の署名が集まっているという。江戸城本丸は明歴(3代将軍・家光の時代)の火災で焼け落ちて以来、徳川幕府約250年間江戸城は天守閣なしで過ごしてきた。しかし、こので観光資源やその他の目的で本丸の再建案が登場。その思惑は前出の引用通り。 それに反対する御仁もおられるという。「江戸幕府が必要としなかった天守閣なのに、なぜ今本丸が必要か?」ということらしい。費用も沢山掛かるのに・・という反論なのか? 私「ところで、費用はどのくらい?」 笑顔の向かって右の方「少なくとも2~300億円。」<規模次第では~1,000億円?かも(私の邪推)> 私「尖閣問題でも20億円弱の寄付が集まったのだから、今後活用して貰える法人・団体 & 政府へ働き掛ければそれくらい案外早く集まるのでは?」 回答者様「それがなかなか・・・」 私「私は、歴代の全首相もよ~く存じ上げているし、天皇陛下・美智子皇后様もよ~く存じ上げていますよ!」 相手様「えっ!あなたそんなに凄い方なのですか?!」 私「いやいや、それ程でも・・。私は皆様存じ上げているのですが、相手が私を知らないだけでして・・・」 双方「大笑い!」 そん訳で大笑いした後、ご許可を得て撮影。 担当者様「ハレーションは起こしませんでしたか?」 私「はい、それを恐れて、フラッシュなしで!」 双方「大笑い!」 早く寄付金が集まり、国家事業として政府が取り組むべきでは? 尖閣問題と同様、東京都・石原知事も動いておられる様子。いよいよの場面になったら今の野田首相さんなら‘他人のアイデア乗っ取り犯人’だから、自分の‘功績’を一つでも残しておこうと‘消費税’の自民党案、‘尖閣’の都知事案同様この案も盗みに来る可能性は大! ![]() こちとらもこの辺で昼食に! ![]() ジャンボ宝くじでも買っておきますか! ![]() この長~い行列は、やはり‘女子トイレ’のようだ。 ![]() お婆ちゃんもリュック姿で、どちらから? ![]() 地方から遠路はるばる重い荷物で‘ドーム見学’だろうか? ![]() もう一度素晴しい‘ドーム復原’の北口の外観を! ![]() この素晴しい天井! ![]() 外はまだまだ人が増えるばかり・・・。 そろそろ、千葉の田舎へ帰り始めないと年寄り用の空席なんて無いんだから・・・。 ![]() ![]() ![]() |
きのこの観察・研究分野に‘胞子紋’を採るという仕事があるという。
‘胞子紋’とは、きのこの胞子の‘文様’である。これをよ~く観察すると胞子の出方が判ると同時に‘胞子を大量に採取’することが出来るので、色々な試験装置で、詳しい観察やその‘きのこの正体’を探ることが出来る。 http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shokuhin/kinoko/kiso.html キノコの基礎知識
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それにしても気になるのは‘松茸(マツタケ)’様
なかなか大収穫への道は遠いらしい。 人工栽培の研究はどうなっているのだろうか? 最新の研究報告がこれだ!
![]() http://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/52114/52114.html ジャンボ宝くじが当たれば、これでいきますか?(案外、みみっちい!) ウナギの人工孵化もまだまだ上手く行っていないという。 ‘松茸’とかけて‘ウナギ’と解く! そのこころは? どちらも‘美味い’が、人工的に造る研究は‘上手く’行っていない! お後がよろしいようで・・・・。 ![]() ![]() ![]() |
久し振りに自転車に乗ろうと思った。
![]() 急に秋らしくなってきたのとここのところの運動不足の解消のためにと思ったからでる。 半年以上も玄関前にほったらかしにしてある。空気入れを使って空気を入れてみて驚いた。前輪はスムーズに空気が入ったのだが、後輪は直ぐに空気が抜けてしまう。 この自転車は、もう3年も前に友人から古希の祝いにと新車を頂戴したのである。彼等は私が車の免許を取っていないことを知っていたから・・・。 まだそんなに古くは無い筈なのに何故? 小さい時に、古自転車の‘虫ゴム’を交換したことを思い出して、空気を抜いて‘バルブコア’を外してみると案の定‘虫ゴム’が劣化して役に立たなくなっている。 これじゃあ、前輪も‘同い年’だから、と思って外してみると、やはり劣化が始まっている。 たまたま近所に自転車屋さんがあるのに気付いて‘虫ゴム’を‘ただ’で戴いてきた。 ![]() 自転車の‘空気閉じ込め機構’は、何十年の歴史があるのだろう、極めて単純だが‘素晴しい’発想である。 ![]() http://bicycle-aaa.jugem.jp/?eid=122 (以下の写真は、引用:http://ameblo.jp/sumiyoke-syoutenn/entry-10611866160.html) ![]() ![]() ![]() この小さな‘穴’をつけて、圧力の高い空気は導入出来るが、それほど圧力の高くない空気(タイヤの中の空気)は‘虫ゴム’の縮む力を利用して外部への吹き出しを‘阻止’するというメカニズムである。 この‘虫ゴム’方式の最大の欠点は、ゴムの劣化である。 「ゴムは、残念ながら‘脱硫現象’を起こす。ゴムの弾性確保のために‘硫黄’が添加してあるが、この‘硫黄(S)’が、特にゴムが‘鉄(Fe)’と接触をすると‘脱硫現象’が加速されて、弾力性の無い‘劣化ゴム’になる。」とばかり考えていたが・・・。
天然ゴムの劣化に関する知見が次の資料(http://www.cerij.or.jp/cerinews/cn_pdf/cerinews_053.pdf)に解説してある。 ![]() ![]() この解説によると、必ずしも‘天然ゴムの劣化’=‘脱硫現象’という事ではないらしい?! どうやら、私が考えていた天然ゴムの劣化現象は、‘脱硫’ではなくて、銅イオンが触媒となって、天然ゴムの高分子が低分子化することによる弾力性の低下であるようである。 ただし、元々の天然ゴムは低分子であるので、それを‘硫黄(S)’によって高分子化して弾力性を持たせたものであった。 低分子化された際には、‘硫黄(S)’原子はどこへ消えたのであろうか?それこそ‘脱硫’? もう少し本格的に調査をする必要があるのかも知れない。架橋化と高分子化の意味の違いは、一体何? なお、何故このゴムを‘虫ゴム’というかについては、「日本では‘小さい’ことの表現に‘虫’という事が多いことから、‘虫ゴム’という事になったという」説があるというが、まだこれにも納得がいっていない! 調査することがまたまた増えてしまった。 (つづく) ![]() ![]() ![]() |
「仁政」という言葉がある。‘情け深い’政治のことである。 江戸時代が何故‘約260年間’もの長期に亘って安泰の時代であったかについては色々な説があるのだろう。 一義的には、徳川家康の‘戦略’が功を奏していると思われるが、さてその家康の基本路線だけでそんなに長続きをするものだろうか? 誰の‘策略’かは、今後の歴史研究においても‘覆る発見’があるかもしれないが、兎に角、一般市民が‘太平を貪った’事は事実のようである。 科学技術の急速な進歩・発展がなかったこともその大きな要因の一つに挙げてもいいのではないかと思う。その観点からすれば、‘鎖国’ををプラス効果として認めなければならないが・・・。 われわれは、第二次大戦後の教育方針で、進歩、進歩と「進歩こそ、何にも勝る」として価値観を押し付けられ、同時に‘世界平和’を叩き込まれた。 しかし、振り返ってみると‘進歩の強制’と‘世界平和’は、何となく相反する事のように思えてならない。 ‘進歩’は競争社会をつくる。‘世界平和’は、(多分)競争社会であってはならないからなのであろうか? そして、悲しいかな‘世界平和’は‘大きな犠牲の上’にしか存在し得ないという事実がある。 有史以来現在まで、世界中で戦争が起こっていなかった時代は多分なかったと思われる。この原因は、‘人間が向上心を持つ動物である’からなのだろう。 向上心を持つという事は、現状を打破して一歩でも‘上に移行’しようとする。それが進歩に繋がるのだ。 そして、残念ながら‘上に移行’することが‘平和’を乱す事に繋がる。 ‘平和’という文字を見れば判る。‘平和’を辞書で調べれば、「やすらかにやわらぐこと。穏やかでかわりのないこと。」とある。 余り変わってはいけないのだ。 その証拠の一つに‘シーラカンス’がいる。 ![]() http://2006-usaminn.blog.so-net.ne.jp/2008-03-07
そう、デボン紀といえば、4億年も前の事である。その間形態的にはほとんど同じというから、これこそ‘平和’の象徴である! 人間は進歩することを‘最上’と考える動物であるから、‘形態’を変える。自動車の発明で歩かなくなってしまった見返りが、体の不調を招くと同時に‘出腹の体型’を造り上げつつある。それもほんの数10年間でである。 何とか‘人類の進歩意識’を是正せねばならない時代が来つつあると考えた方がいい。 さて、そんな江戸時代においても‘進歩無き平和な世の中’を‘再現’しようと立ちあがった集団があった。 天草四郎を頂点に戴いての一揆‘島原の乱’である。 歴史書は、どの時代のものでも‘全て偽りである’と言った人達が大勢いる。その時の為政者によって都合のよいように書き換えられたり初めからウソ偽りで固められたりすることは、これまでの常識である。
要するに、全ての‘歴史的事実’は、その伝え方が完全ではないから、事実が事実として伝わらないという事になる。そりゃあそうだろう。映像で収録したとしても全部を完全に収録することは不可能だし、ましてや情報量の少ない‘書き物’では、尚更である。 映像にしてもそれを編集する人の意識次第で、その映像の持つ意味が変わって来る。書き物ではそれ以上に書く人の思いこみで事実は如何様にも変化する。 この現象は、物理学でいう所の「不確定性原理」に似ている。
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