FC2ブログ
吊るし柿、その後(1)
今朝方の弊ブログに認(したた)めた‘物くるる友、K.Tさん’からの贈り物、45個の‘渋柿’を昨夜中に全部皮を剥いて我が家の2階のベランダに吊るした。

画像ー64 022-2

吊るすのも素人だから、プロが吊るしたのとは違って‘バラバラ’である。数えてみると、チャ~ンと45個ある!

皮を剥くのに、二人で約1時間。時給1,000円/h・人とすると、これで‘コスト’は2,000円増しという事になる。

一個当たりに直すと

2,000円 ÷ 45個 ≒ 44円/個

となるから、やはり‘吊るし柿’となった場合、全部人出で加工工程を行なえば、250円/個 くらいの売値になってしまうのは当たり前だという事になってしまう。

デフレの世の中では、こんなに高くては誰も買わない。もしも‘吉永小百合’さんが、「自分の素手で剥いたんですよ!本当に!」と言ってくれれば、多分、一個3,000円~5,000円の値段は軽~く付くと思われるが・・・。

yoshinagasayiri.jpg
http://www.nikkansports.com/entertainment/ci
nema/f-et-tp1-20071211-294235.html


こちとらの田舎の年寄り夫婦が剥いたのが‘ばればれ’であるから、そんなことを宣伝文句には出来ない!

ここ千葉県・茂原市は気候温暖の地である。

実は、昨年もさる御仁から少~しだけ‘渋柿’を分けて貰って、同じように2階のベランダに吊るした経験がある。ところが、上述の通り、この地は温かい。またその時期が10月の中旬だったので、気温も下がらなかった。そのため、1週間後には‘青カビ’が発生して全部だめにしてしまった経験がある。

昨夜は、晩秋11月27日である。

画像ー64 020-3
昨夕、つまり2012年11月27日16:26の茂原市の夕月である。満月に近い。

これは、今から説明する‘吊るし柿’を吊るす‘紐’を購入しに行った帰り道、信号で停車した際に車の中から撮った月の風景である。このところの気温は、この写真にあるように雲ひとつない好天気に恵まれており、‘放射冷却’も手伝って真夜中の気温はぐんぐん下がりとうとう‘0℃’付近にまで下がってしまったようである。

毎回言及しているように、気象庁なり、気象専門家が言う‘気温’とは、地上1.5mの‘百葉箱の中の温度’であって、‘地表面の温度’とは、3、4℃高いと言われている。因みに、気温が4℃以下になると‘霜注意報’が出るのを御存知だろう。

そんな訳で、最初の写真は、昨夜2012年11月27日の23:15頃に吊るしたもので、一夜明けて、28日09:06の写真である。したがって、‘極寒の一夜’を通り過ごしたものである。

画像ー64 023-2

一夜分の‘渋’はもう抜けているような‘風体’である!

画像ー64 024-2

‘吊るす’には、工夫がいる。我が家の吊るし方は、100円ショップで購入した‘荷造り用の太い紐’の二本の基紐の‘絡み’を少し‘こじ開けて’その部分にへたの上の小枝の部分を‘挿入’する方法である。
次の写真の方が判り易いかも知れない。

画像ー64 026-2

こうすれば、‘落ちる’心配はないし、‘絡まる’心配もない。全体として、もう少~し‘等間隔’に挿入すれば見栄えも良かったのだが・・・。

それよりも心配なのは、<‘いつまで’45個、或いは30個が残っているか?>という問題である。

勿論、自宅で‘吊るし柿’を作ることの最大の喜びは、‘途中での味見’にある。

最高の味は、少~しだけ‘渋み’が残っていて、甘味が全体に広がったその時点での味である。この時点では、まだ十分に水分が残っていて‘ジューシー’なのである。

我が家では、その時点で‘熟成’を‘凍結’させる。その時点で‘冷凍庫’で凍らせるのである。

解凍は、自然解凍、これで全く‘ジューシー’な‘美味い吊るし柿’が堪能できるというもんだ!

さ~て、その時期は・・・??

(つづく)












スポンサーサイト



[2012/11/28 09:30] | 趣味 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
徒然草第117段:物くるる友
一昨日【2012年11月26日】夕刻、予想だにしなかった(失礼!)大量の‘渋柿’が届いた!

画像ー64 019-2

段ボール箱に、い~杯!それも‘二段重ね’である!

に~い、し~い、ろ~く!、一段で20っ個以上あるから、2段で約50っ個! 正に大量である!

画像ー64 013-2

‘親子’というか‘夫婦(めおと)’というか、枝続きの二つ、これも送って呉れた大親友‘K.Tさん’の計らいである。

今から吊るすと正月には丁度いい塩梅になるに違いない。

早速、お礼のメールと電話をした。

K.Tさんが現在住んでおられるのは横浜市・磯子区である。御自宅にお伺いしたことは無いから、御自宅に柿の木があるかどうかは存じ上げないが、磯子区と言えば‘大都会’であるから、多分御自宅の敷地内には柿の木は無いのだろうと思った。

クッションに使ってある‘新聞紙’をみて、はは~ん、御実家だなと思った。それはこの新聞が「山梨日日新聞」だったからである。そしてもう一つ驚いたことがある。

それは、この新聞の‘日付け’である。ナナ、何と・・・・、

新聞-2

11月6日である。これはK.Tさんには余り意味の無い日付けであるが、我々夫婦にとっては記念日なのである!

そう、‘結婚記念日’なのである! 

それに因んで、‘めおと柿’とは!

徒然草の‘第117段’(これも日付の‘116’の次!)には、吉田兼好が次のように書いている。


http://www5f.biglobe.ne.jp/~mind/knowledge/japan/tsuredure034.html
‘徒然草’

第117段:友とするに悪き者、七つあり。一つには、高く、やんごとなき人。二つには、若き人。三つには、病なく、身強き人。四つには、酒を好む人。五つには、たけく、勇める兵。六つには、虚言する人。七つには、欲深き人。

よき友、三つあり。一つには、物くるる友。二つには医師。三つには、知恵ある友。


K.Tさんは、正に‘よき友’である。

然るに、私は、人に贈り物はしないし、残念ながら医者でもない。まして、知恵なんぞ持ち合わせがない!そして、そして、‘病なく、身強き人’なのである。

兼好法師的に言えば、私は、最も‘悪しき者’であって、尚且つ‘よき友’の三つにも入っていない輩である。

でも、私は常に‘健康でなければ、ご奉仕が出来ない!つまり‘健康奉仕’とはこのことだと言って‘兼好法師’様を‘駄洒落’に使わせて貰っている。

それでは、ついでにで‘申し訳ない’( =孟子は毛ない、孟子は禿げていたのだろうか?)が,その‘徒然草’の‘第116段’には何が書かれているのだろうか?これは、結婚記念日の‘116’なのに、今まで調べていなかった。

http://www5f.biglobe.ne.jp/~mind/knowledge/japan/tsuredure034.html
‘徒然草’

第116段:寺院の号、さらぬ万の物にも、名を付くる事、昔の人は、少しも求めず、ただ、ありのままに、やすく付けけるなり。この比は、深く案じ、才覚をあらはさんとしたるやうに聞ゆる、いとむつかし。人の名も、目慣れぬ文字を付かんとする、益なき事なり。

何事も、珍らしき事を求め、異説を好むは、浅才の人の必ずある事なりとぞ。

[現代語訳]

寺の名前やその他の物でも、名を付ける事を昔の人は少しも欲張らずに(こだわらずに)、ただ、ありのままに気安くつけたものだ。最近は、深く考え込んで、自分の才覚を表そうとでもするかのように聞こえる名が多くて、とても煩わしい。人の名前も、見慣れぬ文字を使おうとするのは、(読みにくいだけで)無益なことである。

何事でも、珍しい事を求めて、奇抜なものを好むのは、浅はかな才知を持つ人が必ずやる事だと言われている。


子供の名前になかなか読めない文字を或いは読みにくい漢字を付けられた先輩がおられたので、‘どうしてまた?’と聞いたことがある。‘一度聞いたらなかなか忘れられないという<特権>がある’という答えが返ってきたことを覚えているが、鎌倉時代にだってこんなことがあったというのは面白い。


さて、K.Tさんにお礼の電話した際に伺ったのだが、今年は‘柿(渋も)の当たり年’だそうで、山梨の御実家に2本の‘渋柿’の木があり、およそ‘1,000個’の収穫があったそうである。

鈴なりの柿
http://blogs.yahoo.co.jp/yamato2863/55147597.html

K.Tさん御夫婦二人で‘処理’をされたそうである。

相当に大きな木に違いない!一本で何と500個である。

それにしても、第一、高い梢から‘もぎ取る’のが大変である。

次のような計算が成り立つ。

もぎ取るのに掛かる時間:道具を使っても一個に平均5分(移動も考えて)とすれば、これだけで

5分 × 1,000 = 5,000分 ≒ 83時間

もしも手慣れておられて3分であった場合、

3分 × 1,000 = 3,000分 = 50時間 = 一日5時間(これ重労働)働いても、10日間である。

それに、枝の部分を吊るせるように‘加工’するのに、一個当たり3分だとすると、それに約‘10日間’、いやいや合計何と‘20日間’にもなってしまう!

大変安い見積もりで申し訳ないが、時給1,000円だとすると、

1,000円/h× 100h = 100,000円

一個の値段にすると、

もぎ取り3分、加工3分、合計6分だから、
1,000円/60分 ×6分/個 = 100円/個

別に言い方をすれば、100時間で10,000円の経費で、1,000個だから、1個当たり100円の人件費である。

これは、作業に掛かった費用(コスト)である。柿そのものの価格を50円/個とすれば、原価だけで150円/個となり、利益及び運送費を入れると、200円/個くらいがいい値であろう。

多分今の‘デフレ’状態では、この値段では買い手が付かないに違いない。

やはり、店頭に‘渋柿’は並んでいない理由の一つはこの辺にあるのかもしれない!

そして、農家の方が‘柿’をもがないでそのままにしてある理由も何となく判ったような気がして来た。



<K.Tさんへ>

K.Tさん、本当に有難うございました。

‘来年もよろしくお願い致します。’等とメールには書いてしまいましたが、もう結構でございますので、お身体を大切に!

もしもおよろしければ、こちらから出向いて言っても結構ですが、それも何かと御迷惑でしょうから、無理にとは申しません。

本当にこの度はご苦労様でした。お聞きしましたところ、H.NさんとM.Uさんにもお送りされた由、その他の方々もあったのでしょう!本当に大変でしたね!

ごゆっくりご休養を!奥様へもよろしくお伝え下さい。

有難うございました。

(つづく)

今後の状況を次々と写真入りで報告の予定。












[2012/11/28 02:57] | ビジネスと経済 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
| ホーム |
designated by FC2