‘ヘモグロビンの構造’ に拘るのは、この構造をちゃんと理解していれば、‘鉄原子’が人間の体にとって以下に必要かという事が説明出来るからである。
前回は、‘ヘモグロビンの働き’という‘効果’そのもののを理解しようとしたのだが、今回以降は、この効果を齎す反応を起こす場合に‘鉄’がどんな役目・分担をしているかに焦点を絞りたい! 前回も少しは触れたが、ヘモグロビンの構造は極めて複雑である! その理由は、何段階にもわたって反応の効果を徐々に増加して行くといった‘神業’に近い‘システム’が、こんな微小の世界に組み上げられていることである。 多分、人間の知恵だけで、酸素をヘモグロビンから解離する装置を作るとしたら、‘一段階’だけで処理しようとするに違いないから、いくら頑張ってみても思うように処理出来ないことで進歩が止まってしまう事だろう! ところが、実際のヘモグロビンでは、上述の通り一段階だけではないのである。その表現が前回にも引用した次の文献である。 ![]() http://www.pdbj.org/mom/index.php?l=ja&p=041 ![]() http://apnu0622.blogspot.jp/2010/08/blog-post_1920.html この図を見てみると、一個のヘモグロビンがまるで‘心臓’のような構造に見えて来る!これぞ‘神業!’以外の何物でもない! この4つのサブユニットが無駄にある訳ではない!それぞれの機能を分担しあっているのである!恐るべし! 因みに、一個のヘモグロビンの大きさは、直径が、~7nm である。 今後の技術開発の方法論に‘革命を起こす考え方’でもあると思われる! ![]() http://www.le.it-chiba.ac.jp/iino/hp/naiyou.html 赤血球の走査型電子顕微鏡(SEM)写真 このSEM写真からは、直径は、凡そ‘6μm’。 ![]() http://rikanet2.jst.go.jp/outline.php?db=ippan&id=80040900 赤血球・走査電子顕微鏡拡大写真 この写真からも、赤血球の直径は、約6~7μmと推定出来る。 ![]() http://www.d-harada.jp/cgi-bin/harada/siteup.cgi?category=2&page=1 この文献では、赤血球の大きさが出ている。 そして、この赤血球の中にヘモグロビンは、 ![]() http://hontotsutae.blogspot.jp/2012_02_01_archive.html このような詰まり方をしているらしいから、ヘモグロビンの大きさは、極めて細かい! ![]() http://www.waseda.jp/prj-artifblood/HbV01-ja.html ここの表示からすれば、一つのヘモグロビンの大きさは、凡そ赤血球の直径の1000分の1である! この極めて微小なヘモグロビンが、極めて偉大な活動をしていることに注目すべきである!
(つづく):血の赤い色の話 etc. スポンサーサイト
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つい最近みたNHKアーカイブスで‘大感動’したのが、2009年07月放映の再放映番組。
「ピラミッドはこうして造られた」 ![]() http://www.laura.jp/ka/2010/05/29211429.html アンコール 「エジプト発掘」 http://www.nhk.or.jp/archives/premium/past/201304-2.html ![]() ゲスト:吉村作治(エジプト考古学者、早稲田大学名誉教授) という超大作である。もうその内容をご存じの方は多いと思われるが、見逃しておられる方のためにここに引用させて戴いた。 この斬新なアイディアとその‘証拠固め・検証’も見る限りにおいては申し分ない! これぞ、‘ノーベル賞’!と思った。 しかし、この新説に‘猛反対’する‘学者や学者グループ’があるという。 それなら、科学的に‘実証’しましょうか、という学者も現れたりして‘喧々諤々’の様相を呈しているらしい! 学説には、‘裁判制度が無い’から、どんなことを言っても‘訴えられる’ことはない。しかし、‘攻撃’され、学者としての辱めを受けることはあるが、反論は当然認められているから‘大論争’になることがある。 今回の場合も‘大論争前夜’の様相。 私がノーベル賞を貰う価値があると推奨する御仁は、フランスの建築家、ジャン・ピエール・ウ―ダン氏 である。 ピラミッド学者は、考古学者が主体だから、建築家などに考古学を触られたくない、という妙な‘縄張り意識’なのだろう。我々素人にとっては‘縄張り’等‘糞喰え!’なので、こんな喧嘩は傍で見ていると結構面白い! 先ずは、以下の画像をご覧あれ!(合計で、約70分) https://www.youtube.com/user/MrKz1011xx?feature=watch https://www.youtube.com/user/MrKz1011xx?feature=watch https://www.youtube.com/user/MrKz1011xx?feature=watch https://www.youtube.com/user/MrKz1011xx?feature=watch https://www.youtube.com/user/MrKz1011xx?feature=watch
そんな訳で、この問題に‘白黒つけよう’というのが次の記事。
この計画の実行は、何時からなのだろうか? ![]() http://www.laura.jp/ka/2010/05/29211429.html (つづく) |
数年前、岡山で勤務したことがある。岡山から新幹線で東京方面へ向かう時の楽しみの一つが、岡山の‘桃太郎の祭りずし弁当’を新幹線の中で‘使う’ことだった。そして、その‘弁当箱’が‘桃の形’をしているので捨て難かった思い出がある。
![]() http://itp.ne.jp/contents/obt/sp_area/chugoku/chug02.html ‘べんとう’を漢字で‘弁当’と書くことは小学生の低学年でも知っている。ただし、あの‘べんとう’を何故‘弁’と‘当’と書くのだろうか? その前に、何故‘べんとう(弁当)’の事を‘べんとう’というのだろうか? そしてまた‘弁当を使う’という言い方がある。これって、どうして? ① ‘べんとう’という言葉の由来 ② なぜ‘弁当’という漢字を当てるのか? ③ なぜ‘弁当を使う’というのか? 先ずその由来から・・・。 ① ‘べんとう’という言葉の由来
もともと中国の南宋時代(1127年 - 1279年)と言えば、日本では、鎌倉時代の少し前の平安時代(794年-1185年/1192年頃)である。下の引用文献によれば、弁当は平安時代にあったという。古来の日本では‘べんとう’という言い方をしてはいなくて、‘べんとう’という言葉は‘輸入物’のようである! ② なぜ‘弁当’という漢字を当てるのか? ![]() http://www.niji.or.jp/home/kagawapta/kagawa_pta/kagawa_ekiben2.html
③ なぜ‘弁当を使う’というのか? ![]() http://www.kyoeikasai.co.jp/kpa/agent/monosiri2012-22.htm
<最近の超豪華な弁当!> ![]() http://www.nikkei.com/article/DGXNASGF2101H_R20C12A8000000/ 東京駅に近く「食品フロアの男性客の割合が4~5割にのぼる」(藤野晴由店長)だけに、男性向けのボリュームのある弁当も豊富に取りそろえる。肉を使った弁当を集めたのが「お肉の細道」で、ハンバーグ弁当の「ミート矢澤」では黒毛和牛のステーキとハンバーグが入った9600円の「極味弁当」がひときわ目を引く。 ![]() http://www.masuzushi.com/maizou/maizou1.html 日光埋蔵金弁当1万円 日光彫りの器に日光鱒寿し、日光揚巻ゆば、 和牛ステーキ、海老の塩焼き、鱒の塩焼き、その他盛り沢山の豪華弁当です。 10.500円(税込) ![]() http://blogs.yahoo.co.jp/w_hikari1965/35094515.html 金沢駅大友楼の幻の1万円駅弁『加賀野立弁当』をついに食す 1万円以上の高額駅弁と言えば、松阪駅駅弁あら竹の「極上松阪牛ヒレ牛肉弁当 」や、東武日光駅日光鱒鮨本舗の「日光埋蔵金弁当」、そして金沢駅大友楼「加賀野立弁当」が有名ですが、その中でも今回は「加賀野立弁当」がインターネット予約で入手出来、しかも現地では3個からの販売が1個でも購入可能とのことで即予約をしました。 ![]() http://www.jojoen.co.jp/news/2012/12/post-90.php 大丸東京店にて待望のプレミアム弁当、ついに登場!! 焼肉会席弁当"游玄" 叙々苑グループの最高峰"游玄亭"の料理を会席仕立ての弁当に仕上げました。 ご飯の上に特選ロース薄切焼と特選カルビ焼をたっぷりのせた逸品。上質で確かな素材と、更に丹念に吟味したおいしさの数々をご堪能ください。 こうなってくると本来の‘弁当’の意味合いはもうとっくに無くなってしまっている! ‘「弁えて(そなえて)用に当てる」’というのは、やはり‘1,000円’まで、という事なんだろう。 ‘弁当の文化’を守るためにもこんな高い弁当は??? (つづく) |
呼吸に‘鉄’が必要な理由!
呼吸に‘鉄’が必要な理由を追求する前に、‘呼吸’の仕組み について復習しておく必要がある。 その前に‘呼吸’とは? 呼吸の‘吸’は、‘吸う’という字だから‘吸’は、‘空気を吸う’という意味であることは誰にでも判る。でも‘呼吸’の‘呼’は、‘呼ぶ’という事は知っていても‘呼’が‘息を吐く’と直ぐに判る人はそんなにいない! 国語辞典には、ちゃんと‘呼’は、‘息を吐く事’と書いてあるのだが・・・。‘呼ぶ’ためには‘息を吸いながら’出来るものではない!やはり‘呼ぶ’ためには、‘息を吐きながら’でないと・・・・。 「またまた僕の悪い癖で、細かいことが気になるタチ(性質)でして・・。」(これは‘相棒’の杉下右京の口癖) ![]() http://www.activetsukuba.com/topic/2011104300/ ‘相棒’の杉下右京 それでは、‘呼吸’の仕組みから・・・。 http://www.youtube.com/watch?v=s0IZYUJX7d8 この動画にあった通り、酸素と炭酸ガスの‘置換反応(現象)’が行なわれるのは、‘肺胞’という小さな‘部屋’。 ![]() http://lohasmedical.jp/archives/2008/11/post_1.php そして、炭酸ガスを肺胞まで運んで来て、肺胞で炭酸ガスを切り離し、酸素を受け取って行くのが血液中の‘ヘモグロビン’である!
![]() http://apnu0622.blogspot.jp/2010/08/blog-post_1920.html ![]() http://rikanet2.jst.go.jp/contents/cp0410/contents/s2/sec2-02-03-02.html ![]() http://www.pdbj.org/mom/index.php?l=ja&p=041 ![]() http://www.pdbj.org/mom/index.php?l=ja&p=041 <酸素の吸着と解離の様子> 次のURLをクリックすると、ヘモグロビンの‘ヘム鉄’が酸素を吸着した(oxy)り、離した(deoxy)りする動画が見れます! http://www.pdbj.org/mom/images/mom041_03.jpg 現象の説明はここまでとして、次回は、ヘモグロビンが酸素濃度の違いによって採る‘行動’(=反応)についての紹介を・・・。そこでは益々‘Feイオン’の重要性が明らかに・・・。 (つづく) |
量子力学の世界(その5)
![]() http://www.ryoushi-rikigaku.com/index.html ![]() 今回は、この目次の11を掲載。 ![]()
最後に‘量子力学’に関する‘動画’を集めてみた。お好きなものからど~ぞ! https://www.youtube.com/watch?v=1lNkZnE47Gk https://www.youtube.com/watch?v=hxdwLdPKJ6M https://www.youtube.com/watch?v=Q8savTZOzY0 https://www.youtube.com/watch?v=McoD5JPnYcg https://www.youtube.com/watch?v=8niJ3nA0PmA https://www.youtube.com/watch?v=r16Bz5BwGjM https://www.youtube.com/watch?v=cxSJWQYG4p8 https://www.youtube.com/watch?v=tvGqrFNjU6A (つづく) |
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下の写真の‘マスク’って、どうやって作ったのか? 情報を知らない人には、なかなか判らない!
最近のヒット技術で‘3Dプリンター’技術 というのがある。恐らく今後の最先端技術は、この‘3Dプリンター’技術とのコラボレーション、これが基本なるに違いない! ![]() http://cotoba.jp/2011/10/08/3d-printer/ ![]() http://cotoba.jp/2011/10/08/3d-printer/
今後このビジネス、大いに流行るに違いない! (つづく)次回は実際に工業技術として応用されている分野について |
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量子力学の世界(その2)
![]() http://www.ryoushi-rikigaku.com/index.html ![]() 今回は、この目次の02,03,04を掲載。 ![]() ![]() ![]() この固有状態の意味が理解出来れば、もう‘量子力学’の世界が半分自分のものになった、という感じ。 (つづく) |
2013年04月19日、所用があって東京へ出かけた。
東京駅から歩いて日本橋の‘三越日本橋本店’近くへ来た時に、意外なものを‘発見’した! ![]() 2013年04月19日16:15 ![]() ![]() ‘一石橋’とある。正に、‘アインシュタイン橋’ ではないか! 何と読むのだろうか? ① いちいしばし ② いっせきばし ③ いっこくばし 今弊ブログで連載中の‘量子力学’に関して、最も有名な学者の一人、あの‘アインシュタイン’を日本語に訳せば、‘一石’である。 つまり‘アイン’というドイツ語は、日本語では‘一’で、‘石’の事をドイツ語では‘シュタイン’という。 ![]() ‘Google’翻訳による結果。 ドイツ語では、‘アイン’‘シュタイン’と発音する。 ![]() http://s.webry.info/sp/www-prius.at.webry.info/200809/article_4.html アインシュタインの駄洒落!「いいね」は「E」、「マジ」は「m」、「カンタン」は少し変則だが「c」!
この橋のもう一つの‘表示’を見てみると・・・、 ![]() ![]() ‘いちこくはし’である。ここは、上記の通り、日本橋・三越日本橋本店に近い場所である。 ![]() ‘Google’マップ。一石橋と東京駅 ![]() 一石橋の北側。 ![]() その拡大。 ![]() ‘一石橋’から5分も歩くと‘三越・日本橋本店’である。 さて、この‘一石橋’の由来は?
またこの橋の役目がいい! この‘一石橋’=‘アインシュタイン橋’、上記の引用資料にある通り、その役目が何と、‘満よひ子の志るべ’ 正に、アインシュタインは、この大宇宙の謎を解き明かす人達にとって‘迷い児の(道)しるべ’なのである! しかし、またアインシュタインは次のようにも述べている! ![]() http://oka-jp.seesaa.net/article/321232053.html 「テクノロジーが私たち人間の相互交流を凌駕する日を私は恐れている。 世界は愚かな世代であふれかえるだろう」 アルバート・アインシュタイン
正に、アインシュタインは、己の反省も込めて、核保有国及び北朝鮮の昨今の振舞を何十年も前に予測していたのである! (つづく) |
ここで、‘鉄の話’を一時中断して、今後の理解を更に深めるために、一寸難しそうな‘量子力学’の世界をご紹介したい。
‘量子力学’と聞けば、何を想い起すだろうか? そう、アインシュタイン、湯川秀樹、朝永振一郎 etc.、そして原子爆弾、そして、そして福島原発! 「‘量子力学’なんて、私関係ない!」と思っておられる方、ご自分の‘考え’の中にその概念は全くなくても、実はご自分の体は全て‘量子力学’に支えられている‘原子’から成り立っているのだから、‘関係者’なのである。 ‘関係者以外立ち入り禁止’という看板、誰でも見たことがあるに違いない。 「‘量子力学’って? 私関係ありませんから・・・」といって無関係を装うのは‘違反’です。関係者なんですからどうぞ‘量子力学の世界’へ堂々とお這入りを! ![]() http://www.ryoushi-rikigaku.com/index.html ‘30分でわかる’‘量子力学の世界’とあるが、そう簡単な概念ではない! ただし、最初から‘波動方程式’を出されれば、もうそれで99%の人は読むのを止めてしまう。この‘状態’も実は‘量子’なのだが・・・。 先ずは前置きと目次から・・・。 ![]() http://www.ryoushi-rikigaku.com/index.html ![]() http://www.ryoushi-rikigaku.com/index.html そして、内容の一部、01・原子内部の法則(目次には、仕組みとなっているが・・・) ![]() 実はこんなやさしい‘量子力学入門書’に出会ったことはなかった!学生時代にこんな素晴らしい入門書があったら、と多少悔やまれる。 (つづく)次回は、目次に従って、2~3項目ずつ掲載の予定。この目次の項目を全て理解すると‘原子の世界’が見えて来る! |
① すべての生命は鉄を必要としている
<2> 電子殻を構成する軌道 ![]() http://shikakustrix.blog.fc2.com/blog-entry-160.html 電子殻 ![]() http://main.nps.dbc.ous.ac.jp/web/org_chem12/1/orbital.gif 電子殻の電子軌道
更に、鉄の‘磁気特性’の原理を知るためには、‘電子のスピン’を理解しておかねばならない!
ここまで、うっすらとでも理解出来れば、鉄の持つ‘特異性’に関して‘なるほど!’と感心できる。 (つづく) |
① すべての生命は鉄を必要としている
![]() http://www.brh.co.jp/about/emaki.html
![]() http://www.wallpaperlink.com/bin/0801/04356.html 勿論、この表題の‘全ての生命’とは、‘地球上の生命’の事である。地球とは別の星での生命体では、‘鉄を必要とする’とは言えない!何故ならその星に‘鉄が存在しない’ことだってあり得るのだろうから・・・。ただし、地球型の星、太陽系で言えば、太陽に近い順に‘水星’、‘金星’、‘地球’、‘火星’の4つの星だったら、多分‘鉄’の成分の割合が大きいので、そこの生命体は、やはり‘鉄を必要とする’生き方をしているに違いない。 この広い宇宙には、専門家に言わせれば、地球環境に似た‘星’は、山ほどあるらしいのだが、‘地球型’となればやはりそれらの星が‘鉄’という元素を主体としていることが十分に考えられる。何故かについての詳細は別途報告するが、この考え方は‘星の出来方’から言えば‘鉄’という不思議な元素が持つ特性に依存するところが大きいからである! さて、表題の意味するところは、正に地球が‘鉄’を主体とした星であること及び生命維持のための‘エネルギー確保’のための‘化学反応’に‘鉄(Fe)'という元素の持つと特異な‘原子構造’が関わっている事を示している。 鉄の原子構造を理解していなければ、 「‘すべての生命は鉄を必要としている’らしい」とか「‘すべての生命は鉄を必要としている’といわれている」という表現でしか他人に伝えることが出来ない! 確信を持って「‘すべての生命は鉄を必要としている’」というためには、鉄の持つ特異な‘原子構造’をきちんと理解しなければならない。 したがって、ここでは、復習 or 確認の意味で、原子構造についてもう一度見てみたい。 <1> 原子構造と電子の役割
‘原子の構造’を思いだして貰うために紙面の大半を使ったが、この知識なくして‘鉄の本質’を知ることは無理であり、「すべての生命は鉄を必要としている」という事を理解することは出来ない! (つづく)次回は、‘<2> 電子殻を構成する軌道’の話とその軌道を構成する‘小軌道’の種類及びその小軌道に何故‘2個’の電子しか入れないか?について |
地球という‘星’では今、‘温暖化’をどうやって防ぐのか?が焦点の一つになっている。
![]() http://www.eorc.jaxa.jp/imgdata/topics/2005/tp050603.html 地球 温暖化対策は? ![]() http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f417478/ ![]() http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f417478/ 「‘CO2’の増加で‘温暖化’が増した」という一般的な解釈と「何らかの理由で‘温暖化’が進んだために‘CO2’が増えた」という説もある。しかし、後者の説でも‘CO2’が増えるのであるから、‘CO2’の温室効果を否定出来ない! いずれにせよ、‘CO2’の削減の問題を人類はどう解決するか? これ地球上の‘全生物’から期待されている、と見てよいのだろう。何しろ人類は、全生物の代表であることを自負している(?)のだから・・・。 その解決策は? 勿論、現時点で「地球は、大きなうねりの中では‘氷河期’へ向かいつつあるのだから、温暖化賛成!」という考え方をする御仁もおられるようだが、ここ数十年の規模で言えば、氷河期へという大きなうねりの中では‘温暖化’へ向かっている。従って、これから例えば、‘100年間’に生命を与えられた人間をはじめとする全生物、病原菌に至るまで(?)温暖化防止対策が必要なのだろう、多分。 さて、ここに一冊の本がある。‘鉄理論’云々というタイトルで‘びびる’人がいるかもしれないが、その後は‘地球と生命の奇跡’とあるから、現代に生きる人は是非認識していなければならないことだろう! ![]() ![]() ![]() 経歴を拝見しても正に‘鉄の塊’のような人である? でも、この本の‘内容’が凄~い! ![]() ① すべての生命は鉄を必要としている ② 光合成も鉄の輪で動く というのだから‘凄い’理論である。 更に、 ![]() ![]() ![]() とあるから、 ③ 植物プランクトンが大気中の二酸化炭素量を決めている ④ 人類は今や気候をコントロールできる? そして極め付きは、 ⑤ 産業廃棄物(適切に処理された‘鉄分’)の‘海洋散布’で地球環境を守る というから、凄~い! これは‘空想物語’では決してない! ちゃんとした‘理論’に基づいている。今後この①~④を4回に分けてこのブログで紹介・解説して見たい! (つづく) |
今日2013年04月16日(火)現在、日本列島は最高気温の乱高下を繰り返しながらも平均気温は徐々に上がりつつある。
① 田植えが始まった! いつも通り夕刻散歩に出かけた。この弊ブログでの‘上下シンメトリー’でお馴染みの田圃で、この千葉県・茂原市千沢地区でも‘トップを切って’田植えが始まったのである。 一寸撮影角度は違うのだが、田植え前後の写真の比較をしてみると・・・、 ![]() 2013年04月05日18:01 田植え前 ![]() 2013年04月16日17:46 今日の田植え後 ![]() 2013年04月08日18:02 田植え前 ![]() 2013年04月16日17:25 今日の田植え後 ![]() 2013年04月16日17:25 今日の田植え後 ‘孫生え’(ひこばえ)については、弊ブログの2012年09月20日付けに次のような記事を載せている。
‘定点での観測’は予想だにしない結果を齎すことがある。 今後の‘稲の生長’をこの定点で見守ってみたい。今年も‘孫生え’現象が見られるだろうか? ② 爆弾テロが・・・ あの日本人にもお馴染みの伝統のある‘ボストンマラソン’のゴール近辺で、日本時間で、4月16日03:50頃爆発があった! ![]() http://www.news-us.jp/article/355647847.html ![]() http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20130416-OYT1T00236.htm 15日、ボストンマラソンで爆発の煙が上がる中、ゴールへと走る参加者(Dan Lampariello氏撮影、ロイター) ![]() http://www.news-us.jp/article/355647847.html ![]() http://www.news-us.jp/article/355647847.html ![]() http://www.news-us.jp/article/355647847.html
ボストンマラソンと言えば、私の記憶に鮮やかに残っているのは、1953年(昭和28年)‘山田敬蔵’選手の世界記録での優勝である。私が中学2年生の頃であった。このニュースに大興奮した記憶がある。それをきっかけに‘マラソンブーム’が起こった。 ![]() http://showa.mainichi.jp/news/1953/04/post-c2d1.html 2時間18分51秒の世界最高記録でゴールする山田敬蔵 1953年4月20日 米国・ボストン ![]() http://showa.mainichi.jp/news/1953/04/post-c2d1.html 当時の新聞
この爆弾テロ、北朝鮮との関連は?とニュースを聞いた時、そう思ったが、さて捜査の結果は? 現時点では、犯人の特定は出来ないと言うが・・・。以下の画像は、2013年04月16日のテレ朝・報道特集 のTV画面をカメラで撮影したもの。 ![]() ![]() 2013年04月16日23:06の放映画面 FBIの特別捜査官の記者会見の模様。「犯人の特定に至らず・・・」 (つづく) |
「椿と山茶花の見分け方」が話題になった。‘その違い(見分け方)’が強調される意味あいが良く理解出来なかった。何故なら、椿と山茶花は全く違うものと思っていたから、「何故、そんな違い(見分け方)が話題になるのだろう?」と思ったからである。
でも、よ~く物事を知っている人には、この質問は‘誠に妥当’な質問なのである。 実は、山茶花は、「サザンカ(山茶花、学名:Camellia sasanqua)は、ツバキ科の常緑広葉樹。」で、植物学上の分類では、‘ツバキ科’なのである。 私が不思議に思ったのは、山茶花は、ツバキ科とは思わなかったからである。山茶花は全く違う‘サザンカ科’かと思っていたからであるが、実際には‘サザンカ科’は無いのである! ![]() http://oki-park.jp/midori/midoridayori/2009/02/post-43.html ツバキ ![]() http://blog.livedoor.jp/hanahana1209/tag/%E3%82%B5%E3%82%B6%E3%83%B3%E3%82%AB サザンカ 文献によれば、次のように解説してある。
上の引用文献には、サザンカの代表として‘カンツバキ’が例として挙げられている。
では、ここで、ツバキとサザンカの‘植物学上の分類を・・・。 <ツバキ>
<サザンカ>
この文献引用で解ったことは、上記の通り、学名におなじ‘Camellia’が付いていることである。当然であるが・・・。つまり、‘ツバキ科’なのであるから。 ツバキ: Camellia japonica サザンカ:Camellia sasanqua つまり、‘ツバキ科’の‘japonica’をツバキ(椿)といい、‘ツバキ科’の‘sasanqua’をサザンカ(山茶花)と呼ぶ、という訳である! そして、丸ごと花を落とすのが‘ツバキ’であることも区別の一つであることが判ったが、それでは、何故‘丸ごと’花をツバキは落とすのか?の理由が知りたい! 以下が、‘ツバキ(椿)の花は何故、丸ごと落ちるのか?’についての文献の引用である。
別の文献では、もう少し突っ込んで・・・・。
いや~、一寸専門過ぎて解りづらいところも・・・。 次回は、もっと‘解説図’入りで解り易く・・・。 (つづく) |
‘マテ貝’の不思議
![]() http://blogs.yahoo.co.jp/otoichirou/53666559.html マテ貝
<野島公園での「マテ貝採り」> マテ貝の巣穴へ‘お塩’をかけてやれば、しばらくするとマテ貝がひとりでに巣穴から出て来る!不思議である! 以下のテレビ画像は、日テレ「ぶらり途中下車の旅」の画面をカメラで撮影したものである。 ![]() ![]() 野島公園の位置:●A ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 採れた「マテ貝」の料理法は?
この‘マテ貝’に面白い写真と解説のブログを見つけた!
これ、本当にビールに合う! (つづく) |
赤目川付近の鵜はどっち?
事の発端は、弊ブログの2013年04月10日「早起きは三文の徳!」 ( http://kissyarita.blog.fc2.com/blog-entry-489.html )の文中で、 ![]() 2013年04月09日05:37 ‘鉄塔ー1’もターナーの絵のようで・・・。 ![]() 2013年04月09日05:37 この辺は、カラスよりも‘鵜’の方が強いようで・・。海鵜か川鵜かは素人には区別がつかないが・・・。これは後日解明(?)の予定。 ![]() 2013年04月09日05:37 明らかにカラスではなく‘鵜’なのだが・・・・。 と書いたことにある。 そして、余り知識もないのに‘偉そうに’‘海鵜’と‘川鵜’との区別をその翌日(4/11)に懲りもせず、「海鵜と川鵜の違いは?」( http://kissyarita.blog.fc2.com/blog-entry-490.html )と題して、また取り上げた。 しかし結論は、
として、‘お茶を濁した’ことで終わっている。 その判定基準と、撮影した写真のPC処理画像は次に通りである。 ![]() ![]() 左:海鵜 右:川鵜 http://www.ne.jp/asahi/kenharu/2008/miwakekata01.htm ![]() 2013年04月09日05:37 明らかにカラスではなく‘鵜’なのだが・・・・。 ![]() 拡大。 ![]() PC処理。 判断に迷ったのは、PC処理画像のくちばしの付け根の部分である。この黒い‘楔形’の部分が無かったら、明らかに‘川鵜’であるのだが・・・。 実は、この‘鵜’については、前々から気にはなっていたし、写真撮影もしていたのである。そしてやはり弊ブログの「鵜と烏合の衆」<2012年11月16日( http://kissyarita.blog.fc2.com/blog-entry-335.html )で、紹介している。 その画像が次の2枚の写真である。 ![]() 2012年11月15日08:07 ![]() 2012年11月15日08:07 この時点では、この‘鵜’連合が川であろうと海であろうと、記事の内容には影響を及ぼさなかったからどっちでも良かった。 ところが気になりだしたのである! そんな訳で、2013年04月11日の散歩の時にカメラを持参した。もしも、途中で出会ったら‘至近距離’から撮影して‘白黒’つけようと言う訳である。 いた、いた!電柱の頭に止まっている。ただし、‘一羽’のみ。こちらは口ばしのところを写真に収めたいのであるから、それには一羽でも事足りる。 ここでお断りしておくが、この千葉県・茂原市千沢地区に‘棲んでいる’或いは‘飛来する’これら‘鵜連合’は、多分‘海鵜’か‘川鵜’のどちらかという仮定である。勿論、ひょっとしたら海のも川のも両方の‘鵜連合’が居るるのかもしれないが、それは前提の中に入れない!一方しかいないという仮定である。 ![]() 2013年04月11日17:20 これが、その一羽の鵜である。何故‘一人ぽっち’なのか?それは今は余り問題ではない!飛び発たないでくれ!と祈るばかり・・・。 写真の下に撮影時刻を示した。ご覧戴ければお判りの通り、撮影開始:17:20 終了:17:34 ということは、撮影時間は、凡そ‘14分間’である。その間に撮影した枚数:120枚! 約7秒に1枚の多さである。 ![]() 2013年04月11日17:29 ![]() 2013年04月11日17:34 ご覧の通り、この上の2枚からでは、‘嘴の根元’を画像化出来ないし、しても意味が無い! そんな画像が山積みとなった!以下の通り。 ![]() ![]() ![]() ![]() しかし、上手い具合に‘何とかなりそう’な写真が数枚あった。しかし、後述する通り、また問題が発生した! ‘右のほっぺ側’と‘左のほっぺ側’で、判断が違って来るという‘大問題!’が持ち上がってしまったのである! それぞれ‘3態’ずつ。それでは先ず、‘右のほっぺ側から・・。 <右のほっぺ側> <右の1態目> ![]() ![]() ![]() <右の2態目> ![]() ![]() ![]() <右の3態目> ![]() 突然、一羽のカラスが近づいてきたが、相手にもしない! ![]() ![]() ここでもう一度、‘判断基準’の写真を・・・。 ![]() ![]() 左:海鵜 右:川鵜 http://www.ne.jp/asahi/kenharu/2008/miwakekata01.htm この‘判断基準’写真からすれば、‘微妙’ではあるが、‘海鵜’に軍配を挙げたい! され、それでは、‘左ほっぺ側’はどうかというと・・・。 <左ほっぺ側> <左の1態目> ![]() ![]() ![]() <左の2態目> ![]() ![]() ![]() <左の3態目> ![]() ![]() ![]() ここでも改めて‘判断基準’の写真を・・・。 ![]() ![]() 左:海鵜 右:川鵜 http://www.ne.jp/asahi/kenharu/2008/miwakekata01.htm この‘左ほっぺ側’は、明らかに3態とも‘川鵜’である! 右ほっぺ側:海鵜 左ほっぺ側:川鵜 ひょっとしたら、海鵜と川鵜との‘あいの子’かも??? さ~て、困ったことになった! やはり‘鵜連合’の何羽かを見てみなければ解らないのだろうか? ‘判断基準’となる素姓の判っているそれぞれの鵜をもう一度‘拡大’してみて‘目を肥やす’しかあるまい!という事で、前出の弊ブログに登場して貰った鵜の口元拡大をしてみた! <海鵜> ![]() http://asitahuku.exblog.jp/7937867 ![]() http://www.yachoo.org/book/view/kawau ![]() http://www.yachoo.org/book/view/kawau <川鵜> ![]() http://www.yachoo.org/book/view/kawau ![]() http://www.yachoo.org/book/view/kawau ![]() http://asitahuku.exblog.jp/7937867 これらの‘判断基準’は、明らかによ~く判るのだが・・・・。 丁度2年前、まだ桜が散りかけに時に‘茂原公園’で、‘鵜’の写真を撮った記憶があった。それは、正に‘至近距離’で撮った筈だから、という事でファイルを探してみた。 あった、あった!2011年04月14日の午後である。それが次の写真! ![]() 2011年04月14日16:43 ![]() 同上。 ![]() PC処理。 これはもう、明らかに‘川鵜’である! 茂原公園は、ここ千沢地区とは恐らく10kmは離れている。しかし、たかが‘10km’である。彼等が飛ぶとすれば10分なんて掛からない距離である。どうせ‘親戚’だろう?! ここまで、昨夜(2013年04月12日)の内に追い詰める(?)ことが出来た! 悔しいのは、この千沢に飛び交う鵜の決定的画像が欲しい! そんな訳で、今朝例の場所へ出かけた。鉄塔ー1の場所である。 ![]() 2013年04月13日08:03 赤目川の土手に上がってみると、いた、いた!しかしここからでは一寸遠過ぎるしこれは東向きだから‘逆光’であるから‘口元’は恐らく綺麗に撮れない!東側から撮らねばならない! ![]() 2013年04月13日08:07 そんな訳で‘赤目橋’を渡って近づくことにした。鉄塔の頭の部分が赤く見えるという事は逆光ではないことを示している。しかし、今日はたった4羽しかいない。 ![]() 2013年04月13日08:09 左から3番目の1羽を残して、あとの3羽は飛び発ってしまった! ![]() 2013年04月13日08:09 ズームイン! ![]() 2013年04月13日08:09 此方は、‘海’かもしれないと思われる‘右ほっぺ側’であるが、明らかに‘川鵜’である。 これまで色々検討してきたが、これで結論を出してもいいと思われる! 「千葉県茂原市千沢一帯に生息もしくは飛来する‘鵜’は、‘川鵜’である!」 (つづく)かも? |
2013年04月10日のNHK・ラジオ深夜便を聞いた。10日の深夜便で4時からの放送だから、実際には4月の11日である。
何と‘津波バイオリン’が世界中で大活躍をしているという。申し訳ないが知らなかった!
またこんな記事も・・・。
更にこんな記事も・・・。
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ご活躍の‘中澤宗幸さん’・・・。 ![]() http://keninternational.net/928b/2012/09/ ![]() http://keninternational.net/928b/2012/09/ ![]() http://keninternational.net/928b/2012/09/ そして、奥様は、・・・。 http://www.munetsuguhall.com/concert/201209/20120903M.html ![]()
そして、こんな‘チラシ’が・・・。 ![]() http://www.dream-stream.org/2012/11/post-52.html ところで、実はここからが大事な話。新聞記事等には今まで余り出て来なかったが、ヴァイオリンには‘魂柱’という大事な‘部品’がある。この‘魂柱’の素材に、‘一本松’を使ったというのである。 ![]()
![]() ![]() http://majiqnico2keiraku.blog98.fc2.com/blog-entry-275.html 上図の‘sound post’が‘魂柱’である。 中澤宗幸氏の発案なのだろう、‘魂柱’にあの陸前高田の‘一本松’を使ったという記事が次の資料。
(つづく) |
海鵜と川鵜の違いは?
2013年04月09日、早朝5時過ぎから‘朝の太陽’を見に出かけた。その目的は‘鉄塔ロケットの燃料’を‘核融合原子力エネルギー’つまり太陽のエネルギーを使うロケットが望ましいという発想に基づいた構想を広めんがための‘証拠写真?’を撮る為である。 そんな無意味な目的のために朝5時過ぎに起き出したの? と言われれば、馬鹿馬鹿しいようであるが、ナントこれが‘三文の徳’に繋がっていたのである! ( http://kissyarita.blog.fc2.com/blog-entry-489.html ) ![]() 2013年04月09日05:37 ‘鉄塔ー1’もターナーの絵のようで・・・。この画像のほぼ中央、電線に止まっているのが‘鵜’・・・。 ![]() 2013年04月09日05:37 この辺は、カラスよりも‘鵜’の方が強いようで・・。海鵜か川鵜かは素人には区別がつかないが・・・。これは後日解明(?)の予定。 という事で、弊ブログの2013年04月10日の記事( http://kissyarita.blog.fc2.com/blog-entry-489.html )に‘海鵜’と‘川鵜’の違いの解明(?)を約束した。 早速調べてみたのだが、その違いは素人には容易には判らない事のようである!
また別の文献では・・・。
![]() http://asitahuku.exblog.jp/7937867 ウミウ ![]() http://asitahuku.exblog.jp/7937867 カワウ 更に別の文献では・・・、
また、専門家の学問的な調査文献資料もある。 野生鳥獣保護管理技術者育成研修(カワウ)講義資料 http://www.biodic.go.jp/kawau/d_hogokanri/kenshu_i_fukuda2007.pdf 最後に、Yachoo! オンライン野鳥図鑑 ver5.0 で海鵜と川鵜のオンパレードを! ![]() 2013年04月09日05:37 この‘鵜’が‘海鵜’なのか‘川鵜’なのかの判断のために、この写真をトリミング拡大して、口ばしのところをPC処理して見たのが次の写真である。 ![]() 拡大。 ![]() PC処理。 上記引用資料の‘判定基準写真’は以下の通り。 ![]() ![]() 左:ウミウ 右:カワウ この判定基準写真から判断すれば、‘カワウ’(川鵜)に近い??? 結局のところ、この写真だけではこの‘鵜’が‘海鵜’なのか‘川鵜’なのかは、判らない!というのが結論である。でも‘手元’で観察出来るなら、上記知識でどちらかは多分判別できる! (つづく) |
早起きは三文の徳!
判ってはいるが確認から・・・。 ![]()
<その1:三文の内の一文目> 朝の富士山が撮影出来た! 富士山がここ千葉県茂原市千沢の平地から見える!という大発見を去年の秋に‘Mさんご夫婦’がされて以来何度となくその‘富士山ヴュースポット’から富士山を撮影してきたが、その99%は‘夕暮れの富士山’である。何故なら朝やお昼には、空や雲という背景と富士山との色ではコントラストがつきにくい。その点夕刻の場合は、富士山を‘黒いシルエット’にしてしまえば、空や雲は夕日に染まってコントラストをつけるなといっても自ずからついてしまうから、写真にし易いのである。 ![]() 2012年12月12日16:48 これを千葉県・茂原市千沢の‘富士山ヴュースポット’から見た‘夕刻の富士山’の代表作と現時点では考えており、本弊ブログの‘プロフィール写真’として採用している。 ![]() 2013年04月08日08:43 これが今度初めての同ポイントから撮影した‘朝の富士山’である!上の‘夕刻の富士山’と立ち位置がほんの少しだけ違っているため‘構図’が完全には一致していないが・・・。今後の構図は、立ち位置を固定したので、この構図になる。 さて、そんな訳で4月8日は、前日の‘爆弾低気圧’のお蔭で黄砂もPM2.5も吹き飛んで、まるで空気清浄機を日本国中にかけたような快晴となった。まさかとは思ったが‘朝の富士山’が見えたのである! ![]() ‘Google’マップ。●Aが我が家で、‘富士山撮影スポット’はこの‘赤線’の場所、たったこれだけしかない!□数字は、富士山の撮影場所(後出)である。 ![]() 2013年04月08日08:37 朝もっと早ければ良かったが、遅ればせながら、‘富士山撮影スポット’の□4に出てみて驚いた! 朝の富士山が見えるではないか!後からも述べるが、この‘4’の場所では富士山は見えるが‘構図’が悪い! 一目散にポイント‘1’へ走った!‘1’は、赤目橋の上。 ![]() 2013年04月08日08:41 ‘1’からの写真。ポイント‘4’から‘1’まで約300m、4分かかっている。これが、ポイント‘1’からの写真である。やはり、朝の写真はコントラストが付き難いために、この写真も‘眼を凝らさないと’‘富士山、どこ?’の世界である! ![]() 2013年04月08日08:41 ‘1’からの写真。望遠で・・・。 ![]() 2013年04月08日08:41 ‘1’からの写真。更にトリミングで拡大。(評価:○) ![]() 2013年04月08日08:41 ‘1’からの写真。さらに、更にトリミングで拡大すると、少しピンボケではあるが冠雪の富士山の朝の情景が撮れている。残念ながら、手前の‘小枝’にピントが合っているため富士山がボケているのである。これは、少しは技術の腕が無いこともあるが‘カメラ’のせいである。レンズの‘焦点深度’が浅いのである。そりゃあそうだろう。せいぜい数万円のカメラだから・・・。 さて、このスポット‘1’からの写真は、電線という写真にとっての人工の邪魔物がどうしても避けられない。 それで、撮影場所を変えてみた。以下の4枚は、スポット‘2’を東から西へ少しずつ移動した場合の画像である。 ![]() 2013年04月08日08:47 ‘2’からの写真。 電柱が富士山の傍に来過ぎている!(評価:△) ![]() 2013年04月08日08:48 ‘2’からの写真。 この位置からでは、電柱が富士山の‘ど真ん中’で、富士山の写真にならない!(評価:×) ![]() 2013年04月08日08:48 ‘2’からの写真。 これも電柱は近いは、電線も垂れ下がるは、で・・・。(評価:×) ![]() 2013年04月08日08:49 ‘2’からの写真。 電線が右肩上がり(?)で、面白くない!(評価:△) そんな訳で、この‘2’の立ち位置は、背景との絡みがそんなに良くないことから、‘朝の富士山の写真’としての評価は、余りよろしくない! ![]() 2013年04月08日 08:51 ‘3’からの写真。この‘3’の位置は、赤目橋の東側へ少し(約10m)這入った場所。これ以上東へ行っても‘下り坂’で、肝心の富士山が見えなくなる! 写真の構図としては、富士山の山頂は電線を越すから、まあいいものの、富士山と‘木’が近づき過ぎている。(評価:△) ![]() 2013年04月08日08:51 ‘3’からの写真。 トリミング拡大。(評価:△) ![]() 2013年04月08日09:11 ‘4’からの写真。‘4’へ戻って来た。富士山が電線に懸らないから立ち位置としてはいいが、今度は‘家’が真下過ぎる!(評価:△ or ○) ![]() 2013年04月08日09:11 ‘4’からの写真。 トリミング拡大。(評価:△ or ○) という訳で、‘朝の富士山’の撮影立ち位置は、やはり‘1’が良さそうである。夕刻の富士山も構図から言ってやはり、‘2’。改めて、朝の写真と夕刻の写真、‘1’からの2枚を再掲。 ![]() 2013年04月08日08:43 ![]() 2012年12月12日16:48 さて、続いての‘一文の徳’は、・・・。 <その2:三文の内の二文目> 朝の‘ダイアモンド富士’(?)が撮影出来た! 昨日(2013年04月08日)、朝の富士山の撮影に‘成功?’した勢いで、今度は‘朝日’そのものを撮ってみようと思い立った。もう春だから日の出時刻も冬とは違う。大凡の言い方をすれば、一日に約1分、夜明けの時刻が早くなる。(詳細は別途報告) そんな訳で、その日(2013年04月09日)は、朝05:15分起床! 雲もそんなには無い!絶好のお天気である。 ![]() 2013年04月09日05:28 赤目橋の方向(東)に‘キラキラ’や‘ギラギラ’ではない‘太陽’がお出ましである。正に‘卵の黄身’状態。これなら‘被写体’として申し分ない!これは行ける!と思って何度も太陽にむけてシャッターを切ったが、不思議なことが起こった! ![]() 2013年04月09日05:28 卵の黄身状態の太陽に望遠で迫ると、ピントは‘太陽’に焦点が合う。この自動カメラのソフトはそうなっている(全部ではないが・・)。従って、太陽にピントを合わせ、他は‘ボケてしまう’のである。勿論、どちらにもピントを合わせての撮影も可能ではあるのだが・・・。この手を使おうと思った。 ![]() 2013年04月09日05:28 正に、フィルターなしで太陽の輪郭がハッキリ撮影出来る! ![]() 2013年04月09日05:31 これは、赤目橋の上から、普通の撮影方法での写真である。この写真の目的は、赤目川に映る朝の太陽も一緒に撮影したかったからである。この風景も初めてである。 ![]() 2013年04月09日05:31 この建物の屋根を利用すれば、‘偽富士’の‘朝のダイアモンド富士’が撮影出来ないとも限らない!橋を横に移動すれば、丁度屋根の頂点に太陽が重なって呉れる!しかし、このチャンスは、数分間もない! ![]() 2013年04月09日05:31 正に、ダイアモンドに・・・。でもこれでは、直ぐに‘屋根’と見破られてしまう。屋根にピントが合い過ぎているからである。 ![]() 2013年04月09日05:32:46 太陽にピントを合わせて・・・。よし、上手く行った! 屋根も電線もボケて呉れている。大成功! ![]() 2013年04月09日05;33:08 一つ上の写真の約22秒後の写真も上手く行っている! そんな訳で、この写真‘ダイアモンド富士’に見えませんか?! 下の写真は、正真正銘の‘夕日ダイアモンド富士’である。 ![]() http://blogs.yahoo.co.jp/pengin212003/21493967.html これは、下の写真を‘無断で’トリミングをしたものである。 ![]() http://blogs.yahoo.co.jp/pengin212003/21493967.html これが、引用したダイアモンド富士。 ![]() 2013年04月09日05:34 赤目川には、段差が設けてあるために水面には‘3つの太陽’が見て取れる貴重な写真である。 ![]() ‘偽富士山’にさせられた赤目川にある‘可動堰’。 ![]() 施設名盤。 さて、そろそろ急がないと太陽が昇り過ぎれば‘鉄塔ロケット’ではなく、鉄塔が攻撃を受けている状態になる。予期せぬ‘疑似ダイアモンド富士’の撮影に約5分以上手間取った。 <その3:三文の内の三文目> 朝の‘鉄塔ロケット’が撮影出来た! そう思いながらも、こんな早い時刻の西側の‘本物の富士山’も気になった。朝日を浴びて周りは紅く染まり始めているが、肝心の富士山は見えない! ![]() 2013年04月09日05:35 いつもの場所に富士山の姿は見えない! ![]() 2013年04月09日05:35 上の写真のトリミング拡大。前日のようには富士山は見えない!やはり前日は特別だったのだろう! それにしてもこの‘朝焼け’の2枚の風景、あの夏目漱石の‘坊っちゃん’に出て来る‘ターナー’が描いた写実の絵のような気がした。 ![]() http://treeart.exblog.jp/15063212/ ターナーの絵 ![]() http://item.rakuten.co.jp/art-meigakan/turner5-f8/ ターナーの写実的な絵 ![]() http://lcymeeke.blog90.fc2.com/blog-date-20090627.html ターナー島の由来看板 ![]() 2013年04月09日05:36 朝のシンメトリーも気になるが・・・。 ![]() 2013年04月09日05:36 此方も上下のシンメトリー ![]() 2013年04月09日05:37 ‘鉄塔ー1’もターナーの絵のようで・・・。 ![]() 2013年04月09日05:37 この辺は、カラスよりも‘鵜’の方が強いようで・・。海鵜か川鵜かは素人には区別がつかないが・・・。これは後日解明(?)の予定。 ![]() 2013年04月09日05:37 明らかにカラスではなく‘鵜’なのだが・・・・。 ![]() 2013年04月09日05:43 場所の設定に一寸時間が掛かったが、鉄塔ロケットが・・。以下同様。 ![]() 2013年04月09日05:43 ![]() 2013年04月09日05:45 ![]() 2013年04月09日05:45 ![]() 2013年04月09日05:45 もう少し鉄塔の低い部分に‘太陽’があればもっと良かったのだが・・・。 <その1:三文の内の一文目> 朝の富士山が撮影出来た! <その2:三文の内の二文目> 朝の‘ダイアモンド富士’(?)が撮影出来た! <その3:三文の内の三文目> 朝の‘鉄塔ロケット’が撮影出来た! 何も‘三文の徳’だからといって‘一文’毎に例を挙げる必要もないが、偶々‘3つのメリット’があった。 明日からも早起き? そりゃあ、一寸無理かも・・・・。 (つづく) |
先ず弊ブログの2012年04月04日の「タンポポについて」を次の‘URL’をクリックして見て戴きたい!
URL:‘http://kissyarita.blog.fc2.com/blog-entry-106.html’ ![]() http://plaza.rakuten.co.jp/mari24/diary/200704240000/ そこには、次の‘5項目’についての情報がある。
本日はそこには無かった情報と ‘③ タンポポの‘綿毛’の出来方(これが本命!)’ の動画をコマ抜き‘静止画’にしてみた。そして、最後に「モモイロタンポポ」の紹介を・・・。 先ずは、タンポポの主な種から・・・。
そして、上記引用文献の赤字で示した「黄色い日本在来種4種類の見分け方について ![]() http://www.azami.sakura.ne.jp/yasou/zoku/tanpopo-zukai-3-2.htm
そして最後に「モモイロタンポポ」について・・・。 ![]() http://motokoba8823.blog54.fc2.com/blog-entry-281.html タンポポは黄色しか知りませんでしたが、ピンクも有るんですね 「モモイロタンポポ」と書かれていました 別の文献では・・・、
![]() http://aiaicamera.seesaa.net/article/95343727.html ミツバチによる受粉の様子 2013年04月08日、千葉県茂原市千沢の赤目川の堤防の黄色い普通のセイヨウタンポポを撮影してきた。 ![]() 2013年04月08日08:56 ![]() 2013年04月08日08:56 もう綿毛の準備が出来ているのもある! ![]() 2013年04月08日09:12 偶々蝶が飛んで来てタンポポに止まった! ![]() 2013年04月08日09:12 蝶の種類も多い。この蝶は、モンシロチョウ? 私の友人に‘蝶博士’がいる。新種と聞いたら海外へも出かけるそうだ。蝶の話は、別に機会に・・・。 次回は、タンポポの‘生態’について・・・・。 (つづく) |
NHKラジオ深夜便(NHKラジオ番組から)
2013年4月3日(水)、4日(木)の2日連続、それぞれ午前4時台 (2日(火)、3日(水)深夜) 明日へのことば「感動が科学技術を育む」 東京理科大学学長 藤嶋 昭さん ![]() http://www8.cao.go.jp/cstp/nanoweb/fujishima.html 理科大の学長になられる前の写真 氏名 藤嶋昭(ふじしま・あきら)昭和17年生まれ 学歴 昭和41年3月、横浜国立大学工学部電気化学科卒業 同43年3月、東京大学大学院工学系研究科修士課程修了 46年3月、博士課程修了 藤嶋 昭先生と言えば、昨年‘ノーベル賞’の有力候補になった先生である。そのず~と以前から我々は仕事の関係で存じ上げていた。‘光触媒’の研究における世界的権威者である。 今、先生は、2010年から理科大の学長をされている。その理科大のHPにも次のような記事が載っている。
このNHKラジオ深夜便の藤嶋先生の話を2回とも聞かせて貰った。 2回目の終わりころ、「雷はどうして‘ゴロゴロ’と鳴るか?」という話題になった時に、先生は「莫大なエネルギー(温度)が空気中を通過する場合に空気が一挙に‘膨張’し直ぐに冷やされる事が連続して起こって行くから‘ゴロゴロ’と鳴るのです」という事を仰っていた。(記録した訳ではないので正確かどうかは不明) この話を聞いて私は「おや?」と思った。私が小学生の頃から聞かされていた‘説’とは一寸違うのである! ノーベル賞候補の先生の発言だから、そう間違っているはずはない! 私が聞かされていた‘ゴロゴロ’の原因は、1回の‘ゴロ’が、遠くの山々に反射して帰って来る音で、より遠い山からの反射は時間的遅れが生じているから、最初の‘ゴロ’に続いて‘ゴロ’、従って‘ゴロゴロ’と鳴るのだという‘説’だった。 それでは、最初の‘ゴロ’の音の原因は何か? そして‘続くゴロ’は、果たして遠くの山からの反射なのであろうか? 「雷の正体」は未だに不明という。それだけに諸説があるのだろうが、最近の雷についてWEBで調べてみることにした。 ![]() 投稿者 harry : 2009年07月20日 15:28 http://www.mac-osx.com/blog/archives/2009/07/post_288.html ![]()
また、別の答えもある。
また、別の意見。これは長い回答だが‘芯’を突いている気がする。 ![]()
さて、長~くなって恐縮だが、最後に最も‘雷被害’の大きい電力会社さんのご意見を! http://www.denken.or.jp/research/pamphlet/light.pdf ![]() ![]() ![]() ![]() <結論> これらの引用文献から、現時点での結論は、直ぐ上の引用文献‘電力中央研究所’の‘雷の不思議’に記載されている通りのようである。箇条書きに纏めてみると以下の通りになる。 <雷の音‘ゴロゴロ’の原因> ① ‘ゴロゴロ’の音は、地面に落ちた時の衝撃・振動音ではない。 ② 上昇気流中の水分が上空の雲の中で冷やされて氷になる。その氷と氷が上昇気流中で激しくぶつかってその時の摩擦によって+の電気を帯びた‘小さい氷’とーの電気を帯びた‘大きな氷’に分かれ、小さな氷は上昇気流で上部に運ばれ、大きな氷は雲の下部に止まる。これが段々溜まって来ると持ちきれなくなって‘放電’をする。これが‘雷’である。 ③ この放電時には、巨大な熱エネルギーが発生し、その熱エネルギーで周りの空気が一挙に‘体積膨張’をする。この時の‘爆発音’が、‘ゴロゴロ’の‘ゴロ’である。 ④ この‘ゴロ’の聞こえ方は、距離によって違う。近かければ、‘バリ!’や‘ドーン!’であり、距離が遠くなると高い音(周波数の大きい音)は、吸収され易いために遠くまで届かない。そのため遠くでは‘ゴロ’と鳴る。 ⑤ ‘ゴロゴロゴロ…’と続く原因は、大きく分けて次の3つらしい。 1)雷の‘稲妻’の枝分かれによって、時間差と距離の差が出来るため 2)雷が発生した時の雲自身の空気密度の分布差によって反射される音の速度に 変化が生じるため 3)音が伝わる進路によって障害物の影響で‘反射音’が時間遅れで到達するため どうやら、こんな結論となるようである。 NHKラジオ深夜便での藤嶋先生の説明も全部を包括されたものでもなかったが、先生の説明が大半を占めるのかもしれないし、先生が‘話題’の一つとして提供されたことで‘雷の議論’での発言ではなかったことを断わっておく。 私自身が小学生の頃から聞いて納得していた‘障害物’(例えば、山)による反射音の時間的ずれも間違っている説明ではなかったようだ。 いろいろ調べてみると面白い情報が沢山ある。上記引用文献にある通り、 『 中国大陸のように山もないところに行くと、こだましないので、大砲のように「ドーン」と聞こえるそうです。』 のような情報は貴重である! 雷については、その他いろいろ面白い話が沢山ある。 それでは、ここで問題で~す。 問題:「日本で、雷の発生件数の一番多い県はどこでしょうか?」‘真面目な問題’ですゾ! 正解は次回。 (つづく) |
‘水のある風景’といっても、常にそこへ行けば水が見られるのであれば、それなりの感動はあってもそれは刻々と変わりゆく謂わば周りの景色の変化が面白い場合が多い。
さて、水も一年に一回しか見られない風景の中の水。それこそ、‘水’が主人公の風景であるから、それなりの新鮮さがある。そんな場合に、動物が関与する、そんな風景が撮影出来た。特に‘鏡反射’の風景はそれなりに情緒があって‘懐かしい’風情でもある。この反射は‘シンメトリー’の世界をも創り出してしまう。 水面が‘鏡’のように景色やその他の形を反射してしまう事は誰しも経験があるから、‘そうなるんだ!’と思っているかもしれないが、この現象を確実に理解するにはある程度の難しい予備知識が必要である。これについては‘美しい?’画像を見た後に説明の文献を引用しておいた。 散歩の場所は、遠くへ出かけた訳でもなく、通常の散歩道である。 ![]() ‘Google’マップ。 (マップー1) ![]() ‘Google’マップ。 (マップー2)(マップー2の拡大) ●Aが我が家。赤いルートが散歩のコース ![]() ‘Google’マップ。 (マップー3) ものは考えようで、この散歩道、わざわざ我々の為に作って頂いたと思えばその有難みは、一挙に100倍にもなる。 2013年4月5日、いつも通りいつものコースの散歩に出かけたのだが、その日の風景はいつもと違っていた。 ![]() ‘赤目川’の文字が懸っている。 ![]() ‘あかめはし’の文字が見える。橋の存在は、川の名前と橋の名前を4カ所に‘漢字’と‘ひらがな’で示すことになっているらしい。 ![]() 2013年04月06日 この場所は(マップー3)の「鉄塔ー1」の右側の田圃である。我が家から赤目橋を渡って右折してだらだら坂を下った場所からの写真である。少なくとも2~3日前には無かった光景である。田圃の持ち主さんが、田植え準備のため故意に水を引き入れたのか、前日の夜降った雨が溜まったのか、いずれにしても田圃は水を湛えていた。 そのためこんな素晴らしい‘上下の’シンメトリー画像が生まれたのである。(通常のシンメトリーは、‘左右の’である) 実はこれは一年中で一回だけこの時期にしか起こらない風景である。田圃に稲が植えられるとこんなにきれいな画像にはならない。 ![]() この杉の木のシンメトリーも面白い! あとはもう説明は不要である。偶々鷺が一羽だけこの領域にいた。 ![]() ![]() 右端にもう一羽別の鳥がいる。 ![]() 拡大。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 餌を採った! ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() さて、ここで上述した通り、何故こんな風に‘水が鏡になる’のだろうか?
別の文献には次のような説明がある。
次の写真からは、シンメトリーではなく、田植えがもうすぐ始まるかもしれないという情報である。 ![]() この上下2枚の写真は、上がフィルターなし、下がフィルターありの写真で。上下で`変則の’シンメトリー(?)であり、この鉄塔は(マップー3)の画像にある‘鉄塔ー2’である。 ![]() ![]() この上下の2枚は同じ写真。鉄塔ロケットに見えるかもしれないと工夫して見ただけの事。そんなには見えない! ![]() ![]() 田圃はもう田植えの準備が出来ている。 ![]() 水だって、有り余るほど水路を流れている。 ![]() TPP問題って知ってる? ![]() 知らねぇ! ![]() 此方は、水に頼らない‘シンメトリー’。鉄塔ー3。 ![]() これは、鉄塔―2と鉄塔ー3のコラボ(?)シンメトリー! ![]() この写真は、鉄塔ー1が、赤目川に写ってシンメトリーとなっている。鉄塔の奥に、鉄塔ー2とー3が見える。 そんな訳で、上述の通り、この田圃の春の水は、一年に一度の映像をみせてくれる。ただし、最後の写真のように赤目川は年中水を湛えていて、そんなに深くはないので、シンメトリーは何時でも見える。 (つづく) |
2013年04月04日の「朝日新聞」の朝刊第1面に我々にとってはかなり‘衝撃的な’記事が載っていた!
昨夜(4/3)は何かの都合でTVニュースを見ずに寝てしまったから、朝の新聞で驚いたという訳である。 ![]() 2013年04月04日「朝日新聞」(第1面) ![]() 2013年04月04日「朝日新聞」(第2面)<ダークマターの記事なのに‘カラー版’になっている!?>
私の手元に一冊の本がある。このニュースに関する‘解説’に相当する部分を抜き出してみた。この‘解説’を理解すれば、ニュースの重大さがもっと理解出来る。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 参考のため、画像等も抜き出した。 ![]() ![]() ![]() 今後、これらの研究がもっと進歩すれば、暗黒エネルギーも含めて宇宙の謎に取り組む研究者がきっと増えて行くに違いない! もっと地球を棲み易くするための技術でもあるのだから・・・。 (つづく) |
桜満開(2):上野公園(夜桜)
昨日までは、東京の桜の名所第一位といわれる 桜満開(1)千鳥ケ淵 の4回シリーズを掲載した。このシリーズの最高傑作(自薦)は、下の写真であることも書いた。 ![]() 2013年03月26日12:03 千鳥ケ淵 さて、その日は千鳥ケ淵の桜を真昼に堪能したのだが、日本の場合、会社での花見は、‘夜桜’が通り相場である。多分、会社での花見の85%は夜桜で、その東京での第一は、上野公園である。 ![]() ‘Google’マップ。上野公園地図。 ![]() ‘Google’マップ。上野公園航空写真。 ![]() ‘Google’マップ。同上部分拡大。 この緑の森のほぼ中央を上から下へ仮名の‘し’字に走る道沿いに桜の木が植えられている。 ![]() ‘Google’マップ。同上部分拡大。正岡子規記念球場。ここに正岡子規に由来する野球場があるとは知らなかった! 上野公園の正式名称は、上野恩賜公園という。
桜の木の数は、800本! 2013年03月28日、都心で打ち合わせが終わったのが、17:00。それから地下鉄に乗って上野公園の‘夜桜’を見に行くことにした。 3月26日の真昼に見た千鳥ケ淵の桜の印象が強烈でもう桜には満足し過ぎてはいたものの、上野公園の夜桜はまだ一度も見たことが無かっただけに妙に気になっていたのも確かだった。 上野公園に着いたのは、18::00丁度。お天気もそんなに良くはなかったことも手伝って、‘夜桜’の雰囲気だった。 ![]() 2013年03月28日18:00 会社の花見会が主流だろうから、まだ飲み会はほとんど始まっていない!場所取りに来ている‘幹事’さんが、シートに陣取っているというのが18:00の上野公園の花見風景である。 ![]() 2013年03月28日18:00 満開を一寸だけ過ぎた状態だから、ちらほらと花びらが舞う情景は、これが本当の‘夜桜’だという雰囲気だった! ![]() 2013年03月28日18:00 カメラ片手にの人や携帯で桜の画像を御土産にするためにやって来た人たちも大勢いるようだった。 ![]() 2013年03月28日18:01 ごみの収集所があちこちに設置されている。ほんの15mおきにである。相当のごみが出ることは経験上判っているに違いない! ![]() 2013年03月28日18:01 この写真が手を加えないそのままの桜である。 ![]() 2013年03月28日18:01 此方は少しだけ明るくして見た。 ![]() 2013年03月28日18:01 上の写真をPCでちょっと明るくして見た。昼間の様子を再現と、思ったにだが・・・。 ![]() 2013年03月28日18:01 此方は、正にお膳をきちんと準備して、今や遅しと同僚社員を待っている風景!幹事さん、ご苦労さん! でも幹事さんは何時から待っているのだろうか? ![]() 2013年03月28日18:01 トリミングで大きくして見ると、これでどうやら4人前のようである。となるとこの集団、凡そ50人?? ![]() 2013年03月28日18:01 天井見上げれば‘さくら’!これやっぱりいい! ![]() 2013年03月28日18:01 幹事さんは二人らしい? ![]() 2013年03月28日18:02 みんなの到着がやけに遅いので、男性の幹事さんが‘見にいて来ようか?’などと話し合っている様子?電車の事故でもあったのだろうか?携帯で、携帯で確認を・・・・。 ![]() 2013年03月28日18:02 段々薄暗くなってきた。 ![]() 2013年03月28日18:02 人通りも少しは増えて来た? ![]() 2013年03月28日18:03 ここにも分別ゴミ箱が・・・。 ![]() 2013年03月28日18:03 さあ、これからの雰囲気に・・・。 ![]() 2013年03月28日18:03 この道の奥は南方面で西郷さんの銅像の方向。満開である! ![]() 2013年03月28日18:04 雪洞の明かりも段々鮮やかになって来た! ![]() 2013年03月28日18:04 少しPCで明るくしたが、桜が‘たわわに’実って、という雰囲気。これぞ正に満開! ![]() 2013年03月28日18:05 雪洞の他のライトも点いた。LED? ![]() 2013年03月28日18:05 LEDのライトより、やはりこの雪洞提灯の方が雰囲気が出る! ![]() 2013年03月28日18:06 どうやら少しずつ始まったようである。 ![]() 2013年03月28日18:06 そう言えば、音楽も歌も聞こえない!何となく静かな花見であるが、まだ始まったばかりだから・・。最高潮に盛り上がったらやはり歌声も聞こえるのだろうか? ![]() 2013年03月28日18:07 此方もまだ全員が来ていない。 ![]() 2013年03月28日18:07 此方の奥は北側。奥の建物は国立博物館。 ![]() 2013年03月28日18:07 これは散った花びらがマンホールの周りに集まったもの。 ![]() 2013年03月28日18:08 此方の席、まだ同僚が来ない! ![]() 2013年03月28日18:08 急ぎ足で目の前を通り過ぎる人も・・・。早く宴会場所へ・・。 ![]() 2013年03月28日18:08 雪洞の紅に染まったソメイヨシノの花。 ![]() 2013年03月28日18:09 記念写真の撮影。子供はやはり、Vサインをしている。 ![]() 2013年03月28日18:09 此方は先程の国立博物館の方向。此方には桜が無いから人もいない。 ![]() 2013年03月28日18:10 此方は動物園の方向。此方も桜が無い。 ![]() 2013年03月28日18:10 そろそろ最高潮の盛り上がり! ![]() 2013年03月28日18:12 ここは動物園前交番。これからどんな騒動が待ち構えているのだろうか? ![]() 2013年03月28日18:12 望遠で拡大。何だか心配そうな雰囲気のようだが・・・。 ![]() 2013年03月28日18:12 たった12分間の‘夜桜&花見客’見物だったが、その雰囲気は十分味わう事が出来たような気がした。やはり評判通り、上野公園の夜桜は素晴らしい。変なもんで、もしもこの上野公園に花見客が誰一人いなかったら、来て見ても多分そんなに愉快でもないのだと思われる。こんなに大勢の人がいるからこそ盛り上がるのだろう。 ![]() 2013年03月28日18:19 そう思いながら上野駅公園口へ急いだ。 ![]() 2013年03月28日18:21 ごった返しているのかと思ったがそうでもない。 ![]() 2013年03月28日18:21 駅の前には、何故かしら‘消防車’がスタンバイしていた。何時でも発進出来る態勢である。一晩中こうしているのだろうか? ![]() 2013年03月28日18:21 公園口のこの大木はまだ芽を吹いてはいない。夕闇に大手を一杯に広げて花見客を歓迎しているようにも見えた! ![]() 2013年03月28日18:22 上野動物園の催し物案内が、何だか淋しそうだった。 ![]() 2013年03月28日18:22 さあ、これで今年の桜も見納めという事だろう。少々寒くなって来た! 今年は満開の桜を3カ所で見ることが出来た。 最初は、地元千葉県茂原市のとなり白子町の‘しらこ桜まつり’で河津桜の満開を満喫。 2度目が、千鳥ケ淵の‘真昼のソメイヨシノ’の満開を堪能。そして、この上野公園の‘夜桜’・・・。 これ以上望むことはない。 最後に、上述した通り、上野公園の桜並木の直ぐそばに‘正岡子規記念球場’があることに気付いた。‘ベースボール’を‘野球’と訳したのは彼・正岡子規であることは有名である。彼の幼名は‘升(のぼる)’。だから、‘ノ・ボール’というのだそうだ。これは以前何かの本で読んだ記憶がある。
松尾芭蕉以降の俳句を文学にまで向上させた俳句の聖人に対して失礼な話が、折角‘ベースボール’を‘野球’と訳したのだったら、上記の句碑の句の中での文句、‘まりを投げたき’はないだろうと思う!‘まり’はやはり女性的な感じがして、弱々しい! 「春風やボール投げたき草の原」と訂正すべきである! 多分、子規は‘しまった!’と思っているのではなかろうか? こんなど素人に添削されてしまっては・・・。 (つづく) |
桜満開(1)千鳥ケ淵:(その3)半蔵門から千鳥ケ淵 前回は、「桜満開(1)千鳥ケ淵:(その2)桜田門から半蔵門」の記事を載せた。どうも情報を小出しにしているようで申し訳ないが、この一連の‘千鳥ケ淵・桜満開’の記事に纏わる写真だけでも300枚に垂んとする。勿論、これのほとんどを‘お蔵入り’にしても良いのだが、出来るだけ何時でも見れるようにしておきたいという個人的感情も手伝って、何でもない写真でも私自身にとっては貴重な‘作品’なのである。 そんな訳で、全部を一つの記事にしてしまうと、書く方も見る方も大変だろうという意識が働いている。そして、写真だけをベタベタ貼りつけ一行コメントだけなら‘face book’に任せておけばそれで十分である。 これまで、不思議に思っていたことや当然だと思っていたことを、一寸時間をかけて調べ直してみると大変な‘発見’があったりする。 例えば、昨日の弊ブログの記事では、国会議事堂の前に左右二つの‘前庭’があって、‘日本式’と‘洋式’に分かれていることも今回偶然知ることが出来た。 それは、‘時計台’があることは気付いていたので、今度のこの花見行でも意識的に写真にしたのである。それで、この時計台の事をWEBで調べて見たら、何と・・・ ① 国会前庭があって、それが‘和式’と‘洋式’の二つに分かれていること ② ‘和式’のある場所が昔‘霞関’といってたのが今の‘霞ヶ関’の名称の起こりである(?)こと ③ ‘洋式’の場所に建っている時計台は、3面でなっており、その意味は、「三面塔星型は、立法・行政・司法の三権分立を象徴したものである」こと ④ そして、その‘洋式庭園’は、「江戸時代初期は加藤清正の屋敷があった。加藤家改易の後は、江州彦根藩井伊家の上屋敷であった。井伊直弼はここから登城の途中、桜田門前で襲われてしまった。」こと ⑤ そして、‘洋式庭園’の一角には‘日本水準原点’が設置されていること 等々これまで知らなかった事実の発見があった。この役割はどうしても‘ブログ’の出番である。 そんな和気清麻呂で、‘小出し’なのである。さて、今回の発見は? ![]() ‘Google’マップ。今回は、半蔵門からお堀端を伝って千鳥ケ淵まで。ここが通称‘千鳥ケ淵の花見場所’と言われている処である。 <次回は、イギリス大使館の方へ・・・> ![]() 2013年03月26日11:53 ここが半蔵門の交差点。左へ曲がれば‘新宿通り’である。やっとも思いでここまで辿りついた。東京駅について(10:57)ここまで凡そ1時間、歩き通しであるから、やはり少々疲れた。 ![]() 2013年03月26日11:54 でもこの世界一のソメイヨシノの満開を見せつけられると、そんな疲れなんて一瞬で・・・・。 ![]() 2013年03月26日11:54 これぞ‘満開!’ ![]() 2013年03月26日11:54 望遠拡大。 ![]() 2013年03月26日11:55 ここからが‘千鳥ケ淵公園’である。ここで、満開の桜を見る前に、この辺の歴史の勉強を!
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