例年の通り、佐々木亮介画伯から招待状を戴いた。
日本水彩展 への招待状である。「ご都合がよろしければ・・・」と添え書きがしてある。
佐々木画伯は、稀に見る天才画家である!
彼のその水彩画は、見る人の心を捉えて離さない。
絵画は特に描く人と観る人のこころが一致した場合、何とも言えない感情が両者を結びつける。
それは、また感動とも呼ぶべきこころの揺さぶりを齎す!
6月1日から6月9日まで、とあったから、6月2日(月)打ち合わせの合間を利用して午後東京上野の東京都美術館へ急いで行って見た。この日の東京は35℃を越す猛暑日で、美術館前へ辿り着いた時には、ハンカチはびしょびしょになっていた!
そして気づいたのである。‘本日休館日’!
月曜日が休刊日ということに気づかなかったのは、6月9日(月)までとあったから、月曜日が休館日とは・・・!
という訳で、6月5日再び東京都美術館を訪れたのである。この日は土砂降りとまでは行かなかったが、結構雨脚は強かった!





情報によれば、展示作品の総数は、1,229点だという。これだけの作品の中から・・・、
先ずは、佐々木亮介画伯の作品の会場へ急いだ!
あった、あった!

これが、天才・佐々木亮介画伯の今回の出品作品(引き潮)である!
作品の良さは、先ず、
①‘テーマ’である。次に、そのテーマをどう描くか?つまり、
②構図ということになる。そして、3番目に心を引き付ける
③‘色彩’ということだろうと思っている。
改めて、佐々木画伯の各品を、その観点から見てみると、
① テーマ : 引き潮。海岸という誰もが心和む場所と船
② 構図 : 浜辺に打ち寄せる波が去っていく瞬間の動きが・・・。そして、引き潮の水の部分に船の影が・・。
③ 色彩 : これは、作者の色彩感覚と観る人との色彩感覚が一致しないと評価にはならないが・・・
流石に佐々木画伯である!
その他は、私が気に入った作品を・・・




(つづく)