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第103回日本水彩展(その2)
第103回日本水彩展(その2)

私の勝手な‘絵画論(?)’は、

① 対象素材
② 構図
③ 色彩とタッチ

である。

① つまり、絵を描きたくなる対象は、‘或る感動’がなければならない!
例えば、‘崩れかかった家屋’などを対象として選ぶなら、歴史的価値だとかその他の誰にでも判る価値が存在しない限り対象素材としての価値がない!

② 構図こそ描く人のセンスであり、絵画の価値の良否は、ほとんどこれで決まる、と言っても良いほど大事である!

③ 色彩とタッチは、その個人の特徴・個性を表わすもので、絵画を見れば描いた人が判る。

なぜ、こんな誰にでも判っていることを‘偉そうに’長々と書くかと言うと、以下に今回の水彩展を拝見して、気に入った絵を紹介しようと思っているのだが、その絵の何処に感心したかを示すために、誠に失礼なことであるが、勝手に構図を変えることを許して貰うためである!

さて、私がご尊敬申し上げる画伯・佐々木亮介氏の絵には、上記3つの条件が全て満足する形で備わっている!
もう一度掲載してみると・・・、

A14-155HPギャラリー-2

もう説明する必要もない!

さて、その他の作品、1,221点の中から、以下の作品が大いに私の心に響いた!

20150605 佐々木亮介画伯の 025-2
20150605 佐々木亮介画伯の 029-2
20150605 佐々木亮介画伯の 040-2
20150605 佐々木亮介画伯の 041-2
20150605 佐々木亮介画伯の 042-2

実に見事である!
忠実に見たままを表現されたのだろうが、欲をいうなら、雨だれが落ちた後の‘輪っか’の一つか二つかに、‘跳ね返りの’水滴があった方がなおさら良かったのではないか?如何にも‘作為的’な気もするが・・・。そうでないと、下から‘湧き出してきている水溜り’だと思われるかも??

20150605 佐々木亮介画伯の 021-2
20150605 佐々木亮介画伯の 021-3

木漏れ日の具合が、いや、いや素晴らしいではないか!

次は、三つの女性のポートレート!

20150605 佐々木亮介画伯の 018-2
20150605 佐々木亮介画伯の 018-3

気取らない女性の素直な素晴らしさは、お見事と言う他ない!

20150605 佐々木亮介画伯の 020-2
20150605 佐々木亮介画伯の 020-3

照明の反射が邪魔をして、作者の意図とは別のものとなった感があるが、真面目な女性の表情がいい!

20150605 佐々木亮介画伯の 016-2
20150605 佐々木亮介画伯の 016-3

こちらの女性も中々素晴らしい!

20150605 佐々木亮介画伯の 019-2

会場はご覧の通り、中年以上の方達が、腰を伸ばして満足そうにご覧になっておられる!

次の素材がまたいい!

20150605 佐々木亮介画伯の 017-2
20150605 佐々木亮介画伯の 017-3
20150605 佐々木亮介画伯の 017-4

最もよろしいのは、この‘手’! ‘男の手’だ! お面の顔と対比が誠に素晴らしい!

まだまだ、素晴らしい作品が、たくさぁ~ん!

(つづく)
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[2015/06/12 21:09] | 芸術 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
第103回日本水彩展(その1)
第103回日本水彩展(その1)

2015年06月02日~09日に、東京上野公園内にある東京都美術館で、第103回日本水彩展が開かれた。

この展覧会への招待状が、私が尊敬する佐々木亮介画伯から5月中旬に届いていた!

6月5日は、たまたま午前中に時間が空いていたので、心弾ませて上野公園へ出かけたのである!
なにしろ、佐々木画伯の最新作が見られるからである!

佐々木画伯は、ご自分のHP(「佐々木亮介 水彩画」にようこそ!<http://www2.plala.or.jp/sasaryo/)にギャラリーをお持ちなので、いつも拝見しているのだが、水彩展に出される前にギャラリーでの公開はされないことになっている(多分?)。

上野公園は、予想通り、沢山の人達で一杯だった。
特に外国人、それも中国人が相変わらず多かった!彼らのお目当ては、やはり上野動物園である。

東京都美術館は、動物園のお隣である。
ここにも大勢の人がいて、ほとんどが60歳以上の人達である。勿論、時間が時間だけに会社勤務の人達が来るはずがない。
日本水彩展は、地下一階の入り口を入って直ぐの一番にいい会場だった!

20150605 佐々木亮介画伯の 045-2

陳列点数が、‘1,222点’というから、物凄~い!
入場料:700円。(私は招待状を頂戴していたので、無料。でもこの分は佐々木画伯の持ち出し?)

さて、会場に着いたのは、2015年06月05日11:00ジャストだったが、会場内は超満員?の盛況だった!
多分地方から小団体のグループで来ておられる人達だったのだろう!展覧会場の雰囲気としては‘おしゃべり’が少々鼻に付いたのだが・・・。

会場も広~い!

日本水彩展2015-2

それでも私は、一目散に佐々木亮介画伯の最新作へ向かって急いだ!
何せ、出品作品の数が千点を越しているというから、探し出すのには大変なので、作者名簿が貼り付けられていて、それを見れば誰の作品がどの展示場にあるかは直ぐに見つけられる仕組みにはなっている。

しかし、私はその名簿は見なかった!
彼の作品は、直ぐに見つけられる自信があるからである!

あった!あった!

20150605 佐々木亮介画伯の 003-2
20150605 佐々木亮介画伯の 001-2
20150605 佐々木亮介画伯の 002-2
20150605 佐々木亮介画伯の 008-2

東京都美術館の‘照明’については、このブログでも何度も‘苦情’を申し上げてきた!
直接照明の‘明かり’が大切な作品の防護ガラスに反射して、作品が‘台無し’になってしまう!

20150605 佐々木亮介画伯の 007-2

ごらんの通り、佐々木亮介画伯の作品だって、真正面から見ると、水の部分に‘照明の蛍光灯’が映ってしまって作品が、正に台無し状態になるから照明の反射を避けて斜めの角度からしか作品を拝めない!

美術館を経営しながら、こんなことも理解出来ないのだろうか?
正に‘お役人仕事’の典型である!

まあ、愚痴はこのくらいにして、展覧会終了後画伯が自分のHPに掲載された画像を転載する!

A14-155HPギャラリー-2

これこそ、正に佐々木亮介画伯の‘真骨頂’である!

20150605 佐々木亮介画伯の 015-2

次回は、他人様の作品を、ど素人の私の偏見だけで紹介したい!

(つづく)
[2015/06/12 11:57] | 芸術 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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