前回は、どうやら植物の‘葉っぱ’には、3種類ありそうだ、と書かせてもらった。
① (超)撥水性 ② 親水性 ③ その中間 の葉っぱがある! 前回は、その内の「① (超)撥水性」について書かせて貰ったので、このブログの前々回をご参照あれ! 本日は、② 親水性について 簡単に言えば、‘濡れてしまう’葉っぱのことである! 雨が降っても、その水分を丸で吸収しているような感じに見えるのである! この葉っぱは、‘柏葉アジサイ(紫陽花)’の葉っぱである。 「どうですか!しっとり濡れているでしょう!」 「これが‘親水性’ってこと?」 「でもこの‘柏葉アジサイの葉っぱ’は、何故表面を‘親水性’にしているのでしょうか?」 「さ~、そりゃあ、‘柏葉アジサイ’に聞いてみては?」 「下の写真の‘蜘蛛の巣’の超撥水性とは比べ物にならないでしょう!」 「そうですナ!」 「‘親水性’について、もう少し‘解説’を!」 ‘親水性’を理解しようとすると、次のような基礎知識がいるらしい!
「やはり、‘表面の微細構造と濡れ性’を知ることが根本的な基礎知識のようですナ!」 「やっぱり、そう簡単ではなさそう!」 (つづく) スポンサーサイト
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今年(2017年)も、もう後2カ月で終わりである!
暑かったり、寒かったりした夏・秋もそろそろ終焉を迎えることになる・・・。 以前から気になっていたのは、「蚊の寿命」である。 人間に生まれて来た以上、人間は出来るだけ長く生きていたいと思う。 しかし、しかし、‘蚊さん達’は、自分達の寿命の短いことは知っていると見えて、死んでしまう前に‘子孫’を残すことに懸命である! そして、そして、多分‘子孫’を残す準備が出来たら、子や孫を見ずに死んでしまう! そんなことも考えていたが、先日(2017年10月27日)一匹の生き残りの‘蚊’に出会った! もう‘フラフラ状態’だった! その日の温度が低かった(最高気温15℃以下)こともあって、私の手の中で死に絶えた! そ~と、ティッシュペーパーに移してやった! ご臨終式である・・・。 この蚊は、子孫を残すという使命を全うせずに死に絶えたのだろうか? それとも、もう何度か産卵を済ませた後なのだろうか?
今の科学では、‘水爆’は作れても、こんな‘蚊’一匹作れない! まあ、人間の知恵も、蚊の知恵もそう変わりはないのかも知れない! (つづく) |
こう雨が降り続くとやっぱり空が見たくて外に出て見たくなる・・。
‘洪水警報’が出ているのに、近くの川の様子を見たくなる心境に似た、というより‘その前兆’と言った方がいいかもしれない! そんな訳で、玄関先へ出て見た・・・。 植物の葉っぱを眺めてみて、或ることに気づいた! 葉っぱは、全て撥水性のものとばかり思い込んでいたが・・・ ① (超)撥水性 ② 親水性 ③ その中間 の葉っぱがある! ① 超撥水性 この現象は、‘ロータス効果’として以下の文献にある通り解明・説明されている。 実は、この事は、当ブログでも何度も紹介してきた。 実際に私自身が、これに関する研究に取り組んで実用化した経験があるからである・・・。 (このことは機会があったら後日ご紹介したい!) は、材料工学において、ハス科の植物に見られる自浄性を指す用語。ハス効果とも。 蓮(ハス、英: lotus)は泥の多い池や沼を好むが、その葉や花はきれいな状態を保つ。ヒンドゥー教では蓮華は純粋さや善性の象徴とされ、中国や日本では「蓮は泥より出でて泥に染まらず」と言い習わして、やはり蓮を愛してきた[1]。 ハスの葉を研究した植物学者により、そこに天然の自浄機構が備わっていることが発見された。 なお、「Lotus-Effect」と「ロータスエフェクト」は登録商標である[2][3]。 仕組みと応用[編集] ハスの葉はその微細構造と表面の化学的特性により、決して濡れることがない。葉の表面についた水は表面張力によって水銀のように丸まって水滴となり、泥や、小さい昆虫や、その他の異物を絡め取りながら転がり落ちる。この現象がロータス効果として知られる。 またサトイモ(里芋)の葉などでも微細構造と表面の化学的特性から同様の効果が見られる。 ナノテクノロジーの分野では、塗料、屋根材、布などの表面でロータス効果を再現し、それらを乾燥したきれいな状態に保つ方法の開発が行われている。これは通常、フッ素化合物やシリコーンで表面を処理することで達成される。ポリエチレングリコールにグルコースやスクロースを組み合わせることでも同様の効果が得られる。今ではこの方法により自己洗浄を行う塗料や、温室の屋根に使うようなガラス板にロータス効果を持たせたものも市販されている。 身近な例としては、森永乳業のヨーグルト製品に採用されているアルミニウム製の蓋がある。従来の蓋では裏側にヨーグルトが付着しやすかったが、ハスの葉にヒントを得て東洋アルミニウムと共同で開発したトーヤルロータス(TOYAL LOTUS)という撥水性包装材を用いることでヨーグルトが付着しないようになっている。[4][5] 超撥水性を得るため、ある方法では、洗浄したアルミニウムのブロックの表面を水酸化ナトリウム水溶液に2時間浸し、水洗・乾燥後にスピンコーティング法で厚さ約2ナノメートルのパーフルオロノナン (C9F20) の膜を張った。これにより水滴との接触角が 67°から 168°に増大し、この効果はカッシーの式 (en:Cassie's law) によって説明された。電子顕微鏡で見ると、そのアルミニウムの表面にハスの葉の表面に似た多孔性の微細構造が観察できた[6]。 この文献の説明では、「葉の表面についた水は表面張力によって」と言う事だけの説明になっている! この説明で足りないのは、 (a) 葉っぱの表面の状態を説明しないで、‘葉の表面についた水は表面張力によって’と言う事を言えば、どの葉っぱでも‘超撥水性’を示すと誤解されてしまう! (b) 超撥水性を示す葉っぱの表面には、実は‘うぶ毛’が生えているから、そのために‘表面張力’が働く、という表現をすべき (c) もう一つ、では何の目的でその葉っぱは、‘うぶ毛’を生やしてまで、水を‘玉っころ’にしようとしているのか? にまで言及して欲しい! このことは、上記文献にもある通り、或る程度説明がついている。 「丸まって水滴となり、泥や、小さい昆虫や、その他の異物を絡め取りながら転がり落ちる。」ことのためである。 勿論、‘異物’があれば、その葉っぱが、太陽光を吸収して葉っぱの裏側から取り入れた‘炭酸ガス(CO₂)’の‘カーボン(C)’と根から吸い上た‘水(H₂O)’の水素(H)から、‘葉緑素’を触媒として、炭酸同化作用と呼ばれる反応により、有機物、つまり植物本体を形成している物質を作り出すことの効率が落ちることを防ぐためである! さてさて、それでは、二番目の‘親水性’とは? (つづく) |
バングラデシュ という国は、日本人には余り知られていな様だが、バングラデシュ人は日本のことをよ~く知っている!
日本人の記憶に残っているのは、1977年に起った‘ダッカ日航機ハイジャック事件’である!
日本とバングラデシュの国旗が酷似していることは、双方の国民が知っている! 出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3 %83%B3%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%87%E3%82%B7 %E3%83%A5%E3%81%AE%E5%9B%BD%E6%97%97
私は、このハイジャック事件から20年以上も経った1999年にご縁があって、バングラデシュに一寸の間滞在したことがある・・。 日本開発の‘PHS'の設置要請がバングラデシュ国からあったので、その技術団体の一員として参加させてもらったと言う訳。 当時の現場での画像等々は、私以外の人が管理していて私の手元にない。従ってこのブログに掲載出来ないが、現地でのPHSの設置管理運営会社の社長以下の幹部が来日した際の画像は私の手元にある! ① 新幹線に乗って感慨深げな様子 ②&③ ディズニーランドでくつろぐ様子 ④ 秋葉原でお買い物 ⑤ 銀座で日本料理を さてさて、実は、今回のこのブログの書き始めは、ここからで以上は全部前置きである! 「なぜ?」 「実は、先日(2017年10月)かみさんが、‘シャツ’を買った際に、生産地を見たら、‘バングラデシュ製’とあるではありませんかっ!」 「それで?」 「それで、20年近くも昔の‘事件?’を想い出したって訳!」 「ほ、ほっ~!」 「これ、これっ!」 我々が、PHSを設置するためにバングラデシュ入りした1999年当時のバングラデシュでは、携帯電話の普及率は極く極くわずかで高価だった! 早く安価なPHSシステムを完成させて経済効果を発揮出来るように通信網を設置・普及させて欲しい旨のお言葉を、当時の通信大臣から大臣官舎に招待されて直接お聞きした! 当時のバングラデシュの輸出品と言えば、4月、5月の車エビのみが日本向け輸出品で、その他に外貨を稼ぐものはなかった! 少し時間は掛かったが、繊維製品が輸出出来るようになったのも、PHSの普及のお陰だと後日お聞きしたことがあったが、実際にバングラデシュ製品を手にしたのは今回が初めてであり、感慨は一入だった! (つづく) |
今年2017年は、どうやら‘柿の当たり年’のような気がする!
それは、車で我々の住んでいる田舎の道を走っていると気づくのである・・・。 出典:http://hunkorogs.exblog.jp/12290825/ 上の写真は、我が郷土、千葉県茂原市の風景ではないことを断っておく。(撮影場所:和歌山県・田辺市本宮町) 我が家のお隣さんの柿が下の写真! もう1/3は収穫済みだが、まだ沢山残っている・・・。 さて、‘柿の当たり年’に関する我が家の会話: 「これだけ沢山、鈴なりの状態になっていてよくも鳥が食べないというのは、どういう事?」 「豊作過ぎるときっとおいしくないのよっ!だから、鳥が知っていて食べないのじゃぁないの?」 そんな訳で、我が家には柿の木がないので、お隣さん二軒の柿の木を観察してみた! ①<Aさんちの柿の木> 収穫が終わった段階の様だが、残っているのは全て鳥が啄んだものだけ! と言う事は、鳥は、Aさんちの柿が美味しいことを知っていた! ハエまで寄って来ていることも判った・・・。 ②<Bさんちの柿の木> こちらも、やはりかなりの割合で、鳥に啄まれているようだ! やっぱり、鳥は知っている! 「でも、ちょっと食べてみて、美味しくなかったので、半分以上残したのかも?」 啄んだ鳥は一体どんな鳥?カラス?それとも? 今後、出来たら、その鳥が柿を啄んでいるところをカメラに収めてみたい! (つづく) |
以前から気になっていたが、「その内に」と思って放っておいた‘言葉使い’に
「夕焼け小焼けで日が暮れて・・・」 の‘小焼け’って何だろうという疑問があった! 調べてみると、案外‘たわいのない’ことにようだ・・・。
「な~んだ、そんなこと!」とがっかりすることはありません! ‘文学的表現の極致’の様じゃあありませんか! ‘七五調と語呂合わせ’これで、日本文学は成り立っていると言っても過言では無い、という人もいるくらいだから・・。 それはさて置き、2017年9月30日の夕焼けは凄かった! 所は、関東・房総半島・千葉県は茂原市付近・・。 お月さんまで夕焼けに見とれているようだった! 本当にお月さんから夕焼けは見えるのだろうか? 上述の‘小焼け’のことだが、語呂合わせの産物だから、‘夕焼け小焼け’という組み合わせ以外の使い方はしない、つまり‘小焼け’は独り歩きしない、と言うことのようである!念のため・・。 (つづく) |
日本全国での‘駅弁’の数は、どうやら正確には判らないらしい!
まあ、駅弁の数が解ったとしても、それがどんな効果になるのかは、これまた判然としないから、3~4,000種類ということで・・・。 さて、岡山を通過、あるいは岡山に宿泊するにしても必ず購入するのは、桃太郎の‘祭りずし’である! ここのところ、岡山経由で四国・新居浜へ行ったし、その帰りには、岡山に宿泊した! 2017年10月13日の朝の岡山駅前の写真がこの下・・。 上の写真の左端に、桃太郎が手を翳しているのが判る。岡山である! この日(10/13)に購入したのが、下の写真・・。 賞味期限が、10月13日、その日の19時となっている。 実は、2017年10月8日にも上述の通り、岡山を通過していたのである。 下の写真! 我々のような‘老人’にとって、この桃太郎の‘祭りずし’の良さは、 ① 量が少ない! ② 肉が入っていないので、脂っこくない! ③ 日本古来の味がする! ④ 税込みで、1,000円丁度で小銭に無関係! ⑤ 入れ物が、後で使える! というメリットがある! 何と言っても、③の日本人だなぁ~、日本人でよかったぁ~、と思わせるところがよろしい! (つづく) |
‘砂場’というお蕎麦屋さんがある!
その名前の由来について調べてみようと思っていたが、ついつい忘れてしまってしまう。 何故か? それは由来を知らないからといって、生活に差支えがないからである! 今年(2017年)の10月10日、虎ノ門の或る特許事務所で打ち合わせがあることになって、JR新橋駅から歩いて行くことにした。 そこで見たのが、あの評判のお蕎麦屋さんの‘砂場’さん! 新旧の‘対称’が余りにもはっきりしていて、これはこれで‘観光の目玉’になる! 外国人はきっと喜ぶに違いない! 日本人の私が「面白い!」と思うのだから・・・。 場所は、下の図の中央の‘虎ノ門砂場’というところ・・・。
江戸前そばの御三家は、「藪」「更科」「砂場」という。 この詳細は別途このブログで・・・。 (つづく) |
満月を明るい日中に撮りたい、と思っているが、時間の関係及び天候の影響で、そんなに上手く行かない!
今日(2017年10月10日)の朝は、下表のように、月齢は、‘20.3’よりも一寸少ない程度であるから満月から大分経ってしまった! 出典:http://turupura.com/new/2017/cal_moon/17_mooncal.html まあ、しかし、夜の月よりも神経を使わないで自動バカチョンで撮れるから楽ちんである! 後はPCで簡単に処理出来る! 早く満月をこの方法で撮ってみたい! (つづく) |
雲には色々名前がある。
名前というのは、区別したい際にそれぞれの特徴を表すように、という意味があると思われる。 例の‘Wikipedia’によれば、‘名前’の一般論が載っている。
さて、名前の議論はこのくらいにして、秋の季節になって空を見上げれば、‘うろこ雲’と‘いわし雲’、そして‘ひつじ雲’が天気の良い日には必ず見られる! <1>‘うろこ雲’と蜘蛛 <2>‘いわし雲’ <3>‘ひつじ雲’ こんな記事がある・・。
何故、こんな雲が出来るのだろうか? (つづく) |
「 東京という街は住むところではない!」などと格好よく言って房総半島は千葉県の外房へ20年前に引っ越しをした!
本音は、東京近辺に住居を構えるほどの資金がなかったからである! まあ、そんな個人的なことは別として 「東京都心にオアシスはないものか?」 といつも思っていたが、遂に先日発見した! 一昨日の2017年9月29日、たまたま東京駅から新丸ビルを抜けて‘丸の内仲通り’へ出て一寸驚いた! 時刻は、13時過ぎ。 サラリーマン諸君は、ほとんどが職場に戻っている時刻に違いないから、そんなに多くの人が居なかったために‘オアシス’と思ったのかも知れない! 本当のところは、お昼のおにぎりを何処で食べようかと思って、皇居前広場へ向かおうとして歩いていたのである。 私にとっては‘大発見’だった! 私のお昼の‘おにぎり’もこうやって立派な‘借景’があるとそれなりに立派にお洒落な‘ランチ’に見えるではないか! あの有名な‘パリゴ’ですゾ!‘パリゴ’!借景が! どうやら、当局は‘オアシス’ではなく、‘テラス’という定義をしておられるようで・・・。 場所は、下の地図の真ん中より一寸左側の通り。その名も「丸の内仲通り」 出典:http://www.marunouchi.com/page/map.html 土地の高い東京で、こんな場所が! やっぱり‘オアシス’だろう! (つづく) |
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