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氷も天才である!(その1)
氷も天才である!(その1)

「雲は天才である」というフレーズ(?) or 小説の題名 は、普通の日本人なら誰でも知っているが、‘その本当の意味’は、啄木以外には誰にも解っていないらしい! 案外書いた啄木自身にも「確定した意味」がなかったかも知れない(?)というのが定説とも言われる。

「雲は天才である」という小説は、啄木が生きている時には刊行されなかったが、次のような書き出しで始まっている・・。

https://www.aozora.gr.jp/cards/000153/files/4097_9491.html

雲は天才である
石川啄木

      一

 六月三十日、S――村尋常高等小學校の職員室では、今しも壁の掛時計が平常いつもの如く極めて活氣のない懶ものうげな悲鳴をあげて、――恐らく此時計までが學校教師の單調なる生活に感化されたのであらう、――午後の第三時を報じた。大方今は既はや四時近いのであらうか。といふのは、田舍の小學校にはよく有勝ありがちな奴で、自分が此學校に勤める樣になつて既に三ヶ月にもなるが、未いまだ嘗て此時計がK停車場ぢやうの大時計と正確に合つて居た例ためしがない、といふ事である。少なくとも三十分、或時の如きは一時間と二十三分も遲れて居ましたと、土曜日毎に該がい停車場から程遠くもあらぬ郷里へ歸省する女教師が云つた。これは、校長閣下自身の辯明によると、何分此校の生徒の大多數が農家の子弟していであるので、時間の正確を守らうとすれば、勢い始業時間迄に生徒の集りかねる恐れがあるから、といふ事であるが、實際は、勤勉なる此邊このへんの農家の朝飯は普通の家庭に比して餘程早い。然し同僚の誰たれ一人、敢て此時計の怠慢に對して、職務柄にも似合はず何等匡正きやうせいの手段を講ずるものはなかつた。誰しも朝の出勤時間の、遲くなるなら格別、一分ぷんたりとも早くなるのを喜ぶ人は無いと見える。自分は? 自分と雖ども實は、幾年來の習慣で朝寢が第二の天性となって居るので……


「本当の意味は一体何なのか?」のことはさて置いて、我々のような凡人には「雲の形の変化」をよく見ていると予測が出来ないことがあることが、「天才」と似ているということではなかったか?と単純に思ってしまう!

凡人には「天才の行動」が予測出来ないのである!
逆に言えば「行動が予測出来ない人物」のことを天才と呼ぶのだろうとさえ思っている。

「良し悪しに限らず?」という質問には一寸お答え出来兼ねるのだが・・・。

さて、さて、前置きはこのくらいにして、「氷の天才」振りに出会った。
つまり「氷」が予測も出来ない形態を示した、のである!

従って、本日の記事の題名は、「氷も天才である」というのであるのであ~る!

2019年2月12日のことである。
場所は、いつもの通り、房総半島・千葉県・茂原市。

この日は露が凍りつく程の低温になった!
屋根は霜!

ベランダの手摺についた露が凍ったのである。
その氷の様子は今迄見たことがなかった!

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指で触っても流れ出ないことを見ると、やはり氷である。

こんな気泡のある氷になるとは予測出来なかった!
「氷も天才である!」

(つづく)
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[2019/02/15 13:33] | 芸術 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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