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茶壽器 ( ちゃじゅのうつわ )と京うちわ
流石に京都は、全てが‘伝統’を背景に持っているから‘雅び’と‘格式’と‘気品’に満ち溢れている。
伝統とは何か?近年特にこの‘伝統’を重んじないというより伝統を理解出来ない輩が増えて来た。ある意味では可哀想な世代でもあると言える。

それだけに‘伝統’を理解出来ている若い人に会うと何だか大層立派に見える。昔は極く普通だったのに。

伝統の定義がきち~んとある訳でもないだろうが、広辞苑(CASIO・EX-word)には次のように書かれている。

でんとう【伝統】ある民族や社会・団体が長い歴史を通じて培い、伝えて来た信仰・風習・制度・思想・学問・芸術など。特にそれらの中心をなす精神的在り方。



京阪電車路線図
京阪電車路線図 http://oak.zero.ad.jp/ymd/keihan/about.htm


本日(2012年3月31日)のTV(‘ぶらり途中下車の旅’・京阪電車・今週の旅人:宮川一朗太さん。昭和41年3月25日生まれ。46歳。)で、

「茶壽器(ちゃじゅのうつわ)」というお菓子を拝見した。

甘春堂という慶応元年(1865年)創業のお菓子の老舗‘作品’である。

甘春堂本店
甘春堂本店 http://www.kanshundo.co.jp/aboutus/index.htm

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画像-2 953 posted by (C)mobaradesu

そこには‘世にも珍しい’お菓子で出来た茶碗 があった。

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この‘抹茶茶碗’がお菓子? 素材は一体何?

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コーヒーカップもある!

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レポーターの宮川さん、早速コーヒーを‘ブラック’で注文。

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お菓子で出来ていると言うだけあって‘軽い!’

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‘ブラック’と注文したのに・・・、‘甘いゾ!’‘ Why? '

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飲み口のところの‘菓子'が少し‘溶けて’甘くなったそうな! だから、何度もと言う訳にはいかないらしい。ご主人の話では、4~5回ぐらいはこの‘菓子マグカップ’でコーヒーが飲めると言う。

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それにしても‘この優れ物’案外値段が安い!

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大満足の宮川さん。


京都には、‘京00’と言うのが沢山ある。‘京野菜’、‘京漬物’等々である。その中の一つに‘京うちわ’というのがある。

この老舗:

屋号: 阿以波(あいば) http://www.kyo-aiba.jp/about/index.html
創業: 元禄2年(1689年)

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正に、京都ならではの老舗である。

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普通に‘あおぐ’うちわも当然あるが・・・・。

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この老舗の特徴は、‘飾る’うちわらしい。


阿以波(あいば)

宮廷で用いられた「御所うちわ」がルーツ

「京うちわ」は、うちわ面と柄を別に作り、後から柄を差し込む「差し柄」の構造となっています。宮廷で用いられた「御所うちわ」をルーツとしており、柄はしばしば漆に金彩を施すなど、優美な趣も魅力です。

阿以波では、うちわの骨となる竹の加工から紙の張り合わせ、仕上げまで、すべてを手作業で行います。竹は丹波の四~五年もの、紙は越前・八尾(やつお)の手漉き楮(こうぞ)紙を、柄の部分は栂(とが)・杉材を用いるなど、国内産の材料にこだわっています。

[うちわの歴史]
紀元前に中国で誕生したうちわが日本に伝わったのは、飛鳥時代のこと。神事や祭礼などにも用いられたほか、貴族が顔の前にかざしたり、時の権力者への献上品とされたりしたようです。江戸時代には、土産物や贈答品、縁日の縁起物としてのうちわも誕生。明治時代には商家や店舗の「配布物」としても利用されるようになり、海外へも輸出されるなど「日本文化の一つ」として現代に至ります。
http://kougeihin.jp/crafts/introduction/miscellaneous-crafts/2985



京うちわー1京うちわー2京うちわー3
この老舗の代表作・飾りうちわ http://www.kyo-aiba.jp/about/index.html

京うちわー4
見ているだけで涼しくなりそう! http://www.kyo-aiba.jp/about/index.html

さてさて、ここからがこの老舗の‘最高級品’のご披露!

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なな、なんとお値段‘84万円也!’

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宮川さんも使っている!ご満悦! 一煽ぎ一体いくらなのだろうか? そう考えただけで寒くなりそう!

京うちわの始まり は、南北朝時代に遡ります。当時、明と呼ばれていた中国や朝鮮沿岸地を荒らし回っていた倭寇(わこう)という日本人の海賊によって、西日本にもたらされた朝鮮団扇(ちょうせんうちわ)が紀州から大和を経て、京都の貴族の別荘地であった深草に伝わったのが始まりと言われています。柄が中骨と一体ではなく後から取り付けられる、挿柄という構造が、京うちわ独特のものに定着したのは江戸時代以降のことです。これは、宮廷のための絵を描く土佐派、狩野派等の絵師が絵を描いた「御所うちわ」が始まりと見られています。その後間もなく、庶民の使ううちわとしても広まり、今日の京うちわの基盤が確立されました。
http://kougeihin.jp/crafts/introduction/miscellaneous-crafts/2985
























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[2012/03/31 11:30] | 趣味 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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