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‘義務教育’の意義
4月になった。そろそろ新学期が始まる。

この時期になるといつも思い出すことがある。それは、‘義務教育’の意義 についてである。

義務教育
義務教育フォーラム http://www.hiroshima-u.ac.jp/news/show/id/754/dir_id/23

義務教育の意義とは何か?

義務教育を受ける側、つまり‘生徒’は、日本人である以上自分が社会生活をするために‘最低身につけねばならない知識や教養(道徳や礼儀なども含む)’についての授業を小学校・中学校において、受ける‘義務’がある。

一方、義務教育を自分の子供に受けさせる側、つまり‘親・保護者’は、その子供が社会生活をするために‘最低身につけねばならない知識や教養(道徳や礼儀なども含む)’に関する授業を小学校・中学校において、子供に受けさせる‘義務’がある。

ここまでが‘義務教育’の意味である。

では、‘その意義’とは何か?

我が家では、義務教育について以下の通りに、‘その意義’を決めた。


<我が家の‘義務教育’に関する‘認識と取り決め’事項>

① 中学3年生になる前の春休みに、必ず子供と親が‘義務教育について認識をしあう話し合い会’を持つ。

② 高校へ‘進学する’か‘進学しない’かは、‘本人自身’が決める。

③ 同じように、高校から大学等へ進学する場合も同様に、‘本人自身’が決める。

④ ただし、親はどんな相談にも応じ、出来るだけの助言はすることとし、決して‘どの学校に進学せよ!’などとの‘強要’をすることはしない。

⑤ 学生の間は‘稼ぐ’ことは余り出来ないだろうから、必要な‘学資・生活費’は親が出す事にするが、これは‘無利子’で貸し与えるので、自分に返済能力が出来た場合に‘元金’分だけを親に返済する。そして、親は返済を催促しない。そして、いつ頃どんな形で返済するかは本人が決める。


以上が、‘無い頭を振り絞って’考えた我が家の進学に関する‘憲法’である。

子供3人に同じ様に接触し、同じように話をして、お互いに納得して我が家の進学問題は終わった。

それから暫らく経ってから、ある雑誌に次のような‘駄文’を寄せることとなった。

画像-2 983
画像-2 983 posted by (C)mobaradesu
1997年当時の「(月刊)ビジネスコミュニケーション 」の表紙
(発行所:株式会社 ビジネスコミュニケーション社)

   ーヴァーチャルカンパニィ ボス会見記ー
              その6

   無心で夢中

   今年の秋は昼と夜の気温差が大きかったため
   、特に紅葉が美しい。昼間太陽光を受けた葉
   の中では炭酸同化作用により炭水化物が光合
   成され夕方になって、さて葉からその栄養物
   を枝を通過させて幹へ送込もうとする木の
   ‘思惑’に反して気温の低下のいたずらで葉
   の篩管(ふるいかん or しかん)、つまり栄養
   分を通す管が収縮させられるために大部分が
   葉の中に積残しをくらうことになる。その炭
   水化物が翌日紫外線のエネルギーで構造変化
   を起こし或る木の葉では赤に、また別の木の
   葉では黄色に変色して、いわゆる‘もみじ’
   になる。したがつて、秋に晴天が続けば、紫
   外線は沢山あるわ放射冷却による気温の低下
   があるわで美しい紅葉となる、ということら
   しい。

国立駅
JR国立駅 http://ceron.
jp/w/%E7%A8%B2%E5%9F%8E%E9%95%B7%E6%B2%BC%E9%A7%85



   11月の初旬の日曜日中央線国立駅の南口に
   に着いたのはお昼の2時過ぎだつた。その日
   も三日統きの快晴で銀杏並木が丁度見頃とな
   つており、逆光に映えて一層真黄色く美しか
   った。

国立の秋ー2
国立の秋 http://yqs00155.srv7.biz/2007/kunitachi20071202.htm

   教えられた通り大通りを南ヘー直線約2km、
   一橋大学を両手に見て秋を満喫しながら歩い
   た。通りは近郊から来た人達でごった返して
   いた。

   F副社長の御自宅は富士見台の桜通りを右折
   して約300m、路地を少し入つたところに
   ある。

   F氏は永年情報産業に貢献する総合メーカの
   研究所に勤務され、システム系の研究部長
   から通信機器製造の子会社の副社長に一昨年
   就任された。仕事の中味がソフトからハード
   ヘ変わられることになつたが、ハードがなけ
   ればソフトなしとその精神は同じだと気軽る
   に引き受けられたのだ。普通は畑違いを理由
   に拒否ペースなのだが後進への想いもあつて
   のことだと周りは噂した。世の中挙げてソフ
   トの時代というのにF副社長の会社は順調に
   伸びており特に異動された一昨年から驚くべ
   き数値、25%増(それまでは1桁)という。

   「都心から遠く辺鄙なところへわざわわざど
   うも…。」

   「ご無沙汰致しております……。この辺の
   土地は高いのでしようネ?…… 。」

   国立などと言えば、環境がよろしいから新し
   く住みたいと思つたとしても、何か‘悪い’
   ことでもしない限リー般のサラリーマンには
   手は届かない。F氏の場合は先祖代々の土地
   だそうだが。

   「そォー、山口百恵さんが引越して来られて
   土地の値段は2倍になりました……。」
   坪4~500万円が相場だという。あナ、恐
   ろしや。

山口百恵夫妻
三浦友和・山口百恵夫妻  target="_blank">http://unkar.org/r/hosp/1284289572


   「ところで、会社の経営方法についてF副社
   長にその精神の鍛え方を本日はお伺いしよう
   と参上したのですが……。先日、某業界新聞
   のインタビユーにお答えになつておられた辺
   りをもう少し詳しく……。」

   「いやァ参りましたネ。私は学校卒業後30
   年間研究一筋でしたから、経営のことは皆目
   わからんのですが …。」

   「でも副社長になられてから伸び率が約3倍
   になつたのでしよう?」

   「困ったことにそうのようですナ……。」


   F副社長の話はこうである。

   研究所での仕事でも、「無心」と「夢中」に
   心掛けられたという。部下にその環境をつく
   ってやる事に苦心されたのだそうだ。とにか
   く他より優位に立つためには同じやり方で努
   力数倍というやり方もあろう。しかし、F氏
   の場合は違つていた。人間の底知れぬ力は何
   拠からもたらされるのか? 長年この事ばか
   りを考えて来られたのだという。そして悟ら
   れたのが「無心で夢中」。邪念を持たすに物
   事に熱中して我を忘れること。その時にこそ
   人間は考えもしなかった力を発揮する。戦略
   や策謀には邪念がある。損得や名誉がちらつ
   くと我を忘れることができない。だから普通
   以上の力が生れない。結果としては並以下と
   なる。

   「でも、具体的にはどうするンです?」

   「一般論は有りません,」

   そう簡単に‘美辞less’で一般論はない! と
   言われてもと、ここまで出かかつたが、これ
   以上聞かないことにした。こちらが何も努力
   なしに具体的なやり方のノウハウを例え御教
   示いただいても吃度その有難さと中味が理解
   できないのだろうと解りかけてきたからであ
   る。やはり自分自身の力でその方法をつくり
   上げるしかないのだろう。

   「ところでお子様は?」

   「3人いますが、皆好き勝手なことやつてま
   す。」

   長女が看護婦さんを、長男がデザイナーの道
   を、二男は自分の意思がまだ決まらないと大
   学へ仕方なしに……。 それぞれ自分の意志
   で決定されたそうだ。両親は相談には乗られ
   たが、指示はされなかつたという。進学しよ
   うとしまいと自由。ただし、義務教育以降の
   費用は無利子でお子様が借金という‘制度’
   にしてあるという。自分で選択した道だから
   どう進んでもよい。誰に遠慮することもなく
   無心と夢中を獲得できるというわけだ。F氏
   は会社だけでなく家庭でも実行しておられる
   のだ。

国立の秋
国立の秋  target="_blank">http://yqs00155.srv7.biz/2007/kunitachi20071202.htm

   国立の大通りは、実は銀杏並木だけではない。
   春には桜並木となる。銀杏並木の道路側に桜
   が一本おきに同じように並んでいる。 桜が
   満開になる迄銀杏は葉を出さない。 銀杏が
   真黄色になる時には桜は葉を見事に落として
   しまつている。

国立の秋桜散る
桜の葉は散って銀杏の‘満開’ http://www.tama-h.co.jp/bukken/?post_type=news&p=479

          こうして桜満閉と、銀杏‘満
   開’が実現するのだ。誰がこんなカラクリを
   考え出したのだろうか? 私は奥様が出され
   た美味なる茶菓とF氏のお話しに深謝してタ
   方6時の逆道を歩きながら夜間照明に一段と
   映えた銀杏を堪能し、無心に夢中で国立駅ヘ
   向かつていた。一体どうしたら我が職場の環
   境改善ができるのだろうか、と考えながら・・。

                        〔接〕

   ピンネスコミュニケーンョン'96 Vol.33 No.12



国立の春
国立の春 http://ekitan.com/mamo/sp/spot.do?sid=hanami2010&id=65099

国立市の学園通りは、春と秋では全く様子が一変する。上の3枚の写真は、ほぼ同じところの写真である。






















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[2012/04/03 00:37] | 学校と教育 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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