シースノーの製造方法は?
シースノーの製造方法は?

冷凍車
出典/http://cheriye.exblog.jp/

http://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/backnumber3/preview_20150106.html
輸送距離2000キロ!生マグロを沖縄から築地へ運ぶ"魔法の氷"!

沖縄県石垣島の漁港...実はマグロの一大漁港だ。季節ごとに本マグロやメバチ・キハダマグロが次々と水揚げされる。しかし石垣の漁師たちは、他の地域に比べ低い収入に甘んじてきた。理由は...知名度が低くブランド力がないため、卸値が半額なのだ。更に空輸に頼らざるを得ないため、陸送と比べ輸送コストが大幅に高い。この不利な現状を打破しようと協力を呼びかけたのが、2年前、番組で取り上げた群馬県高崎市の「マーズカンパニー」。独自に開発した"魔法の氷" 「シースノー」で、生魚の鮮度を長時間保てる技術を持つ。マーズカンパニーはこのシースノーを使って石垣から築地へ、空輸ではなく、船とトラック輸送で生のままマグロを届けようと考えた。更に今回、日本通運と組んで保冷車を特別に改造。このルートで生マグロを運べれば、輸送コストが10分の1に抑えられるという。ただし、総距離2000キロを1週間...通常では冷凍せざるを得ない輸送時間だ。果たして生マグロの鮮度は保たれているのか? 新技術は石垣の漁師たちを救えるのか?

20150106_2.jpg


シースノーにより食品保存に革命をもたらした‘マーズカンパニーの松井寿秀さん’の特許関連情報を調べてみた。以下の通り。

http://www2.ipdl.inpit.go.jp/begin/BE_DETAIL_MAIN.c
gi?sType=0&sMenu=1&sBpos=1&sPos=1&sFile
=TimeDir_22/mainstr1421499714664.mst&sTime=0

出願番号 : 特許出願2013-28979 出願日 : 2013年2月18日
公開番号 : 特許公開2014-155474 公開日 : 2014年8月28日
出願人 : 松井 寿秀 発明者 : 松井 寿秀
発明の名称 : 食品の保存方法

要約:

【課題】長期間にわたって食品の鮮度を維持することが可能な食品の保存方法を提供すること。
【解決手段】本発明の食品の保存方法は、塩分を0.5質量%~5.0質量%含む、微粒子状の氷の集合体で、食品の少なくとも一部を覆い、前記食品の温度を、前記食品の凍結温度よりも0.0℃~1.5℃高い温度で保持することを特徴とする。また、本発明の食品の保存方法では、前記集合体の塩分濃度は、2.0質量%~4.0質量%であることが好ましい。また、本発明の食品の保存方法では、前記食品の温度を、前記食品の凍結温度よりも0.0℃~1.5℃高い温度で保持しつつ、前記食品に対して殺菌処理を施すことが好ましい。
【選択図】なし
【特許請求の範囲】
【請求項1】
塩分を0.5質量%~5.0質量%含む、微粒子状の氷の集合体で、食品の少なくとも一部を覆い、前記食品の温度を、前記食品の凍結温度よりも0.0℃~1.5℃高い温度で保持することを特徴とする食品の保存方法。
【請求項2】
前記集合体の塩分濃度は、2.0質量%~4.0質量%である請求項1に記載の食品の保存方法。
【請求項3】
前記食品の温度を、前記食品の凍結温度よりも0.0℃~1.5℃高い温度で保持しつつ、前記食品に対して殺菌処理を施す請求項1または2に記載の食品の保存方法。
【請求項4】
前記殺菌処理は、電圧が100Vより高く、かつ、周波数が5Hz以上の交番電流による電場を前記食品に対して印加することにより行う請求項3に記載の食品の保存方法。
【請求項5】
前記殺菌処理は、オゾンにより行う請求項3または4に記載の食品の保存方法。
【請求項6】
前記食品の温度を、-3.0℃~0.0℃に保持する請求項1ないし5のいずれか1項に記載の食品の保存方法。
【請求項7】
前記食品を前記集合体で覆った状態で、前記食品の温度を前記食品の凍結温度よりも0.0℃~1.5℃高い温度で保持しつつ、-3.0℃~0.0℃に設定した冷蔵庫内に保管する請求項1ないし6のいずれか1項に記載の食品の保存方法。
【請求項8】
断熱効果を有する保存容器内に、前記食品を前記集合体で覆った状態で収容し、前記食品の温度を前記食品の凍結温度よりも0.0℃~1.5℃高い温度で保持しつつ、前記保存容器を-3.0℃~0.0℃に設定した冷蔵庫内に保管する請求項1ないし7のいずれか1項に記載の食品の保存方法。
【請求項9】
断熱効果を有する保存容器内に、前記食品を前記集合体で覆った状態で収容する工程と、
前記保存容器を-3.0℃~0.0℃に設定した冷蔵庫内に保管する工程と、
前記食品の温度を前記食品の凍結温度よりも0.0℃~1.5℃高い温度で保持しつつ、前記食品の最終消費地に輸送する工程と、を有する請求項1ないし8のいずれか1項に記載の食品の保存方法。


そして、重要なことは、この「シースノー」の製造法だと思ったのだが、この製方法については‘特許の対象となっていない’らしく、上記出願の‘詳細説明’の【0041】に次のように書かれている!これは驚きである!

【0041】
なお、本発明で用いる塩分を0.5質量%~5.0質量%含む、微粒子状の氷の集合体は、いかなる方法で製造されたものであってもよく、例えば、海水を雪状に凍らせ、塩分濃度調整を行うことで製造されたものであってもよいし、人工的に製造した塩水を凍らせることで製造されたものであってもよい。


それでは、この「シースノー」はそんなに簡単に作れるものだろうか?それとも既に専門家の間では常識となっていて、‘公知の事実’とでも言うのだろうか?謎めいた話である!

(つづく)
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[2015/01/19 00:45] | サイエンス | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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