情報社会と納豆談義
情報社会と納豆談義

知識の元になる情報は、受け取り方の責任もあるにはあるが、発信側にも一部責任がある!
情報の不適切を糾すと、決まって「そんな意味で言った訳ではない!」という答えが返ってくる。

先般この弊ブログでも何度も取上げさせて頂いたが、‘冬篭りと冬眠と擬似冬眠’などは、そのいい例で、正確さを欠いた情報を出典を明らかのせずに‘あたかも自分の意見のような’言い方をする人が多いので、‘熊は冬眠するのではない!’という‘怪しい学説’が罷り通ることになってしまう!

さて、誰に聞いても

  「納豆は掻き混ぜれば掻き混ぜるほどいい!」

ということは知っていても、その本当の理由を知っている人は少ない!
そしてまた、「‘何にいい’の?」と聞いても誰からも‘正解’は返って来ないのが普通である!

IMG_02842.jpg
出典/http://okunobutsuyoku.blog59.fc2.com/blog-entry-641.html

ところが、最近の情報社会では、

「昔の学者さん等が、或る新事実を発見して、それを‘出版物’に纏めて、本屋さんが売り始めて図書館の蔵書となって、それを我々が見に行って」情報を知るという行為

が、今やパソコンやスマホやタブレットを持っていると‘一瞬にして’達成出来るのである!

その速さの平均値がどのくらいになるかは知らないが、恐らく‘10,000’倍位にはなることは想像に難くない!
と、いうことは、一つのテーマの情報収集に、「昔の手法なら286年間も掛かった」ことが、現在なら「一日で」達成出来得る、という計算になるが、色々議論はあるにしても、かなり妥当な考え方であると私には思えるのだが・・・。

さて、さて、肝心の‘納豆の掻き混ぜ’について・・・。

そう、やはりパソコンで検索してみると、次の記事が目にとまった!

http://www.nikkei.com/article/DGXDZO39642720
W2A310C1W03201/

納豆、ベストの混ぜ方は? 1万回混ぜると…
2012/3/23 7:00 記事保存

 30代になって和食のうまさが身に染みてきた。最近の記者(31)のお気に入りは納豆。独特のネバネバに大豆のうまみが絡んで、ご飯にかけると幸せを感じる。これまではとりたてて意識していなかったが、大の納豆党には、こだわりのかき混ぜ回数や隠し味があるようだ。

 納豆好きの食通、北大路魯山人は「不精(ぶしょう)をしないで、また手間を惜しまず、極力練りかえすべきである」と著書に記している。

記者も食の巨人にならい、その道を進もう。

 納豆2パックをおわんに出し、箸でこねこね混ぜる。豆と豆がくっついていた最初の状態から、10回ほどで豆がほぐれて糸を引くようになる。20回で糸が太くなり、ネバネバしてくる。この段階では口に含むと豆のゴロゴロした食感が目立つ。50回で泡がひとつひとつの豆に行き渡った。いつも食べるのはこれくらいの状態で、慣れた味だ。

 さらに回数を増やせば、おいしくなるのか。100回、泡が増えて全体的に白っぽくなってきた。豆を持ち上げてもなかなか糸が切れない。口に運ぶとネバネバが舌にからみ、うまみが増した。150回では、さらに泡立ち、ふんわりまろやか。200回を超えると泡にとろみが加わる。

 300回混ぜた納豆は、クリーミーな泡に豆が包まれた。箸にまとわりついて糸が切れない。口の中に広がったネバネバと豆のホクホク感が合わさった濃厚な味わい。ほのかに甘い。

 いつもの50回ではかすかな苦みがあったんだなと発見した。ネバネバが十分でないと、うまみの広がりが少ない。手間を惜しまないことの大切さを実感した。

1千回は泡多く、逆に食べにくい

 「混ぜ続ければどこまでおいしくなるのだろう」

 500回、700回と混ぜ進めたが泡は少し増えただけ。味も300回と、さほど変わらない。1千回、泡が多すぎて逆にネバネバ食べにくくなってきた。

 まだ行くぞ。3千回を超えると、豆がつぶれ始めたのが分かった。豆と豆がぶつかり、破片が泡に吸い込まれていく。5千回に到達した時点では、白い泡の占める面積が豆よりも目立つようになった。

 一気にペースト状になっていったのは7千回を超えたあたりから。原形をとどめた豆はほとんどない。とりかかって3時間、1万回に到達した納豆は、まるで生キャラメルのような姿になった。泡のざらざらした食感が舌に絡み、豆とは感じない。においや味は納豆だが、うまさとはほど遠く、明らかに混ぜ過ぎ。

 「たくさん混ぜても味が大きく変わるわけではない」。納豆大手のミツカングループ本社に聞くと、こんな答えが返ってきた。

 納豆のうまみ成分はアミノ酸。かき混ぜると増えるという明確なデータはないという。変わるのは食感。ネバネバが増せば、舌に触れる面積が広がりうまみが伝わりやすくなる。ただそれも多すぎると豆の食感が損なわれるので、バランスこそが大切という。結論としてマイベスト混ぜ回数は300回に決定した。


<後略>


fc2blog_201504231129071c6.jpg
出典/http://www.nikkei.com/article/DGXDZO39642720W2A310C1W03201/

それにしてもこの情報提供者の探究心には、‘敬意’を表さねばならない!
誰にでも出来る実験であるが、‘やってのけて、実験データと評価を提供した’人は、多分いないだろうから・・・。

さて、明日からあなたは、納豆を何回掻き混ぜますか?

(つづく)
スポンサーサイト
[2015/04/24 00:05] | 学習と文化 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
<<やってみました!‘納豆300回掻き混ぜ’ | ホーム | 昆虫学者!(その3)>>
コメント
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバック URL
http://kissyarita.blog.fc2.com/tb.php/1189-1240151f
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |
designated by FC2