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原子力発電(原発)と報道について
今、日本人にとって最も‘関心の深い話題’の一つは、‘原発問題’である。‘原発’とは、タイトルにも示した通り、‘原子力発電’の省略語であることはいうまでもない。ただし、現在の日本で、‘原子力発電’や‘原発’と言えば、‘核分裂方式による原子力発電’のことを指すことになっているという。

核分裂
核分裂反応 http://blogs.yahoo.co.jp/btn07or/64142804.html

核融合
核融合反応 http://www.phys.shimane-u.ac.jp/miyamoto_lab/ToRookey.html


言葉通りの原子力発電には、実はもう一つの方式、そう‘核融合方式による原子力発電’がある。ここまで核分裂方式による原子力発電の弊害が大きくなってくると、今や‘原子力発電=原発’は、最早社会的に受け入れられなくなった。
我々も含めて、その道のプロでない一般の人々にとっては、報道機関による誇大宣伝としか映らないジャーナリストの不勉強さのお蔭で、‘真実が歪められる’恐れはないのか?と、大事件の度に思うことがしばしばある。





‘ダイオキシン事件’がそうであったように、ジャーナリストが上手く利用された社会的事件は数々あるらしい。
多少の科学的知識がある御仁が、これまた一端の専門家気取りで解説(怪説?)しようものなら、それこそ社会を大混乱に導きかねない。
聞くところによると、‘核融合方式による原子力発電’は、水素と水素の核融合反応で、核融合後に生じるのは、He(ヘリウム)である。したがって、核分裂反応によって生み出される半減期が約30年もあるCs(セシウム)のごとき有害物質を生み出すことはない。
では何故、核融合反応による原発を推進している人達は、何故もっと声高にもう一つの原発を主張しないのか?
フランスと日本は、共に核融合反応による原発推進の‘旗手’ではなかったのか?

もともとビッグバン以来の‘宇宙エネルギーの生み出され方’は、‘核融合’によるものであり、地球が最もその恩恵を受けている太陽からのエネルギーの源は、水素と水素の核融合反応によって生み出されているはずである。
今の話題が‘原発=人類の敵’と言う結末となって、折角の有効なエネルギーの活用がなされない事態が生じる前に、もう一度‘原発’の根本的・本質的問題に考えを巡らす時期ではないかと思う。それには、その斯界の権威に是非ご登場願いたいと思う一人である。

勿論、‘完全に安全なもの’など存在しない。だから、少々無理をしても‘差し引き’人類に有利であれば、それは使うべきではないか、という主張には一寸賛成しかねる。核融合方式が今やその論理でやり玉に挙げられているようにも思える。また、核融合原発は、核戦争兵器の製造資源を生み出すという観点からの反対意見・反対運動もあるという。

夢の核融合の裏側
http://www.jcan.net/tanpoposya/doc/200402tsuchida.htm
日本政府にITERの誘致を断念させたのは反対運動の力
http://www.jttk.zaq.ne.jp/hibaku-hantai/iter.htm
国際熱核融合実験炉(ITER)の問題点
http://www.nuketext.org/topics1.html

しかし、核融合原発を夢見てその研究に邁進しておられる方達の希望とその技術がどこまで進んでいるかの現実を知りもしないで、‘原発は危ない’、‘核融合も危ない’との判断で意見を言ってしまうと今後の希望は見えなくなる可能性がある。

勿論、核融合原発の実験機としての‘ITER’は現時点で完全には安全ではないかも知れないし、どうやって1億度以上の高温を維持するか等の技術的確立は未だなされていないらしい。しかし、問題点は完全に判っている。完成までに‘危ない橋を渡らねばならない’から、‘実験もするな!’とのノーベル賞受賞者もおられるようであるが、速度は遅くても良いから、人類の今後にとって必要な技術と受け止めて戴き、こんなやり方をしなければいけないという‘指針’を頂戴したいものである。どんなに人類が頑張っても‘原理的に不可能だ’というのなら話は別であるが。

iter.jpg
http://www.asahi-net.or.jp/~rt6k-okn/fusion.htm


今の‘車社会’を全世界が認めている。我が国は絶対に車禁止という国はない。その観点からすると、車に対して人類は何故こんなにも寛容なのだろうか?
ひょっとして自分が乗っている車が人身事故を起こすかもしれない確率がどれくらい高いかを知っている人達が何故車社会を否定しないで核融合原発に反対の意思を示すのだろうか?

所詮、個人は‘身勝手’で‘いい子ぶりをする’ということだけでお茶を濁してしまっていいのだろうか?








ミラクルマスター






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[2011/12/02 16:25] | サイエンス | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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