ヤマモモの季節
ヤマモモの季節

ヤマモモの季節がやってきた!

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2015年06月26日AM:千葉県茂原市千沢

ヤマモモは、その実の‘独特の味と日持ちしない’ことのために‘現地でしか味わえない’という特徴だある。

また、植物学的には、‘雌雄異株’という銀杏などと同じ特徴がある。

勿論、雌雄異株の場合、雌株にしか‘実’はならない。ところが、このヤマモモの場合、驚いたことに雄株と雌株との距離が数十km以上離れていても‘風媒花樹木’としての役割を果たすという!

http://homepage2.nifty.com/osiete/s667.htm
ヤマモモの受粉
風媒花樹木花粉アレルギーの報告例(1980年)があることからも、雌雄異株のヤマモモ(挿木による雌雄同居も可能の様子)は主に風によって雄木から花粉が運ばれ雌木の結実に至ります。 ヤマモモの花粉飛散距離は20~30㎞とも言われますが、地理的条件が悪いためか全く結実に至らない雌木もある一方で、風媒花によっては飛距離が600~2400㎞の記録もあるようですから、種類・気象条件等によって大幅に相違するようです。
ヤマモモは庭木以外でも街路樹・公園木として数多く植樹されていますから、予想以上に近場から飛散しているかとも思います。 (但し、日本での自生境界は太平洋側茨城・千葉以南、日本海側福井・京都以南あたりのようです。)


数十km以上も離れていても雄花粉が飛んで来て受粉となるというが、一体どうやって飛んで来るのだろうか?
そして、我々九州の出身者には、‘ヤマモモは何処にでもあるもの’と思っていたが、上記引用文献にあるとおり、‘自生境界は太平洋側茨城・千葉以南’とあるから、ここ千葉県は、‘ぎりぎり’の場所だった訳である!

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まだ完熟という訳ではない。
もう3~4日で、ぼち、ぼちといったところだろう!

‘ヤマモモ’の名前の由来については、極めて詳しく調査された方がおられる!
素晴らしい!

http://www.geocities.jp/kbg_tree/yama-momo/yamamomo.html
名前の由来 ヤマモモ Morella rubra

ヤマモモ : 山に生えるモモ か?

ヤマモモは常緑高木で、大きくなると高さ20m、太さ1mにもなるという。植物園の ①の木は 17mあり、これに近づいている。
ヤマモモは日本に自生しており、一方 モモ は中国から渡来したもので、当初には「ケモモ(毛桃)」と呼ばれていた。
「ケ・モモ」と呼ばれていたということは、日本にすでに別の「モモ」が存在していたことを示している。

毛モモ
mo-mi.jpg

その古代の「モモ」こそ現在の「ヤマモモ」である、というのが『植物の名前の話』の著者 前川文夫氏の考えである。

モモの実の方が大きくておいしいために次第に主流となり、呼び名も「ケモモ」から単に「モモ」となっていった。
そこで「もともとのモモ」に別の名が必要となり、ヤマモモの中国名である「楊梅」の読み、「ヤンメイ」に「モモ」を付けて「ヤンメイ - モモ」としたのが短くなって「ヤマモモ」となった、という説を前川氏が述べている。

日本古来の モモ  →  ヤンメイ-モモ  →  ヤマモモ

中国から  ケモモ →   ケモモ・モモ →   モモ

前川氏の考えは理論的である。時代はわからないが、日本に渡来していた中国人がヤマモモの事を「ヤンメイ」と呼んだり、本草学者?が中国名を知っていて、「ヤンメイ - モモ」と名付けた可能性はあるだろう。「ヤンメ」と呼ぶ地方もあり、現在の中国名もる。ヤンメイ である。

しかし私は、単純に「ヤマ 山」を付けたのではないかと思う。

ヤマモモは日本に自生し、昔からモモと呼んで栽培もされてきた果樹である。 庶民からすれば、日本の「モモ」に何かを付け加えて、中国渡来の「モモ」と区別しようとする時に、裏山に生えている木が中国にも自生していることなど、意識するでだろうか・・・・。

なお、「モモ」のもともとの言葉の意味は、単に「丸い果実」のことである。ヤマモモも丸くて中に硬いタネがあるということでモモと言える。


早く完熟に!

(つづく)
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