栗の花と樹(その2)
![]() 「栗の花は一体どうなっているのか?」 そう思い続けて60年以上! その‘からくり’が判らないと生活が困るなら、それはもう一生懸命に理由を探し回るに違いないのだが・・。 そんな状態でないなら、少々疑問に思っていても中々解明する行動はとらない! それだけ、日本のサラリーマンは‘忙しい’のである! さてさて、そんな言い訳がましい愚痴は、この期に及んで意味を成さない! 調べてみると次のことが明確になった! ① 栗の花の、あの白い長~い花の穂状の集団は、‘雄花序’である! そして、
したがって、 ![]() この写真には、ほとんど雌花をつけていない雄花序ばかりが写っている!右上の一本を除いて! ![]() この写真には、雌花をつけていない早咲きの雄花と雌花をつけているために遅咲きの雄花とが写っている! ② ‘雌花’も序にはなるが、‘雄花序’よりも数が極めて少なく、‘3つ’である! ![]() この写真では、ど素人の私には、‘3つ’がよく判らないが・・・ さて、ここで、‘Quetion’! <自問自答> Q:「雌花序を伴わない雄花序は先に開花。雌花序の先にある雄花序は、雌花序より遅れて咲く」のは何故か? A:これは、私の憶測!「多分、次の③との関連もある。‘雌花序を伴わない雄花序は先に開花’するのは、雌花がないから、別の樹の雌花へ向けて一刻も早く到達したいため早く咲く!逆に‘雌花序の先にある雄花序は、雌花序より遅れて咲く’のは、雌花に先に養分を集中させるため!これが私の推測! そして、そして、これからが面白い! ③ 普通の樹(挿し木をしていない樹)では、同じ樹の雄花の花粉では雌花は受粉・成長をしない! このことを「自家不和合性」(自家不結実性)」というらしい! こりゃあ、‘大発見’である! 自家不和合性」(自家不結実性)については次回! (つづく) スポンサーサイト
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