8月9日の平和宣言!
‘平和’とは何か?を問うためには、‘戦争’を必ず意識しての国家間の‘平和’だったのだが、それはもう数十年も昔の国際社会情勢下での議論だったのである! 何故か? ‘戦争と平和’の議論の元には、‘国家間の戦争’状態における‘人命の尊重’という基本的な願望の実現が潜んでいたのだが、‘人命の尊重’という観点からすれば、‘国家間の戦争’において失われる人命の数よりも、‘自国国内での権力’によっての殺戮による犠牲者の数の方が多くなりつつあるというから、‘平和運動’の対象や運動の方法が大きく変貌しようとしているというのである!
この‘世界平和’については、後日もっと研鑽を重ねた上で本弊ブログでも取り上げてみたい! 1945年(昭和20年)の8月は、日本にとって、それは、それは恐ろしい夏であった! 8月6日に広島に、8月9日に長崎に‘原子爆弾’が、アメリカ軍によって投下されたのである! こんなことは、ここに書かずとも、義務教育を受けた日本国民なら‘100%’の人が知っている、と思っていた! あれから、‘70年’! ある調査によれば、現時点で‘選挙権’を有する‘20代’に対しての質問(広島・長崎の原爆投下日)の正解が、なんと‘約23%’というから驚きである! 被爆者にとって、こんな辛い数値は無いに違いない! さて、本日(2015年08月09日)の‘長崎平和祈念(記念ではない!)式典’における田上富久長崎市長の‘平和宣言’は、8月6日の松井一実広島市長の‘平和宣言’と並んで日本国民の胸を打つ名宣言であった! <以下の画像は、全てNHK・TVの画面をカメラで撮影したものである> <平和宣言> ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() この宣言中、何度か出席者から‘拍手’が起こった! これは、今年の広島では起こらなかった現象?である。 広島の平和宣言が‘芥川賞’なら、長崎のこの平和宣言は‘直木賞’といったところだろうか? (つづく) スポンサーサイト
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