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巨大オタマジャクシ
2012年5月18日、昨日からこの関東地方も気温がぐんぐん上昇し始めた。茂原市でも 最高27℃ という。

この気温の定義は、御承知の方も多いと思うがもう一度復習して見ると次のようになっている。


・気温の定義について

 気温とは大気の温度のことを指します。単位は℃(摂氏)で表されます。ちなみにアメリカでは華氏という単位が使われており、摂氏で表した温度に1.8をかけて32を足すと華氏での温度になります。また気象の世界では、絶対温度(K)という単位もよく使用されます。摂氏で表した温度に273.15を足すと絶対温度になります。
 WMO(世界気象機関)での取り決めによると、地上気象観測では、気温は地表面上1.25~2.0mの高さで観測することを基準としています。気象庁で測定される気温は、地上1.5mの高さを基準に しています。

・気温の測定方法

 気温を測るものとして温度計があります。代表的なものとしてはアルコール温度計や水銀温度計が挙げられます。これらは、内部に封入した流体(アルコールや水銀など)の体積が温度によって変化するという性質を利用して温度を測っています。扱いが簡単なため、広く一般に用いられています。
 気象庁では、「電気式温度計」を使用して気温を測っています。これは、金属の抵抗が温度によって変化するという性質を利用しています。下図に実際に気象庁で使用されている温度計の感部の写真を示します。

気温測定器

図1:電気式温度計の感部

 この感部は雲母や磁器などの薄板に、直径約0.1mmの白金線を巻いたもの(白金測温抵抗体)を、熱伝導度が優れ腐食しにくいステンレス製の保護管に入れたものです。感部は日射の影響を防ぐため、ステンレス製の通風筒と呼ばれる円筒に入れられています。また、地表面で反射した日射が感部に直接あたるのを防ぐため、通風筒の下部には遮蔽板をつけています。通風筒内部への水滴付着防止のため、通風ファンを使用して5m/s程度の風を常に送っています。

http://www.jma-net.go.jp/ishigaki/school/200403/kion.htm


要するに、気温とは地上1.5mの直射日光や反射光を遮った風通しの良い空間の温度 と言うことだから、我々が通常屋外の直射日光の下での空気の温度ではない。

それからすると、気温27℃の場合、体感温度では、30℃を越している事になる。

ここで、普通の疑問:体感温度が30℃であっても、体温の36℃から比べれば‘遥かに’低温なのに、‘暑く’感じるのは、なぜ、何故? Why?

この疑問は、私も小学生のころから持っていたが、その答えが判ったのは大人になってからのことだった。


この話題は次回にまわす事にして、今日のテーマは、「巨大オタマジャクシ」

これだけ一気に気温が上がって来ると、小川は‘オタマジャクシ’の天国となる。

オタマジャクシには種類が沢山あるらしいが、通常のそれはそんなに大きくはない。

オタマジャクシの種類・田んぼの生き物図鑑
http://tiaraupa.blog88.fc2.com/blog-entry-44.html

ヒキガエルのオタマジャクシ
http://blog.zige.jp/morimaki-f-n/kiji/18499.html

ヒキガエルのオタマジャクシ 全長、2cmぐらい。

画像-4 251
画像-4 251 posted by (C)mobaradesu

「巨大オタマジャクシ」がいるのは、この小川である。
所は、千葉県茂原市千沢地区

画像-6 167
画像-6 167 posted by (C)mobaradesu

天侯は‘晴れ’であるから、気圧が低い訳ではない。それなのに、この「巨大オタマジャクシ」は、水面へ浮かび上がって来て、口をパクパクさせている。一体どうしたことであろうか?

その疑問は疑問として、私が驚いたのはその‘大きさ’である。

丁度上手い具合に‘枯れた笹の葉’が浮かんでいた。画面で、上下の中央、左右の左の黄色い笹の葉である。

この上の写真の数秒後の写真が下の写真である。

画像-6 173
画像-6 173 posted by (C)mobaradesu

この写真では、画面の左下隅が、浮かんでいる笹の枯葉である。これで大凡の‘大きさ’が判る
下の写真は、枯葉になる前、そう、まだ生きている笹の葉である。

水面に浮かんでいる笹の枯葉と大きさが丁度同じとは言えないが、枯葉は成長しきった後だと仮定すれば、大きさ最大と考えて良い。

Save
Save posted by (C)mobaradesu

この生きた笹の葉は、この水辺の笹の葉を今‘捥いで’きた物である。

大きさを長さで見てみると、一円玉は、御承知の通り直径が‘2cm’であるから、この笹の葉の長さは、約14cm である。

そうすると、上の写真に写っている「巨大オタマジャクシ」の

     ‘身長’は、およそ15cmである


と推定できる。

この「巨大オタマジャクシ」の親は、一体どんな種類の蛙なのであろうか?

見つけた! 他人様のブログに‘ウシガエル’について極めて詳細な解説がなされているし、下のような写真入りである。何しろこのブログのオーサーさんは‘飼っていた’と仰る御仁。

牛ガエルのオタマジャクシ
http://kero1113.seesaa.net/article/115839721.html

何と大きさも、こちらの推測通りの約15cm。形も素人目にもそっくり。従って、この小川に居る「巨大オタマジャクシ」は‘ウシガエルのオタマジャクシ’と決定!

それでは、「ウシガエル」について。

ウシガエル
http://www.medianetjapan.com/2/20/government/jangshogun/Fisher42.htm

 ・特定外来生物の解説
http://www.env.go.jp/nature/intro/1outline/list/L-ryo-04.html


和名
ウシガエル
科名
アカガエル(Ranidae)
学名
Rana catesbeiana
英語名
Bullfrog
原産地
アメリカ東部・中部、カナダ南東部
特徴
大型で極めて捕食性が強く、口に入る大きさであれば、ほとんどの動物が餌となる。日本のみならずアメリカ合衆国でも最大のカエルで、頭胴長183mmに達する。水生傾向が強く、後肢の水かきはよく発達する。幼生も大型で、全長150mmになる(私の全長推定値は間違っていなかった!?)貪欲な捕食者で、昆虫やザリガニの他、小型の哺乳類や鳥類、爬虫類、魚類までも捕食する。
平成21年度までに個体が確認された地点図
定着実績
北海道南部から沖縄県、小笠原諸島に至る広い範囲に定着している。
被害状況
■生態系に関わる被害
京都市の深泥池では、本種が昆虫、甲殻類、魚類などの様々な動物を捕食していることが報告されている。クサガメの幼体を捕食した記録もある。
秋田県において、ウシガエルが侵入・定着した池で、かつては生息していたモリアオガエルが見られなくなったとの報告がある。
沖縄県久米島では、絶滅が危惧されているクメジマミナミサワガニを捕食していた例が報告されている。また、捕食及び競合によって、国内希少野生動植物種のキクザトサワヘビに被害をもたらすおそれが指摘されている。
アメリカ合衆国西海岸に本種が導入され、同属のアカアシガエルR.auroraや他のカエル類が捕食、競合により危機的な状態に追い込まれている。
取扱い上の注意

備考
食用として世界各地に導入され定着している(アメリカ合衆国西部、ヨーロッパ、西インド諸島、韓国など)。ヨーロッパ諸国、韓国などでは輸入が禁止されている。
年間に数万匹が実験目的に理学系、医療系などの大学、研究所を中心に利用されている。
IUCNの「世界の侵略的外来種ワースト100」及び日本生態学会の「日本の侵略的外来種ワースト100」に選定されている。
※ 通称につきましては、必ずしも正確なものではない可能性もありますので、ご注意ください。
※ 被害状況につきましては、代表的な事例を挙げています。


私が小さい頃育った九州・福岡県・筑豊地帯では、昭和20年代は食糧難の時代であったから勿論‘食用’にされていた。
そのころは、‘赤い布切れ’を釣り竿の糸の先端の針に結び付けて‘食用ガエル釣り’を大人がやっていた記憶がある。この地方では‘ウシガエル’という呼び名は無かった。単に‘食用ガエル’としか言っていなかったと思う。

ウシガエルの唐揚げ
http://news.livedoor.com/article/image_detail/5304877/?img_id=1687473

ウシガエルの唐揚げ

食用 [編集]
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%B7%E3
%82%AC%E3%82%A8%E3%83%AB


食用とされることもあるため 食用ガエル という別名を持つ[1]。ただし食用蛙という語は、食用にされる様々なカエルの総称としても使われ得るので、注意が必要。皮を剥いた後ろ足を食用とし、世界各地で養殖されている。
日本には1918年に、東京帝国大学の教授であった動物学者の渡瀬庄三郎が食用としてアメリカ合衆国(ルイジアナ州ニューオリンズ)から十数匹を導入した。その後、1950年から1970年にかけて輸出用として年間数百トンのウシガエルが生産されたといわれている[1]。これに関連してアメリカザリガニが本種の養殖用の餌として輸入された。
味は鶏肉、特にササミに似る。肉は脂がほとんど無いため、炒め物やフライとして食べることが多い。ただしフランス料理店や中華料理店を除くと、現在の日本ではいわゆる「下手物料理」を出す居酒屋くらいでしか見られない。おたまじゃくしを寿司のタネとした「おたま寿司」も存在する。「食用蛙供養塔」東京都江戸川区の浄土宗法龍寺にある
現在の日本では後述するように法律で流通が規制されたこともあり、本種が食用として利用されることはまずない。しかし、実験動物としての需要はなおも大きい[1]。



江戸川区の浄土宗法龍寺には、こんな‘食用蛙供養塔’がある。

法龍寺
http://blue.ap.teacup.com/hibikoregotobi/1396.html

画面中央左の手前から3番目が、「食用蛙供養塔」

食用蛙供養塔
http://blue.ap.teacup.com/hibikoregotobi/1396.html

食用蛙供養塔。ウシガエルのために建てられたという極めて珍しいものです。(ウシガエルのみを対象とする慰霊碑はおそらく世界中を探しても他に無いのでは?)
http://blue.ap.teacup.com/hibikoregotobi/1396.html

供養塔のウシガエルの図
http://blue.ap.teacup.com/hibikoregotobi/1396.html

供養塔のウシガエルの図


「食用蛙供養塔」

 山門前にあります。食用蛙は昭和の始め頃から江戸川区内に生息し、
 蓮田や水田が多かったので、自然繁殖を続け、輸出するほどになりま
 した。当時は、捕獲は都の条例で許可制でした。終戦後は蛙を捕え、
 加工業者に渡し、生計を保つものも現れました。供養塔は東京都食用
 蛙組合によって、昭和二十七年に建てられた大変珍しいものです。
  (平成十五年年三月 江戸川区教育委員会)

  『外来種ハンドブック』(日本生態学会:2002)によれば、ウシガエルの導入が始まったのは大正7年(1918年)。「安価なタンパク源の確保や産業振興の切り札として期待」されたそうですが、結局は蛙食がメジャーになることはありませんでした。

 残ったそれらは放逐され、やがて日本各地に拡散。ついに平成18年(2006年)には『外来生物法』の特定外来生物に指定されてしまいます。また、世界レベルで観てもIUCNの侵略的外来種ワースト100に数えられるという、いわばコマッタちゃん的生物の代表格になっているのは、多くの方がご存知のとおり―
http://blue.ap.teacup.com/hibikoregotobi/1396.html



さーて、この「巨大オタマジャクシ」が成長して‘ウシガエル’になって‘鳴き出したら’、近くは田んぼだらけだから、夜は果たして眠れるのだろうか?






















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[2012/05/18 16:38] | 学習と文化 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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