この花、何の花?
この花、何の花?

「あんたサ、そんな‘ピンボケ’の写真出してサ、一寸失礼じゃあない?」
「カメラがぼろだから、仕方ないっしょ!」
「それって、どこの言葉よ?」
「北海道っす!」
「えっ?!」

まあ、こんな会話があったかどうかは、関係ないっす!

問題:以下の接写の画像は、何と言う花なのでしょうか?

DSC_5340-3.jpg
DSC_5343-3.jpg
DSC_5112-5.jpg

「まあ、こんな汚い写真、よく出すわねぇ!」
「・・・・・・・・」
「ヒントは無いの?」
「ヒントを出すと、直ぐに判ってしまって、クイズにならないっす!」
「いいから・・・」

<ヒントの画像>:低拡大!

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DSC_5340-1.jpg

「新種の‘梅’?」
「バ~カ!」
「じゃあ、何よっ?!」

我々は、我々が感じる普通の大きさで、どんなものでも‘これは、これ!’とインプットされているから、拡大や縮小された画像を見ると驚かされる!

特に、拡大の場合その驚きは大きい!

この花は、‘雪柳’であるが、我々は、

「‘雪柳’を描け!」

と言われれば、きっと次の写真のような絵を描くに違いない!

DSC_5286-2.jpg
DSC_5359-3.jpg

問題にあるような、

DSC_5340-3_20160330113149e7c.jpg

こんな‘絵’を、もし小学生が描いて提出したら、先生の方が困ってしまうに違いない!

しかし、‘雪柳’のことを研究しておられる先生(がおられるかどうかは知らないが)に提出したら、100点満点で、‘120点’貰えること請け合いである!

因みに、もしかして、走査型電子顕微鏡(SEM:Scannig Electron Microscope)で、‘雪柳(ユキヤナギ)’を観察された文献が?と言うことで、WEBで探したところ、あった!あった!

http://www.technex.co.jp/tinycafe/discovery77.html
■生に近い状態での観察3(ユキヤナギ)

前回は、庭のレンガの隙間に咲いていたオオイヌフグリの花をできるだけ生に近い状態で観察した。3月末に更新を終わり、ほっとして庭に出たら、真っ白な塊が目に留まった(図1)。細い枝が柳のようで、白い花を咲かせるユキヤナギである。満開になると、葉や幹は白い花に隠れ、雪が積もったようだ。この花の雌蕊と雄蕊は図2のように、区別して明確に観察できる。そこで、この花を観察することにした。

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図1 ユキヤナギ

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図2 ユキヤナギの花の中央部

図3は花の中央部を正面から観察したSEM像である。

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図3 花の中央部のSEM像

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図4 雌蕊の柱頭部

・雌蕊

図3の中央には5個の三角形の子房が見え、その先に雌蕊が突き出ている。子房のまわりには直径約1.5ミリのドーナツ状の組織があり。その側面からは20個の雄蕊が伸びている。一本の雌蕊の先端(柱頭)を撮影したのが図4である。その直径は約200μmで、表面は粘液で濡れていて、それに花粉が付着しているのが分かる。オオイヌフグリの雌蕊先端には、沢山の指のような突起があり、それに花粉を付着させていたが、ユキヤナギでは、粘液が花粉を付着させているようだ。

<後略>


この文献の続きが、また素晴らしい!
ご興味のある方は、

>http://www.technex.co.jp/tinycafe/discovery77.html

でどうぞ!

「いや、いや、参った!参った!」
「ほ~ら、素晴らしい先生がおられるでしょう!」
「うん、うん、素晴らしい!」
「またどこかで、‘SEM’を借りて自分でも挑戦するってこと?」
「も・ち・ろ・ん!」

(つづく)
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[2016/03/30 12:39] | サイエンス | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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