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カブトガニの秘密(その1)
カブトガニの秘密(その1)

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出典/http://melakajp.com/about/animal/006.html

カブトガニの凄さについては、小学校の頃から多少認識していた!

それは、あの恐竜が出現するよりもず~と、ずっ~と前から存在しており、生物の大絶滅期をも耐え忍んで、ほとんど進化せずに現代に生きている、というこの‘物凄さ’に驚いたからである!

しかし、まだその当時は知らなかったのだが、‘現代の医学’にとって、‘カブトガニの青色血液’が俄然必要になったことで、その生命が人間よって脅かされると言うカブトガニにとっては何億年もの歴史の中で、最大級の危機に遭遇していると言うから人間も罪なものである!

解決策は唯一つ!
カブトガニの血液と同じ効能を持った薬品の開発・実用化である!
人間様の知恵を持ってして、これが実現出来ないはずはない!

ただ、その薬品が開発される前に、少しでもカブトガニに楽なように‘カブトガニの養殖’を試みる必要がある!
マグロの養殖ほど難しくはないはずである!
何故なら、何億年も生き繋いで来た‘底力’は、そんなに‘やわ’なものであるはずが無いから・・・。

当のカブトガニも「なんとかしてよっ!」と思っているに違いない!
誰か‘カブトガニ語’を話せる人、いないの?

下の図が、日本におけるカブトガニの生息地だと言う。

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出典/https://www.env.go.jp/water/heisa/heisa_net
/setouchiNet/seto/setonaikai/clm2.html


カブトガニの生息地 では、日本のカブトガニにはどこへ行ったら会えるのでしょうか?大きく分けると、瀬戸内海一帯と北九州の一部に住んでいます。瀬戸内海一帯と言いますと、兵庫県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県と広く分布しているのですが、その数は年々減少しています。

 それは、カブトガニの生息地が次々と埋立てられてしまったからです。現在では、岡山県、山口県で多く見られますが、他の地域ではだんだん姿を消しているのが現況です。北九州では、佐賀県、長崎県、福岡県、大分県に生息していますが、中でも佐賀県の伊万里(いまり)湾、長崎県の伊佐の浦湾に多く生息します。

 カブトガニの生息地に行くと、それぞれが共通した環境であることを皆さんお気づきになるはずです。カブトガニは、どこの海でも生きられる生物ではありません。カブトガニは内湾性の動物で、本来、波の穏やかな浅海に広大な干潟と砂浜を有していることが、生息の条件になります。砂浜は産卵場を、干潟は幼生(ようせい)の育成場所を担って(になって)いるのです。


カブトガニの生態については、段々判ってきているというから、早くカブトガニの養殖場建設を急ぐべき時が来ているのではないか?

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出典/http://www3.famille.ne.jp/~ochi/kabutogani/

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出典/https://www.env.go.jp/water/heisa/heisa_net
/setouchiNet/seto/setonaikai/clm2.html


「何で、また急に今‘カブトガニ’、‘カブトガニ’って、一寸煩いよ!?」
「えっ?そうですか?」

「また、あんたの悪い癖だ!」
「何が悪い?」

「だってサ、カブトガニの血液がどんなに価値があるのかの説明もしないで、‘同じ効果の薬品を創れ!’だとか、‘カブトガニの養殖を!’だとか、宣まわれたって、何のことか解りゃあ、しねぇ!」
「あっ、そっ!こりゃまた、失礼しやしたっ!だから、タイトルに‘秘密’って言葉を入れたんでして、ハイッ!」

「おい、おいっ!」
「実は、・・・・」

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出典/http://f.hatena.ne.jp/ikasumi/20090722130435

(つづく)
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[2016/05/10 11:33] | サイエンス | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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