カブトガニの秘密(その2)
カブトガニの秘密(その2)

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出典/http://www.beachland.jp/beach_blog/post/e4bc8ae58b
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「実は、カブトガニが珍重されるのは、その血液の持つ特別の機能によるのです!」
「俺だって、少しは知っておりますゾ!」

「えっ?何を?」
「‘カブトガニ’って言うから、血液の色が‘青い’のでしょ!」

「おお~、正解っ!でも、残念ながら、‘カブトガニ’は、甲殻類の‘カニ’の仲間じゃあないのですっ!」
「えっ?じゃあ、何の仲間?」

「蜘蛛の仲間なんですっ!」
「カブトガニが蜘蛛の仲間?」


https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E
3%83%96%E3%83%88%E3%82%AC%E3%83%8B

分類[編集]
カブトガニは甲殻類ではなく、カニよりはクモやサソリに近い。 幼生は三葉虫に似ていると言われ、三葉虫型幼生の名もある。実際に三葉虫と系統的に近いと思われたこともあるが、今では否定されている。
カブトエビと混同されることがあるが、全く別の生き物である。


「ところで、人間や普通の動物の血液が何故赤いのかご存知で?」
「ま~た、また、偉そうに・・・」

「いやあ、偉そうにじゃあなくて、私も知らなかったので、調べたんで・・・」
「例の‘wikipedia’でしょう・・!」

「残念ですが、‘ブ~!」

http://www.kiriya-chem.co.jp/q&a/q56.html
赤血球の機能
 ヘモグロビンは酸素と結合して、肺から体内へと運搬します。また、体内で発生した二酸化炭素CO2を肺まで運び、酸素と交換します。このようにヘモグロビンが酸素と結合したり離れたりするのには、タンパク質であるグロビンが重要な働きをしているのです。鉄-ポルフィリン錯体であるヘムでは、鉄イオンの上側と下側が空いていますこの下側にグロビンが結合し、酸素が上側に結合します。グロビンが下から押すと酸素が離れ、引っ張ると酸素が結合すると考えられます。

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 グロビンタンパク質の鉄に結合するアミノ酸単位はヒスチジンで、イミダゾール環の窒素がFeに配位します。
 ヘムに酸素が結合したかどうかは、吸収スペクトルの550 nm付近のQ吸収体で分かります。酸素が結合すると山が2つ、酸素が離れると山が1つになります。心臓から出てきた血液(動脈)は赤いですが、心臓に戻ってくる血液(静脈)は青くなっています。それは、酸素が結合しているかどうかで、ヘモグロビンの構造が変わってくるためです。
 ヘムのポルフィリン環は平面ですが、下からイミダゾールが配位すると、歪んできます。反対側から酸素が配位すると、再びポルフィリン環は水平になります。このようなポルフィリン環の構造が、血液の色の変化になります。

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「‘カブトガニ’の話に、何で‘赤血球’の話?」
「‘カブトガニ’の血液が人類に貢献していることを説明するためには、どうしても血液の‘構造’というか‘機能’を理解していないと・・」

「おや、おや、本格的で・・」
「ええ、まあァ!」

「それにしても、‘FeとO’の結合で、‘酸化鉄の構造’になっているから‘赤い’のは、なるほどとは思うが、グロビンが押してFeから酸素を離す機能はどうして生まれたの?」
「判りませんっ!ご自分の肺に聞いて見て下さいっ!」

「ところで、‘カブトガニ’の場合、‘Fe’ではなく‘Cu’だから‘酸化銅の構造’で‘青色’に見えるってこと?」
「ピンポ~ン!正解で~す!」

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出典/http://karapaia.livedoor.biz/lite/article/52180526/image/1714134?_f=jp

「その‘カブトガニ’の血液が、何で人類を救っているのよっ?!」
「さあ、その説明ですが・・・」

(つづく)
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[2016/05/10 16:53] | サイエンス | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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