浅草浄苑の展示品:‘家康公遺訓’
浅草浄苑の展示品:‘家康公遺訓’

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先般(2016年2月16日)、‘浄土真宗東本願寺派 本山 東本願寺’内にある‘浅草浄苑’へ行った時のこと、‘家康公遺訓’を、あの‘高橋泥舟’が、草書で書いた‘掛け軸’を拝見する機会を得た!

今まで、‘高橋泥舟’が、‘家康公遺訓’を書いたとは知らなかった!
何故なら、この‘家康公遺訓’は、家康公の直筆でないことの噂を聞いていたし、この‘偽作’を日光東照宮など各地の東照宮に納めた張本人が、高橋泥舟だというから、不思議に思った次第である!
<推測:勿論、コピー機のない時代だから、版木を用いての‘刷り物’だったろうと思われるのだが・・・。>

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%B3%E5%B7%9D%E5%AE%B6%E5%BA%B7
家康公遺訓

家康の遺訓として「人の一生は重荷を負て遠き道をゆくがごとし、いそぐべからず。不自由を常とおもへば不足なし、こころに望おこらば困窮したる時を思ひ出すべし。堪忍は無事長久の基、いかりは敵とおもへ。勝事ばかり知りて、まくる事をしらざれば、害其身にいたる。おのれを責て人をせむるな。及ばざるは過たるよりまされり」という言葉が広く知られているが、これは偽作である。明治時代に元500石取りの幕臣・池田松之介が、徳川光圀の遺訓と言われる『人のいましめ』を元に、家康63歳の自筆花押文書に似せて偽造したものである。これを高橋泥舟らが日光東照宮など各地の東照宮に収めた。[51]また、これとよく似た『東照宮御遺訓』(『家康公御遺訓』)は『松永道斎聞書』、『井上主計頭聞書』、『万歳賜』ともいう。これは松永道斎が、井上主計頭(井上正就)が元和の初め、二代将軍徳川秀忠の使いで駿府の家康のもとに数日間滞在した際に家康から聞いた話を収録したものという。江戸時代は禁書であった。一説には偽書とされている。


注意をせねばならないのは、、‘家康公遺訓’とは別に‘家康公御遺訓(いえやすこうごゆいくん)’というのがある!

https://websv.aichi-pref-library.jp/wahon/detail/142.html
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家康公御遺訓(いえやすこうごゆいくん) 元和初年に井上正就が、家康より秀忠に伝えよとて受けた教訓とされ、一般に家康の遺言として知られる「人の一生は・・・」で始まるものとは、内容を異にする。「日本古典籍総合目録」に多くの所蔵が見られ、タイトルも「東照宮御遺訓」「御遺訓」「御遺戒」など別書名が多数ある。平野寿則氏は、各所の資料を比較考証し、江戸の浪人松永堂斉が井上から聞き書きした「井上主計頭覚書」を福岡藩の儒者貝原益軒が改訂したものと推測している。


世間に知られている‘家康公遺訓’を少し掲載してみた!

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出典/http://aoibushoutai.com/aoibushoutai/

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出典/http://blog.livedoor.jp/siinomi907-yamazakura709/archives/50749048.html

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出典/http://cheerland.jp/diary/20150335373.html

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出典/http://ship.cocolog-nifty.com/ship/2011/08/17-aug-2011-6f9.html

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出典/http://page5.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/e183873602
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%B3%E5%B7%9D%E5%AE%B6%E5%BA%B7

さて、さて、遅くなったが、展示してあった‘高橋泥舟’の‘家康公遺訓’の書とは、以下の通りである・・・。

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迫力満点の、誠に‘痺れる’大作である!
しかし、しかし、これを書くときの高梁泥舟の心境は如何だったのだろうか?

(つづく)
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[2016/05/15 17:28] | 伝統文化 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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