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草刈りの時期!
草刈りの時期!

先日は、このブログでも‘草刈り’の記事を掲載させて頂いたが、‘刃物で切られた’草は、どんな認識の仕方をするのかは知らないが、何ともその後の‘高速成長’振りには驚かされる!(刃物だけではないに違いないが・・・)

‘再生野菜’の思い付きは、きっとこんな観察がきっかけになっているに違いない!

プロの草刈屋さんが処理をした場合にも同じことが起こっている!

20160725 プロの草刈り 040-2

<2016年7月26日8:57>

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<8月4日16:55>(草刈り後、約9日と8時間=224時間)

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ご覧の通り、こんなにも刈られた草が伸びている!
つまり、224時間後に、約30cm ほども伸びているのである!

30cm÷224時間≒0.13cm/時間

一時間当たり、0.13cm、1.3mmも伸びている計算になる!
植物の細胞の大きさは次の文献にこう書き記されている!

http://www.biol.tsukuba.ac.jp/~algae/BotanyWEB/cell.html
植物の細胞(Plant cells)
植物は私たちと同じ多細胞生物であり、多くの細胞 (cell) からできている。陸上植物の細胞は、後生動物 (多細胞動物) と同じ真核細胞 (eukaryotic cell) であるが、動物の細胞とくらべるといくつか違いがある。また広い意味での植物の中にもさまざまな多様性がみられる。

陸上植物の細胞は分裂組織では小形 (直径5~10 µm) であるが、成熟した細胞は一般的な後生動物の細胞より大きく、直径 50~250 µm ほどのものが多い。


直径が、‘50μm’と仮定すると、‘1.3mm’は、‘1,300μm ’であるから、縦方向には、

1,300μm÷50μm=26個

つまり、1時間に、直径50μmの細胞が、縦方向に‘26個’も創られていることになる!

言い換えれば、3,600秒÷26個≒138秒/個=2分18秒/個

138秒(約2分)毎に,縦方向に一個の細胞が出来ている ということになる!

草の幅が、1cmだと仮定して、やはり、横方向にも細胞の大きさが‘50μm’だと仮定すれば、

10,000μm(=1cm)÷50μm=200個

そしてまた、草の‘厚さ’を‘0.1mm’と仮定すれば、100μm÷50μm=2個

つまり、一枚の草全体では、

200個×2個=400個

一枚の草では、約2分間に400個の細胞が創られていることになる!

138秒÷400個≒0.35秒/個

となるから、0.35秒毎に、1個の細胞が創られている ことになる!

‘驚異的な成長速度’である!

そして、多分、細胞は、昼間ではなく夜に創られている?(この答えは、後日!)

想像してみて下さい!

我々が、何も知らずに眠っている間に、植物は、‘0.35秒毎に’ ぽこぽこと細胞を創り出しているなんて!
細胞が、一個出来る度に、‘ぽこぽこ’と音がするとなれば、家の周りの雑草が、夜になると一斉に‘ぽこぽこ’の大合唱!
眠れやしませんゾ!

(つづく)
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[2016/08/05 23:55] | サイエンス | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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