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糖尿病に関する‘HbA1c’という数値(その2)
糖尿病に関する‘HbA1c’という数値(その2)

昨年(2015年)の12月の血液検査の結果では、

<2015年12月14日(報告日:15日)>

① 血糖値:102mg/d
② HbA1cの値:6.9%

であった!

その後の数値は、少々見にくいが、以下の通り!

HbA1cの値-3

<2016年07月11日(報告日:12日)>

① 血糖値:117mg/d
② HbA1cの値:10.0%

<2016年08月23日(報告日:24日)>

① 血糖値:81mg/d
② HbA1cの値:7.5%

つまり、

① 血糖値:117mg/d  → 81mg/d (基準値<空腹時>:70~109
② HbA1cの値:10.0% → 7.5%   (基準値<NGSP>:4.6~6.2

へと改善されたのである!

とは言っても、HbA1c の値は、まだ基準値内上限の‘6.2%’には、程遠い!
少なくとも、あと‘1.3%’の改善が必要ですある!

病院の先生の処方は、 ‘グリメピリド’を一日に一回朝服用すること!

この、‘グリメピリド’が、私の場合、極めて効果的だったようだった・・・。

この‘グリメピリド’とは?

http://kusuri-jouhou.com/medi/diabetes/glimepiride.html
アマリール(グリメピリド)の作用機序:糖尿病治療薬

血糖値を下げる唯一のホルモンとしてインスリンがあります。そこで、糖尿病治療薬の基本的な考えとして、「インスリンの作用を強める」という事があります。

このインスリンはすい臓から分泌されますが、すい臓からのインスリン分泌を促す種類の薬としてスルホニル尿素薬(SU剤)があります。このスルホニル尿素薬(SU剤)の中で最も使用されている薬がグリメピリド(商品名:アマリール)です。

 スルホニル尿素薬(SU剤)の概要
すい臓からのインスリン分泌機能がなくなっている1型糖尿病とは違い、2型糖尿病ではインスリン分泌機能が弱っていたとしてもインスリン分泌自体が行われていない訳ではありません。

そのため、2型糖尿病患者では薬をすい臓に作用させることでインスリン分泌を促進させることができます。

インスリンはすい臓のβ細胞から分泌されますが、このβ細胞にはSU受容体が存在します。このSU受容体に薬が結合することで、インスリンが分泌されます。このような種類の薬をスルホニル尿素薬(SU剤)と言います。

diabetes-a7.jpg

スルホニル尿素薬の半減期はさまざまですが、その作用時間は12~24時間と比較的長いです。そのため、常にインスリン分泌が促されている状態となります。これによって、全体の血糖値を下げることができます。

diabetes-a8.jpg

ただし、常にインスリン分泌が行われているため、空腹時や少し運動した後など副作用として低血糖が起こりやすい薬でもあります。低血糖に陥ると、手足の震えから始まって最悪の場合は昏睡状態にまで陥ることがあります。
そのため、スルホニル尿素薬(SU剤)の副作用として低血糖を常に注意しなければいけません。

このように、すい臓に作用することでインスリン分泌を促す薬としてはグリメピリド(商品名:アマリール)があります。


これが、‘グリメピリド’!

血液検査の結果20151215-2-2血液検査の結果201512150001-2-2

さ~て、次の血液検査は、9月の中旬!

‘HbA1c’の値が、基準値内に入ること、つまり、‘6.2%’以下に!
‘HbA1c’の値は、約2ヶ月間の平均値を示しているという!
それは、‘ヘモグロビン’の寿命が、約2ヶ月間だからだそうだ!

‘HbA1c’の値というのは、インシュリンが少ないと、ヘモグロビンがブドウ糖をキャッチして‘グリコヘモグロビン’になってしまい、2ヶ月間血液中に残留するのだそうだ!

私は、‘グリメピリド’を服用し始めて、9月中旬で、その‘2ヶ月’を迎えるのである!

果たして?

(つづく)
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[2016/09/01 21:23] | 健康と医療 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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