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2016年10月の血液検査結果
2016年10月の血液検査結果

今年(2016年)の夏の健康診断で、先日本ブログで紹介した通り、‘HbA1c’の値が、10.0%にもなっていた!

この‘HbA1c’の値と言うのは、血液中の‘グリコヘモグロビンの%’であって、‘糖尿病’の進行度を知る目安と考えてよい数値だそうだ!

http://www.furano.ne.jp/utsumi/dm/hba1c.htm
HbA1c(ヘモグロビン・エイワンシー)とは?
●高血糖状態が長期間続くと、血管内の余分なブドウ糖は体内の蛋白と結合します。この際、赤血球の蛋白であるヘモグロビン(Hb)とブドウ糖が結合したものがグリコヘモグロビンです。このグリコヘモグロビンには何種類かあり、糖尿病と密接な関係を有するものが、HbA1c(ヘモグロビン・エイワンシー)です。

hba1c_20161024123414eda.gif

●上図は、血管内でブドウ糖がヘモグロビンに結合してグリコヘモグロビン(HbA1c)を形成している状況を示しています。ヘモグロビンは赤血球の中に大量に存在する蛋白で、身体の隅々まで酸素を運搬する役割を担っております。赤血球の寿命はおよそ120日(4ヶ月)といわれています。赤血球はこの間ずっと体内を巡って、血管内のブドウ糖と少しずつ結びつきます。高血糖すなわち余っている糖が多ければ多いほど結びつきが増えグリコヘモグロビン(HbA1c)も多くなるわけです。したがって血液中のHbA1c値は、赤血球の寿命の半分くらいにあたる時期の血糖値の平均を反映します。すなわち外来で血液検査をすると、その日から1~2ヶ月前の血糖の状態を推定できることになります。
正常値は、4.3~5.8%で、6.1%以上であればほぼ糖尿病型と判断して良いことになっています。

*HbA1c(ヘモグロビン・エイワンシー)が変わります!
日本糖尿病学会では、2012年4月1日よりHbA1cの表記を日常の診療において国際標準値(NGSP値)を使用することの決めました。したがって、これまで使用していた数値(JDS値)よりおよそ0.4%高くなります。

Screenshot_20161024-123753-2.jpg


そんな訳で、勿論‘血糖値’の値も糖尿病の判定には必要な数値であるが、この血糖値は、血液採取時の値であるので、空腹時や満腹時での採決で数値が異なるのは当たり前である。上記の資料にある通り、‘HbA1c’の値は、過去2ケ月間の平均値だと考えてよい数値である!

従って、‘糖尿病の進行具合’を判断するには、‘HbA1c’の数値に注目しておく必要があるということらしい!

さて、上述した通り、今年・2016年の夏・7月の‘HbA1c’の値が、‘10.0%’という恐ろしい状態だったのである!
それが、掛かりつけのお医者さんの処方で、‘グリメピリド’を服用し始めたことにより、以下の通り‘眼に見えて’、‘HbA1c’の値が低くなり始めたのである!

②血液検査0003-2
②血液検査0002-2
②血液検査0004-2

そして、そして、10月12日の数値は、なんと!

HbA1cの値201610170001-2


‘6.1%’ということで、‘正常値の範囲’に滑り込んだ!

上記の資料によると、‘6.1%’は、『優、良、可、不可』という評価の中で、‘優’に位置している!
因みに、

・07月:‘10.0%’は、‘不可’
・08月:‘7.5%’は、‘可の中の不良’
・09月:‘6.6%’は、‘良’
・10月:‘6.1%’は、‘優’!

「余り、気を抜かないように!」

というのが、掛かりつけのお医者先生のお話である!

さて、この後、少々問題が発生して、「この‘グリメピリド’を少し控えようか?」との診断が下った!

(つづく)
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2016年10月の血液検査結果 - ピンからキリまで
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