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真冬の夕陽と空
「秋の日はつるべ落とし」と言われるが、冬の日だって直ぐに夕陽は落ちてしまうように感じられる!

http://weathernews.jp/s/topics/201610/060145/
「秋の日はつるべ落とし」とは、他の季節に比べ、秋は急速に日が暮れるということを表しています。
では、なぜそのように言われるようになったのか、様々な観点から考えてみようと思います。


<日没時刻の変化>
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※2015年 東京でのデータ

>当然のことながら、日没時刻というのは、春から夏に向かって遅くなり、夏から秋に向かって早くなっていきます。
昨年の記録を見ると、一番遅い日没時刻は6月で19時。一番早い日没時刻は11月で16時30分。ここには2時間半の差があります。

また、春(3〜5月)から夏(6〜8月)への変化より、夏から秋(9〜11月)への変化の方が大きいことがわかります。



<日中時間の変化>
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※2015年 東京でのデータ

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※2015年 東京でのデータ

実際の結果
薄明継続時間も6月が一番長くなっており、日が沈んでから約2時間かけて、ゆっくりと暗くなっていきます。しかし9月・10月は、日没後わずか1時間25分で夜を迎えます。この約20分〜30分の差が急に暗くなったという感覚を助長させるのかもしれません。


日没時刻、日中時間、薄明継続時間の3つの観点から検証してきましたが、「秋の日はつるべ落とし」と言われるようになった理由には、以下のことが関係していると考えられます。

・夏に比べて秋は薄明継続が短くなるため、急に暗くなったと感じさせた。
・秋は日中時間が減ったことに加え、日没時刻自体も早まり、早く暗くなったと感じさせた。
・春と秋は条件的によく似ているが、夏→秋→冬→春という季節の並びが、より顕著に感じさせた。


実際、季節ごとに様々なものは変化していますが、「秋の日はつるべ落とし」は感覚的な部分が大きいようです。このことをふまえて、秋の空の変化を楽しんでみてはいかがでしょうか。


昨日(2018年1月20日)の夕刻、西の空が急に赤くなった!
夕陽を撮影しようと思って、大急ぎでカメラ片手に川の堤防に走ったが「つるべ落とし」であっと言う間に太陽は沈んでいった!


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沢山のカラスが、大急ぎで一定の方向へ飛んで行ったのだが、一体何処へ?
「カラス」だから、今まで「空(カラ)」になっていた自分達の「巣(ス)」へ! それで「カラス」?

(つづく)
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[2018/01/21 08:04] | 田舎暮らし | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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