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素晴らしい‘定礎’の字!
「定礎」という文字は、大きなビルなどでよく見かけるが、大凡の見当はついていてもしっかり調べたことはない!

先日、千葉市で乗り継ぎの時間があったので、千葉市内を少し見てみることにした!元三越があったビルの傍を通った時に、その「定礎」の文字を見つけた! そして、そして、その字の素晴らしさに、少し‘感動’した。これまでに見た「定礎」の文字の中では最も素晴らしかったのである!

その場所は、JR千葉駅の直ぐ傍である!

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このビルは、以下の写真の元三越千葉店である。

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出典:https://4travel.jp/travelogue/11194126

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こんな素晴らしい「定礎」の字を見たことがない!
どうやら私が知らないだけで、「塚本素山」という書道家なのだろう!と言う事は直ぐに想像がついたのだが・・・!

塚本素山と言う人はこんな人!

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A1%9A%E6%9C%AC%E7%B4%A0%E5%B1%B1
塚本素山
塚本 素山(つかもと そざん、1907年(明治40年)9月1日 - 1982年(昭和57年)4月4日)は、日本の陸軍軍人、実業家。千葉県出身。陸軍士官学校卒業。本名は塚本 清。

経歴
1907年(明治40年)9月1日、千葉県に生まれる。

旧制千葉県立佐倉中学校を卒業する。1935年(昭和10年)、陸軍士官学校(少尉候補者第19期)を卒業する。

1945年(昭和20年)8月、陸軍大将の田中静壱の専属副官を務める中、終戦となる。敗戦直後から辰巳栄一と親交をもった。そして1949年頃に米軍の情報関係者の仲介で児玉誉士夫と知り合った[1]。

1956年(昭和31年)、日鉄中央機械、日新興業、日新実業が合併した塚本総業を設立し、塚本総業代表取締役に就任する。塚本不動産社長、八盛興業社長、日新興業会長、大和通運会長を務め、日本カーフェリー取締役、ニューナラヤ(現・千葉三越)取締役のなどを兼任する。

1961年(昭和36年)、創価学会に顧問制度が創設され、法華講連合会会長(当時、初代委員長)の平沢益吉、三菱銀行員の戸田喬久の2人と共に創価学会顧問(初代)に就任する。

埼玉県熊谷市の法潤寺の建立を発願し、1963年(昭和38年)に、法潤寺が建立された。また、同年に大和製鋼(現・大阪製鐵)の代表取締役に就任した。

1965年(昭和40年)から塚本素山ビル4Fの日本刀美術館(現・塚本美術館)館長を務める。

1969年(昭和44年)8月、藤原弘達の『創価学会を斬る』が出版されそうになると、小佐野賢治や田中角栄に、8000万円で出版を止めさせる交渉をさせた。これが世論で問題にされて以来、創価学会の活動は鈍くなった[2]。

「藤原弘達#創価学会・公明党に対する批判」も参照
埼玉県朝霞市の日成寺の建立を発願し、1978年(昭和53年)に、日成寺は建立された。

千葉県長生郡一宮町の法清寺の土地を寄進し、死後1984年(昭和59年)に、法清寺は建立された。

人物
戦前からの法華講員である。
戦後、政財界の顔役として活躍する。
役職歴
塚本総業代表取締役
創価学会初代顧問
日本刀美術館館長
著書
『あゝ皇軍最後の日-陸軍大将田中静壱伝』 日本出版協同、1953年(本名の塚本清名義で執筆)


もう一度、ビルの話に戻って・・・。

http://toshoken.com/news/7461
そごうに大きく水開けられ苦戦、老朽化も進んでいた
千葉三越(三越千葉店)は1743年創業の呉服系百貨店「奈良屋」が三越と合弁で運営する百貨店「ニューナラヤ」として1972年10月に開店。1984年10月に「千葉三越」に改称した。
なお、奈良屋はファッションビル「セントラルプラザ」も運営していたが、2001年に閉店、廃業している。
千葉三越の建物は地上8階、地下2階。売場面積は21,402㎡で、建物は塚本總業が所有する。なお、塚本總業は隣接する「大千葉ビル」(ヨドバシカメラ千葉店、千葉そごう旧店舗)も所有している。
千葉三越のビルは、ライバル店舗である「千葉そごう」(そごう千葉店、売場面積70,050㎡)と比較するとかなり規模が小さく、有力ブランドや若者向けアパレルなどは殆どがそごうに出店しているうえ、千葉三越ビルは築44年が経過し老朽化が進んでいた。


この元三越のビルは、この塚本素山氏の持ち物だったようだ!
その「定礎」の文字を、自らが揮毫されたなんて、前代未聞かも?

(つづく)
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[2018/02/20 20:12] | 芸術 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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