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おかかえ医者の苦悩
毎年のことであるが、今年も忘年会の季節がやってきて今や真っ盛り。
こんな時いつも思い出す話がある。
私の友人の祖父に当たる方が、これまた大変豪快な御仁で、大会社の会長をされていた時のこと。
大会社の社長・会長となると、民間の会社では並みの忙しさではないと言う。普段いつものスケジュールが無茶苦茶であるから、健康管理が一番の問題だと言う。
その会社もご自分が創業者であったことから、公務員と違って代わりがいない。重要であればどんな会合にも自ら出席される。したがって、当然夜のご帰還がいつも遅い。





ご自分にも自覚はあって、それで‘おかかえ医者’を雇っておられた。
忘年会のシーズンになるといつもその‘おかかえ医者’に言っておられたそうだ。
「あんたは、私にもう少しアルコールは控えめに、睡眠を十分に取るようにと仰るが、私は宿命上、アルコールを減らすことは出来んし、睡眠を十分にとっておる暇は無いンじゃ。わしの状況はわかっとるじゃろが。あんたが言っておることはわしのカミサンが言っておることと同じじゃ。それしか言わんのならあんたはいらん。アルコールをこれまで通り飲んで、睡眠が足りなくても、わしが健康で過ごせる方法を考え出すのが、医者のあんたの役目ゾ!」

まあまあごもっともなご意見だけど、そのかかりつけのお医者さんは、いつも返事に窮しておられたそうだ。
ただ、どんな処方箋・行動規制を作られたか、その会長さんは、昨年の夏93歳まで元気で頑張っておられ現役のままお亡くなりになったそうだ。

私も出来たらそのお医者の先生に処方箋を書いて貰いたい。
明日もまた不本意ではあるが、今年7度目の忘年会が待っている。











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[2011/12/13 12:33] | 健康と医療 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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