桔梗についての知識は、余り持ち合わせていない・・・。「秋の七草」の一つぐらいかも?ああ、それに「漢方薬」・・・。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%82%AD%E3%83%A7%E3%82%A6
キキョウ(桔梗、Platycodon grandiflorus)はキキョウ科の多年生草本植物。山野の日当たりの良い所に育つ。日本全土、朝鮮半島、中国、東シベリアに分布する。
万葉集のなかで秋の七草と歌われている「朝貌の花」は本種であると言われている[誰?]。絶滅危惧種である。
形態
根は太く、黄白色。高さは40-100cm程度。葉は互生で長卵形、ふちには鋸歯がある。下面はやや白みがかっている。
秋の花のイメージが強いが、実際の開花時期は六月中旬の梅雨頃から始まり、夏を通じて初秋の九月頃までである。つぼみの状態では花びら同士が風船のようにぴたりとつながっている。そのため "balloon flower" という英名を持つ。つぼみが徐々に緑から青紫にかわり裂けて星型の花を咲かせる。雌雄同花だが雄性先熟で、雄しべから花粉が出ているが雌しべの柱頭が閉じた雄花期、花粉が失活して柱頭が開き他の花の花粉を待ち受ける雌花期がある。花冠は広鐘形で五裂、径4-5cm、雄しべ・雌しべ・花びらはそれぞれ5本である。
なお、園芸品種には白色や桃色の花をつけるものや、鉢植え向きの草丈が低いもの、二重咲きになる品種やつぼみの状態のままほとんど開かないものなどがある。
利用
生薬
キキョウの根
キキョウの根はサポニンを多く含むことから生薬(桔梗根という)として利用されている。生薬としては、根が太く、内部が充実し、えぐ味の強いものが良品とされている。去痰、鎮咳、鎮痛、鎮静、解熱作用があるとされ、消炎排膿薬、鎮咳去痰薬などに使われる。主な産地は韓国、北朝鮮、中国である。桔梗湯(キキョウ+カンゾウ)や桔梗石膏(キキョウ+セッコウ)、銀翹散、十味敗毒湯、防風通聖散、排膿散などの漢方方剤に使われる。
文化
秋の季語。
花の形から「桔梗紋」が生まれた。美濃の山県氏、土岐氏一族は桔梗紋を紋所にしていた事で知られている。明智光秀も土岐氏一族であり、桔梗紋を用いていた。
安倍晴明が使用した五芒星を桔梗印と呼び、現在の晴明神社では神紋とされている。
さて、我が家のお隣の駐車場に「桔梗が咲いていた!
2018年6月25日の朝の桔梗の花!










さて、さて、こうやって「紫色」の桔梗を見ていると、「何故、紫色は‘高貴な’色なのだろうか?」とう長年の疑問がまた湧いて来た!
https://otonanswer.jp/post/6101/
「紫」はなぜ“高貴さ”をイメージさせる色なのか
2017.04.18
アドバイザー : 花岡ふみよ(はなおか・ふみよ)
キーワード : トリビア • カラー
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皆さんは「紫」という色にどのようなイメージをお持ちでしょうか。「派手」「神秘的」「エキゾチック」……さまざまあると思いますが、紫といえばやはり「高貴」でしょう。紫はどうして“高貴”なのでしょうか。
高貴なイメージの色といえば「紫」
皆さんは「紫」と聞くと、どのようなイメージを持たれるでしょうか。紫色の洋服などには「派手」という印象があるかもしれません。また、どことなく「神秘的」で「エキゾチック」な雰囲気を想像する人もいるでしょう。
しかし、紫といえば、やはり「高貴」というイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか。オトナンサー編集部では、カラー&イメージコンサルタントの花岡ふみよさんに、「紫」が「高貴」と結びつきやすい理由について聞きました。
冠位十二階で最上位の色は「紫」
日本においては、聖徳太子が定めた「冠位十二階」の制度において、「紫」が最上位の位階を示す色であったことから、その貴重さがわかります。また、合成染料や合成顔料がなかった江戸時代まで、衣類を紫色に染めるには、貴重な紫草の根が大量に必要であったため大きなコストが必要とされました。
紫は英語で「purple」ですが、その語源は、ラテン語で巻き貝の一種を意味する「purpura」です。この貝の出す分泌液は染色の材料として使われ、その色についても「purpura」と呼ばれていました。分泌液は希少で、これを使って紫色に染めた衣類も高級であったため、ローマ帝国などでは高貴な身分の人だけが身につけることができました。
花岡さんによると、日本でも西洋でもこうした歴史があることから、紫というと“高貴”なイメージに結びつきやすいのです。
ちなみに、お寿司屋さんで「紫」は「しょう油」を意味しますが、これは江戸時代に、しょう油が塩の8倍も高い値段であったことから、「貴重なもの」の代名詞である紫を、しょう油を表す言葉として使ったものだそうです。
ただし、しょう油が大衆的な存在になるにつれて、紫という呼び方もされなくなりました。
(オトナンサー編集部)
(つづく)
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