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初冬の上野公園(その5)
初冬の上野公園(その5)

上野公園には、普通の公園にはない特殊な文化がある。それは、上野公園が「下賜公園」であることと無関係ではない・・。

その中の一つに「清水観音堂の月の松」という松の木が存在する。

https://taito-culture.jp/topics/tsukinomatsu/
清水観音堂の月の松
東叡山寛永寺の清水観音堂(重要文化財)内に「月の松」があります。
清水観音堂は、寛永8年(1631)に東叡山寛永寺の開山、慈眼大師天海大僧正により建立されました。比叡山延暦寺が、京都御所の鬼門を守護すると伝えられている事に倣い、天海大僧正は寛永2年(1625)に江戸城の鬼門を守護するため、寛永寺を創建しました。そして比叡山になぞらえて上野の山を東叡山と称して数多くの堂舎を建立し、そのひとつとして清水観音堂は京都清水寺に倣って建立されました。
清水観音堂は、江戸時代から庶民に親しまれる名所となりました。特に境内に配された月の松は、江戸時代の浮世絵師歌川広重の「名所江戸百景」において「上野清水堂不忍ノ池」そして「上野山内月のまつ」として描かれています。

月の松は、明治初期の台風により被害を受けて永らく失われていましたが、浮世絵にも描かれていた江戸の風景を復活させるため、平成24年(2012)12月に復元されました。清水堂の舞台から見下ろした月の松には近江の竹生島の宝厳寺に見立てて建立された不忍池辯天堂と参拝の賑わいを望む事ができます。月の松は、江戸時代の植木職人の技の粋を凝らして作り上げた造形と見られていますが、新たに復元された月の松も、現代の造園技術を駆使して造形されました。訪れた人々は気付かずに通り過ぎていますが、境内の端には控えのための小振りの月の松も植えられています。

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歌川広重「上野山内月のまつ」(国立国会図書館蔵)


ということで今年(2019年)12月3日の午後、久し振りにこの月の松を見に行った・・・。
(因みに、私の書道の雅号は、この松とは何の関係をありませんが「松月」と申します)

広重が描いた月の松とは、形に少々の変化はあれど、丸い月の形は保たれている!

その丸の中に潜んでいる世界が、丸見え・・・。

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広重の絵を拡大してみると・・・

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勿論のことだが、今とは全く違う世界であるのであ~る!

(つづく)
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[2019/12/15 09:04] | 季節の変り目 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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