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満月の日の‘月の出’
2012年9月1日は、旧暦の7月15日に当たり‘満月’である。

2012年8月31日に千葉県・外房海岸へ行った。 その目的は二つだった。

① 満月に近い‘ま~るい’お月さまが、太平洋の水平線から昇って来るのを見たい。出来れば‘頭出し’から。

② 初秋の黄昏時の海岸で‘癒されたい’!

8月31日の‘観光’(月の‘光’を見る<観る>のだから、まあ、‘観光’で・・・)については、弊ブログで紹介した。(http://kissyarita.blog.fc2.com/blog-entry-259.html

8月31日を選んだのは、9月1日の天気予報が、目指す外房・白子海岸では‘曇り’という予報だったからという理由と‘予行演習’の意味も含んでいた。

残念ながら、8月31日は、白子海岸に到着したのが、18:40。既に‘お月さま’は、水平線から相当高い場所に昇ってしまっていて、‘頭から’の予測は‘大外れ’だった。

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8月31日の月。(18:42)


さて、その失敗を教訓に、天気予報は相変わらず‘曇り’だったが、家を16:15に出発。海岸に着いたのは、16:30だった。これなら、‘頭出し’には十二分である。

しかし、肝心の‘実際の’お天気は、やはり‘曇り’で、水平線には雲が立ち込めている。

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16:34

これじゃあ、‘頭出し’は無理である。波打ち際には、何人かの「‘観光’客」がいる。

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16:34

彼等は‘満月’の‘頭出し’を狙ってきているとは思われないが、‘東の方向’を見ている。当然のことながら、波打ち際に来て海の方向を見ない奴はいないから、‘東’をたまたま見ているだけなのだ。

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16:41

もう少し南側にカメラを向けてみるとやはりそこにも「‘観光’客」がいる。

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16:37

遊泳禁止地帯なのに、そんなことは‘自己責任’という認識なのだろうか、泳いでいる。浮輪を持って来ているから、こんなのを‘確信犯’の一種というのだろうか?

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16:38

波は結構荒いが、美しい!

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16:39

北側にカメラを向けると、若い男女がふざけあっている。我々にはこんな時代は無かった。羨ましいといえば羨ましい。その遠く向うにも沢山の若者が泳いでいる。本当に‘遊泳禁止’は、何処の管轄なのだろうか?

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16:40

西の空を見てみると、そろそろ‘夕焼け’の準備が出来かかっているようにも見える。此方側は、少し雲が薄れてきている。早く東側も薄れて欲しいのだが・・・。

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16:41

今車で来たばかりの人が、これからサーフィンをと海に入って行く。‘遊泳禁止’の場所でもサーフィンは許されるのだろうか?(このことは、何度も弊ブログに書いた・・。)赤銅色だ!ベテランに違いない。

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16:41

同じところで‘月の出’を待っていても、ということで、少し南に向かって砂浜を歩き出してみた。誰が作ったのだろうか、結構立派な芸術作品?

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16:41

九十九里海岸マップ
http://jpsatobunka.net/kuzyu/kuzyu03-01.html

この海岸の場所は、上の図で、一番下から1/5ぐらいの場所に‘長生郡の漁師まち文化’と言う文字が見えるが、その文化の‘化’の字に近い海岸。

したがって、16:41の写真に見える‘ハワイのダイアモンドヘッド’の裏返しのように見える‘岬’が、この地図の最下部の‘岬’である。‘太東崎’。

しかし、ここの‘地名と灯台名’で、いささか迷いが生じる。

地図の表示:

岬名:太東崎 
灯台名:太東埼灯台 太東崎灯台 大東埼灯台 大東崎灯台 などがあるという(?)

読み方:‘太東’、‘大東’ の読み方も、どちらも‘たいとう’‘だいとう’ということらしい。

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http://www.isumi-kankou.com/toudai.html ‘いすみ市観光協会’のHP 

「九十九里浜の最も南に位置する『太東埼灯台』は、高台にある白亜塔形(円形)の中型灯台です。
周辺は、南房総国定公園に指定され、ここから望む太平洋の景色は、起伏に富んだ海岸線や、眼前に広がる水平線は絶景です。」

 とあるから、灯台名は、‘太’の方に違いない。

ところが、である。

地図(http://maps.loco.yahoo.co.jp/maps?lat=35.32477
182&lon=140.40500129&ac=12238&az=43&z=16&id=&fa=pa&ei=u
tf8&p=%E5%8D%83%E8%91%89%E7%9C%8C%E3%81%84%E3%81%99%E3%8
1%BF%E5%B8%82%E5%B2%AC%E7%94%BA%E5%92%8C%E6%B3%89
)を見てみよう。

千葉県いすみ市大原7400-1周辺の地図0001-3

岬町・灯台と岬の名前0001-2

岬町・灯台と岬の名前0001-3


・岬名:太東崎

・灯台名:大東埼灯台

・灯台へ行く道しるべになる交差点名:太東灯台入口

つまり、この‘いすみ市’では、誰がどう主張しているのか知らないが、地名・灯台名にこれだけの‘差’がある。

岬の名前が、‘太東崎’で、これは‘一つ’なのに、どうしてこの岬にある灯台の名前が、

‘大東埼灯台’と‘太東埼灯台’の二つ。そして不思議なのは、‘さき’を岬の場合には‘崎’を使い灯台の場合には‘犬吠埼’の‘埼’を使う。何故だろうか?

もっと不思議なのは、同じ地図上に、灯台名を‘大東埼灯台’と書いておきながら、交差点名は、‘大東’ではなく、‘太東’灯台入口なのだろうか?

不思議な市である。

ここで、蘊蓄を一つ。

http://www1.kaiho.mlit.go.jp/JODC/SODAN/faq/saki_saki.html
「埼」と「崎」はどうなってるの?

Q:海図の地名はどこで決めているのですか?、海図上には「○○埼」と土へんの埼が書かれていますが、地図帳には「○○崎」と山へんの崎が書かれています。どうなっているのですか?

 A:海図に掲載する地名については、旧海軍水路部時代から海洋情報部が、独自に調査・検討して海図・水路誌等に採用していましたが、昭和35年(1960年)から海上保安庁と国土地理院が「地名等の統一に関する連絡協議会」を発足させ、地名の統一を図るための協議会を開き検討しています。この協議会で決定された地名は、海図・水路誌等の新・改版時にあわせて採用し、水路図誌の最新維持を図っています。

 「埼」と「崎」のことですが、海図では海洋に突出した陸地の突端部の名称としての(Saki)は、おおむね土へんの「埼」を用いています。例えば、東京湾付近では地図帳などには野島崎・観音崎・剱崎と「山へん」で記載されていますが、海図には「土へん」で野島埼・観音埼・剱埼と図載しています。

 土へんの「埼」は、陸地(平地)が水部へ突出したところを表現し、山へんの「崎」は本来の意味として山の様子のけわしいことを言い、山脚の突出した所を示しており、平野の中に突出した山地の鼻等を言う意味なので、海洋情報部では漢字の意味からも地形が判る土へんの「埼」を採用しています。

 なお、「みさき」の地形を表わす名称には「埼」のほかに「岬」、「碕」、「角」、「鼻」があり、まれに「岬」を(Saki)と読む場合もあります。

 海洋情報部は、明治時代の海軍水路部のころから、土へんの「埼」を海図に採用してきました。これは、埼、崎、岬で地形の意味を表現するために使い分けをして、海図の使用者である航海者が地名から地形が判断できるようにしていました。たとえば、野島埼は、「野島」が地名を表現し、「埼」がそこの地形を表現していると考えると判り易いと思います。

 国土地理院では、前身の陸軍陸地測量部が山へんの「崎」を使用していた経緯があるので、引き続き使用しています。



と言うことであれば、灯台は平地に無いのがほとんどだから、一般論から言えば、‘犬吠埼’だって、‘犬吠崎’と書くべきだし、ここの灯台だって‘大東崎灯台’か‘太東崎灯台’と書くべきなのだろう。

それなのに、「海洋情報部では漢字の意味からも地形が判る土へんの「埼」を採用しています。」とこれまた矛盾したことが書かれている。

ああ、ややこしい!



さて、岬の話はこの位にして、‘月の頭出し’の東海岸は?

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16:41

一向にその気配はないが、それもそのはず、水平線は天気予報通り、雲で覆われている!これじゃあ・・・・。

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16:47

西空は、正に‘雲行き’が怪しくなってきた。東京の方はきっと雷が鳴っての大降りになっているに違いない。(後のニュースで、あの時間帯、東京は雷・土砂降りだったと確認が取れた)

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16:48

夕日も傾いてきたので、我々の‘影’も砂浜に伸びて来た。

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16:49

此方も赤銅色に日焼けした‘おじさん’?

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16:54

夏休みは、9月1日、2日が土、日なので、どうやら‘合宿’もまだ続いていると見える。何処の女子大生なのだろうか? ただ、大学の名前が判ったとしても、我々には余り関係はないが・・・。

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16:57

夕方も5時近くになると、さっきまで波打ち際でふざけていた学生や子供達も南側の海にはいなくなった。それにしても、空はまだ雲で埋め尽くされている。

計算では、そろそろ‘月の出番’時刻なのだが・・・。

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16:57

この外房の海の美しさに見とれていて、もう今夕の‘月の水平線からの頭出し’はどっちでも良くなってきた。

私の‘キャッチコピー’。前から何度もご紹介申し上げている。

   「遊ぼう、外房、皆呼ぼう!」

本物は、決して負けていない! 美しい!

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16:57

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16:58

残念ながら、同じ房総半島でも‘内房’にはこの景色は無い! やはり、いいのは外房である。

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17:02

この‘波紋’も素晴しいではないか!

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17:08

北側の方でも、みんな引き上げたようだ。‘誰もいない海’になってしまった。‘今はもう秋’なのだ!(トワ・エ・モア)

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17:09

北の空。こりゃあ、一雨来るのかもしれない。でも、ここはまだ大丈夫。月のお出ましは今日は無理。

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17:13

西の空も怪しい。

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17:15

東の空。完全に「‘スコール’している」状況が見える!

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17:23

真東の月の出る位置、水平線の少し上は、雲が弱冠薄くなってきたようだが・・・。

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17:28

スコールは、段々激しくなってきた!

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17:33

おやおや、足元に散歩のワンちゃんが・・・。可愛いね! 海辺ではこんな‘おまけ’も付く事がある。

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17:34

空は、益々・・・。此方へも来るぞ~!

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17:35

‘きたっ~!’‘アッと’いう間。

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17:36

車まで、‘200m’!   ‘スコール’の砂浜を‘サンダル’で、200m走るのは難しい!
この写真、走っている‘砂浜!’

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17:39

3分後にやっとの思いで車に到着!  全身‘ずぶ濡れ!’フロントグラスを通しての東側の海。赤いのは‘遊泳禁止’の旗。

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17:39

お隣さんも‘大慌て’。でも、彼女等は‘水着’だから、そんなに被害は無い筈・・。此方は、下着まで、ぐっしょり!

‘お月さまの頭出し’なんて、とんでもない!

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17:42

降り出して、6分後。すっかり上がった。正に‘スコール’。

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17:43

西の空。スコール含みの夕焼け。これも珍しいのかも?

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17:46

如何に‘スコール’の雨量が多かったかが判る。水浸し。

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17:47

未練がましいが、水平線からの‘月の頭出し’、もうやはり‘無理’。

17:50。もう完全に諦めて海岸を出発。果たして月は何処に? 9月2日の天気予報は、一日中‘雨’。
9月3日の夕刻に、再々度挑戦の予定。

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17:55

帰りの路上での夕日。

さて、帰り着いてみると、途中でも判ったのだが、我が家付近では‘スコール’には見舞われなかった!

海岸では‘ずぶ濡れのスコール’にあったのに、7~8kmしか離れていない我が家では、畑と家周辺の水遣り。

ところが、である。

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23:05

23時過ぎに、とうとう雲間から‘満月’君が、顔を出した!(望遠)

湿度が高いと見えて、傘を被ってはいるが、‘まんま~る’である。

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23:07

何だか申し訳なさそうに、我が家の借景になっている‘スギの木の林’から顔を出した。

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23:52

月をフラッシュで撮影して見ると、偶然にも‘月の表情(模様)’が撮れた。こんなの初めて。フラッシュを焚いたから、多分、露出時間は、1/100秒程度。(望遠)

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23:58

満月の日の最後の写真。(望遠)

この数分後に満月は雲間に隠れた。

(つづく)























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[2012/09/04 22:31] | 観光 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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