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二日遅れの‘頭出し’を見る
2012年9月3日は、二日遅れの‘満月’である。こんな言い方があるのかどうかは知らない。

昔の言い方は、陰暦16日が‘十六夜(いざよい)’で、陰暦17日が、‘立待月(たちまちづき)’である。

その後、陰暦18日:‘居待月’

    陰暦19日:‘寝待月’

    陰暦20日:‘更待月(ふけまちづき)’、そして次が‘下弦の月’となる。

したがって、9月3日は、陰暦(旧暦)の7月17日で、‘立待月’である。

この‘立待’が‘忽ち’の語源と言う。

http://dic.yahoo.co.jp/dsearch/0/0ss/112112200000/
たちまち【▼忽ち】

(副) 〔補説〕 「立ち待ち」の意かという
[1] 物事が短時間内に行われるさま。またたく間。



日の出・日の入りは、普通TVで報道してくれるが、‘月の出・月の入り’は調査出来ないものかと思っていたが、‘案ずるより産むが易し’で、web で直ぐに見つかった。素晴しい‘ソフト’である。

地図上で、自分の好きな場所を‘クリック’すれば、‘たちどころに’計算してくれる。なにも考えることは無い!
それも‘グリニッチ’を基準地として、である。

こんな便利なことは無いが、それだけに‘今の人が、物を考えなくなった’という‘恨み’もある。その議論はさて置いて、今は‘9月3日の’千葉県・外房海岸での‘月の出’時刻を知りたい、の一念だった。


http://www.hucc.hokudai.ac.jp/~x10508/cgi/Srss2.php によれば、次の通り。
日の出・日の入り、月の出・月の入りの時刻と方位を計算

(1)緯度・経度・標高と年月日、グリニジ時の時差を与えれば、その地点での地平線における日の出・日の入り、月の出・月の入りの時刻と方位を計算します。
(2)緯度・経度・標高は、グーグルマップを利用して決めることもできます。

(3)グリニジ時の時差は、経度が15度変化すると1時間異なることを目安に、デフォルト値を与えています(グーグルマップ取得時のみ)。

(4)計算には、標高・測心位置・視半径・大気差・ΔTを考慮しています。大気差の計算には、0℃,1018hPaの値を用いています。

(5)結果は、グーグルマップ上に表示されます。日の出・日の入り、月の出・月の入りの方向が、各々- - - -線で表示されます。

(6)結果は、地方時・グリニジ時・日本時で表示されます。

(7)結果は、日の入り 298 5/18 18:42 (±2) のように表示されます。
298は太陽が沈む方位で、北から時計回の角度。
5/18 18:42 は、太陽の中心が地平線に達する日時です。
(±2) は、太陽の先端が地平線に達し、地平線から消えるまで、日没に要する時間範囲(分)を示しています。

(8)高緯度地帯では、一日中、太陽・月が沈まなかったり昇らなかったりする日があります。その時は、太陽・月の次の入出没の月日を示します。

(9)太陽・月の位置計算には、井上圭典・鈴木邦裕共著「天体位置略算式の解説」(海文堂株式会社、1991年4月初版発行)を用いています。



早速このソフトで計算して貰った。

日の出・日の入り、月の出・月の入り、時刻と方位0001-2-2

日の出・日の入り、月の出・月の入り、時刻と方位0001-3-2

決定しました!

9月3日の千葉県・外房海岸での‘月の出’時刻:19:10(±2)

そこで、‘懲りもせずに’‘水平線からの月の頭出し’に3度目の挑戦と言う訳である。


さて、今日は‘河岸を替える’事にして、‘いわし’の漁業で名高い片貝漁港に行って‘立待月’を見ようと言う事になった。

九十九里といえば、‘いわし漁’。いわし漁といえば‘片貝漁港’である。漁港の海は、太平洋の荒波を直接受けないから、穏やかである。それに‘波乗り兄ちゃん’達もいないし、漁船の作業も終了しているから‘癒し’には最適である。

先ずは、本日の‘水平線月の頭出し’観測現場の下見から・・・。

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17:01

この場所ならきっと水平線からのベストショットが撮れそうだと思われる。しかし、この水平線近くの‘青さ’は、本当に‘青空’だろうか? それとも‘青色’を雲が反射しているだけなのだろうか? 素人目には区別がつかない。こちらは‘外海’であるが、癒しの漁港はこの外海を抉ったところに人工的に作られている。

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17:07

その漁港である。漁港の始動は朝が早い。明るくなる前にはもう漁船は出発するから、帰還も早くこの17時過ぎには漁港は静まり返っている。それが我々無関係の人にとっては‘癒し’の場所となる。遠くからこの漁港内で釣りを楽しむ人達も多い。今日もちらほら釣り客が来ていた。

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17:09

漁港は湾になっていて、対岸にはそれなりの数の漁船が船体を休めている。影は私の影であるが、この長さからして、夕日が相当傾いていることが判る。

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17:16

いつもは穏やかな漁港内であるが、今日は‘三角波’(?)が立っていて、いつもの穏やかな湾内の水面は見えない。その代わり、初秋の海風がこの夏の暑さを忘れさせる。

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17:28

この片貝漁港は、成田空港からそんなに遠くは無いため国際線の発着が頻繁である。この飛行機も何処の国へ行くのだろうか?

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17:36

この飛行機雲を従えた飛行機も先程の飛行機とは違った国へ行くに違いない。

飛行機雲の正体:

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1211347272
Q:飛行機雲って正体はなんですか? 飛行機からなにかがでてるんですか?飛行機雲は高...
ojamall2000さん

飛行機雲って正体はなんですか?
飛行機からなにかがでてるんですか?飛行機雲は高いところにとんでますけど。

A:ベストアンサーに選ばれた回答
sakulaxxxxさん

飛行機が出す排ガスが雲になる→×
飛行機が出す排ガスがもとになって雲ができる→○


上空で、湿度が100%を越える状態になっているにもかかわらず、
雲ができない状態を過冷却状態といいます。
そこへ飛行機が飛んで、燃料の排ガスを出すと、
その排ガスに過冷却の水蒸気がくっついて微細水滴や微細氷となり、雲を作ります。

寒い日に息を吐くと白いのができますね。
息の中の水蒸気が冷やされて水滴となり、白く見える。
このとき、水蒸気は目に見えないような空気中の塵(チリ)にくっついて水滴になるのです。
南極では、チリが殆どないから、吐く息が白くならない。
白くなった吐息は、水滴がすぐに蒸発してあっというまに見えなくなりますけど。

水蒸気が水滴になる原理は同じですが、
飛行機雲ができる過程は、吐く息が白くなるのとはまったく別物です。
すなわち、飛行機が出す水蒸気で雲ができるわけではありません。

上空の高いところは気温が低く、また、地上付近と違って大気が比較的安定していますから、
微細なチリやほこりが少なく、雲になろうにもなれない過冷却状態ができやすい。
そこを飛行機が通ってチリやほこりをばらまくと、
それらを核に水蒸気が水滴に変わり雲になる、というわけです。

人工雲も飛行機と同じ原理です。
過冷却の空気中に沃化銀のほこりをまきます。
すると雲ができる。当然ですが沃化銀だから水蒸気とは異なる。
過冷却はいつもおこるわけではないので、
実際には飛行機雲ができないことの方が多いですよね。



と、言う訳で、飛行機雲は、‘過冷却状態の空中’にしか出来ないという。

それでは、この写真の空中の温度が本当に‘過冷却状態’かどうかをど素人ながら、計算して見たい。

この時必要な‘知識’は、空気中の温度は、或る限られた高度の範囲(地上20,000mまでぐらい)では、100m高度が増すにつれて、0.6℃気温が下がって行くと言う常識である。

例えば、真夏の富士山の山頂は8℃くらいだという。

この常識を頼りに計算して見ると次のようになる。

(-0.6℃/100m)× 3,776m = ー22.7℃

つまり、海抜‘0m’の地表面よりも富士山の頂上は、22.7℃低い事になる。

その海抜‘0m’の地表面の気温が、30.7℃だとすると、富士山の頂上は、8℃ と言う訳である。

この‘単純な’計算法で、上の写真にある飛行機の高度での気温を計算すると次のようになる。

勿論、この場合の高度を仮定せねばならないが、通常の安定飛行高度の約10.000mよりも少し低いと思われる。成田空港を出発してまだ10分も経っていないだろうから。

そこで、高度:7,000m と仮定。

その高度での気温計算式は次の通りとなる。

① 地上の温度からの低下温度:

  (ー0.6度/100m)× 7,000m = -42℃

② この日のこの時間の地表温度:28.5℃

従って、7,000m 上空の気温:

   28.5℃ +(-42℃)= ー13.5℃

これじゃあ、‘過冷却’になっている訳で、飛行機雲が出る訳だ。

それでは、逆に‘飛行機雲’を見つけたら、その飛行機の‘おおよその高度’を言い当ててみる計算式を。

過冷却だから、-10℃と仮定する。上の計算式でもうお判りだろうが、次のようになる。

言い当てようとする飛行機の高度を‘X’とし、その場合の地表気温を‘Y’とすれば、次の式が成り立つ。

過冷却の状態の高度‘X’mの気温は、

ー10℃ = (地表気温‘Y’℃)-(‘X’mまでに下がる温度)だから、

-10℃ = ‘Y’℃ -(-0.6℃/100m)בX’m

∴ ‘X’m = (ー‘Y’℃ー10℃)×(100m/-0.6℃)

つまり、

夏の季節で、Y=30℃の場合、

‘X’m = (-40℃)×(-166.7<m/℃>)

     = 6,668m

となって、「地表面の気温に10℃を足して、それに166.7を掛ければ、その高度が出る」と言う事になる。


冬の季節だと、地表面の気温が10℃だと仮定すれば、その高度は、

‘X’m = (-20℃)×(-166.7<m/℃>)

     = 3,334m

となって、冬は飛行機の高度が低くても‘飛行機雲’が出る計算となる。




さてさて、飛行機雲の件はこの位にして、肝心の‘月の出’はどうなるのか?

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17:46

東の空がやはり不安である。

この写真を見せて「夕刻の写真。今カメラ目線は‘東’か?それとも‘西’か?」の質問をしたら、99%の人が「西」と答えるに違いない。

だって、光の‘光源’と思われる‘一点’から‘放射状に光が発射されている’から、夕方なら‘西’に決まっていると普通は考えるに違いないからだ。

でも「それが設問なら、答えはきっと‘東’」と答える人が1%は居るかもしれない。そんな人は、単に‘天の邪鬼’と言うのではなく、受験術に馴らされてしまった人か、或いは‘クイズ王’の成れの果てなのかもしれない。

こんな風に‘何でこんなことが起こるのか?’説明出来ない事が多い。これもきっと‘西側にある雲の様子’と係わりがあるのだろうが、私にはその理由がまだ判ってはいない。

勿論、答えは「東」である。

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17:48

九十九里漁業協同組合の文字が見える。漁港のそばには、ちゃんと‘冷凍設備’が備わっている。

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17:50

この飛行機も何処の国へ行くのだろうか?

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17:54

西の空はもう真っ赤に染まっている。月の出まで、あと75分。それまでに‘一杯’と言う事になった。

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18:25

前回来た時には、名物の‘いわし’の刺身。従って、今回は‘あじ’。これがまた、いわしに劣らず‘絶品’。遂に‘生ビール’3杯。

うっかりすると、19:10の‘月の出’を忘れてしまいそう。でもでも・・・。

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19:13

遂に‘月の出’の時刻を過ぎてしまった。やはり外海のあの水平線の‘青’は、青空の‘青’ではなかった。雲が反射していた‘青’だったのである。

残念だが、明日の‘月の出’に賭けるしかない!

因みに、先程の‘月の出’検索ソフトで、9月4日の月の出時刻を見てみると

    19:43(±2)

という。

果たして、明日は水平線は‘晴れ’なのであろうか?

(つづく)





















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[2012/09/05 06:49] | 観光 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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