朝露の頃
2012年も9月の中旬に入ったが、まだ気象情報での最低気温は、25℃を下回る日は少ない。しかし、この気温は‘百葉箱’の中の‘気温’と決められているから、実際に感じる気温とは10℃以上の開きがあることも稀ではない。

例えば、気象庁発表の気温が36℃という時。それはそれで‘暑い’。しかし、アスファルト上での実測値は50℃を越しているというTV中継を見た人は多いだろう。

これは、気温が低い時、すなわち‘寒い’場合には、マイナスの方にシフトする。例えば、最低気温が‘+3℃’と発表されているのに‘霜が降りている’事は誰でも経験があるに違いない。

‘0℃’以下にならなければ、‘原理的に’不可能であることは誰しも判っている。だから、例え‘百葉箱’の中が‘+3℃’であっても、地表面では‘0℃’以下になっていることを物語っている。これまでの経験からすれば、気象庁発表の最低気温より地表面の温度は‘4℃’低いと思っていいようだ。だから。最低気温が‘4℃’以下では‘霜が降りる’。

しかし、気象関連の人達も気温の表現・表記の仕方は、一旦決めた以上‘定義’をそうそう簡単には変えられないのだろう。データに継続性がないからというのも一つの理由であろうが、本当のところは、実は適切な‘定義の仕方’が見つからないからであろうと思われる。

それ程、地表近辺部分の‘温度の地表からの高さ依存性’が強過ぎる。

と言う事は、赤ん坊の乗っている‘乳母車’の、‘その赤ん坊の高さ’は、‘大変危険’と言う訳だ。しかし、それに気が付かない母親が多いのか、それとも‘乳母車製造メーカ’が無責任なのか知らないが、一向に改善される気配がない。

そんな訳で、最低気温情報とは違って‘外はもう秋’である。ただし、これは周りが‘田圃’と草の生え放題のまばらな新興住宅地だからであろう。

夜も22時を過ぎると玄関のドアや窓を閉めないと寒い位である。

今朝、我が家の玄関前での‘御来光’までの時間に撮影した風景。

9月1日から、‘満月の水平線からの頭出し’を撮影しようと頑張ったが、遂に果たせなかった‘月’が、夜明け前の青空に輝いている。

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5:22

肉眼ではよ~く確認出来るのだが、この写真では・・・。

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5:22

望遠で拡大して見ると、9月1日が満月だったから、10日が過ぎている。下弦の月も通り過ぎて‘逆三日月形’になっている。

月の満ち欠けサイクル01_cycle_l
http://88d.jp/feature01/feature1.html

この図から言えば、9月11日は、‘25日’の月に当たる。次の満月は、‘19日’後の9月30日。‘中秋の名月’である。  この時こそ、‘満月の水平線からの頭出し’を撮影をするチャンスである。曇りや雨にならぬよう祈るのみだが、果たして・・・。

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5:24

我が家には‘ブーゲンビリア’が2種類ある。此方の写真の方は色が薄い。

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5:24

此方が色の濃い方である。 でも聞くところによると、この‘赤い’花びらのように見えるのは、実は‘花びらではない’らしい。

http://happamisaki.jp-o.net/green/others/bougainvillea.htm

ブーゲンビリアの花bougainvillea04

ブーゲンビリアの花は鮮烈でとても目立つ美しい色をしています。花といっても厳密には花びらではなく苞の色です。 苞の中に小さな花のようなものが突起していますが、これは花の萼になります。ブーゲンビリアに花びらはなく、同じオシロイバナ科のオシロイバナにも花びらはありません。ブーゲンビリアは中南米に14種類ほどがあり、つる性の低木で結構鋭い刺があるものが多いです。最近では斑入り種類も出回っています。中南米が原産ですが、沖縄や東南アジアにもよく植えられています。本来生息地では年中咲いている花なのですが、日本の夏は暑すぎる事と長日条件になる事もあって、夏は花が咲き難くなるようです。



http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%90%BC
(がく、蕚は異体字、英: calyx[1])とは、植物用語の一つで、花冠(花弁、またはその集まり)の外側の部分をいう。ひらがな書きで「がく」とすることも多い。萼の個々の部分を萼片(がくへん、英: sepal[1])という。多くの場合、花弁(「花びら」のこと)の付け根(最外側)にある緑色の小さい葉のようなものが萼である。萼は花全体を支える役割を持つ。
また、果実に残り付いている萼は、蔕(へた)と呼ばれることがある。


‘へた’と言って戴けると判り易い。‘ナス’を思い浮かべれば一発で理解出来るから、‘へたな’説明より余程判りがいい。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8B%9E
(ほう)とは、植物用語の一つで、花や花序の基部にあって、つぼみを包んでいた葉のことをいう。苞葉ともいう。また個々の苞を苞片という。
多くの場合、普通の葉より小さくて緑色をしたものである。しかし、花弁(「花びら」のこと)や萼に見えるような植物もある。逆に葉としてよく発達し、本当の葉の方が退化している例もある。



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5:24

これで、ブーゲンビリアの‘花’‘萼(がく)’‘苞(ほう)’の区別がついた。

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5:29

http://www.geocities.co.jp/col
legeLife-Labo/6084/jukujikun.htm

「百日紅」と書いて「さるすべり」と読む。漢字と読み方がまるで対応していない。このような、二文字以上になって読み方が確定する訓読みを「熟字訓」という。熟字訓の例は、「田舎」「土産」「海老」など日本語にはたくさんある。

 「さるすべり」は、高さ5メートルほどの木である。夏を中心に花を咲かせる。花は白いものもあるが、赤いのが一般的で、原産地の中国では、次から次へと花を咲かせ、百日にもわたってどこかに花を咲かせているので「百日紅」と呼んだ。しかし、日本ではその幹がつるつるしているので、木登りの上手な猿でさえ登れないということで「さるすべり」と呼んだ。猿が聞いたらなめるなよと思うであろう。「百日紅」は中国語であり、「さるすべり」は日本語であって、それぞれ目のつけどころの違う名づけ方をしている。しかし、考えてみれば日本における漢字の使われ方はすべてこれと同じである。「花」はもともと中国語を示す文字であり、「はな」は日本語である。「百日紅」にせよ「花」にせよ、文字表記は中国語であり、読み方は日本語なのだから、文字が一文字か三文字かということに大した違いはない。


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5:30

二つのブーゲンビリアとサルスベリと・・・。

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この風船蔓(ふうせんかずら)は、見事だった。そろそろ下の方から風船の色が茶色くなってきたが最上部には未だ‘花’が咲いている。

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5:34

まだ5時半を少し回ったばかりというのに、‘蚊’も‘宵っ張りで早起き’である。二匹が同時に止まった。

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5:35

これは何と言う名前の花か知らない。朝露が付いている。

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5:37

御来光は、いよいよ我が住宅地域にも顔を出し始めた。5:37である。

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5:38

この敷地内の最も南側にある瀟洒な住宅も朝日を一杯に浴び始めた。引っ越してきた時から、ここを‘外房の軽井沢’と勝手に呼んできたが、‘無粋な’電柱さえなければ、そんな気がする。「・・でんちゅうなるしろものなかりせばとおぼえしか・・」である。兼好法師ならきっとそう表現するに違いない。そうでしょう、ねえ師匠?

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5:39

この光景を見るのが今朝の最大の目標。やっと見つけられた!

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5:39

我が家には未だ御来光は届いていない。

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5:42

でも、もうそろそろに違いない。辺りの空気は、ピ~ンと張り詰めて来た。清々しいい一瞬である。

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5:43

この写真は、我ながら‘傑作’である。草や葉っぱの上には水が溜まらないように出来ている。それは何故か?
植物の‘根っこ’が水を欲しがるからである。

本来植物は、炭水化物をつくるために、‘葉緑体’を太陽にさらすための‘草や葉っぱ’を持っているが、そこには‘水分’は必要ないのである。むしろその‘葉緑体’付近には水分がない方がいい。何故なら、水分があれば‘蒸発’が起こって‘蒸発熱’のために‘葉緑体’付近の温度が下がってしまって、炭水化物をつくるための‘炭酸同化作用’の反応が遅くなってしまうからである。

そのため‘葉緑体’を持つ‘草や葉ぱ’は、その表面に‘産毛(うぶげ)’を生やして、その産毛の作用で‘はっ水性’を確保して、水が来れば、その水を‘まんまる’の水の塊にして自分の根元に落下させるという‘特技’を持っている。

そんな訳で、‘朝露’が出来て、何となく‘風情’が生じるという事になる。
これも‘夜明け前’の微動だにしない無風状態だから、ほぼ満丸に近い朝露が滑り落ちずに‘一瞬の間’だけ見れる時間帯なのである。

したがって、どうしても御来光の前に‘この素晴しい一瞬’の間に‘朝露を探す’必要があったのだ!

みごと成功! 従って、この写真は‘私の宝物’という訳である。

もう一枚の朝露の「5:39の写真」は、そんな意味で価値が低い。水が草の表面で‘玉っころ’になっていないからである。

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5:43

これは‘葛の花’。残念ながら今年亡くなられた「ちい散歩」で有名な、あの地井武男さんが嫌いな植物だった。
どんな植物の上にも‘這い登り’、その下の植物から‘太陽の恵み’を奪い取ってしまう性質があるから、あの優しい地井さんには向かなかったのだろう。

でもこの葛の生命力が買われて、‘砂漠化防止’対策用植物として活用が計られる見通しだと言う事も聞いている。世の中上手くしたもので、みんな悪いことだらけ、というのもないということらしい。

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5:55

玄関先の‘郵便受け’の上にも朝露があるが、草の上の露に比べれば、余り面白いものでもない。

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5:56

そろそろ秋口だというのに、この玄関先の木は、初春のように‘新芽’が出ている。この木にとっては普通のことなのか?それとも異常気象のなせる業なのだろうか? 今迄気付きもしなかった。

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5:57

玄関から見える‘借景’の杉の木のてっぺんに‘鳥’がいる!

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5:57

望遠で拡大。

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5:57

いやいや、立派な‘アオサギ’である。

アオサギ
http://torimiyuyu2008.web.fc2.com/aosagi.htm

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82
%A2%E3%82%AA%E3%82%B5%E3%82%AE

アオサギ

全長88-98cm。翼開張150-170cm。体重1.2-1.8kg。上面は青みがかった灰色の羽毛で被われ、和名の由来(漢字表記の蒼はくすんだ青色のことも指し、中国語名と同一)になっている。種小名cinereaは「灰色の」の意で、英名(grey)と同義。また淡灰色の長い羽毛(飾羽)が混じる。下面は白い羽毛で被われ、胸部の羽毛は伸長(飾羽)する。頸部から胸部にかけて黒い縦縞が入る。頭部は白い羽毛で覆われ、眼上部から後頭にかけて眉状の黒い筋模様(眉斑)が入る。後頭は眉斑と繋がるように黒い羽毛が伸長(冠羽)する。雨覆の色彩は灰色で、初列雨覆や風切羽上面の色彩は黒い。人間でいう手首(翼角)の周辺には2つの白い斑紋が入る。雌は雄に比べるとやや小型で、冠羽と飾羽が短い。
虹彩は黄色。



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6:14

お馴染みの‘集団移動’をしたカニさん達。朝食のご様子。

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6:21

此方は、御来光のお出まし遊ばされる東の空。枝の先に‘トンボ’が何匹か止まっているのが見える。

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6:23

此方は、我が家の二階の屋根に止まっている‘トンボ’。もうここには御来光が既に・・。

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6:24

もう、玄関まであと一息。

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6:28

御来光直前の東の空。‘トンボ’は動こうともしない。よ~く見ると‘蜘蛛の巣’も見える。静かな中に人間の知らない昆虫や小動物の‘死闘’が有るのかも知れない!(註:蜘蛛は昆虫ではない!)

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6:31

遂に我が家にも‘御来光’が・・。6時31分。

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6:31

望遠での御来光。

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6:38

玄関も一挙に明るくなった。直物は当然としても、建物まで生き生きとして来た。やはり‘太陽’は、凄~い!

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6:43

こうして、やっと平穏な一日が始まった。

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6:52

朝食を終えたのか、カ二さんが一匹、我が家へお散歩に。

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6:52

まぁ平和な陸の孤島・千葉県茂原市千沢の一日の始まりである。

そろそろ本格的に涼しくなって呉れればこれに越したことは無いのだが・・・・。




























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