地球の巨大地震と‘太陽の黒点’との関係
まだまだなかなか復旧・復興が進まない2011年3月11日の東日本大地震。

そして、新しく発表された‘南海トラフ巨大地震’予測。日本は一体どんな手を打つべきなのか?

南海トラフ震度
http://mainichi.jp/graph/2012/08/30/20120830k0000m040001000c/001.html
2012年08月29日

3・11の約半年後に、九州大学・宇宙環境研究センターが、‘太陽の黒点’と‘地球の地震’とに何らかの関係があるという見通しを発表している。

http://technews.blog42.fc2.com/blog-entry-1448.html

太陽:黒点少ない時期、巨大地震頻発 九州大宙空環境研が分析

太陽の黒点数が少ない時期ほど巨大地震の発生頻度が高いことが、
湯元清文・九州大宙空環境研究センター長(宇宙地球電磁気学)のチームの分析で分かった。
東日本大震災も黒点数が少ない時期に起きた。
太陽の活動が地球内部に影響を及ぼす可能性を示す成果として注目される。
11月3日から神戸市で開かれる地球電磁気・地球惑星圏学会で発表する。

太陽の黒点数は約11年周期で増減を繰り返し、地球大気の状態を変化させている。
チームは地球内部にも何か影響を与えていると考え、1963~2000年の太陽の黒点数と、
同時期に発生したマグニチュード(M)4以上の計32万7625回の地震との関係を調べた。

その結果、M4・0~4・9の地震の65%が、太陽黒点数が最小期(約2年間)の時期に起きていた。
M5・0~5・9、M6・0~6・9、M7・0~7・9でもほぼ同じ割合だったが、M8・0~9・9では、
28回発生した地震の79%が最小期に集中していた。また、黒点数が少ない時期には、
太陽から吹き出す電気を帯びた粒子の流れ「太陽風」が強まる現象が毎月平均3~4回あるが、
その現象時に、M6以上の地震の70%が発生していた。

太陽風が吹き荒れると、地上の送電線に巨大な電流が誘導され、大規模停電を起こすことが
知られている。湯元センター長は「太陽と地震の活動をつなげる要素は不明だが、地震の謎を
解明する手がかりにしたい」と話す。【田中泰義】
毎日新聞 2011年9月26日 東京朝刊


太陽の黒点とは?

太陽の黒点-2
http://news.ameba.jp/image/20110819-138/
太陽の「黒点群」:NASAの太陽観測衛星SOHOがとらえた2009年9月の黒点群。 Image courtesy SOHO/ESA/NASA

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E9%99
%BD%E9%BB%92%E7%82%B9


太陽黒点(たいようこくてん、英: sunspot)とは、太陽表面を観測した時に黒い点を散らしたかのように見える部分のこと。単に黒点とも呼ぶ。実際にはこの部分も光を放っているが、周囲よりも弱い光なので黒く見える。太陽黒点は、約9.5~11年毎に増減を繰り返している
黒点が暗いのは、その温度が約4,000℃と普通の太陽表面(光球)温度(約6,000℃)に比べて低いためである。発生原因は太陽の磁場であると考えられている。
黒点は太陽の自転とともに東から西へ移動する。大きな黒点群の中には太陽の裏側を回って再び地球から見える側に出てきても消えていない、1ヶ月ほど存在する寿命の長いものがある。

名称

黒点の中の特に暗い部分を暗部、暗部を取り巻くやや明るい部分を半暗部と呼ぶ。また、黒点はしばしば複数個が集まった状態で現れることが多く、このような黒点の集まりは黒点群と呼ばれる。黒点群は黒点の集まりのことを指すが、黒点が1つしか見えない時でも「黒点群」と呼ぶ。

黒点群は、その形態によって分類がなされている。大きく分けると「双極性黒点群」と「単極性黒点群」があり、双極性黒点群は黒点が東西に広がっていて、群の東側と西側に比較的大きな黒点があるものである。この形態は多くの黒点群に見られる。単極性黒点群は極が1つしかない黒点群で、双極性黒点群の片方の極が消失したものである。黒点の多くが「先行黒点」と「後行黒点」と呼ばれる2つの黒点が東西方向に並んで現れ「黒点対」と呼ばれる。
黒点は数の少ない「黒点極小期」に南北の緯度30度付近に現れ、次第に数を増しながらやがて「黒点極大期」には緯度15度付近に多数出現する。黒点が多く出現する北緯40度から南緯40度までを「黒点帯」と呼ぶ。
黒点群の細かい分け方にはチューリッヒ天文台の分類があり、東西の広がりなどによりA型、B型、……、J型などと9種類に分けられている。このような分類は、黒点群の活動度を調べる上で重要である。

太陽黒点の周期 520px-Ssn_yearly
太陽黒点の400年間の歴史。黒点の数をウォルフ黒点相対数(en:Wolf number)の値で集計したもの。1790年から1820年はダルトン極小期(en:Dalton Minimum)、1645年から1715年はマウンダー極小期(en:Maunder Minimum)

1843年にドイツの天文学者ハインリッヒ・シュワーベが初めて黒点の数がおおよそ10年周期で増減をくりかえしていることを発見した。この増減は太陽活動と密接な関係がある。1755年から始まる活動の山をサイクル1として、2011年現在はサイクル24に入ったところである。

発生原理

黒点は太陽磁場によって生み出されていると考えられている。

太陽磁場

太陽の回転に伴って太陽内部には数十億アンペアの電流が発生している。これによって1ガウス程度の強力な磁力線が南北方向に発生する。太陽の回転は32日で1周する高緯度地帯より27日で1周する低緯度地帯の方が速く、赤道部の動きに引きずられて南北方向の磁力線も東西赤道部に巻き付くようにズレてゆく。緯度によってことなる回転から生じたズレは半年後には赤道部で1周し、3年後には磁力線も6周ほど巻き付いてしまう。こうして何年もの間に東西赤道部を中心に引き伸ばされ狭い範囲に平行して走り密度を増した磁力線は互いに反発しあい、部分的に光球面から浮き上がり、コリオリの力を受けてねじられる。黒点の磁場は数千ガウスにもなる。

黒点発生

東西方向に並んで現れる黒点対は太陽磁場が光球面から飛び出た後で戻ってゆく経路に発生していると考えられている。強い磁力線によってプラズマガスの対流が妨げられるため表面温度が下がると考えられている。

太陽黒点と電波伝播

地球の電離層は、太陽黒点の数に影響を受ける。短波帯以下の電波伝播は電離層の影響を大きく受けるため、無線の通信状態も大きく影響を受ける。独立行政法人情報通信研究機構・宇宙天気情報センターでは観測された黒点数を「指数」(SSN:Sun Spot Number)として発表している。

太陽黒点と地震の発生

太陽黒点が少ない活動極小期に巨大地震の発生頻度が上昇することが、九州大学宙空環境研究センターの分析結果によって指摘されている。分析データは1963年から2000年のもので、約11年周期で訪れる太陽黒点数最小期(いわゆる「サイクルn」の逆の時期)の2年間にM4.0~4.9の地震の65%が発生、M5.0~5.9、M6.0~6.9、M7.0~7.9でもほぼ同様の割合だったが、M8.0以上の巨大地震に至っては全28回のうち79%が最小期に発生していた。また、太陽黒点が少ない時期における月3~4回の強い太陽風発生時には、M6.0以上の地震の70%が発生している。なお、2011年の東北地方太平洋沖地震も太陽黒点が少ない時期に発生したものである。太陽黒点の減少で巨大地震が増加する原因は現時点では不明だが、この分析結果から太陽活動が地球の内部にまで影響を及ぼしている可能性がある。


また、こんな統計処理まで出現している。
太陽の黒点の数と経済
http://plaza.rakuten.co.jp/OmMaNiPadMeHum/diary/200810030000/

http://plaza.rakuten.co.jp/OmMaNiPadMeHum/diary/200810030000/
太陽黒点活動と景気循環との連動については、限界効用理論の提唱者の一人として有名な経済学者、ウィリアム・ジェヴォンズが1876年に、科学雑誌『ネイチャー』に「商業恐慌と太陽黒点」という論文を発表している。 

‘太陽黒点が少なくなると経済活動が落ち込む’ことを発見したのだ。

上のグラフは太陽黒点数とアメリカの非農業部門生産指数を表しており、驚くほど一致していることが分かる。

現在の世界経済市場の大混乱は太陽の黒点の減少がもたらす必然である可能性が高い。



約11年の周期で、太陽の黒点の増減がやって来る。と言う事は、地球の巨大地震と経済も、この太陽の黒点に一番影響されているという事になる。この事実にもう少し信憑性が出て来るなら、対処の仕方が随分楽になる。

一番‘しんどい’のは、何をするにも‘予測が立たない’事である。

この2~3年、無事に巨大地震の動きが止まっていて呉れれば、その先数年以上は多少安心して生活が出来る、という保証が欲しい。

南海トラフ巨大地震は、明日にでも起こるかもしれないとの不安があったが、これなら少しは安心、ということになればいいのだが・・・。

太陽の黒点^1
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2010083101
August 31, 2010
 ニュージャージー工科大学の新型望遠鏡ニュー・ソーラー・テレスコープ(New Solar Telescope)で撮影された太陽の黒点(7月2日撮影)。8月下旬公開のこの画像は、可視光下で最も詳細に黒点の様子をとらえているという。
















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[2012/09/16 14:58] | サイエンス | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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