月の砂漠と大多喜城
2012年10月17日(水)10:00、お客様をお連れして‘外房’では少ない観光地の一つ‘月の沙漠’へ向かった。

我々も外房へ引っ越してきて、案外観光地の少ないのに驚いた。観光地の数としては沢山あるのだが、その‘規模’という観点からすると‘観光地’としての条件が整っていない。

例えば、駐車場の規模である。台数がそんなに多くは無い。これも‘痛し痒し’で、余り観光客が多くないから、そんなに大規模の駐車場は必要ないとして‘小規模’にしておくと、‘駐車場が狭いから’あそこは避けようという事になって、観光客が減るから、益々駐車場が狭くてもいいという事になって‘悪循環’が始まるという訳である。

その影響は、周辺の‘ホテル’や‘食事処’や‘土産物店’にも及んでしまう。

観光客を呼ぼうとすると、先ず‘その地の将来の規模’のことを‘先ず第一に考慮’して、‘観光事業計画’を作ることが必要だと思われる。決して行き当たりばったりで、「先ずは様子を見よう、本格的計画はそれからだ!」という無責任計画は多分後々まで禍根を残すこととなるに違いない。

外房のスポットは、どうやらこの悪循環にみんな陥っているような気がしてならない。そして、このことに担当者が気付いていないのである!

そして、また行政の責任者(知事・市長・町長・村長)が自分の範疇のことしか考えない!連係プレーでしか観光客は呼べないのに、誰かが‘リーダー’となって観光の名所に仕立てようとする気概のある人材がいないのだろう。東京という日本最大の‘消費者’の奥座敷というのに・・・。

タレントの千葉県知事にも弊ブログでお願いをしたことがある。あなたがリーダーなんですよ!と。
このままでは、‘じり貧’状態が続くだけで、観光客なんて全くいなくなるような気がする。


さて、11:25、お目当ての‘月の沙漠記念館’前に到着した。

月の沙漠記念館

http://www.town.onjuku.chiba.jp/sangyoukankouka/
shisetsu/tsukinosabaku_kinenkan/tsukinosabaku_kinenkan_01.html

月の沙漠記念館とは

「月の沙漠記念館」は、御宿をこよなく愛した詩人加藤まさをの作品や資料の展示・公開をはじめ御宿にゆかりのある文人や画家たちの紹介等、御宿の再発見と新しい文化の創造を目指して建てられた夢とロマンあふれる記念館です。


でも何だか様子がおかしい!

車が何処にも止められないのだ。海岸線の道路には、多分‘違反駐車(?)’と思われる車が、そう3~40台。どうやらサーファーの人達らしい。

この海岸通りをぐるりと一回りして、周りを見渡したが駐車場がない!そりゃあそうなんだろう。これだけこの辺の事情に詳しい筈のサーファー達が、路上での違反駐車をしているという事なんだから・・・。

我々は何とかして駐車場を見つけて‘月の沙漠記念館’を見たかった。東京からのお客様をわざわざお連れしたのだから・・・。

海岸線をそう、約1km位は走って左折して月の沙漠記念館の入り口付近に戻ってきた。上の写真の向かって左側の付近にである。

この記念館に「お宅の駐車場は、どこ?」と聞く積りで私が車から降りた。

入口へ来て見たが、どうやら閉まっている様子。表玄関へ来て見て驚いた!

なな、何と、本日は‘休館日!’

張り紙案内には‘水曜日は休館’と書かれている!

これには少々驚いた。この調子では、上述した通り、‘自ら観光客を拒否している’格好になってしまっている。
観光地は‘一日たりとも休んではいけない!’ こんな原則さえ守られていないのだ!

勿論、この‘月の沙漠記念館’の経営は、御宿町である。

担当区分:産業観光課(商工観光班) tel0470-68-2513 だそうであるから、いわゆる‘お役所仕事’なのだろう。いわゆる‘お役人’という人達は、お客が来ようが来まいが、自分の給与が貰えればそれでいいのである。何か企画を立てて予算を取って実行して失敗でもしたら‘首が飛ぶ’ことを恐れて誰も‘新企画’を言い出さないのだ!

さらに、新人が‘新企画’を提案したとしても‘その上司’が「やめとけ!」という。

上司が‘やめとけ’というには2つの理由がある。その第一は、それを認めてやらせて失敗した場合の責任を左遷ということで自分が取りたくないからである。第二は、後輩が自分より優れていることを周囲に見せたくないからである。つまり‘出た杭’を打つのである。

そんな理由から、‘お役所’では‘失敗しない人’が偉くなっていく。‘絶対に失敗しない方法’、それは‘何もしない事’である! そんな訳で、お役所は何もしないのである。

復興庁は、人事を間違えているので‘本来のお役所’になり下がってしまっているから、一年七カ月以上も経っても何も出来ないのである。お役人は、予算の割り振りさえ出来ない。何故なら、割り振りは‘責任のある仕事’だからである。責任の無い仕事、つまり誰かから言われたら‘その通りに’やる。自分の責任ではないと言い張るためである。

ここで改めて言っておきたい。上司から言われたからいやいやながらに給与を稼ぐために行なう‘動作’は‘作業’という。例え上司から言われたことでも‘自分なりに考え、新工夫を加えて自分の責任で行なう’‘動作’を‘仕事’という。

そういう定義からすると、お役所は‘仕事’をしていなくて、‘作業’をしているという事になる。それなら‘ロボット’と同じである。

一刻も早く‘月の沙漠記念館’の経営は民間人に任せた方がいい! お役人は‘それさえ’言い出せないのである!‘何故か?’自分達の仕事がなくなって給与が貰えなくなるからである!

そんな訳で、観光バスもやって来てはいたが、誰も記念館には入れない!

画像ー61 013-2
観光バスから降り立った人達は、多分バスの中でガイドさんから‘今日は記念館は休館’という事を聞いていたのであろう、愚痴をこぼしているようには見えなかったが、虚しく‘鯉’を見るだけ!

画像ー61 018-2
この鯉はでっかく、大きい物は約7~80cm位はありそうだ。

画像ー61 016-2
餌は誰がやるのか、それとも鯉任せなのだろうか?

休館日に申し訳ないから‘鯉でも見て下さい’という‘お役人’の企画だろうか?これなら‘失敗しても’誰も責任は取らなくて済みそうだ!

われわれも、彼らと一緒に、すまなさそうな顔をしている王子様と御姫様をみて早々に立ち去ることとした。

画像ー61 004-2

画像ー61 007-2

画像ー61 008-2

(つづく)

次回は、‘大多喜城’へ・・・。


























スポンサーサイト
[2012/10/17 22:00] | 観光 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
<<月の砂漠と大多喜城(その2) | ホーム | 江戸ものしり考証>>
コメント
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバック URL
http://kissyarita.blog.fc2.com/tb.php/303-64273c4b
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |
designated by FC2