仏画ことはじめ:京惠さんの挑戦
一点集中の‘行’は、精神の安定を招き、心の動揺を鎮める効果がある。

これを実践するには‘気力’と‘持久力’が必要であるだけに、安穏として暮らしたいと思っている初老の人達は、そんなに無理をして過ごすより、‘の~んびり’過ごせばいいわ、と思ったりして、この‘行’を敬遠しがちである。

そうすると、何事にも関心が亡くなって、人生に‘ハリ’が無くなり、認知症やその他の病に罹り易くなったり、第一何のために生きているのか判らなくなったりして、自ら残りの人生の楽しみを‘放棄’してしまうような勿体ない生き方になってしまう場合が多い。

食べて行くのに困らない程度になったら、これからが人生の再出発であり、‘待ってました!’とばかり余り費用のかからない‘趣味’に専念することだ。

食事をすることを忘れるぐらい熱中すると‘一人前の人生愉快派’になれる。

御近所にそれを始めた人がいる。‘京惠’さんである。勿論本名ではない。歴とした普通の奥様本名は別に或る。

元々、色々な趣味を御持ちなのだが、今度、御近所に引っ越しをしてこられた或る有名な先生の‘仏画’に興味を持たれ、先生の勧めもあって、一から‘仏画’を習い始められたという。

御歳は、もうそろそろ60歳代を目出度く御卒業というから、これまた大したもんである。

その意欲は、仏画を1枚も描く前から‘雅号’を先生に付けて頂いたことで判る。
そう、まだ1枚も仏画を描きもせずに‘雅号’だけは上述の通り‘京惠’といういい雅号をまず先にお持ちになったという事は、その意気込みが判るというものだ。

そう聞かされて、これにも私は少し吃驚した!

それにしても大した‘勇気・度胸’である。何も他人に見せるためではない、と仰る。その証拠に、つい最近はじめられた‘習作’から拝見することが出来た。

他人様に‘どうだ!’と見せたがる人程‘出来がいいと自分が思うまで’絶対に他人に見せたりはしないものである。
60歳代を御卒業になられる事もあってなのかもしれないが、そんなに他人を意識したって始まらないとの‘境地’に達しておられるのであろう。

私のブログで、習作の第1作目から、御紹介して行きましょうか?との提案にも気楽に‘どうぞ!’と仰って戴いたのである。嬉しいではないか!

そん訳で、彼女の‘仏画’の最初の最初から、このブログが続く限り、また彼女の作品が出来る限り、この弊ブログでその‘上達の記録’を掲載して行きたいと考えている。

勿論、京惠‘画伯’の許しがあれば、完成品だけでなく製作途中のものまで、気の向くままこのブログに掲載したい。
これがブログの良さである。

そして師匠である有名な(匿名)先生からの批評も出来れば掲載したいと思っているが、果たして、いつまで続けることが出来るであろうか?

前置きが長くなったが、先ずは作品(1)から・・・。

仏画(1)
<作品(1)>の頭部

仏画(2)
<作品(2)>の頭部

作品(1)と作品(2)を見比べて欲しい!明らかに上達が見られる。私のような全くのど素人にも、その‘上達’の具合が見て取れる。

1作目と2作目の時間差は、およそ1週間。たったの1週間での進歩は大したもんである。

‘進歩曲線’と言うものがあるとしたら、最初の立ち上がりは多分急勾配であろうが、それからの伸びはそんなに急峻ではなく更にスランプが来るから、そう簡単ではないに違いない!

それにしても、この2作目は、ど素人の私が見ても‘よ~く出来ている!’

画像ー64 004
<作品(2)>の全体。しかし、まだ絵付けが十分に出来ていなくて70%の完成だそうだ。その証拠に、まだ‘雅号印’は押しておられない。

今後これが完成すれば、またこのブログに掲載させて戴く約束である。

(つづく)












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[2012/11/27 00:09] | 芸術 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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