選挙公示と政党乱立に加えてもう一つの政党(その1)
昨日(2012年12月4日)、先般の衆議院解散の後を受けての‘衆議院議員総選挙’の公示が行なわれた。

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http://knk-n.com/

御承知の通りの政党乱立である。この弊ブログで何度も取り上げさせて貰った通り、‘政党政治の破綻’と‘その終焉’が徐々に現れて来た証拠である。

「どの党を選べばよいか迷ってしまう」という、情けない意見が多く聞かれるのに対して、‘政治評論家’気取りのおじさん達もようやく口を開き始めた。

「‘政党’というより、‘信頼出来る人’を選べばいいのです。何故なら、マニフェストは守られないし、途中で変えられるからで~す。」という。

そうでしょう!そうでしょ~う! 私が何度も指摘して来た通り、政党ほど自由を束縛するものは無いし、政党政治が政治家を駄目にしてしまうのだから・・。

それは何故か?

政党に入っていれば、方針は‘政党執行部に一任’だから、その政党に属して当選したら、自分の意見通りに行動出来ないのだ!

各種の何百という立法案件に対して、国会議員の意見がいつもいくつかに分けられて同じという事にはならない、これはいみじくも‘橋下市長’仰せの通りである。

一つ一つの案件に対して、それぞれの国会議員各人が、己の思う通りに意見を言い、それに賛成すればいい。

ほとんどの今の選挙制度で当選してきた国会議員は、‘当選すること’が目的で出馬した人達であるから、自分の意見を持ち合わせてはいない。何故なら、自分の意見を持ち合わせなくていいからだ。その党の幹部の言う通りに‘起立’さえすればいい。自分の考えを持たなくていいのである。もっと言うと、自分の考えを持ってはいけないのである。持って違う意見を言えば‘造反’という烙印を押されて、二度と‘公認’を貰えない。

鳩山さんの例を見れば判る。一国の首相をやった事のある人物でさえ、‘迂闊なこと’を言えば国会議員を続けられなくなるのだ!あんなに‘金持ち’でも、である。勿論、彼は政治家として‘不適任’であったし、結構辻褄の合わないことを言っても平気でいられる‘支離滅裂な’思想をお持ちだったから、一人だけでも税金を無駄にしない為に、彼の今度の意思決定は褒めてやるべきかもしれないが。これが民間だったら‘詐欺罪’が成立し、これまでの報酬は返還という事になるはずであるのだが・・・。

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http://b.hatena.ne.jp/Nean/?of=200

今の選挙制度では、当選してしまえば‘バカ’でもこなせる。いやいや、‘バカ’でないとこなせないのである!

したがって、みんな選挙に出たがるのである。本来、政治は‘好き’でやって貰っては困る!是非是非とお願いをされての人物が政治をやらねばならないのである。

ところが、今の選挙制度であると‘わたしに、私に!’と連呼する。そんな人間にまともな政治が出来ると想う方が間違いである。それじゃあ、選挙なしで良いかというとそれもまた困る。中国や北朝鮮を見れば‘ぞっと’する。

困ったもんだ!

そしてまた困ったことに選挙は‘投票率’を上げればいいと思っている人が多い。どの政党に、またどの人物に投票して良いのかも解らない人が投票することに何の意義があるというのだ!?

でもそれが‘民意’だと仰る。

更に悪いことには、必死で日本国の事、日本人の生活の事、老人対策や福祉の事を真剣に考えて来た人も、ただ年齢だけ選挙権が与えられる歳になったという‘愚か者’でも、同じ一票でしかない。

本当はこれこそ‘憲法違反’というべきなのに、憲法にはそんなことは一行も書かれていない。‘一票の格差’を吠えるなら、この見識に応じた‘投票用紙枚数権’を検討した方が余程日本国家のためになる。

でも、この選別の方法を誰も提案する能力に欠けるから、これから先もこの方法は実現しないのであろう。

‘政党乱立’で目立つことは、どの政党も‘同じ事’を言い出したことである。これまた、全くつまらない!何故か?
どの党も‘当選者を増やすこと’が‘目的’であって、日本良くしようというのはそのための‘手段’に過ぎない。

‘目的’と‘手段’を全く取り違えてしまっているのである!

したがって、本当に‘良い政治’が行なわれるにはどうしたら良いか?から考え直さなくてはならない。

(1)‘選挙方式’がよいのか?それとも‘王制政治’が良いのかまで遡って考え直す必要が或る。こう言えば‘バカの一つ覚え’の人達は、‘民主主義’なんだから、という。民主主義の欠点も知らずに・・・。改めて言っておきたいのだが、民主主義程つまらぬ制度は無い!何故か?民衆が‘アホ’だからである。我々の周りを見渡してみるがいい。
周囲に誰一人‘この人物は!’という人は見当たらない!そんな連中が代表者を選ぶのである。選ばれる方だって、日本を良くしよう、なんて思っている人は‘一人も’いない。みんな、己の出世欲や名誉欲や‘金目当て’である。

(2)王様になって本当に日本のために働く人物は、これまたいない。何故か?この制度が長く続いておれば、幼少の時からその志を持って成長してくる人物もいるかもしれないが、これにも直ぐには希望が持てない。さて、それではどうするか?

やはり選挙制度にする。しかし、或る年齢が来れば、誰にでも‘被選挙権’と‘選挙権’がある、などという一見平等のようで聞こえがいいが、全く駄目な方式を取らないこと。‘誰にでもその権利がある’として‘平等の不平等’を認めていることが民主主義の最大の欠点である。

この‘平等の不平等’は、誰でもほんの少し真剣に考えれば理解出来ることだが、何故こんなことに‘落ち着いてしまった’のか?答えは簡単である! その当時には、‘選別の能力・方法’が無かったからである。

では実際にはどうするのか?

① 被選挙権を認可されるには、‘大変難しい’試験に合格しなければならない。勿論、この被選挙権獲得試験は、これこそ隔たりなく誰にでも受験の資格がある。多分競争率は、100倍くらいにした方がいい。

② 選挙権も認可制にして、これも試験制度にする。そして、当然これも誰もが受験できるようにする。この競争率は、10倍程度にすればいい。

競争率は、単なる目安である。被選挙権は、100人に一人、選挙権は、10人に一人くらいという目安である。
この程度の人達で物事は決めてしまっていい。

そこで問題なのは‘試験問題’である。

これには、一般社会の‘常識問題’も是非入れて、勿論、政治・外交・経済・福祉・環境等々の項目についての専門的知識の程度を計り知ることが出来る問題を作るべきである。

この問題集の売れ行き次第で、国民の程度の高さが測れるというもんだ。本気で国の事を考えようとする人達は勉強して貰わねばならない!

まあ、色々な‘不正事件’も発生するに違いない。でもその位のことが防げないで国家の運営もくそもあったもんではない!

今度の‘笹子トンネル’の崩落事件で、政治家も評論家も‘意見’が違ってきた。産業界はもう少し早くから実行すべきではあったが、この問題が重要であることには気付いていた。

一番気付いていなかったのは民主党および民主党政権であった。‘建設業へのバラマキ’を口にしていた野田首相もその他正義を名乗る評論家も今後この言葉は使えないだろう!彼らが本当に日本の事を考えていなかった証拠である。

でも、産業界も技術やも大学の先生方も‘あんな点検技術’しか提案できないようでは今後の安全基準の作り方に疑問が生じる。

因みに、「ニコニコで行なわれたネット入口調査の結果」を引用しておきたい。注意を要するのは、以下の数値には‘ネットを使えない & 使わない人’の意見は、当然入っていない!

ニコニコのユーザー向け入口調査
http://7day.hatenablog.com/entry/2012/12/03/200910

先日「次の政権はどの政党に? ニコニコがユーザー向けに衆院選の入口調査を実施中」で紹介したように、11月27日(火)より、第46回衆議院議員総選挙に関する「ネット入口調査」を行った。

期間は2012年11月27日(火)23時から11月30日(金)12時までで、集まった回答数は実に1203671人と120万人を超えた。10代から50代までの幅広い層からの回答が得られ、集計の結果が出た。

年齢が高くなるほど固有の政党を支持し、さらに自民党への支持率が高いといった傾向がみられる。ただ、ネットを利用していない人たちやニコニコ動画を見ていない人たちの意見は含まれていない。これを「偏った回答」と見るのか、それとも「イマドキはネットも当たり前、ニコ動も当たり前」と考えて多数の意見と捉えるのかといった問題はあるものの現政権に対する不満が出ていることだけはわかる結果になっている。

また、有権者予備軍と言え、そして大半がネットを利用して大多数がニコニコ動画を見ていると思われる選挙権を持たない十代の若者たちまで自民党への支持が高いのが興味深い。

第46回 衆議院議員総選挙の投票は12月16日に行われ、即日開票される。このアンケート結果と異なる結果になるのか、それとも支持率の高い自民党が政権を奪回するのかは、そのときにはっきりするだろう。




(つづく)

次回は、私がもう一つの政党を作るとしたら、新しく入れる‘目玉政策’の項目とは? について・・・。


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[2012/12/05 00:05] | 政治と社会 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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