毎年の
年賀状の‘画材’探しは、楽しいと言えば楽しい。彼だったらこの画材をどう受け止めてくれるだろうかと想像しながら画材を探すと結構楽しいもんである。でも、なかなか良い画材に出会う事が少ない。
極く一般的な物だけを‘WEB’から引っ張り出してみても、それだけでは面白みがないし個性がない!
やはり、どうせ年賀状を出すなら、オリジナルを強調したいのが人情というもんであろう。
そんな訳で、先ずは近所の風景探しをすることにしたが、私の住んでいるここ千葉県・茂原市には、全国的に有名な絶景の場所が存在する訳でもない。
ただ、房総半島の外房であるだけに、九十九里海岸は美しい。ここから眺めることが出来る‘海岸線からの朝日の出’は素晴らしいが、画像にした瞬間に、‘何処にでもある朝日の出’に変わってしまって、その特徴が強調出来ないのが少々残念である。

2012年08月19日05:02;朝日の出 場所:千葉県・茂原市付近の九十九里海岸
でもこれは‘採用’?
またこの海岸での夕日(西側)も素晴らしいが、やはり同じことが言えて、九十九里の特徴が出ないからつまらない。

2012年08月07日18:25;夕焼け 場所:千葉県・茂原市付近の九十九里海岸
また、我が家のすぐそばに‘赤目川’という川があり、そこにはよくサギが現れる。こんな風景は都会では滅多に見られない。

2012年12月16日08:18 場所:千葉県・茂原市・千沢の赤目川

同上の望遠拡大

2012年12月16日16:56 場所:千葉県・茂原市・千沢の赤目橋上から望む夕暮れの富士山
このブログにも何回も登場したが、ここに越してきて15年以上にもなる。ここからまさか富士山が望めるとは考えもしなかったが、今年の春御近所に越されて来られた御夫婦が発見されたのである! 大発見である! これはもう今回の‘画材’の筆頭である!

2012年12月16日17:02 場所:千葉県・茂原市・千沢の赤目橋上からの月
丁度、三日月が西の空に掛かっており、それが赤目川に映って美しい光景となった。
この月を望遠で撮ってみると、

同上 空の月

同上 川の水面に映った月
自分で撮影したのはこれだけ。この中から選択したい。
さて、新年のご挨拶文字をどうするかであるが、これには‘お手本’がある。

川邊尚風先生のお手本である。

この文字がいい。これを手本にして自分で書いてみたい。
これらの‘画材’をパソコンで構成すれば、大凡次のようなイメージの年賀状が出来そうである。

画材を使っての年賀状の構成(案)
(つづく)
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