芥川賞と直木賞
2013年01月16日、第148回芥川賞と直木賞 が決まった。

私の友人で、某大学名誉教授の‘Iさん’は、‘最年長の直木賞’を是非獲得(?)したいと頑張っている。私と同い年だから、今年74歳である。実は、このことは弊ブログ(2012年07月28日)に書いている。

自分で書いたブログを引用するのは何だか気が引けるが、以下の通りである。実は、直木賞という題目で彼の事を弊ブログに書かせて貰ったことをすっかり忘れてしまっていた!今回の芥川賞受賞の黒田夏子さんが、芥川賞では最年長記録という報道があったので、それでは直木賞の最年長は?と思って‘web’で調べてみたら、何と弊ブログが一番先に出て来たのである!これには少々驚いた(一寸、自慢  )という訳で‘久し振りに’その中身を読み返した。

直木賞の最年長者 - Google 検索0001-2

http://kissyarita.blog.fc2.com/blog-entry-219.html

直木賞

平成24年度上半期の‘芥川賞・直木賞’受賞者が決まった。

私の友人に大学の名誉教授で歌の上手い酒好きがいる。
彼の将来の夢は、この‘直木賞’を最年長で受賞することだそうである。彼は只今、満73歳。
最年長者は誰かと調べてみると以下の記事が見つかった。

この記事は、2010年4月28日付けの記事であるが、それ以降に高齢者がいたという報道は耳にしていないのでこの記事通り、68歳が直木賞受賞最高齢者ということになる。

それなら、彼にはもうとっくに資格がある。多分そう言うと彼は「ず~と最高齢者でいたいから、もう一寸後にしよう。今後74歳の人が出て来ないとも限らないから・・・」と言うに決まっている。

私にはそんな才能は無いので、「そんなに歳をとって書き始めても受賞出来るくらい簡単なのかなぁ~?」と言ったら叱られてしまった。彼の自尊心とやらを逆なでしたようだった。

彼は、建築学者である。‘ラーメン構造’がどうとか言うので、飲み終わったら‘ラーメン’を喰いたいと思っているのかと思ったら、そうではないらしい。


芥川賞・直木賞の選考は年に2回という事になっている。今回の第148回の受賞者は、報道の通りである。

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2013年01月16日22:31(画像は、テレビ朝日のYV画面を‘デジカメ’で撮影。以下同様)

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130116/k10014847551000.html
第148回芥川賞と直木賞の選考会が16日夜、東京で開かれ、芥川賞に75歳の史上最高齢で候補になっていた黒田夏子さんの作品「abさんご」が選ばれました。また、直木賞には朝井リョウさんの「何者」と、安部龍太郎さんの「等伯」の2つの作品が選ばれました。



http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130116/k10014847551000.html
芥川賞・黒田夏子さんの「abさんご」

このうち芥川賞の受賞が決まった黒田夏子さんは東京都出身の75歳。
私立の中高一貫校で国語の教師を務めたあと、事務や校正の仕事を続けながら執筆活動を続け、去年、文芸誌の新人賞を受賞して注目を集めました。
芥川賞は今回が初めての候補で、75歳での受賞は史上最高齢です。受賞作の「abさんご」は、50代の親と思春期を迎えた子どもの親子2人の家庭に家政婦が雇われたことで、親子の大切な日常が失われていく様子や親子の愛情を描いた作品です。
戦前から戦後にかけて生きてきた黒田さんの自伝的な小説とも言われ、カタカナやかぎかっこを一切使わず、登場人物の名前や性別をあえて明らかにしないなど、特徴のある作風となっています。


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ど素人の我々には、従来の小説形式でないという今回の「abさんご」は、その題名からして‘意味不明’であるし、TV画面で見る文章の内容を読んでみても‘何これ?!’の範疇である。内容も検討せずにあれこれ言うのは大変失礼でおこがましいが、読者は本当に‘感動する’のだろうか?いや、芥川賞の受賞基準に‘感動させる’という事が条件かどうかも知らないが・・・。

文学を絵画に例えることは、両方に失礼なのかもしれないが、この作品を絵画に例えさせて戴くなら、‘前衛絵画’か‘ピカソ’と言ったところだろうか?

‘町を離れる’が漢字で、‘がっこう’が、何故‘学校’ではないのだろうか?音声なら‘学校’は‘がっこう’で構わない!しかし、文章を‘眼と頭脳’で認識するという範疇から飛び出して、‘行間を読め!’と仰るのだろうか?

兎に角、‘読みづらい’事は確かである。なぜこうまでして‘気を引く’必要があるのだろうか?

そこで、芥川賞の今回の選考委員を調べてみた。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8A%A5%E5%B7%9D
%E9%BE%8D%E4%B9%8B%E4%BB%8B%E8%B3%9E

選考委員は小川洋子、奥泉光、川上弘美、島田雅彦、高樹のぶ子、堀江敏幸、宮本輝、村上龍、山田詠美の9名(2012年上半期から)
因みに、
石原慎太郎 第114回(1995年) - 第146回(2012年)


今の選考委員の作品を読んだことがないために、どんな人達かも知らない。名前くらいは存じ上げている人もおられるが・・・。今後は、‘選考委員を誰が選考するのか’も問題にしなければならないのかもしれない。

また、もしも石原慎太郎氏が選考委員だったら、この「abさんご」をどう評価するだろうか?というのにも興味がある。

不可解な‘題名’で、読めば判るから‘読んでみろ!’というのであろうか?
それとも、私自身が‘もうとってもふる~い’人間になり下がってしまった証拠なのだろうか?

菊池寛が生きていたとすれば、どう評価するだろうか? ましてや、芥川龍之介が読んだとしたら??

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130116/k10014847551000.html
直木賞(平成生まれで初)・朝井リョウさんの「何者」

直木賞の受賞が決まった朝井リョウさんは、平成元年生まれの23歳。
平成生まれでは初めての直木賞の受賞者となりました。
朝井さんは岐阜県垂井町の出身で、早稲田大学の学生だった平成21年に書いたデビュー作「桐島、部活やめるってよ」で文芸誌の新人賞を受賞し、その後も若者たちの日常を等身大に描いた青春小説で人気を集めています。
去年からは都内の企業で働きながら作家活動を続けています。
直木賞は、今回、2度目の候補で受賞となりました。
受賞作の「何者」は、就職活動中の大学生たちが抱える心の闇を描いた作品です。
表向きは友人どうしが協力して、それぞれの思いをツイッターで発信する一方で、実は互いに本心を深読みし、不安を抱えながら前に進もうとする若者たちの姿を朝井さん自身の経験などを基に丁寧に描いています。


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勿論、題名を聞いて中身が判る訳ではないが、それなりの想像はつく。その想像と作者の意図のずれがその作品の‘評価’となるのである。彼はきっと我々老人の察知できない‘若者の姿’を提供してくれるに違いない。これは‘買ってみたい’と思われる作品であろう。彼が、直木賞の最年少だそうだ。


http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130116/k10014847551000.html
直木賞・安部龍太郎さんの「等伯」

また、同じく直木賞の受賞が決まった安部龍太郎さんは福岡県八女市出身の57歳。
大田区役所で図書館司書などを務めたあと、平成2年に歴史小説「血の日本史」でデビューし、その後も「天馬、翔ける」など数多くの作品を発表してます。
直木賞は、2度目の候補で受賞となりました。
受賞作の「等伯」は、安土桃山時代に活躍した絵師、長谷川等伯の生涯を描いた歴史小説です。
家族の死や裏切りなど、戦乱の中で次々と襲いかかる悲劇を乗り越え、「松林図屏風」で等伯がたどり着いた心の境地やそれを支え続けた家族愛を丁寧に描いています。


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等伯研究者は数多いるに違いないが、その人間性への挑戦は、歴史的事実も確実に咀嚼しておかねばならないからこの一冊を書き上げられるには、誰でも良い通常の主人公ではないだけに、人並み以上の努力が必要だったに違いない!これだけでも評価に値する!是非読んでみたい。
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[2013/01/18 00:00] | 文学と社会 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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