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天動説と地動説
昔ガリレオは宗教裁判にかけられ‘有罪’の判決を受けた時に、‘"E pur si muove"(それでも地球は動く)’と言ったという話は小学校で教わった。

ガリレオ
ガリレオ・ガリレイ像
http://galileo‑galilei‑resimleri‑fotograflari‑fotolari‑pictures‑photos‑36.jpg englishclass.jp


私は今日まで誤解をしていた。‘天動説’は、コペルニクスが元祖であるとは教わっていたが、『‘天動説’をコペルニクスが唱えたのは、ガリレオより後で、ガリレオの研究その他の新知識から‘天動説’を確立した』ものとばかり思い込んでいた。

① コペルニクス: 1473~1543年
② ガリレオ   :1564~1642年

明らかにガリレオは、コペルニクスの死後生まれている。第1回の宗教裁判は1616年というから、コペルニクスの死後70年以上も経っているのにまだ何故‘天動説’は一般に信じられていなかったのか?



これは、どうやらコペルニクスにも原因があるようであり、その当時の学者にも、更に加えて宗教側にも最大の責任があったように思われる。

a) コペルニクスの責任:自己の地動説の発表による影響を恐れたコペルニクスは、主著『天体の回転について』の販売を1543年に死期を迎えるまで許さなかった(彼自身は完成した書物を見る事無く逝ったと言われている)。  target="_blank">http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%
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では何故コペルニクスは主著『天体の回転』の一般公開を生前許可しなかったのか?上記の通り宗教側の威光を恐れてのこともあったに違いないが、穿った見方をすれば、これはコペルニクスの‘良心’であろう。コペルニクスは、太陽系惑星の細かな動きについて正確な説明が出来なかったという。それは、彼が惑星の軌道について‘円軌道’という仮定から脱出出来なかったからである。楕円軌道説を唱えて見事に太陽系惑星の正確な動きを解明して見せたのは、コペルニクスの死後生まれたケプラー(1571~1630年)だったのである。因みに、このケプラーの楕円軌道説を聞かされてもガリレオは楕円軌道説には賛成せず、円軌道説を言い通したとされている。(ガリレオの有名な失敗ケプラーの法則が発表されても「すべての天体は完全な円を描いて運動する」と主張し続け、「楕円運動などをするわけがない」というようなケプラーを暗に批判する文も書いている。その意味では、ガリレオはアリストテレス的な考えにまだ縛られていた時代の人物であった。ケプラーのルドルフ星表が発表され、楕円軌道に基づいて惑星の位置予報がされる時代になっても撤回しなかった[13]。)
 http://ja.wikipedia.org/wiki/地動説

b) その当時の学者の責任:当時、コペルニクス説の発表から50年以上経っていたが、はっきりと地動説を支持した天文学者は、結局、ケプラーとガリレイの2名のみであった。 http://ja.wikipedia.org/wiki/地動説 

c) 宗教側の責任:1616年にローマ教皇庁は地動説を禁じた。
1633年に時のローマ教皇ウルバヌス8世は、自らガリレオ・ガリレイに対する第2回宗教裁判で異端の判決を下した。この背景には三十年戦争によるカトリック勢力の回復策が要求されていた事が挙げられる。
『天体の回転について』は、ローマ教皇庁から禁書にされた(後述するがこれは誤り)。
『天体の回転について』には、ローマ教皇への献辞がある。当時、献辞を書くには相手の許可が必要だったはずであり、このことからも当時カトリック教会が地動説を迫害しなかったのは明らかである。
 http://ja.wikipedia.org/wiki/地動説

さて、以上がこれまで議論されてきた‘天動説’と‘地動説’の内容である。
ここで、質問で~す!
「あなたは、天動説と地動説、どちらを‘支持’しますか?」





現在の天文学及び物理学の進歩発展には凄まじいものがあり、宇宙全体の解明がなされつつあると感じられる。勿論、完全な解明には程遠いが、何が判って何が判らないかというところまで来ているらしい。

宇宙の誕生の解明や昨今のニュースでは、光よりも速い(?)ニュートリノの話題や私のブログにも取り上げたオリオン座ベテルギウスの超新星爆発でひょっとすると鉄(Fe)より重い元素が誕生するかも?の話題等々、宇宙の話題は天動説や地動説でうろうろしている時代はもうとっくに過ぎ去ってしまっている。









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[2012/01/29 11:59] | サイエンス | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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