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三人展
「三人展」開催のご案内葉書が、切り絵・陶芸家の小堀龍治先生から届いた。

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(この案内葉書の先生のお名前・‘龍司’が間違っている。正しくは、‘龍治’)

小堀龍治先生の工房(千葉県市原市国吉495)に以前お邪魔をして作品を見せて貰ったことがある。先生の作品は実にユニークで、特に陶器の片口の縁に‘河童’が‘居座っている’。そして、その河童が‘片口の中のきゅうり’を狙っているという傑作作品である。そんな河童が自由自在に表現されているのに興味があって、一つだけ知人へのお土産に購入したことがある。今回もそれが展示しておることを念じて、2013年02月17日、古民家ギャラリーに行ってみることにした。‘WEB’で調べても次のように出て来る。

http://www.cl-shop.com/blog/2013/02/15/846/
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バラエティーに富んだ3人の作家作品との出会いを
~アイディアとセンスが光る~

バラエティー-320x185

2月27日(水)まで、市原市鶴舞にある古民家ギャラリー上総更級美術館で、『陶芸・版画・切り絵・イラスト 三人展』が開催されている((月)休・10~17時。入館無料)。市内在住の陶芸家の原地宏幸さん、切り絵陶芸作家の小堀龍治さん、版画家の木寺啓幸さんの3人が新作・未発表作品を含めた約250点が一同に会した見ごたえある展示会だ。
「市原北部や市外での私たちの展示会は、これまでも開きましたが、南部では初めて。是非、地元や周辺地域の皆さんにも立ち寄ってほしい。このギャラリーは天井も高く広くゆったりしている上、立って見て回る会場でなく、好きな所に座って作品を眺めたり、のんびりと鑑賞できる。遊び心あふれる作品もあるし、気軽に来てください」と原地さん。
力作揃いの中、特に「今回、私の作品で注目!」を尋ねると、原地さんは「酒器と土鍋」、小堀さんは「初めて出品する県展入選作の壺」、木寺さんは「ビアジョッキ」とのこと。
パーティや集まりなどで活躍しそうな貫入三彩の大鉢、飲食店からの「あったらいいな、こんなもの」を実現した野の花をさりげなくあしらえる皿、ガラスのビアジョッキに比べ軽く、しかもぬるくならないビアマグ、ハンコなど入れて玄関に置けばインテリアにも実用にもなる小物入れ他、陶芸といっても用途も様々な作品が並ぶので、あなただけのお気に入りの一品が見つかるかも。更に、女性に人気のバラ柄のフルーツ皿や額の代わりに木目も美しい木に作品をはめこんだ「木の温もりと土の冷たさを感じる」作品、他にあまり類をみないカラー銅版画や木口木版画も。
是非、この機会をお見逃しなく。
問合せ 上総更級美術館
TEL 0436・88・4001
問合せ 美術館事務局
TEL 0436・98・3630


千葉県市原市鶴舞 鶴舞郵便局 - Google マップ0001-2
ギャラリーは、上図のAの場所である。(‘Google 地図’から検索 )

自宅から車まで約40分でギャラリーに到着した。

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2013年02月17日14:30 

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ご近所の御老人に聞いてみたところ、この‘古民家ギャラリー’は、昔は、近郊一番の‘呉服屋’さんだったという。立派な蔵が目立っている。‘上総更科実術館’とあるから、もしかして‘蕎麦屋’さんかとも思ったが・・・。

早速中に入ってみた。1階は‘レストラン&コーヒーショップ’で、2階が実術館になっていて、2階に靴を脱いで上がることになっている。蔵の一部も美術館として立派な展示場となっている。

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都合良く、小堀先生がおられた。画面中央が先生である。

小堀龍治先生
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先ずは、小堀龍治先生の作品から

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あった、あった!やはり‘河童’が縁にいる‘片口’である。

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河童の格好はそれぞれ違うが、この河童がいい!

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やっぱり片口の中の‘きゅうり’を狙っている!

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最近は、この作品にあるように‘菩薩’も描かれておられるそうだ。

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これは、‘勢至菩薩’。「最近、カミサンが‘仏画’を始めたんですよ!」と私。「そりゃあ、そりゃあ、仏画の素材を私も随分集めております。良かったらいつでもお貸ししますよ」と小堀先生。「それじゃあ、今度工房にお伺いしてよろしいですか?」とカミサン。仏画の原画をお借りする話が一瞬で纏まった。

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前出の‘シティライフ社’のブログに掲載されている作品にも出会えた!

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素晴らしい作品がずらりと並んでいる。

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その中でも、この‘盛魚’と名付けられた作品は素晴らしい!

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小堀先生は、経歴書にもある通り‘切り絵’を得意とされている。この作品は、実は数年前に購入させて貰ったので我が家にもある。
我が家のものは、‘額’が安物だから折角の素晴らしい作品の‘品格’を落としてしまっているが、ここで見てもう一度惚れ直した次第。流石に素晴らしい!

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それが何とこの壺に焼き写されている! どんな‘技法’を使われたのだろうか?

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これはまた先生の得意なやり方の一つ。板にはめ込んであり、その板にも芸術性がある。

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これは、一輪挿し。 カミサンがこのうちの一つを買うという。

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なかなかの芸術作品である。お買い得!

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これも新しく発展された分野の一つ。切り絵の静けさとは対照的。

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河童の好きな小堀先生は、どうしてもコップに河童を描きたいと仰っている。箸置きもいい!

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ここまでで小堀龍治先生の作品の紹介は終わり。中央の大きな背中が小堀先生。

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ここのギャラリーは、美術館と名乗るだけあって、建物自体も‘芸術作品’である。天井が無く‘梁’が直に見えるようになっている。

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ここに展示される芸術作品には、「価値も価格も‘天井なし’」の意を表そうとしているのだろうか?

次は、木寺啓幸先生の作品。

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奥様(多分?)の木寺陽子氏も版画作家。

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http://sky.ap.teacup.com/applet/kidera/201104/archive
これが木寺啓幸先生の陶器窯。2011年の東日本大震災の余震の際にも焼いておられたそうだが無事だったそうだ。

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画面右端、椅子にお座りの方が木寺啓幸先生。

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誠に見事な作品である。実は、先生のご専門は、どちらかというと経歴書にもある通り、版画。

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陶芸にもご造詣が深くこんな立派な作品がずらり! そこで私も木寺先生の‘小作品’を一つ購入させて貰うことにした。

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これです! いいでしょう! 「窯に少し空気を入れると‘釉薬’の役目をする」と先生。この画面の上側には一寸その傾向がみられる。その反対側は、空気の廻りが悪く素焼き(?)のままである。

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この内側がいい!

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拡大して見ると、少し‘異物’のように見える箇所があるが、これがいい! 先生のご説明によると、窯の灰が偶然落ちれ来てその場所にこの‘偶然の模様’を創ったそうだ(ひょっとしたら聞き間違いかも?)。
この偶然が実にいい!

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そんな訳で、一つ一つ偶然が作品に現れてどれ一つ同じものが出来ないところが‘芸術作品’たる所以かもしれない。だからこそ陶芸は奥深いのだろう。

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したがって、作品の出来具合は予測出来ないらしい。窯開きの瞬間ほどドキドキすることは無いという。

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どれもこれも先生の魂が感じられる素晴らしい作品である。

それでは、先生の版画は?

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これら三つの作品はきっと素晴らしいものに違いないだろうが、私には版画に関する審美眼がないためこの良さが残念ながら余り認識出来ない。

殿(しんがり)は、原地宏幸先生の作品。この日先生は不在だった。

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原地宏幸先生の作品には、他にない‘独特の色’がある。この色が素晴らしい!一つの作品の中で場所によってほんの少しだけ色が違うのである。

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この‘大鉢’は、色といい形といい抜群である!

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お三人とも地元千葉県・市原市を中心に活躍しておられる陶芸家であるが、三人展は初めてだそうだ。

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3歳と4歳のファンも見に来ていた!


貴重な作品を観終わって、厚かましくも「この辺で富士山が見える場所、ご存じありませんか?」と聞いてみた。
「ここら辺りからは見える場所が沢山ありますよ! 地図を書いてあげましょう」と気楽にスケッチブックを取り出してお書き頂いた。

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どうやら千葉県市原市では、富士山はいたるところで拝めるらしい。先日の‘米沢の森’も市原市である。

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その時に小堀龍治先生から書いて頂いた地図である。

帰りにこの地点へ行ってみることにした。

(つづく)
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[2013/02/19 03:21] | 芸術 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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