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暗黒物質(ダークマター)
2013年04月04日の「朝日新聞」の朝刊第1面に我々にとってはかなり‘衝撃的な’記事が載っていた!
昨夜(4/3)は何かの都合でTVニュースを見ずに寝てしまったから、朝の新聞で驚いたという訳である。

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2013年04月04日「朝日新聞」(第1面)

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2013年04月04日「朝日新聞」(第2面)<ダークマターの記事なのに‘カラー版’になっている!?>

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130404/k10013678571000.html
ニュース詳細
解説・宇宙の謎解く暗黒物質に迫る
4月4日 19時43分

宇宙の成分の4分の1を占めると言われながら、直接観測することができなかった謎の物質「暗黒物質」について、国際的な研究グループが、暗黒物質の痕跡を捉えた可能性があると発表しました。今回、痕跡が捉えられた可能性のある暗黒物質は、宇宙のあらゆる場所に存在すると考えられていますが、直接見ることも感じることもできない未知の物質です。

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暗黒物質は、私たちが生活している場所にも飛び回っていると考えられますが、光を出さず、私たちの体でも部屋の壁でも何でもすり抜けてしまいます。
この存在は、今からおよそ80年前、スイスの科学者、フリッツ・ツビッキーが考え出しました。

ツビッキーは、たくさんの銀河が集まった銀河団を観測していました。
すると、銀河団の中を動いている一つ一つの銀河が、見えない物質による強力な重力によって引っ張られ、飛んでいくことなく、銀河団としてまとまっていることを見つけたのです。
この見えない物質が、「暗黒物質」と名づけられました。
詳しい研究の結果、暗黒物質は、私たちの目に見える通常の物質のおよそ5倍あり、宇宙全体のおよそ4分の1を占めることも分かってきました。

暗黒物質は、星や銀河、さらに銀河の集まった銀河団など、宇宙の大規模な構造がどのようにしてできたかを解く鍵と考えられているため、世界中の研究者がさまざまなアイデアで見つけ出す実験を行っています。
その1つが、今回発表を行った研究グループの実験です。

暗黒物質は直接見ることができないため、研究グループでは、暗黒物質どうしがぶつかったときにできると考えられている「陽電子」という粒子を観測しています。
観測装置を、国際宇宙ステーションに取り付けて観測を行った結果、考えられていたよりも多くの陽電子を観測することができたということで、これが暗黒物質どうしがぶつかったときにできたものではないかと考えているのです。
今回の研究に参加している日本人研究者で、台湾中央大学の灰野禎一助教は、「ふだん存在しない陽電子という粒子が予想よりも多く飛んできたわけで、われわれは暗黒物質によって出来た可能性が高いと考えている。今回の成果はスタート地点にすぎず、今後は陽電子がどのように飛んでくるのか突き詰めていかなければならない」と話しています。
一方で灰野助教は、この実験だけで暗黒物質が存在すると言い切るのは将来的にも難しいとしたうえで、「日本でも、われわれと違った手法でダークマターを見つけようとしている実験がたくさんある。そうした別の手法を組み合わせることによって、最終的に確定的なことが言えるのではないか」と話しています。
日本でも、暗黒物質を観測しようという実験が進められています。

東京大学などで作る研究チームでは、岐阜県飛騨市にある神岡鉱山の跡地に巨大な実験装置、「XMASS」を造り、暗黒物質を見つけようとしています。

XMASSは、マイナス100度に冷やした液体のキセノンという物質をタンクに入れ、微弱な光を検出できる装置です。
暗黒物質はきわめてまれですが、キセノンなど通常の物質とぶつかり、ごく弱い光を出すと考えられています。
研究グループではこの弱い光を検出することで、暗黒物質の存在を確かめようとしています。
東京大学宇宙線研究所の鈴木洋一郎教授は、「いろいろな方法を使って暗黒物質を突き止めていくことが非常に大事だ。そういったデータが寄り集まって、だんだん正体が分かると思う。最終的には私たちが最初に暗黒物質を見つけたい。研究は一番乗りを目指してやるものだと思うので、若い研究者と頑張っている」と話しています。

日本開発の装置も観測開始へ

暗黒物質の解明を巡っては、日本が開発した装置も、来年度から国際宇宙ステーションで観測を始める予定です。
これは、JAXA=宇宙航空研究開発機構や早稲田大学、神奈川大学などのチームが開発を進めている「CALET」と呼ばれる装置です。
電子や陽電子などを観測でき、「暗黒物質の痕跡をとらえた可能性がある」と発表されたAMSという装置に比べ、10倍以上のエネルギーを持つ電子や陽電子を検出できるということです。
この観測装置は、来年度、日本の宇宙輸送船「こうのとり5号機」で国際宇宙ステーションに運ぶ計画で、日本の実験棟「きぼう」の船外の部分に設置されるということです。


http://www.afpbb.com/article/environment-science
-it/science-technology/2937033/10534411

謎の「暗黒物質」証拠か、国際チーム
2013年04月04日 08:37 発信地:ワシントンD.C./米国

銀河団アベル520(Abell 520)のコアにある暗黒物質、銀河、高温ガスの分布を示す合成画像(作成日不明)。(c)AFP/NASA, ESA, CFHT, CXO, M.J. Jee (University of California, Davis), and A. Mahdavi (San Francisco State University)
関連写真1/1ページ全1枚

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【4月4日 AFP】宇宙の4分の1を構成する正体不明の「暗黒物質(ダークマター)」の証拠とみられるものが、国際宇宙ステーション(International Space Station)に搭載された大型実験装置、アルファ磁気分光器(Alpha Magnetic Spectrometer、AMS)から送られたデータで示されている。3日、国際共同研究チームが発表した。

 暗黒物質はこれまで直接観察されたことはなく、他の可視物質との作用を通じて間接的に観察されるに過ぎなかった。

 欧州合同原子核研究所(European Organization for Nuclear Research、CERN)の発表によると、今回AMSが調査した250億の宇宙線事象のうち、「かつてない680万個もの電子、陽電子がはっきりと確認された」という。

「今後数か月の調査で、これらの陽電子が暗黒物質の手がかりであるのか、それとも別のものなのかが突き止められるだろう」と、AMSの広報担当者は話している。(c)AFP



http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130404-
00000002-jijp-int.view-000

「暗黒物質」解明へ一歩
時事通信 4月4日(木)9時25分配信
宇宙の4分の1を占める謎の「暗黒物質」の解明を目指す国際研究チームは3日、国際宇宙ステーションに搭載した観測装置の成果を初めて発表した。

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写真は「アルファ磁気分光器」(2011年撮影=NASA提供)



私の手元に一冊の本がある。このニュースに関する‘解説’に相当する部分を抜き出してみた。この‘解説’を理解すれば、ニュースの重大さがもっと理解出来る。

宇宙は何で出来ているか?

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宇宙は何で出来ているか?0003-2

宇宙は何で出来ているか?0006

宇宙は何で出来ているか?0007

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宇宙は何で出来ているか?0009

宇宙は何で出来ているか?0011

参考のため、画像等も抜き出した。

宇宙は何で出来ているか?0005

宇宙は何で出来ているか?0004

宇宙は何で出来ているか?0012

今後、これらの研究がもっと進歩すれば、暗黒エネルギーも含めて宇宙の謎に取り組む研究者がきっと増えて行くに違いない!

もっと地球を棲み易くするための技術でもあるのだから・・・。

(つづく)
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[2013/04/05 01:35] | サイエンス | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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