小さいが故に・・・
小さいが故にそんなに‘もて囃されない’花 がある。また、花と葉っぱとの数の多少によってその花の価値が違っているように思えて仕方が無い!

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http://yk-mugen.at.webry.info/200804/article_1.html

‘ソメイヨシノ’の人気は、「ぱっと咲いて、パット散る!」と言われるが、それだけではないような気がする。上述のように

① 花が人間の大きさと比較して、‘小さい’という或いは‘大き過ぎる’という、たったそれだけで人間様にはそんなに‘持てない’ケース

② 葉っぱが多過ぎて花の存在が強調されないケース


が、どうやらあって、人間が勝手に花の優劣を付けているような気がしてならない!

そこで、改めて‘ソメイヨシノ’の場合 を考えてみたい。

花の大きさが、丁度‘花’と感じることが出来る手頃な大きさである。そしてまた、花が咲く時には‘葉っぱ’がまだ出て来ていないのである。ソメイヨシノが満開の時には、‘葉っぱ’が無いので桜の木全部が‘花’だけで覆い尽くされてしまうから、‘遠目’にも‘豪華’に見える!

八重桜の場合、葉っぱが先に出て来るし、花が‘かたまって’咲いているから、大きく見えてしまう。①&②の両方の欠点を備えているだけに、‘八重桜’を花見会として見に行く人は少ない! 勿論ソメイヨシノと比べれば、八重桜は咲くのが遅いからソメイヨシノで花見を満喫してしまっている人々に‘新鮮に’受け止められないというどうしようもない欠点?・不利な点がある。

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http://www.hana300.com/yaezak1.html

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http://www.hana300.com/yaezak4.html


ただ、これは人間がそんな風に‘評価’しているだけで、それぞれの‘花’にとっては何ら関係が無いとも思われる。

花一輪だけを比較して見れば、‘ソメイヨシノ’が他を圧倒する程ダントツとは思えない!


① 花が人間の大きさと比較して、‘小さい’という、たったそれだけで人間様にはそんなに‘持てない’ケース

(その1)

何と言う花なのか知らないが・・・、

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この花は最近ではどこのお庭にでもある花である。花自体が余り大きくはないからそんなに目立たないが、

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段々ズームインして見ると

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いやいや、とんでもなく素晴らしい形をしているのが判る。

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もっと拡大してみると、何だか下の写真の‘蘭’にも近づく立派さである!これをもう少し大きくは出来ないものだろうか?

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http://nyackscurse.blog.so-net.ne.jp/archive/c133694-1
『 Phragmipedium Sedenii。Phrag.longifoliumとPhrag.schlimiiの交配種です。』だ、そうだ。でもやはり‘蘭’は凄~い!


(その2)

次の生け垣用の木に咲いている花もここのところ気付いていなかった!このお宅の前は毎日のように通っているのだが・・・。

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何故だか知らないが、花を付けているところとそうでないところがある。

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今まで気付かなかったのと大きな花ではない為、つい見過ごしていたが、段々拡大して行くと

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まあ、こんなにも立派な花であることに気付かされる。

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ここまで大きくすると、最早、下のソメイヨシノを凌いでいるようにさえ見えて来る。この花弁の形、何かのデザインに採用されてもいい。例えば、有名デパートの包装紙のデザインに如何であろうか?

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http://yk-mugen.at.webry.info/200804/article_1.html こちらはソメイヨシノ。


(その3)

この花は‘ハルジオン’と言うらしい。

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我々がまだ子供だった頃にも見て育ったような気がする花で、今でもそん所そこらにある花である。

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拡大して見るとお判りのように、これ位の大きさに写真を拡大して見たところでそんなに綺麗だなんて思わない!

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一寸ケバケバしいが、結構‘様’になっている。

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まるで‘菊’の一種だとさえ思わせてくれる!

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http://plaza.rakuten.co.jp/shion9/diary/201212020000/ これは、所謂‘菊’。


(その4)

お次は、これまた、草の生えているところには春になればきっと咲いて呉れる花であるが、名前は知らない。

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雑草の中に埋め込まれた格好になっているのだが、どうして、どうしてご立派である。

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更に拡大して見ると結構複雑ではあるが気品がある!

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こうなりゃあ、一流ってもんだ!

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小さいから気付かなかったが、これが手のひらサイズであったとしたら結構人気が出るのかも知れない!比較のためにソメイヨシノを直ぐ下に再掲してあるのだが、ソメイヨシノに一歩も引けを取らないではないか!

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http://yk-mugen.at.webry.info/200804/article_1.html これ、ソメイヨシノ。


(その5)

これだって、どこにでもある花であるが・・・、

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丁度5月の初旬には一番の美しさを誇る!

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この可憐な花に

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ミツバチが・・・

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よ~くご覧あれ! この可憐な花弁にミツバチが入り込んでいる。ミツバチは己の羽を振動させてはいないので彼の体重は皆一枚の花弁に支えて貰っているということになる。何が凄いかと言うと可憐で弱々しく見える一枚の花弁だけでミツバチの重さ以上の‘力’を出しているという事である。

花弁の方だって、自らが生きていくためには少なくとも花弁の強度が必要となる。彼女(花弁)の方は長年に亘って何代も‘DNA'を変えて行った結果なのであろうと思われる。この強度を持たなければ‘死活問題’となるからこそのDNAの更新なのだろう。


(その6)

さて、この次は、言わずと知れた‘ナデシコ’である! もう少しで世間では言われなくなりそうだった‘ナデシコ’を復活させたのは言わずと知れた‘ナデシコジャパン’の女子サッカー選手たちである!

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これは我が家の玄関先の鉢植えナデシコである。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%83%87%E3%82%B7%E3%82%B3
ナデシコ(なでしこ、撫子、瞿麦)はナデシコ科ナデシコ属の植物、カワラナデシコ(学名:Dianthus superbus L. var. longicalycinus)の異名。またナデシコ属の植物の総称。蘧麦(きょばく)。 秋の七草の一つである。歌などで、「撫でし子」を掛詞にすることが多い[1]。

ナデシコ属 (Dianthus) はナデシコ科 (Caryophyllaceae) に属し、北半球の温帯域を中心に約300種が分布する。このうち、ヒメハマナデシコとシナノナデシコは日本固有種(日本にのみ自生)であり、他に日本にはカワラナデシコとハマナデシコが分布する。それらの特徴は次のようなものである。

カワラナデシコ (D. superbus L. var. longicalycinus (Maxim.) Williams)

カワラナデシコには、ナデシコ、ヤマトナデシコの異名もある。これはセキチク (D. chinensis L.) を古くは唐撫子(カラナデシコ)といったことに対する。ナデシコは古くは常夏(とこなつ)ともいった。これは花期が夏から秋に渡ることにちなむ。


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拡大するとこんなにも神秘的で美しい!これは‘ダイアンサス’という種類らしい。
‘大和撫子’の異名を持つのは上記引用資料によれは、‘カワラナデシコ’というそうだ。画像は以下の通り。

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http://blogs.yahoo.co.jp/hondacp77/58218938.html カワラナデシコ=ヤマトナデシコ

結論としては、‘人間様好みにする’には、‘花’を大きくすれば、道は開ける可能性がある。

大きな大根は既に出来上がっている。そのアナロジーで、これら小さな花を大きくしてみる研究はなされているのだろうか? 商品開発のコンセプトになるかも??

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http://shop.plaza.rakuten.co.jp/oisi/diary/detail/201302080000/





② 葉っぱが多過ぎて花の存在が強調されないケース


八重桜については先に述べた。

これは、‘偽アカシア’である。アカシアの花が話題になるたびに議論?になるのは、「アカシア」と「偽アカシア」の違いについてであるが、これは後述する。先ずがこの花の優雅さを・・・

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これ位の‘遠目’では、この‘偽アカシア’の優雅さには気付けない!

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こうなって来ると少しは花の良さが伝わって来る。

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真近で見るとこんな風に見える!

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背景が‘青空’となると、この花の優雅さ・気品が一段と増す。不思議である!

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話が真逆かもしれないが、花弁がまるで‘絹織物’で創られたような錯覚さえ覚える!

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高級な蘭と比較しても引けを取らない程の風格がある。それなのに余り日本では話題に上らないのは何故?

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http://yk-mugen.at.webry.info/200804/article_1.html ソメイヨシノ

今更、ソメイヨシノの一輪と比較しても仕方が無いが、圧倒的に‘偽アカシア’に軍配は上がる!


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http://kitatabi-blog.at.webry.info/200706/article_22.html

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http://kitatabi-blog.at.webry.info/200706/article_22.html

いずれも‘葉っぱ’が邪魔をして、全体としては、残念ながらソメイヨシノに劣る!

<アカシア問答>

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1041098285
ニセアカシアとアカシアの違いは何ですか?ニセの方しか見たことがありません。

A1「ミモザの樹」って見たことない?
黄色いモサモサした花が咲くヤツ
アレが一応「本物のアカシヤ」の仲間です。

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http://mie0123.blog44.fc2.com/blog-entry-37.html

葉の形もいろいろあって、あのような羽状複葉(鳥の羽みたいな葉っぱ)じゃなくて普通の葉っぱっぽくなっている種類もあります

あとは・・・
サバンナ特集のテレビで、キリンが傘みたいな形の樹の葉を食べているでしょう?
あれもアカシヤの仲間です。アカシヤ属の総称なので、様々な種類があります。

A2:ちょっと話がややこしいですが・・・ アカシアの雨に打たれて。。。という歌がありましたがこの歌に出てくるアカシアとはニセアカシアの事です。又、アカシア蜜として採蜜された蜂蜜もニセアカシアの蜜なのです。

では何故これがニセ(偽)となったかといいますと最初に日本に持ち込まれた時の誤解でアカシアとされたものが後に本来のアカシアというものが解かったので乱暴にも間違っていた最初の物にニセ(偽)とつけてしまったわけです。

では、アカシアとは何かと申しますとフサアカシアやギンヨウアカシアなどのネムノキの様な葉をもつもので一般的にミモザあるいはミモザアカシアともいわれます。(ちょっと更にややこしいのですがミモザとは本来はオジギソウの事です。) アカシアは他にも何種もありますがフサアカシアとギンヨウアカシアが最も身近なアカシアだろうと思います。

A3日本で普通に“アカシア”というとそれは「ニセアカシア」なのが一般的です。
丈夫で手入れもほとんど不要、美しくて香りの高い花が咲く…といいことづくめなので街路樹や公園などに一気に広まりました。
アカシアとニセアカシアは同じ「マメ科」に分類されます(一部違う説もあります)が、その下の「属」が違います。
明治時代に日本に導入された「ニセアカシア」を単に“アカシア”と呼んだので、今でもそのまま“アカシアと言うことがあります。
(たとえば“アカシア蜂蜜”はニセアカシアのもの。)
なお、“アカシア”はその仲間全体を指す名詞で、「アカシア」という名前の植物があるわけではありません。
たとえば「キク」という名前の菊がないようなものですね。



(つづく)
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