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第101回日本水彩展:(その2)東京都美術館の盛況ぶり!
2013年06月08日(土)13:53、遂に「第101回日本水彩展」の会場へ!

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2013年06月08日13:53

そんなに大袈裟に言う必要はないが、佐々木亮介画伯の絵にお目にかかれるという一種の緊張感があった!佐々木画伯の絵については以前にこの弊ブログでも2度程ご紹介した覚えがある!

佐々木画伯の数々の作品は、後記する彼のHPを見て戴ければ納得される筈であるから、ここはひとまずおいておいて、早速今回の展覧会場へ・・・。

先ずは、千点以上(1,329点)もある作品の中から、我が‘佐々木亮介画伯’の作品展示場所を探すことから始めないと、最初から見て行くといつ佐々木画伯の作品に辿りつくか見当もつかない!

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25もの展示室があるらしい。上記の通り、1,329点もの作品があるのだから、拝見するのに一点に1分かけたとしたら、1,329分=22.15時間かかることになるのである。ということは、2時間で全部を見てみようと思ったなら、1作品を約6秒で見なければならないという計算になる! どうやら、目的の絵画は‘第13室’! じゃあ、まっしぐらに!

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あった、あった!ござんした!佐々木亮介作‘引き潮’である!これは一度船橋で多分お目にかかった作品である。展示の位置も今回は満足出来る位置にある。 多分昨年のこの日本水彩画展だったと思が、東京都美術館さんに‘ケチをつけた’記憶がある。

何とも‘照明方法’がまずいのである。作品は普通の場合ガラスで保護された額に作品は入れられている。こんなことは美術館側だってよ~く知っている筈であるのに、照明を蛍光灯の直接照明にしてあるのである。東京都美術館と名乗っている以上、美術品を間接照明にせずに直接照明にしているという、誠に‘お役人様’がお考えになることと言ったらお粗末で、間抜けもいいところである!

海外、特にヨーロッパからプロの方達が来られたら、恐らく彼等は‘日本人の美術品に対する配慮の無さ’に‘愕然’とされるに違いない!

東京都知事の猪瀬さん、この事をご存じなのだろか? オリンピック誘致に懸命なのはよろしいが、東京都美術館の管理責任者は、多分東京都の職員なのであろう! 額のガラスに直接照明の不細工な蛍光灯の‘翳’が映っても何の痛みも感じない‘唐変木’の職員! 次の写真をよ~く見て欲しい!

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これらの作品は、どんなに立つ位置を前後左右に工夫して見ても改善が不可能だったのである。勿論、絵の鑑賞が出来ない程遠のいてしまえば、蛍光灯の影響が無い場所はあるだろうが、そんなのは論外である!

拝啓 猪瀬東京都知事殿 一度で結構ですから、己が最終責任者である美術館の照明の具合くらいご覧遊ばせ、ませませ!それでもお気づきにならなければ、東京にオリンピック誘致など100年早い!と誰かが言ってました。敬具

展示して貰う場合の最高の場所は、一番下の段! 今年の内閣総理大臣賞は、そんな訳かどうかは知らないが、一番下だった!

最悪の場所は、一番上!どの作品も被害を被っている!

変に勘ぐれば、いい作品は意図的に一番下の段に???   逆は言いたくないが・・・。

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一番下に展示された‘佐々木亮介画伯’の作品! これだって‘真正面’からでないのは、少し蛍光灯が映るからである!

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http://www2.plala.or.jp/sasaryo/index.html 
   2012年 「 引き潮 」佐々木亮介(千葉県)  111.0×144.6㎝

こちらの画像は、佐々木亮介画伯のHPから拝借・引用させて戴いた同じ作品である。

上の二つの作品を見比べて欲しい! 下の状態で真近かで本物を見たいから展覧会会場へ我々は出向くのである。

そんな鑑賞者の気持ちを東京都美術館の蛍光灯直接照明が踏みにじり、怒りに変えてしまっている。

以下の画像は、今回私の稚拙な観賞力で選ばせて頂いた‘力作’ばかりである。

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この木洩れ日は、実に素晴らしい!誰かの作品を思い浮かばせる! フランスのさ! あの~、ほらあの人!

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http://d.hatena.ne.jp/kusa69/20060713
そう、そう!‘ルノアール’だよ! 「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」(ルノアール)初めて見た時、男の背中の‘グルグル’には驚いた!流石に印象派!

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作品は、こんな風に展示されている。壁が落ちて来そうなくらいに一杯!

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この作品は素晴らしい!何百年も昔に一瞬にして我々を連れて行って呉れる! 声まで描かれているではないか!と思う位である。

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この作品も実に素晴らしい! 親子なのだろうか? 親子の人間関係まで‘くっきりと’描かれている!

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この佛石像、素晴らしい!

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この作品は、今回の作品中5本の指作品である! 馬と人間の‘足の裏’の歩調を合わせることで‘人馬一体’を表し、且つ長年連れ添う人間関係に示唆的教訓を与えている。残念ながら、蛍光灯の影響を消しきれなかったが・・・。

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一番上に配置させられた悲劇を予測してか、真ん中の作品は危険を覚悟でガラスを外してしまっている!ずっと前に、佐々木画伯にお聞きしたのだが、こんな出し方をされる方もおられるそうである。美術館側は、何も感じないのだろうか? 左の作品は前出の通り、被害を被ってしまった!

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「夜明け」とあるが、若者の表情に‘或る意欲’が感じられる!

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コーナーでも、被害を受けている!

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ヴァイオリンの音さえ聞こえて来る!

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往年の名俳優・志村喬ばりの品性の高い人物像。このモデルの人物にお会いしたい気にさせる。

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このフラメンコダンサー、今にも動き出す風情である。座っているのに動いているより以上の躍動感がある!素晴らしい!

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これが今回の表彰者と作品出品者である。

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この作品が、今回の内閣総理大臣賞。震災の悲しさが伝わって来る!素晴らしい作品である。

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東京都知事賞だそうだが、都知事にはご覧戴いたのだろうか?

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この作品のシンメトリーは‘美’というシンメトリーではなく‘想い’のシンメトリーなのだろうか?

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これらの作品は、このアングルからでないと蛍光灯の被害を被ってしまう!

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この船の絵は、素晴らしい! 5本指かも?

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この作品もなかなかの余裕である!作品を勝手に細工してはいけないのだろうが、鑑賞のためだからお許しを!

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少ししか余裕のない画家では、‘板材’に‘メモをピン止め’、まで!

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ところが、板材の右端上に、この‘蜂’!一体何の意図だろうか? こんな余裕、余り見たことが無い!

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これらの作品も一番上の段のため、被害を被ってしまった! しかし、

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この船の作品は、作者の方には申し訳ないが、蛍光灯のお蔭で‘面白さ’が一寸だけ増している! 絵の様子が実にいい!

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こんなモチーフの作品が沢山ある!私の紹介したものにも。 強調と焦点という意味で見る人を惹きつける!

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最上段は、こんな感じで被害を被っているのである。

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いい作品も沢山あるというのに・・・。

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このおじさんも熱心に見ておられた。

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さて、こちらの一番左の人、熱心に作品に近づいて見ておられる。目の前の作品は、先程紹介した内閣総理大臣賞の作品。この方が、かなり長い時間、一人占めなのである!

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もう何分も経ったが動こうとはしない!見たい人は沢山いるのに・・・。自分が他人様にご迷惑を掛けていることに気付かないのである。困ったものである!

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2013年06月8日14:27
ま~だ、最前線で見ておられるようなのだが、・・・・。ここまでで千点を越す作品を見て回った感想は終わりである。

13:53から14:27まで、34分間の大急ぎ観賞であったが、満足感はあった!

① これだけ大勢の方達の出品参加があったこと
② 我が‘佐々木亮介画伯’が65歳を過ぎられても作品が見事なこと


さて、改めて、佐々木亮介画伯の作品の素晴らしさを、ど素人の私が解説(=怪説?)を試みたい!

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題名は「引き潮」 この‘引き潮の風景’が絵のど真ん中である。

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拡大して見るとその良さが堪能できる! 船やその他のものは、この‘引き潮’を引き立たせるためにだけ存在する! このタッチがいい! 波が引いて行くのではない!海水が引いて行くのである!

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この‘焦点’の‘焦点’が、この部分である!何と言う観察力と実現力なのであろうか!私が尊敬して已まない理由である!


このブログで佐々木亮介画伯を御紹介した‘ハイライト’をど~ぞ!

私の推奨する日本の印象派(?)画家(ピンからキリまで:2012年02月13日版)
http://kissyarita.blog.fc2.com/blog-entry-58.html
20120213141821f5c佐々木亮介画伯
http://www2.plala.or.jp/sasaryo/04-10.html
佐々木亮介作・静けさ 2004

佐々木亮介画伯と作品(ピンからキリまで:2013年01月27日版)
http://kissyarita.blog.fc2.com/blog-entry-412.html
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http://www2.plala.or.jp/sasaryo/11-8.html
2011年   「男・65歳」      72x60㎝

20130127161058675パソコン待ち画面
私のパソコンの待ち受け画面は、佐々木画伯の作品である!ということは、一日に何回も作品を見ては感動しているのである!

佐々木画伯のHP(http://www2.plala.or.jp/sasaryo/index.html)には、彼の作品が一杯! どうかご高覧を!

最後にもう一度・・・。

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http://www2.plala.or.jp/sasaryo/index.html
 
   2012年 「 引き潮 」佐々木亮介(千葉県)  111.0×144.6㎝

実はこんなタッチで、昨日のブログの書き始めに紹介した、我々家族の‘最寄駅’である‘JR本納駅’を佐々木画伯に描いて貰いたいと思っているのである!

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(つづく)
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